あらすじ
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石から生まれた<孫悟空>は天界にのりこむが、釈迦にいさめられ、石に閉じこめられる。やがて西域に経をとりにいく三蔵法師の供を命じられます。おなじみ中国古典文学の傑作。登場人物や武器はページ毎に絵入りで解説。下巻には登場人物の事典付き。
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Posted by ブクログ
悟空と三蔵のたびがはじまる。八戒や悟浄を仲間に入れて旅が続くのは
おなじみのストーリー。
三蔵に出会ってからの悟空も、とびぬけて強いのは同じ。
このとびぬけて強い悟空も、危機に陥れないと、お話が成り立たない。
そこで登場するのが、弱いくせに言うことだけは立派(?)な三蔵で
彼が悟空のうまい具合に足かせになってくれる。
三蔵は相手が妖魔だろうと、人だろうと、とにかく相手を殺すのを嫌がるので、
自分を殺しに来た相手にすぐやられそうになる。
あげくのはてには、悟空が自分を助けようとしているのに、妖魔の罠にはまって、
悟空を信じず、悟空を破門してしまう、などなど。
ちょっとワンパターンにはまってきたかなあというところで、
お話はエンディングに向かって行く。
訳者のまとめかたが絶妙でとにかくおもしろかった。
Posted by ブクログ
悟空がなんだかんだ言って三蔵を慕っているのがいいな。
あと、沙悟浄はドラマの悟浄役の岸部シローさんと違って真面目なのも面白いし、悟浄の「大師兄(悟空のこと)、二師兄(八戒のこと)」って呼び方がいい。
お馴染みの金角・銀角兄弟も登場し、悟空たち三人と渡り合う強さを持っているものの、やっぱりチートは紫金紅葫盧(しきんこうころ=紅ひょうたん)!
そして妖魔のくせに、悟空の生死を確かめないと安心しない慎重な金角…ぷぷぷ。
中巻も面白かったです!
Posted by ブクログ
〈中〉も抜群に面白い。
悟空がいい兄貴になってる。強いし頭はキレるし師匠を本気で守ろうとする姿がいい。ちょっと悪ノリがすぎる時もあるけど、それもご愛嬌。
悟浄は頼りになるし格好いいし、さすが元捲簾大将。
地味に白竜もいいキャラしてる。最後の砦はこの男。
下巻も楽しみ!