あらすじ
正視できるか、これほどの悪を。乗り越えられるか、これほどの憎悪を! 「探偵の探偵」第3巻。悪徳探偵を「駆除」するためにまったく手段を選ばない玲奈は、警察から24時間マークされることになる。玲奈は監視をかわしながら、自分と家族の人生を破壊した「死神」を追い続ける。ついに姿を現した「死神」の驚くべき正体とは。あまりに過酷な闘いに、玲奈の心は持ちこたえられるのか?
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Posted by ブクログ
9年ぶりの再読。
ⅠとⅡは、大まかなあらすじしか覚えていなかったのに、この巻は、市村凛との直接対決シーンのインパクトが強く残っていて、再読してもハラハラ、ドキドキが味わえて面白かった-!
再読して気付けたのが、市村凛以外の登場人物たちが、「高校事変」でも登場(活躍)していたことを知れて、嬉しくなった。また「高校事変」も再読しようっと!
それにしても松岡圭祐さんって、それぞれの作品の登場人物を他作品にもリンクさせているから1度読んで終わりって気持ちにさせず、再読させて何度も楽しませる達人だなって思った。
ほんと感服。
Posted by ブクログ
琴葉ちゃんは普通の女の子で、普通の感覚の持ち主だと思うのです。非日常的な世界では命とりで、琴葉ちゃん自身も傷ついてしまうし、玲奈も傷つけちゃうし、胸が苦しくなってしまう。
Posted by ブクログ
この巻も一気読み。
ついに出てきましたよ市村凛。
いや~、確かにこの女は本当にくそビッチですよね~(おっと、口が悪くて失礼。)
でも、市村凛との確執が『高校事変』に持ち込まれるってことは、次作の『高校事変Ⅺ』では本作の主人公・紗崎玲奈と『高校事変』の主人公の優莉結衣との対決があるってこと?
少なくとも結衣の妹の凛香との対決はあるってことだよね。
やばいね。
まあ、単純な戦闘力だけをとったら玲奈は、結衣はもちろん中三女子の凛香にもかなわないだろうけどww。
いろいろと想像が飛び交ってしまいますが、いったい次回の最終巻でどうなるのか?
早く次、読も。
Posted by ブクログ
死神への復讐が終わって、ストーリー的には一段落。でも、対探偵課が色んな探偵事務所に創設され、琴葉が実姉を守ったことによる精神的なダメージから、二人がどう復活していくのかが楽しみ。
Posted by ブクログ
警察にマークされながらも、死神の手がかりを掴んだ玲奈。しかしその正体は意外な人物だった。
私、桐嶋さんが怪しいと思ってたんだけど、疑ってごめんなさい。本物の死神はもっと狡猾で性格が悪くて虫唾が走る人物だった。
最後の琴葉の変わり方が悲しくもかっこよかった。
Posted by ブクログ
実写ドラマを先に見ているので、大筋知ってましたが、
小説版の方がドキドキ感が全然違う
正に松岡ワールド、面白すぎる!!、エグすぎる
ドラマのラストまで辿り着いて、その先あるんねって事で
続きを読みます
Posted by ブクログ
正視できるか、これほどの悪を。乗り越えられるか、これほどの憎悪を!
悪徳探偵を「駆除」するためにまったく手段を選ばない玲奈は、警察から24時間マークされることになる。玲奈は監視をかわしながら、自分と家族の人生を破壊した「死神」を追い続ける。ついに姿を現した「死神」の驚くべき正体とは。あまりに過酷な闘いに、玲奈の心は持ちこたえられるのか?
Posted by ブクログ
やっと市村凛との対決巻まで来た。この悪役が高校事変の次期ヒロインの母親かと思うと胸が熱い。それにしてもあっさり倒され過ぎなのでもうちょっと活躍して欲しかった。それにしても執拗に琴葉との間を壊そうとする作者だなぁ。全体的にデジタル技術に関する理解が薄っぺらいし、即興で武器を作る描写も杜撰なので、このあと磨きをかけての高校事変なんだなと思って読むと優しい気持ちになれる。
Posted by ブクログ
相変わらずの玲奈の幅広い知識には驚くばかりだけれど今回は終盤に明らかになる死神の正体にがっかりした。そうであって欲しくなかった。琴葉との別れも泣けてくる。玲奈にとって心のよりどころになる場所、人が見つかるように祈らずにはいられない。
Posted by ブクログ
ここで一旦ひと段落なんでしょうか。
玲奈は妹の復讐を果たすためのみ、探偵として活動してきた。
これからどうなって行くのでしょう。
妹を殺された玲奈に同情しつつも、応援しきれないところがあります。
そのもやもやも良いところだと感じています。
Posted by ブクログ
探偵の探偵シリーズ第3弾。
前回からの続きであり、「死神」の正体が明らかになる回。2巻の最初から伏線を張っていて大きな伏線を回収していくところがとても素晴らしい思いました。
登場人物のほぼ全員が不憫な目に遭うという所はこのシリーズの共通点であるが、今回は特に激しい回だった。セメント漬けや刃物による攻撃などのバイオレンスな描写や死神のサイコパスぶりが弧の作品をより鬱なものにしていると感じた。
琴葉の究極的な選択によって、玲奈と琴葉が結果的に引き裂かれてしまうのがとても悲しかった。そして死神の正体を突きとめただけでは終わらず、師匠である姥妙の正体を暴くという話に繋がっていく。復讐を終えた先に一体何が待っているのか、とても楽しみです。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
紗﨑玲奈:小松未可子
峰森琴葉:Lynn
桐嶋颯太:花江夏樹
伊根涼子:白石涼子
土井修三:飯島肇
佐伯裕司:今井文哉
須磨康臣:神谷明
竹内勇樹:佐藤拓也
成川彰:堀秀行
市村凜:山崎和佳奈
坂東志郎:江原正士
船瀬卓:難波圭一
長谷部憲保:草尾毅
峰森彩音:M・A・O
Posted by ブクログ
相変わらず玲奈が可哀想すぎる。
琴葉が二者択一を迫られ、出した回答を聞いた玲奈の気持ちが胸を打つ。その答えを出した琴葉の心情も思いやられる。
このシリーズはどこまでヒロインを傷つけていくのだろう。4作目を読むのが怖い。
Posted by ブクログ
遂に死神と対決!第3弾!
でも、まだ、この小説は続きます!
妹の恨みを晴らせたか?…何か微妙。
まぁ、晴らしたところで、妹は帰って来ないしね。
それより、琴葉との別れの方がキツいか…
琴葉のファイナルアンサーは、仕方ないとは言え、ツライのはツライわな。
お互い妹、姉の代わりと考えてた部分もありそうやし。
でも、現実は、そう優しくなく…
目的もなく、対探偵課としてやっていくのか…
多分、次は、死神を育てた奴かな?
楽しみ!
Posted by ブクログ
読み終わって、本当に救い用のない気持ちになりました…。
鑑定シリーズとは違った、リアルを描かれてる気がします。
救われる結果が待ってることを望みます。
Posted by ブクログ
菜々の正体には驚き。玲奈の理性を失わせて、暴力対暴力で解決すると思いきや、先を予測すること、知性があることは強さだ。
読んでいる途中でお昼寝したら、恐ろしくグロテスクな夢を見た。自分が玲奈みたいに強くて頭がいい人になっていて。かっこいいけど、平和に生きたい。人を痛めつけなくていいように。
Posted by ブクログ
いよいよ死神との対決!
「こんなに嫌な人間がいるか?」っていうくらいに腹立たしい奴に、玲奈は立ち向かうわけなのですが、この物語としては琴葉との関係が重要になっています。
まだシリーズは続くようなので、玲奈にとって救いのあるような終わり方を願っています。
Posted by ブクログ
相変わらず玲奈が強すぎる。でも時々涙を流し弱さも見せる。このギャップを個人的には好きになれない。
どんでん返し的なストーリー展開はとても楽しめた。
最終決着はやっぱりあっさりし過ぎな感あり。
次作で新たな敵に向かって行く糧となるのは何なのか、ちょっと違った観点で期待。
Posted by ブクログ
〇 評価
サプライズ ★★★★☆
熱中度 ★★★★☆
インパクト ★★★★☆
キャラクター★★★☆☆
読後感 ★★☆☆☆
希少価値 ★☆☆☆☆
総合評価 ★★★★☆
〇 総合評価
シリーズ1作目から紗崎玲奈が追っていた「死神」という悪徳探偵と対決する。「死神」の正体が,シリーズ2作目のDV被害者の1人,市川凜だったのは,素直に驚くことができた。DV被害者という立場が完全に隠れ蓑になっていた。澤柳奈々という名前が偽名であったことと,澤柳奈々が女を捨て,男になっていたことから,スマ・リサーチの桐嶋颯太が「死神」ではないかとも思ったくらいである。伏線も結構あからさまで,野放図のリーダーである淀野が殺害しようとして,窪塚警部補が助けたのが市川凜だった。スマ・リサーチの封筒を利用できたという点もポイント。それでも市川凜を疑えなかったのはDV被害者という存在が,完全に心理的な盲点となっていた。サプライズは高い。
玲奈は相変わらずひどい目に遭う。市川凜との最後の対決シーンでは琴葉に裏切られてしまう。Qシリーズとの差別化を図っているのだろうが,ここまでひどい目に遭うのは,苦手な人もいるだろう。
シリーズ1作目から3作目までを一つの作品として見れば,熱中度の高くサプライズもある作品と見ることができる。読後感が悪く,インパクトがある作品。欠点はスカッとしないところだろう。あと,市川凜が死神だと見抜いた人にとっては,そこまで評価は上がらないかもしれない。
個人的には見事に騙されたので,評価は★4としたい。
〇 メモ
後藤清美という女性が,浅村克彦(=成川彰)という悪徳探偵に騙される。清美はショックを受け,車に引かれて死ぬ。死ぬ前に,紗崎玲奈に相談をしていた。玲奈は,警察を撒き,浅村に報復をする。
峰森琴葉と桐嶋颯太は,元野放図の宇佐美秋子が「死神」=澤柳奈々の連絡先を知らないか調査をする。
スマ・リサーチの須磨康臣のもとに,坂東志郎警部が訪れる。警察は浅村の事件で玲奈を疑っている。須磨は,玲奈に澤柳以外の悪徳探偵への行為で前科が付かないように注意する。
スマ・リサーチには,「澤柳奈々」についての記録がある。澤柳は7回資産を持っている男性と結婚し,男性はいずれも死んでいた。
一般社団法人日本調査業協会における会議。須磨は対探偵課の廃止を提案される。しかし,逆に,ほかの調査会社にも対探偵課を設置するように進言する。
DVシェルター事件の被害者の1人である市村凜が,スマ・リサーチを訪れる。凜は,DV加害者である沼園賢治から追われていた。澤柳がDV被害者の居場所を探しあてており,玲奈の名を利用していた。
玲奈は琴葉とともに,市村凜が隠れることができる場所を借りる。
野放図のリーダー格だった淀野が死ぬ。玲奈はおとりとして,自分の名前で不動産を借りる。玲奈のは,正規の探偵社が作った対探偵課にマークされる。
琴葉のもとに,姉から自殺をほのめかすメールが届く。
玲奈は沼園に襲われる。竹内探偵事務所のメンバー達に助けられる。
各探偵社が澤柳についての情報を集め,澤柳の居場所が分かる。しかし,澤柳は悪徳探偵ではなかった。死神が澤柳を名乗り,戸籍まで持っていたのだ。
琴葉は死神の罠に陥る。彩音はコンクリート詰めにされそうになる。
玲奈のもとに,死神からメールが届く。玲奈は琴葉と彩音が捉われている場所に行き,死神と対面する。
死神は,市村凜だった。市村は自分自身がDV被害者だったので,DVシェルターの居場所を知ることができた。
凜は,玲奈のことを調査していたという。凜は,琴葉に姉と玲奈のどちらを殺すか,非常な選択をさせた。琴葉は,姉を助け,玲奈を殺すことを選んだ。
玲奈は,自分がコンクリート詰めにされることを予測し,砂糖を混ぜた。0.05パーセントでも砂糖が混在すれば,セメントは硬化しない。
各社の対探偵課の面々は,玲奈が工場にいなかったと証言する。玲奈は,スマ・リサーチを辞め,竹内探偵事務所に所属することになる。
市村凜=死神に探偵技術を教えたという「姥妙」という人物の名前が出てくる。
琴葉は姉に会う。その後,探偵として生きていく決心をする。琴葉と玲奈は荷物を引き渡すために再会する。玲奈と琴葉は,今後は異なる探偵社の対探偵課に所属することになるので,許可なく会えない。玲奈はひとりになる。
Posted by ブクログ
ドラマで観てたので大体の内容は把握してたけどそれでも楽しめた。 相変わらず読みやすい文章で疾走感があるんだけど、それでも他の作品(他の巻)に比べると引っかかりがあったかな。 理由がわかんないのであてにならない個人的な感覚でしかないけど。 ここからどう展開していくのかわかんないので次も楽しみ。
Posted by ブクログ
どんどんおもしろくなってきた。
衝撃の展開。麦ちゃん。
やっぱりドラマ観たいなぁ。
あぁ。玲奈、ひたすら不憫。
過去に受けてきた心の傷ゆえに
捻じ曲がったのか、純粋に元々悪なのか、
ぶっ飛んだ異常さの死神。
性善説を信じたいけど、世の中には
本当にクズみたいなやつもいっぱいいる。
いろいろと考えさせられる。
Posted by ブクログ
この物語の結末はどうなるのだろう。
いったいどこに救いがあるというのだろう。
玲奈が歩んできた、そしてこれから歩いていかなければならない、あまりに過酷な運命に心が痛んだ。
究極の選択が玲奈にもたらしたものは、より一層過酷な道でしかない。
死神との対決だけが、いまの玲奈を支えているような気がする。
常に冷静に状況を把握し、己のルールに従って成すべきことを成す玲奈。
ときには冷酷に牙を剥き、ときには非情な行為も辞さない。
けれど、なぜかいつも危うさを感じる。
ハードな場面が続けば続くほど、玲奈が辛い状況に追い込まれれば追い込まれるほどに、小さな体を縮めてうずくまるガラス細工のような玲奈が浮かぶ。
新たな展開になる「探偵の探偵4」。
ここまでシリーズを読んできて読まないわけにはいかない。
Posted by ブクログ
やっと復讐相手にたどりつく、そしてピンチになるけどやっつける。最後の戦いはあっけない。
相変わらず精神的に強いのか弱いのかどっちつかず。
この巻では砂糖が大活躍。ちょいちょいはさんでくる雑学が売りかもしれない
Posted by ブクログ
シリーズ完、かな?いつもながらに面白かったです。犯人もまさかまさかの存在!古典的な展開ではあるけど、とても上手に目線を逸らされたな〜と言った感想です。
玲奈の目標が達成された一方で、まだ諸悪の根源は取り除かれていない…もう一作やるつもりなのかしら?スマリサーチから他の会社に移ったのも、なんだかよく分かんない展開でした。そしてもう一つ、あまりにも玲奈と琴葉のレズっぽい描写が多くて、そこまで求めてないです…って感じになっちゃった。この作者ならもっと丁寧に玲奈と琴葉の関係を描けるだろうに、あえて湿っぽくしてる気がして残念〜
Posted by ブクログ
ひとまずここで一息つける内容。妹の情報提供をした無免許の探偵に決着。まだ謎は残っているが(物語を完結させないため?)、ここまで読めば人心地。探偵の探偵という報われない職種に救いはあるのだろうか。続きがどうなったか気になる。
Posted by ブクログ
松岡作品に必ず登場するのは、スーパーウーマン。
この作品も例外ではない。
傷つきながらも、最後は読者の胸をスーっとさせるスーパーウーマン。
第三巻は少し微妙な終わり方だった。
第4巻は最終
どのような結末だろうか
Posted by ブクログ
まだ続きがあるそうだけれど
主人公は今後、何を生きがいに生きていくのだろうか。。。
主犯格も14歳で事件に合わなければ
違った生き方をしていただろうし
一期一会の悪い言い方って何かあるだろうか。。。
印鑑のこととか、物事って本当
悪いことしようと思うといくらでもできてしまうが
制限は難しい。。(包丁とか。。)
Posted by ブクログ
こんな嫌な探偵、とっちめてやってぇ〜だわ。
そんな場面からはじまった。そして、だんだん確信に近づいていっているようなんだけど。このわかりそうでわからない感じが先を読みたいにつながっていいわ〜。
最後まで諦めない。そのためにもできることはあらかじめやっておく、そういう生き方をしないとね。
Posted by ブクログ
読書録「探偵の探偵3」3
著者 松岡圭祐
出版 講談社文庫
p61より引用
“ 豚の貯金箱は、誤解から生まれたという
説がある。陶器用粘土(pygg)で作ってほしい、
そんな依頼を職人がpigと聞きまちがえたと
いう。”
探偵を調査する女性探偵を主人公とした、
長編アクションミステリ。
寒さの残る春先、帰りの電車賃すら気にす
る女性が、男と会っていた。饒舌な男は彼女
に対し、遠回しに追加費用を要求する…。
上記の引用は、街中の壊れた豚の貯金箱を
観ての場面。本当かどうかは判りませんが、
今では定番の貯金箱の形になっていて、いい
商売の種になったのではないでしょうか。
主人公の過去に、一つの決着が着きます。
この巻で終わるのかと思いきや、まだ続くと
巻末に書かれています。
ーーーーー
Posted by ブクログ
まさかの死神で話は面白かった。
玲奈が感傷的なところが共感出来ない。
涙を流すシーンが全巻通じてあり、泣くなよ〜といつも思う。絶対泣かない強い女であってほしかった。