松岡圭祐のレビュー一覧

  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

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    シリーズ2作目

    前作は、本好きの自分にも(好みのジャンルでない引用が多かったので)正直ついていけないところが多かったが、今回は、横溝正史とかあって、少しは退屈しないで済んだ。

    それでも前半は、全く展開が読めないチンプンカンプン。謎解きに入ってからは一気読み。これが松岡小説。

    まぁ、次巻も読むことになるんだろうなぁ・・・

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    2022年05月15日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 I

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    ネタバレ

    事件簿・短編集に続く万能鑑定士シリーズ第一弾。
    彼女が上京時や瀬戸内店長から学習法を教わるシーンなどの過去のエピソードからの掘り下げのパートでシリーズのおさらいをしつつ、事件簿12巻で出てきた「コピア」と呼ばれる贋作者の登場などこれからの展開を予期する部分も多くとても面白かったです。
    ストーリーも過去のエピソードや角川社内で起きた事件の伏線を回収する所がとても気持ちよく、莉子の台詞の「鑑定は過去の価値を問いません」「いまどうあるかです」にもあるように、失敗してもまたやり直せるというメッセージが強く感じられた回だと思いました。また莉子と小笠原の恋路の行方もこれからもっと進展していきそうで楽しみで

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    2022年05月14日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

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    戦闘シーンもないし悪の組織も出てこないし純粋にミステリーを楽しめる。
    文学に関する豆知識も楽しい。これは『ビブリオ古書堂』っぽい。
    この系統でシリーズ化してほしい。

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    2022年05月13日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

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    作者が今まで作り上げてきた主人公とはちょっと違うけど、謎解きから最後のところは一気読みだった。

    なかなか面白かった。

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    2022年05月11日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

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    ネタバレ

    ラノベ作家の杉浦李奈が、雑誌対談した新進気鋭の作家の盗作騒動に端を発した不可解な事件に巻き込まれていきます。
    李奈が事件を通して作家として、また探偵役としての度胸や思慮深さがついていくところに彼女の成長を感じさせます。死者も出るし、真相がやりきれないところはありますが李奈が真相を暴くことで犯人に救いを与えたのが印象的でした。
    出版界を巡るミステリなので商業主義な面にも触れられていてそのあたりも見どころです。
    作者の他作品のように一見関係無く見える事柄が組み合わさってトリックや真相が出てくる様子は面白いのですが、最後の謎ときから結末にかけてが若干早急な印象がありました。

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    2022年05月07日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    ネタバレ

    シンデレラの元がこんなにあるとは
    知らなかった。

    全体的には、いつものように面白いし、
    あっという間に読み終わりました。

    RENは、李奈の調査能力や
    指示に従う事を
    何故こんなに信じられるのかが
    ちょっと疑問に残りました。

    「マドンナ達のララバイ」の伏線回収がいいね。

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    2022年05月03日
  • 万能鑑定士Qの短編集I

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    ネタバレ

    万能鑑定士シリーズ初の短編集。
    J.O.Aに出向した莉子が駒沢直哉とともに持ち込まれた依頼から仕組まれた犯罪や謀略を暴いていく。短編集のため、普段に比べても更にテンポが良い作品となっていて、読み飽きないのが良いところ。更に、小笠原を巡って莉子と瑠美の争いがあるところも物語が単調にならない工夫があってとても面白かったです。
    また、特等添乗員シリーズの主人公浅倉絢奈が登場しており彼女の活躍が分かる特等添乗員シリーズも読んでいきたいです。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    凜田莉子:佐藤聡美
    小笠原悠人:寺島拓篤
    宮牧拓海

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    2022年05月01日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

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    李奈さん。

    相変わらず、
    事件に巻き込まれてますね。

    シチュエーションは、
    実際にはあり得ないと感じましたが、
    小説としては面白かった。

    優佳さんは、
    サブキャラとして今回も登場してますが、
    相変わらず何の役にも立ってない。

    GW中に、積読状態のⅣも
    読んでみます。

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    2022年05月01日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    主人公李奈の成長度合いが読んでて凄みを感じる。

    こんな推論を堂々と冷静に言える?

    優しそうな雰囲気出しておいて、やること凄いのね。。

    この調子で本業の執筆も頼みますよー!

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    2022年04月28日
  • 出身成分

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    北朝鮮を舞台にしたミステリ

    出身成分と言う名の階級社会。抗うことができない絶対的な権力の中で、ある村で起こった殺人事件が真相解明に向けて捜査されていきます。

    北朝鮮であるが故に起こり得るストーリー展開に引き込まれるように読みました。

    脱北者の話をもとに書いているとのことで、北朝鮮の現状を想像しながら読むことが出来ました。

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    2022年04月27日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

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    杉浦李奈さんの性格の良さが伝わって、真実に迫りつつある中でも、ふんわりとした暖かさを感じます。
    Ⅰに続いて、今回も見事な追い込みでした。個人的には最後のページで救われた気になりました。次のⅢが楽しみです。

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    2022年04月24日
  • 高校事変 XII

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    ついに決着。長かった〜。

    武蔵小杉高校事変から始まり、日本全土を巻き込んだ、究極の兄弟げんか、長男・架祷斗と次女・結衣の戦い。

    最後の闘いの舞台は『森本学園』。
    『桜を見る会』『首相と夫人への忖度』『地中に埋められたゴミ』などなど、聞いたことのあるフレーズが…

    あの方々の顔が思い浮かぶ…

    しかも架祷斗の母親が、えー⁇

    すべてを自分のやったこととして、結衣を守った双子の姉・智沙子。血の繋がった姉妹としての愛が。
    結衣と凛香の姉妹も、最後には姉妹らしく。

    やっぱりヒロインは死なないんだねー。

    最終巻なのに、新巻の紹介が…
    確かに、最後の凛香、弘子のくだりは何か続きがありそうな感が…

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    2022年04月18日
  • 高校事変 VI

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    ネタバレ

    安定感あるな。面白さも結衣の強さも。
    沖縄戦が終わるのに、まだ残ってるなーと思いきや、まさかの飛行機内で一戦交えるとはね。

    結衣の沖縄修学旅行に加え、武器商人を根こそぎしばく話でした。

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    2022年04月11日
  • 出身成分

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    あくまでもフィクションです。
    しかし取材に基づく作品であるため、知らなかったことが満載でした。
    私の中の普通とか常識からかけ離れており、恐怖を感じてしまいます。
    狭い世界で生きているのを思い知らされました。
    そして、最高のミステリーでした。
    未来が明るいことを祈ります。

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    2022年04月08日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

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    シリーズ第2作。売れっ子作家の汰柱桃蔵が行方不明となる中、1週間後に発売される汰柱の小説が実際の女児失踪事件の当事者しか知り得ない内容だった。ラノベ作家の杉浦李奈は汰柱行方不明の当日に推協の懇親会で汰柱と知り合っており、真相を追う。
    前作では巻き込まれた形だが今作は積極的にノンフィクション本に取り組む為に取材を進める。内気だった李奈が人と触れ合い大きく成長している。前作は純文学、今作は文学他「乱歩」「清張」「横溝」とミステリがテーマ。出版業界の仕組みやエピソードがリアルに描かれ楽しい。
    ★★★★✩ 4.0

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    2022年03月29日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

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    シリーズ3作品目。
    一番面白くてハラハラしたかも。
    一作目から主人公杉浦李奈の成長が
    著しいですね。本当強くなったなぁ〜。
    なんと4月に4作品目が刊行との事。
    本当執筆スピード尋常じゃないですね。
    でも毎回濃厚で面白い。
    本当作家さんって天才ですね。

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    2022年03月23日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VIII

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    ネタバレ

    万能鑑定士シリーズの第8弾。
    今回も安定の面白さだった。自分の故郷を詐欺の被害から救おうとするべく親友と現地で出会った劉一家とともに謎の台湾人の正体を追っていくというストーリーで、今まで冷静に物事を分析するが今回は故郷の事と言うこともあり焦りながら謎を解いていく莉子の姿がとても印象的だった。被害額が11億円というシリーズの中でも多額のお金をだまし取られ外国を舞台になっているため、トリックや動機も大きな者だと思っていたが真相は単なる悪戯で使っているトリックもシンプルなものばかりだったことや林が行く度に仕掛けていたトラップが爪の甘いものばかりというしっかりしていないところの対比がとても面白かった。

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    2022年03月13日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VII

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    ネタバレ

    万能鑑定士シリーズの第7弾。脱税疑惑を持つ雑誌『イザベル』の編集長・城ヶ崎七海への莉子による4ヶ月間の内定調査と延べ棒の逆錬金術事件を縦軸にその中で起きる小説の盗作疑惑やペンダント盗難事件などを莉子の見識を持って明らかにしていく物語。
    7巻までで過去最長の期間をかけたストーリーだが、その時間の経過を感じさせないテンポの良い展開がとても面白かった。この回のゲストキャラクターである城ヶ崎の冷徹さは仕事への姿勢に加えて、堕落した家族を養うために脱税にまで手を染めている所がもったいなく、本気で城ヶ崎にあこがれていた園部以下、仕事に見合う給料を払わなかった結果、罪を犯してしまった雲伊などにまで様々な部分

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    2022年03月12日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

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    Ⅰ、Ⅱと少し変わって話が拡張した印象。

    とにかく今回はキャラクター達が動く動く。友人の那覇優佳の存在は李奈にとって心強かったでしょう。

    今回はあまり出てこなかったけど、レギュラー化されてきたキャラクター達のポテンシャルの高さに驚かされると同時に、どこまでその能力が引き出されていくか、今後の作品が楽しみ!

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    2022年03月07日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

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    本人は気づいているようで気づいていないが、実は感性が鋭い。

    なんだがこういう主人公に出会えるのが読んでて嬉しい。

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    2022年03月03日