松岡圭祐のレビュー一覧

  • 高校事変 VIII

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    相変わらず面白えな。まさか原爆まで登場するとはよ。この巻でも即興の電子工作でいろいろやったりして荒唐無稽なんだけどストーリーの勢いと必要最低限の説得力で展開させる松岡圭祐のエンターテイメント力すごい。とは言え今回の敵モブがみんな「白塗りのパンク」ってのは雑だろw 殺されても湧き続ける奴らのモチベーションはなんなんだ?まあそれも物語の疾走感からすると些細な事なんだけど。ついに田代父を倒したので田代次男との決戦が近いな。兄弟姉妹との関係も深まりを見せててじわっと良かった。

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    2023年03月09日
  • 探偵の探偵II

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    ネタバレ

    妹の仇を追う紗崎玲奈の執念ともいえる行動に目が離せない。映像化されていたドラマと同時進行で読んだけれどやはり小説を読み終えてからドラマを見た方が良さそうなのでドラマは3話まで見てストップした。玲奈役は北川景子なのはピッタリ。小説で描かれてるようなグロいシーンやきわどいシーンは流石に省略されているようだから小説を完結させてからドラマを見ようと思う。
    玲奈の見方になりそうで、今後も関係が発展しそうだった窪塚の殉職は想定外だった。窪塚の娘柚希の授業参観に行く玲奈、泣けてくる。そして琴葉の存在の大切さを改めて知る。次のターゲットが見つかったとことで次の展開にが楽しみだ。

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    2023年03月05日
  • 高校事変 VII

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    すごいな巻を追うごとに面白くなるな。優莉結衣は最強女子高生であり戦場の死神で21世紀最高のヒロインだと思う。この7巻だと結衣の感情が刺激される展開がいくつもあって、本人の意に反して共感してくれる人たちが増えていくのも読み応えあるし、それとは相反して兄妹が殺されるかもしれなくても目の前のクズを殺さずにいられない、ってぶっ壊れっぷりが痛快。それにしてもアクションシーンが痺れる。目に浮かぶ戦闘シーンは映画そのものだよ。しかしよく7巻までテンション落とさないな〜すごいよ。えっそんな都合よく?みたいな展開もあるんだけど、なんかそれすらドラマティックで映画的なんだよな。続きを読みたい。

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    2023年03月03日
  • 高校事変 III

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    強い!強過ぎるやろ!
    9歳までの英才教育がここまで戦闘能力を上げるもんか?
    高校での武装集団みたいなんをやっつけ、ヤクザ壊滅!
    お次は、外国でテロ組織みたいなヤツを!
    まぁ、巨悪をやっつけてる感じやから、良しとするけど、何人殺してるんやろ?
    こんなん死刑になったお父ちゃん以上かもしれん。理由はどうあれ…
    「警察につきまとわれるのを疎ましく思ってきました。でもそれ以上に我慢ならないのは無視です。厄介ごとを避け、無関心をきめこむのが大人であるなら、わたしたちは誰も救われません。大人から気にいられ、選ばれた子だけが歓迎される社会であれば、わたしのような生い立ちの子に居場所はない。ほかの多くの子たちに

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    2023年03月02日
  • 高校事変 XII

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    幼・小・中・高・大学一貫校として開校するはずだった森本学園が最初の山場。矢幡元総理の妻が、まさかの黒幕だったとは。下敷きになっている現実世界の出来事も事実は小説より奇なりだが、本作品はなかなか事実も小説も奇なり、である。テグシガルパでの実戦経験が結衣を大きく成長させ、架禱斗を追い詰めるまでに実力は伯仲。メタンガスによる敵艦隊壊滅や、横須賀基地から飛来した核ミサイルの無力化、高度1万mからパラシュートなしの滑空など、最終巻ならではのサービス場面が続く。結衣の武蔵小杉高校での卒業式で大団円に涙しそうになった。

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    2023年03月01日
  • 高校事変 VI

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    いや〜初っ端から面白いわ。今までなかった調子に乗った同級生をぶっ潰すシーンは爽快。んでトントン拍子でヤクザを壊滅させて、からの展開がまたすごいな〜だから沖縄なんだね。妹との再会とかまたちょいちょい結衣の情緒を刺激する描写も良い。ラストの飛行機のところは予想してなかったから面白かった。まあ高校事変は読んでると目が点になるよね。荒唐無稽なんだけど完全に荒唐無稽じゃないギリギリのところが面白いな〜。

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    2023年03月01日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    スピンオフものとして、今までの優莉凛香とはちょっと雰囲気の違う物語です。中二病全開のメチャクチャ短気な面とアオハル好きの乙女チックなシーンが混じった、気持ちが落ち着かず、じれったい感じをしながら読みました。高校事変本編ではヤンチャばかりが目立つが、時折、結衣にすがる可愛さをのぞかせているのに気づいていましたが、本作では凛香の中二ならではの青臭い心の揺れ動きが色々と書かれて、とても新鮮でした。シリーズの途中(甲子園編)の直前時期として本編を思い出しながら読めると更に面白くなります。一読の価値あり。

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    2023年02月27日
  • 高校事変 XI

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    結衣はまだテグシガルパ。そして場面は健斗がいた葉瀬中学校の夏休み補習授業の場面。ここで智沙子による殺戮。凛香が印旛沼で半グレ集団と坂東警部一家を殺害しようとする場面は、後半に結衣が先回りしていたことを読者は知ることになる。その後は宮村総理の詰めの甘さと架禱斗による日本政府支配の描写。ウェイ五兄弟の登場。篤志、凛香のおバカ兄妹は鉄板コンビとして、結衣と共に囚われの身。いや~盛だくさんの11巻だった。すぐに最終巻へと進もう!

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    2023年02月27日
  • 高校事変 V

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    面白えな。いきなり公安警官ぶっ殺すわの超展開からの澪との再会からの妹の裏切りと全く息をつかせないし、飽きさせない。そんな中途中のバトルシーンで鎖鎌が出てきて、は?マジで?ってなった。全くテンションが落ちないこのジェットコースターにみんな乗っていけ。すぐ次読もう。

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    2023年02月27日
  • JK

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    前半が辛すぎて読むのを止めようかと思ってしまいましたが、鮮明にイメージできてしまうこと、気持ち悪くても読み進めてしまうこと、これが松岡さんの凄さでもあると感じました。Ⅱも読んでみようと思います。

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    2023年02月27日
  • 高校事変 V

    匿名

    購入済み

    第一章完結。次章も期待

    原作ファンで、あの『高校事変』の世界がどう表現されているかを楽しみにして読み進めて来ました。原作第一巻分が完結。このシリーズの原点ですが、大いに楽しめました。次章も期待します。

    #アツい #カッコいい #エモい

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    2023年02月26日
  • 高校事変 IV

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    おもしろ!4巻目は探偵もの仕立てかー、と思ったら前半であっさり謎解きは終わって息もつけない展開でグイグイ引っ張られて読ませられた。よくあの端緒からこの展開に繋げるな。しかもテンション落とさずに話続けられるなあ。主人公の兄弟への想いや小さい子達への慈しみが多く描かれてるのも感情移入できて良かった。ラストの黒幕が出てくるとこも今まで予感させられてたパーツが繋がって今後の展開を予感させられてとても良い。続きをすぐ読む。

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    2023年02月26日
  • 高校事変 III

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    おもしろ!3作目でまだこのテンション維持できるのかー凄い作者だな。まさか女子高生が海外でほぼ正規軍と交戦とか想像出来ないわ。今回は仲間まで増えちゃってさ、そこに主人公がサイコパスなのかどうかってとこを引っ掛けてきてさ。この連中が次作以降で登場するのかとか楽しみすぎるだろ。しかし前回のレールガンと言い今回の酸素なんちゃらの爆発と言いちょっと規模が凄すぎない?あと、1作目の国務大臣云々についてやや解説されててやっぱ気になる人多かったんだよなと思った。この勢いで続きも読む!

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    2023年02月25日
  • 千里眼 マジシャンの少女 完全版 クラシックシリーズ6

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    ネタバレ

    いや~ほんとに、最近の物語にはないくらい壮大な大風呂敷を広げてくれる。だからこそめちゃくちゃワクワクするし、あり得んだろ!と思うところもあるが、エンターテイメントとしては最高。

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    2023年02月24日
  • 高校事変 II

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    痛快!対軍隊の次はこう来たかよ。レールガンは若干唖然としたけどあー赤石山脈はウイングスーツでか!と気づいたとこではニヤリとした。このヒロインめちゃくちゃ使いまわせるな。しかし寄生獣の後藤以上の組事務所での殺戮は痛快すぎる。なんとか結衣をモンスターにしないように所々甘い感情を描いてるけどどうなるか楽しみではあるな。

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    2023年02月24日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VII レッド・ヘリング

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    まさか聖書まで読んでいるのは思っていませんでした。杉浦りなさん。人間としても大きくなっているとおもいます。

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    2023年02月23日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川

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    見立て殺人は芥川?
    使う物語は『藪の中』とか『蜘蛛の糸』かな…なんておもったら、『桃太郎』???
    恥ずかしながら芥川が桃太郎を描いていたなんてしらなかった。
    『蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇』は読んだことがあるはずなのだが…

    そしてこの芥川桃太郎は、不思議なおわり方をする。
    本作でも言及されているが、執筆当時の時代背景を考えないといけない。
    それにしても、本作は新興宗教だとか、親子の関係だとか、戦争だとか、どうも最近の事情を入れ込んでいるように感じてしまう。
    だとしたらすごい執筆スピード。
    プロは違う。
    なお、好みの問題を言えば、本作、いままでの杉浦李奈シリーズの中では一番好きだ。

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    2023年02月12日
  • 高校事変 II

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    9歳の時の英才教育で、今も凄い戦闘能力!
    「武蔵小杉高校事変」から転校して、数ヶ月で、このバイオレンス!
    アリバイは完璧に近いけど、警察が疑うのも分からんではないな…
    まぁ、しかし、結衣ちゃんが相手をするのは、人ではない感じの人なんで、スキっとする。
    自身の暴力衝動を治める為という面はあるにしても…
    ニューヒロインには、拍手を送りたいが高校生である必然性が、私には分からん。何か、もっと、それなりの職業に…あっ!「探偵の探偵」と被ってしまうわ^^;
    高校生だからこそ、意外性があるんかな…
    しかし、こんな英才教育受けた子供がまだ、何人もいてるみたい。みんなが、悪を裁く側になれば良いけど…
    あっ!一

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    2023年02月12日
  • 探偵の探偵 桐嶋颯太の鍵

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    璃香はどうすればよかったのか。どこで間違ったのか。
    その問いがいつまでたっても消えない。

    「探偵の探偵」は好きなシリーズだったのでスピンオフでも続きが読めるのは嬉しい。

    それにしても桐嶋は、璃香の仕返しだと分からないようにストーカーにダメージを与えるべきだったのでは?
    自分が璃香の立場だったらそう思うだろうなあ。仕返しが怖いし。

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    2023年02月05日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手

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    5作目なのに冒頭からぐいぐい引き込まれました。今回はいつもの作家友達ではなく、3作目との絡みで進んでいったのもまた違った感じで良かった。主人公の推論に対する迷いや怖れ、それでも信念を突き通すべきだと己を奮い立たせる姿が今まで以上に迫ってきました。
    スマホが作中でとても自然に使われていることや、業界の話の分かりやすさには作者の力量を感じずにはいられません。フィクションなのに、リアリティがすごい。

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    2023年02月04日