松岡圭祐のレビュー一覧

  • 高校事変 IX

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    結衣の発熱。足元フラフラ、集中力低下という状態が長く続く。一方、田代勇次の鬼畜の所業、川崎市内の民家での惨劇を通じて、平和ボケした日本人の危機意識の欠如という寓意が感じられた。医療用3Dプリンタで拳銃を製造する現場に踏み込んだ結衣だが、まんまと勇次の主治医・嶋倉の術中にはまり、囚われた挙句に田代ファミリーの隠し財産探しに駆り出され……しかし、そこから怒涛の展開。メンパスが保存されているかもしれないSDカードをブラフに、ギリギリの交渉をした末の勇次との最終決戦。始まりの地・武蔵小杉高校!

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    2022年12月12日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

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    「催眠」、「千里眼」にはじまり、「マジシャン」、「万能鑑定士Q」、「探偵の探偵」と様々な作品を手がけてきた作者の最新シリーズ1作目
    得意の、うんちく盛りだくさん作品です

    どうやってこれだけ知識を集めて、ハイペースに書いていけるのか不思議です
    その上、説得力もあるから大したものですね

    このシリーズは文学に関わる、所謂ビブリオミステリーです
    ビブリオミステリーといえば「古書堂」の方が先に上がりますが、切り口の違うこちらも面白いです

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    2022年12月11日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    松岡圭祐『優莉凛香 高校事変 劃篇』角川文庫。

    先頃、全12巻で完結した『高校事変』のスピンオフ的なサイドストーリー。優莉結衣の憎たらしい妹の優莉凜香が主人公だ。

    やはり、結衣が登場しないと物足りない。残念ながら凛香には主人公は重すぎ、あくまでも脇役にしか過ぎないようだ。

    平成凶悪のテロリストであった優莉匡太の四女の優莉凜香は何かにつけ、姉の結衣を意識しながら、姉より劣る自分に焦燥感を募らせながらどうにか生きていた。

    またまた問題行動を起こした凛香は春休みに北海道の帯広錬成校で規定カリキュラムを受けることになった。しかし、その学園は武装暴力団に支配され、巨額の遺産を持つ韓国人少年を監禁

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    2022年12月10日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    ネタバレ

    前作からとても楽しくなっています。
    主人公に舞い込むいくつもの相談事と自身が抱える問題とで、物語はいったいどうなってしまうのだろうと思っていましたが、最後は見事でした。ナリラウギスにはやられました!
    ネチネチと犯人に迫っていくタイプも好きですが、本作のようにいきなり解決編という展開も、スッキリしていていいなと思いました。

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    2022年12月10日
  • 高校事変 V

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    孤高の女子高生として描かれてきた結衣もどんどん人情味が出てきた。でもその反面、殺人の手段が猟奇的で過激で残忍さも増幅してきて、「結衣ちゃん、大丈夫か?」と思ってしまう。

    シリーズも中盤に入ったけれど、全くの衰えなく、どんどん読み続けたいぐらい中毒症状が出てきた。

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    2022年12月09日
  • 高校事変 II

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    シリーズ2作目。また別の高校に通い始めた結衣の周りで起きた事件に踏み込んでいく話。なかなかのバイオレンスぶりだけど、娯楽本なので読める。

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    2022年12月07日
  • 探偵の探偵IV

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    紗崎玲奈編の完結。
    前作で一応の決着をみたが、本当の終わりではなかった。
    壊れてしまった玲奈と琴葉の関係はどうなるのか。
    そして全てが終わった後、玲奈はどうするのか。
    とてもハードでやきもきもしましたが、シリーズ通して大満足です。

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    2022年12月05日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    ネタバレ

    杉浦李奈の推論第四弾。脅迫メールを送られシンデレラの原典を辿ることになった。シンデレラはディズニーが夢のある子ども向けで、原典はグリム童話の怖い話だと思っていたのだが、そもそもグリム兄弟は伝承された話の収集なのでもっと遡れるらしい。文章をデータとしてとらえ、単語や文節の出現頻度と共出現の相関、出現傾向や時系列などを解析することで、読んだだけではわからない情報を解明するテキストマイニングで検証するという着眼点がおもしろかった。伝承に近い原文でかけてからの逆転が痛快だった。縄文時代の米福粟福が原典?夢がある

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    2022年12月03日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

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    3巻目にして、ようやく引き込まれてきた感じです。
    解説にも「…前作とは作風が一変…」とあったので、そういうことかと納得。
    今回も、作家の苦悩や出版の裏事情が、フィクションとはいえ、とても生々しく描かれていて、読者としてはとても考えさせられるものがあった。

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    2022年11月30日
  • 探偵の探偵III

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    ここで一旦ひと段落なんでしょうか。
    玲奈は妹の復讐を果たすためのみ、探偵として活動してきた。
    これからどうなって行くのでしょう。
    妹を殺された玲奈に同情しつつも、応援しきれないところがあります。
    そのもやもやも良いところだと感じています。

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    2022年11月30日
  • JK II

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    心が壊れることを恐れないで。1番強くなれる時だから。いちどもな勝てなくていい。負けさえしなければ。

    かっこいい
    1.2合わせて何人葬り去ったのか分かんないけど

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    2022年11月27日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 0

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    ネタバレ

    凜田莉子のチープグッズから独立したての時のエピソード。
    時系列は『事件簿Ⅹ』の後の物語で、爾北会を壊滅させた後でその世界で一躍有名となった彼女がバンクシー・漢委奴国王印を巡ってグアムや福岡・熱海と言った所を旅していく。時系列こそ小笠原と出会う前だがメタ的には今までの事件を彷彿とした言葉を、物語の中では予言のような形になっているのがとても面白かったです。
    今回も松岡作品よろしく『グアムの探偵』から主要キャラ3人が登場しており、レイが相棒代わりとして真相を明らかにしていく。私はこのキャラクターをこの話で知ったのでどんな物語が向こうで展開されていくのかが読むのが楽しみになりました。
    小笠原と出会う前

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    2022年11月27日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川

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    テンポが早く、サクサク読めるのに内容はしっかりしていて、読んでいて引き込まれる。
    しかもしっかりキャラクターの成長まで書いていて、ラストも驚きがあり、すごいと思う。
    あと本に関する知識が少し増えるのも嬉しい。

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    2022年11月26日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    世界各地に伝わる昔話をタイプ別に体系化したAT分類なるものがあるのは勉強になりました。 

    テキストマイニングにより発祥地域を辿るのは興味を惹きました。

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    2022年11月22日
  • 万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉

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    無事完結。
    今まで関わってきた人もちょこちょこ出てきて、
    人の死なないミステリーのこのシリーズ好きでした。

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    2022年11月20日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

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    シリーズ第2作。女児殺人を書いた小説家が自殺した。作家が犯人なのか、自殺ではなく他殺なのか。ノンフィクション本の取材という形で真相に迫る李奈。事実にあまりにも似ている小説。それが作家の死後、発刊される。作家の部屋にあった『悪霊島』、被害者宅になかった『告白』。本の謎を読書で解き、読書家の心を本で動かす。殺人犯のトリックも出版業界ならでは。騙された感のない意外な展開。読みごたえのする一冊。

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    2026年01月12日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    星3.5

    うーむ。
    何が違うんだろう。
    主人公への思い入れか?

    面白いけど、
    のめり込むまでは行かないという感じ。

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    2022年11月16日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

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    ネタバレ

    杉浦李奈の推論第三弾。副題のクローズド・サークルという題名からして何が起こるのかとドキドキしながら読み進めていた。人がひとり亡くなり、犯人は誰かと考えるところで李奈と同じミステリー作家の友人の優佳と一緒にアイデアを出すところで、犯人は単独犯じゃなくこちら側に協力者がいないとできないとは思った。一度、李奈が謎解きして、こういう結末なんだと納得仕掛けたのだがここで終わりではなかった。複数で共犯事件の場合はお互いの牽制のために証拠を残しておく。なるほど。一気に読んでしまった。

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    2022年11月14日
  • JK II

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    紗奈とヤクザの対峙している詳細な描写はリアリティがある。

    後半のカーチェイスは海外映画を見ているような感覚にとらわれた。

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    2022年11月14日
  • 高校事変 X

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    松岡圭祐『高校事変 X』角川文庫。

    ついにシリーズ第10弾。

    評判が良いので、この10巻までは古本屋でまとめ買いし、11巻と12巻、最近刊行されたスピンオフ作品を新刊で購入した。

    前作で田代ファミリーが壊滅し、ストーリーは新たな展開を見せる。死刑となったテロリスト・優莉匡太の呪縛はまだまだ続く。優莉結衣は何処へ向かうのか……

    これ程、結衣が痛め付けられるのはシリーズで初めてだろう。今回は結衣が公安に協力してホンジュラスに向かうという余りにも無理があり過ぎる設定で少し残念。

    武蔵小杉高校事変を始めとする武装襲撃事件への資金提供を行っていたシビックの創始者は優莉結衣の兄の架祷斗という驚愕

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    2022年11月22日