松岡圭祐のレビュー一覧

  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川

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    テンポが早く、サクサク読めるのに内容はしっかりしていて、読んでいて引き込まれる。
    しかもしっかりキャラクターの成長まで書いていて、ラストも驚きがあり、すごいと思う。
    あと本に関する知識が少し増えるのも嬉しい。

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    2022年11月26日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    世界各地に伝わる昔話をタイプ別に体系化したAT分類なるものがあるのは勉強になりました。 

    テキストマイニングにより発祥地域を辿るのは興味を惹きました。

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    2022年11月22日
  • 万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉

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    無事完結。
    今まで関わってきた人もちょこちょこ出てきて、
    人の死なないミステリーのこのシリーズ好きでした。

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    2022年11月20日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    星3.5

    うーむ。
    何が違うんだろう。
    主人公への思い入れか?

    面白いけど、
    のめり込むまでは行かないという感じ。

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    2022年11月16日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

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    ネタバレ

    杉浦李奈の推論第三弾。副題のクローズド・サークルという題名からして何が起こるのかとドキドキしながら読み進めていた。人がひとり亡くなり、犯人は誰かと考えるところで李奈と同じミステリー作家の友人の優佳と一緒にアイデアを出すところで、犯人は単独犯じゃなくこちら側に協力者がいないとできないとは思った。一度、李奈が謎解きして、こういう結末なんだと納得仕掛けたのだがここで終わりではなかった。複数で共犯事件の場合はお互いの牽制のために証拠を残しておく。なるほど。一気に読んでしまった。

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    2022年11月14日
  • JK II

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    紗奈とヤクザの対峙している詳細な描写はリアリティがある。

    後半のカーチェイスは海外映画を見ているような感覚にとらわれた。

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    2022年11月14日
  • 高校事変 X

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    松岡圭祐『高校事変 X』角川文庫。

    ついにシリーズ第10弾。

    評判が良いので、この10巻までは古本屋でまとめ買いし、11巻と12巻、最近刊行されたスピンオフ作品を新刊で購入した。

    前作で田代ファミリーが壊滅し、ストーリーは新たな展開を見せる。死刑となったテロリスト・優莉匡太の呪縛はまだまだ続く。優莉結衣は何処へ向かうのか……

    これ程、結衣が痛め付けられるのはシリーズで初めてだろう。今回は結衣が公安に協力してホンジュラスに向かうという余りにも無理があり過ぎる設定で少し残念。

    武蔵小杉高校事変を始めとする武装襲撃事件への資金提供を行っていたシビックの創始者は優莉結衣の兄の架祷斗という驚愕

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    2022年11月22日
  • JK II

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    ネタバレ

    有坂紗奈はかつてヤクザに両親を殺され、自身も暴行を受け、とある島へ売られた。そこから江崎瑛里華として復讐する為に舞い戻ってきた。
    KPOPダンサーYouTuberとして生計を立てていた瑛里華は撮影中にチンピラが現れて正体を暴かれそうになるが、返り討ちにした。そのチンピラが持っていたバッグの中から犯罪計画と思われるメモを見つけ、自分を幽霊にしたヤクザ達の計画を阻止すべく動き出した…

    警察に目をつけられDNAを求められた時はドキドキでしたが、まさか別人だったとは思いませんでした。せっかく手に入れた江崎瑛里華を又捨てて、次はどんな人になるのでしょうか。

    バイオレンスアクション描写が目を背けたくな

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    2022年11月10日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

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    ネタバレ

    無人島でのクローズドサークルによる見えない犯人との攻防かと思いきや、身内に犯人がいたという種明かしは驚きでした。作家のリアルな有名になるまでの道のりの険しさなども知れてとても面白かったです。

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    2022年11月05日
  • 万能鑑定士Qの探偵譚

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    ネタバレ

    万能鑑定士シリーズの長編シリーズ。
    前回の『探偵の鑑定』の少し前に起きた波照間島での出来事を描いた本作。今作の莉子は、波照間に帰り自分を見失っている所から始まる。小笠原との微妙な関係性や、石垣島での伝説における莉子のトラウマ、コピアとの再会など多くの見所がある本作。その分、本のページ数も多いが読み応えの多い作品である。
    ストーリーも濃いものとなっており、『推理劇Ⅳ』で逮捕されたコピアがまさかの偽物であるということ、今までの推理劇シリーズ4編が全てコピアの手によって引き起こされておりタイトルこそが弧比類巻兄弟の犯罪記録そのものだったという所がメタでありながら上手くできているなと思いました。
    樫栗

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    2022年11月03日
  • 高校事変 VIII

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    栃木県内の泉が丘高校に再編入が決まった結衣。前巻で新任教諭・伊賀原と出会う、この展開は既視感を覚える怪しいパターンや。手製原爆の存在を確信した結衣、凜香、篤志の3兄姉妹がとった行動……それが宇都宮駅前の餃子店に100人以上の半グレ連中を集め、原爆探索をさせるという驚きの行動。マイクを使ってのやり取りが笑ってしまう。原爆騒ぎが一段落し、舞台は田代ファミリーが逃亡を図るフェリーへ。ここがアクションシーン最大の見せ場。最後に検察審査会特別公開手続きを回避するコン・ゲーム的要素まで入った。どんだけエンタメなの!

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    2022年10月28日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

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    Ⅰ、Ⅱ巻より読みやすく面白かった。
    李奈は死体を見てもあまり動揺せず冷静に行動しているが。これは成長の証?でも、こういう成長は???

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    2022年10月28日
  • JK II

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    細かいところのリアリティーがすごく、大きなあらすじがリアリティーが薄いこのシリーズ。でもそんなことは全く気にせずひたすら痛快さを楽しめます。

    ただ、千鶴の将来を考えて千鶴と別れなければならないと判断した紗奈の気持ち、かつてのアルバイト先で頼りなかった同僚がテキパキ働いている所を見た時の気持ち、切なかった。

    紗奈にも幸せが来るのだろうか。

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    2022年10月24日
  • 高校事変 III

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    奇想天外な筋立てで、少し驚かされます。ありえないの印象は一作目から続いてますが、最後まで一気読みしてしまいました。

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    2022年10月23日
  • 高校事変 VII

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    沖縄からの帰路のハイジャック事件をきっかけに京都の施設に軟禁された結衣。取調べのため兵庫県警甲子園署へと連れて行かれる場面から、2019年夏の回想に切り替わる。高校事変1への序章。それは、2020年春の伏線でもあった。コロナで中止となった甲子園球場にやって来た、結衣の通っていた泉が丘高校の父兄、生徒を巻き込み、悪徳警官と田代ファミリーが共謀した武器密輸を、ダークヒロイン結衣がぶっ潰す! もうこのシリーズに夢中の自分がいた。

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    2022年10月22日
  • 高校事変 VI

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    とうとう6巻に手を出してしまった。高2の沖縄修学旅行を舞台に、貧困ビジネスへの反感を切っ掛けに、武器密輸に関わる暴力団組織と、密輸に関わるアメリカ民間軍事会社をぶっ潰す! ケーブルテレビで放映してファンになったNCISが出てきてビックリ。米軍基地内で繰り広げられる攻防が終わったと思ったら、帰りに飛行機でハイジャックと、息をつかせぬ展開。結衣を守る弁護士やCA、スカイマーシャルの目の前での彼女自身の発言は、もはや隠しようもない。本シリーズの虜になってしまった。

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    2022年10月19日
  • 高校事変 XI

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    全てが終結する
    探偵の探偵の宿敵、市村凛は主人公優莉結衣の妹
    凛香の母、また主役の紗崎玲奈も登場
    (別に万能鑑定士Qとコラボ)
    そして千里眼シリーズの宿敵、友里佐知子は主人
    公優莉結衣の母・・・ゆうり=友里=優莉

    そして今回は窮地のように見せかけた結衣の逆襲
    まさに次巻で大団円となる(´・ω・`)楽しみ~

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    2022年10月15日
  • 高校事変 V

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    銀座デパ地下サリン事件の回想から導入された本巻は、後に被害少女と結衣との遭遇という展開を十二分に想像させた。結衣の少女時代の回想、公安警察のマッチポンプ的不正、事変1で登場した澪、技術習得系高校のKNS免除制度と、盛りだくさんのコンテンツが、徐々に一つの方向に収斂していく。千葉の農業高校での事変は、足手まといの澪、沙津希を連れてのアクションで、主人公が悪役を相手に長話しても殺されない究極のご都合主義(笑)。妹・凜香の裏切り、その裏で糸を引く田代ファミリーも存在感を増してきた。凜香を見逃した結衣はどうなる?

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    2022年10月13日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川

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    子供を産んでから
    毒親って言葉に敏感になりました。
    やっぱりどこの親も根本には
    子供の為にと思ってやってる。
    でもそれが子供を苦しめてしまう。
    子育てって本当に難しい。
    正直今回は事件の事よりもその事が
    気になって
    子の目線、親の目線で
    色々考えてしまって物語に
    入り込めなかったかなぁ。
    私も子供にこれからも悩む事は沢山あるけど
    愛していると言う事だけは
    伝えて行きたいと思った。

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    2022年10月13日
  • 高校事変 IV

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    結衣の弟・健斗が、中学校のスキー合宿の貸切バスで事故に遭う場面から物語は始まった。2、3巻で妹・凜香を登場させたが、本作では健斗の自殺という、やや不可解な展開。弔い合戦という動機にしたかったか? 韓国系半グレ集団パグェとの闘いになる。その息のかかった私立高校に結衣が乗り込んだまでは良かったが、新たに結衣の監視担当となった公安2人もノコノコやって来て、結衣の戦闘を目の前で見てしまう。結末はどうなるかと思ったが、やはり公安の2人は結衣を見逃すことになった。やや安直だったかも。

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    2022年10月11日