松岡圭祐のレビュー一覧

  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VIII 太宰治にグッド・バイ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回のテーマは太宰治。
    太宰の遺書と見られる文書が発見され、本人の筆跡である可能性が高い事が判明。だが、それを筆跡鑑定した鑑定人の仕事部屋でボヤがあり、太宰の文書と共に焼けてしまう。そして鑑定人も不審な死をとげ…

    李奈が凄く出世しましたね!
    最初はカクヨム出身の売れないラノベ作家でしかなかったのに、今回はサイン会までやるまでになって、やっと売れる様になったんだと嬉しくなりました。

    李奈にも想う相手ができそうだったのに、理不尽な理由でそれも叶わず、切なかったです。

    おどおどしてた初期に比べて、強くなった李奈に巻を重ねる度に成長を感じました。

    0
    2023年04月18日
  • 探偵の探偵III

    Posted by ブクログ

    やっと市村凛との対決巻まで来た。この悪役が高校事変の次期ヒロインの母親かと思うと胸が熱い。それにしてもあっさり倒され過ぎなのでもうちょっと活躍して欲しかった。それにしても執拗に琴葉との間を壊そうとする作者だなぁ。全体的にデジタル技術に関する理解が薄っぺらいし、即興で武器を作る描写も杜撰なので、このあと磨きをかけての高校事変なんだなと思って読むと優しい気持ちになれる。

    0
    2023年04月16日
  • 優莉結衣 高校事変 劃篇

    Posted by ブクログ

    すごいな。核ミサイルに乗り込むなんて( ̄∇ ̄)
    古くは鉄腕アトム、最近ではジェームスボンドやバッドマンやんか。それを女子高校生がやってのけました。
    11〜12巻には出てきてない統一教会みたいな宗教団体がチラッと。13巻への伏線なんかな。12巻で卒業しようと思ってたのに。読んでまうやん。その前に妹のスピンオフも読まねば。

    0
    2023年04月16日
  • 高校事変 XII

    Posted by ブクログ

    どこまでも話を大きくしながらも、力業でねじ伏せる。嘘は大きければ大きいほど、そして何度でも重ねれば、本当のように聞こえてくる。
    「結衣は自分にいいきかせた。いまこそ涙を力に変えろ。ほとばしる感情のすべてが武器になると思え」
    なんとクサすぎる表現。でも変容した結衣には似合ってる。かっこええやんか。
    さて次は北朝鮮編にでも参りますか。

    0
    2023年04月15日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川

    Posted by ブクログ

    今回は見立て殺人か・・・
    それにしても、芥川版「桃太郎」なんて知ってる人どのくらいいるんだろ?
    そして毒親って誰?ってか

    0
    2023年04月13日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    杉浦李奈の推論第五弾。日本小説家協会の懇親会会場が火災に巻き込まれ、小説家、編集者などの出版業界の人々が亡くなり、生き残ったのはたった2人。犯人は信頼できない語り手がトラップかもしれないと思いながら最後の方までからくりに気づけなかった。警察を信用できないと思ってから情報を仕入れることもできず、今回は信用できる兄、友人もいなく、周り道をしてしまった感じだった。人気作家櫻木沙佑里とは前回から絆ができ、今回から鑑定士の凛田莉子も登場してきた。鑑定士の方はまだ読んでいないのだが読んでみようかな。

    0
    2023年04月12日
  • アルセーヌ・ルパン対明智小五郎 黄金仮面の真実

    Posted by ブクログ

    著者の頭の中を見てみたい。
    てんこ盛り過ぎるという人もいるかもしれないが、歴史的な探偵と泥棒へのリスペクトが詰まったオマージュに、様々な点と点がものすごいスピードでつながって行く。物語に登場する、黄金の仮面などの原作を読みたくさせる、挑戦的な高揚感のある一冊。

    0
    2023年04月10日
  • 高校事変 XI

    Posted by ブクログ

    11巻になっても「飽き」を感じさせない。今度はほんまに爆発させやがった。しかし、結衣はどこまでもかっこいい。いや、ますますカッコよく強くなっていく。
    「笑わせんなカス」

    0
    2023年04月09日
  • 高校事変 X

    Posted by ブクログ

    ホンジュラスで血と泥にまみれたセーラー服のままで、パスポートもたぶん持たず、いったい、これからどないしはるんでっか?

    0
    2023年04月08日
  • 高校事変 IX

    Posted by ブクログ

    若い頃に読んだウルフガイシリーズのある巻の犬神明を思い出した。狼に変身する力がなくなり、敵に翻弄されしつくされるが、最後の最後にデュポンのガスライターを握りつぶし、甘い香りのガスが漂う。そんなシーンが今も脳裏に焼き付いている。結衣もいつもの結衣にいったいどこで戻るのか、ドキドキしながら読んだぜ。

    0
    2023年04月08日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XII

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    謎の手紙で呼び出されて相手が誰だかわからないのにゲームのような試験を受けさせられるのが不気味で良かった
    任意の人たちをランダムだと思わせて選ばせるやり方、そんなことになるのか〜ってなった 手数が多いけどたいして動いてないってことなのかな

    0
    2023年04月05日
  • 探偵の探偵II

    Posted by ブクログ


    ボコボコにされまくり系ヒロインの2冊目。いやー面白いんだけど読めば読むほどユウリユイのプロトタイプ感強いわー。やってる事もユウリユイより若干劣ってるだけに。まあこれ描いたから結衣が生まれたと言えるのかもだけど。相変わらずガジェットの適当な解説がうまい。しかし水分のパーセントのとこは全然わからなかった。なんで10kgを2%で割って500kgなんだ?マジでわかんねえ。あと、窪塚刑事殺すのはひどいわー。市村凛が出てきてるけどまだ何にも絡んでこないから次を読んでみる。オーストラリアからの帰りの飛行機で読んだ。

    0
    2023年04月04日
  • JK

    Posted by ブクログ

    暴力的なヒロインは優莉結衣に次いで2シリーズ連続か。
    高校事変シリーズより好き。
    あんまり暴力描写がキツいと離脱してしまいそうだ…

    0
    2023年04月03日
  • 高校事変 13

    匿名

    購入済み

    ハードボイルドとは?

    結衣での高校事変から凛花に移ったんですね。最初から読んでいるのでスルーはできませんでした。
    今後の活躍どうなることやら!?
    自分で読む本のアウトローですが、何でも読んで行こうと思います。
    凛花がんばれ👍

    0
    2023年04月01日
  • 高校事変 IV

    Posted by ブクログ

    またや〜!
    こんなん命がいくつあっても足らんわ〜
    でも、生き残るんやな!
    強過ぎる感は、ありまくりやけど、スキっとはする。

    今回は、過去のライバルの半グレ集団!
    ほんまの半グレ知らんから分からんけど、こんな組織立ってたら、暴力団と変わらんやん!
    弟の仇を討つべく、半グレ集団「パグェ」と闘う!公安の2人と共に。
    銃だけやなく、格闘技も何種類も会得してて、どんな女子高生やねん!
    消化器ミサイル作って、一気に撃破とか、格闘技より、身近なものを最強兵器、武器に作り変えるのが凄い!
    またまた、死体の山に囲まれて〜

    最後に新たな闘いの気配を感じさせながら、次へと続く…



    最終回までに、何人を殺める

    0
    2023年04月01日
  • 高校事変 VII

    Posted by ブクログ

    「グレネード弾が甲高い音を奏でながら飛んでくる。後方で凄まじい爆発が巻き起こった。熱を帯びた爆風を背に受け、結衣は前方につんのめった。地面に転がり、すぐにまた立ち上がり走り出す。あらゆる銃火器の着弾が結衣を追い回す。走るうち視野に涙が揺らぎだした。結衣は笑っていた。声を上げて笑った。なにもかも滑稽なほど過剰だ。こんな非常識がまかり通る、それが自分にとっての青春だった。周りの誰もが当然のように平和を謳歌する中、ひとりだけ中東の戦場のように暮らしている。場違いで馬鹿みたいだ」このくだり、好きや。

    0
    2023年03月26日
  • 探偵の探偵

    Posted by ブクログ

    なるほどこういう話なのか。なかなか面白いな、世にある探偵物の物語を小馬鹿にしつつそれを現実にしようとしてるのが敵役ってのはなかなか面白い。高校事変みたいに主人公が驚異的な能力を持ってないので新鮮ではある。ただ、高校事変の方がスケールの大きさの面でも主人公の魅力の面でも今のところ遥かに面白いかな。

    0
    2023年03月26日
  • 高校事変 VI

    Posted by ブクログ

    もうこれで終わりなんやとホッとしてたら、残り58頁でえげつない展開。最後の最後まで気がぬかれへんやないかい!これはまるで、コーンの先っぽまでぎっしりアイスクリームが詰まった感じで、お得感満載!続けて7巻ぢゃ。

    0
    2023年03月25日
  • 高校事変 V

    Posted by ブクログ

    このありえない世界(いや、ある意味ありえるけれど)が体を熱くさせてくれる。ページを繰る手が止まらない。気づかされない伏線、鮮やかな回収、破綻を感じさせることもなく、この虚構はまるで薬物だ。続けて6巻ぢゃ。

    0
    2023年03月25日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VIII 太宰治にグッド・バイ

    Posted by ブクログ

    シリーズ8作目、刊行ペースと出版業界の裏を暴く展開は、相変わらず脱帽させられます。

    今回は太宰治『グッド・バイ』がテーマであり、太宰自体も掘り下げられております。また、いわゆる文春砲などの雑誌記者についてもテーマの一つと感じました。

    前半は、過去作での経験が何度か見られ、シリーズ読者はニヤリとするかと。

    グッド・バイや太宰治に馴染みがないと取っつきにくいかもしれませんが、謎解きまではスローな展開が続きますが、終盤は疾風怒濤の勢いで面白かったです。

    唯一気になるのは、とある雑誌記者の扱いについて、ちょっとどういった意図なのか、読みきれませんでした。
    単なるミスリード?なのでしょうか。

    0
    2023年03月24日