松岡圭祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ参加している読書会の「ホームズパスティーシュ」回で紹介した作品。面白かったです。
ライヘンバッハの滝壺に教授を落としたものの教授への殺人容疑でお尋ね者になってしまったシャーロック・ホームズは、兄の計らいで旧知の伊藤博文を頼って日本へ国外逃亡しました。
ふたりの出会いそのものは日本が攘夷に揺れてた維新前にロンドンでだったけど、伊藤博文が総理大臣になった後に再会したら険悪な仲に。そんな状況で伊藤博文を頼らざるを得なくなってしまったけれど、逃亡先の日本では関係改善できてほっと。「タイトルの対とは?」と思っていたら、お互いに考え方や意識の違いで対立していたことかな…。
丁度日本では大津事件が起きており、一旦収束したかに思えたけれど再び帝政ロシアとの開戦が危ぶまれる事態にシャーロックが挑む、みたいなお話。
市井の日本人がだいたい英語を解するのは??だったけれど、それ以外は意外と無理なく事件解決にシャーロックが関わっていてすごいです。近代国家へ生まれ変わろうとしている日本がシャーロックにも影響していく。
伊藤博文以外にも井上馨や陸奥宗光も出てくるし、ニコライ二世はもちろん、他のロシア高官たちも実在するのだろうな。
びっくりしたのが、北海道警にいる斎藤という警部。えっこれ斎藤一?と思って読書会でも話題にしたら、「斎藤一は1892年の退官前には北海道に務めている」って教えてもらって、「斎藤一まで!?」とたいへんざわつきました。すごいな。。
読書会では他にも様々なパスティーシュが紹介されました。聖典もパスティーシュも読みたい本が増えました。 -
Posted by ブクログ
ハイ!
今度は、修学旅行のついでに、武器密輸業者とか関連の暴力団を!
しかも、米軍基地内みたいなとこで!
更に、戦闘ヘリ「コブラ」を!
あらゆるものを武器として使う機転には感心するけど、そこまでとは!
(心の中:「ない!ない!」)
まぁ、お父ちゃんと違って、悪ではないから、いっぱい殺めても、関係あるみんなが自主的に黙ってる。
ある意味カリスマ!
お父ちゃんより怖いかもしれん。
自身の殺人欲望をええ方に使ってるから、ええんかな?
やっぱ、あかんわな?
でも、次は、どいつをやっつけてくれんの?って期待してる自分がいる…
もっと、やってまえ!
でも、悪人だけにしてな〜! -
Posted by ブクログ
『高校事変』シリーズのスピンオフ作品といえるか。
荒唐無稽ここに極まれり!の感。
ホンジュラスを後にした優梨結衣が、日本へ帰る途上に北朝鮮に入国していたとは。
かの国で、相変わらずの壮絶なバトルを繰り広げた後の帰国の方法が、北朝鮮の弾道ミサイルに乗り込んでとは(ネタバレかもしれないが、他の方のレビューですでに書かれているので)笑。
荒唐無稽でありながら、決して絵空事に見えないのは、敵味方の銃器などの武器も具体的に固有名詞で描写され、彼女の戦闘シーンも、そのひとつひとつが著者の筆力でリアルさを倍加させているからだろう。
些細な小事をあげつらうことなく、優梨結衣のスーパープレーを素直に満喫しよう。