松岡圭祐のレビュー一覧
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ネタバレ今回のテーマは太宰治。
太宰の遺書と見られる文書が発見され、本人の筆跡である可能性が高い事が判明。だが、それを筆跡鑑定した鑑定人の仕事部屋でボヤがあり、太宰の文書と共に焼けてしまう。そして鑑定人も不審な死をとげ…
李奈が凄く出世しましたね!
最初はカクヨム出身の売れないラノベ作家でしかなかったのに、今回はサイン会までやるまでになって、やっと売れる様になったんだと嬉しくなりました。
李奈にも想う相手ができそうだったのに、理不尽な理由でそれも叶わず、切なかったです。
おどおどしてた初期に比べて、強くなった李奈に巻を重ねる度に成長を感じました。 -
Posted by ブクログ
またや〜!
こんなん命がいくつあっても足らんわ〜
でも、生き残るんやな!
強過ぎる感は、ありまくりやけど、スキっとはする。
今回は、過去のライバルの半グレ集団!
ほんまの半グレ知らんから分からんけど、こんな組織立ってたら、暴力団と変わらんやん!
弟の仇を討つべく、半グレ集団「パグェ」と闘う!公安の2人と共に。
銃だけやなく、格闘技も何種類も会得してて、どんな女子高生やねん!
消化器ミサイル作って、一気に撃破とか、格闘技より、身近なものを最強兵器、武器に作り変えるのが凄い!
またまた、死体の山に囲まれて〜
最後に新たな闘いの気配を感じさせながら、次へと続く…
最終回までに、何人を殺める -
Posted by ブクログ
シリーズ8作目、刊行ペースと出版業界の裏を暴く展開は、相変わらず脱帽させられます。
今回は太宰治『グッド・バイ』がテーマであり、太宰自体も掘り下げられております。また、いわゆる文春砲などの雑誌記者についてもテーマの一つと感じました。
前半は、過去作での経験が何度か見られ、シリーズ読者はニヤリとするかと。
グッド・バイや太宰治に馴染みがないと取っつきにくいかもしれませんが、謎解きまではスローな展開が続きますが、終盤は疾風怒濤の勢いで面白かったです。
唯一気になるのは、とある雑誌記者の扱いについて、ちょっとどういった意図なのか、読みきれませんでした。
単なるミスリード?なのでしょうか。