松岡圭祐のレビュー一覧
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ネタバレ特等添乗員αシリーズ第一弾。
推理劇・短編集で登場した浅倉絢奈がどのようにして水平思考:ラテラル・シンキングを手にしていったのかがわかる本。劣等生としてスタートしたところは莉子と同じであるが、恋仲になるタイミング・家庭環境・師匠となる人物との関係性・個人事業主か会社勤めか...など対比が多くあり対照的で面白いと思った。莉子と一緒に謎を解いてはいるものの主人公である絢奈の活躍を崩さずメインがキチンと目立っていてとても面白かった。そしてこの忌避されがちであったこの思考法を教授した能登、それを個性として認めた莉子、そしてそんな彼女の才能を見いだした那沖と1つでもかけてしまうと彼女の才能が開花しなかったと思う。そういう意味で彼女のスタートとしては完璧だと感じた。これからも彼女の活躍を追っていきたいと思う。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
浅倉絢奈:花澤香菜
壱条那沖:小野賢章
能登廈人:銀河万丈
儒瀬樹里:種崎敦美
浅倉乃愛:悠木碧
泉谷:若本規夫
香坂隆司:林勇
黒須修平:てらそままさき
倉橋洸輝:速水奨
凜田莉子:佐藤聡美
小笠原悠人:寺島拓篤
葉山翔太:中村悠一 -
Posted by ブクログ
ネタバレ優莉結衣が暴力に暴力で立ち向かい全て返り討ちにするので、とうとう敵は彼女一人を消すために核兵器を持ち出してきた…えっ!?!?な8巻。
核爆弾を製造するのは高校の化学教師なのでどうしても『太陽を盗んだ男』を思い出すし作中でも出てきました。ジュリーはプルトニウム精製して作ってたけど、伊賀原先生は濃縮ウランで製造。しかもジュリーは目的なく原爆作ったから作ったあと(どうしよ…)ってなってたけど、伊賀原先生には明確な目的がありました。仕掛けたのは宇都宮。
結衣に懸賞金かけられて命狙われるけど、女子中高生たちの機転が凄いし、餃子店での半グレ・パグェ・田代ファミリーの下っ端たちとの気まずいオフ会を想像したらちょっと笑いました。笑い事じゃないけれど。彼らは見捨てられてるとはいえ、結衣側につくのは物凄く……フヂタ作品信者にはたまらない展開です。
米谷くん頭良い…スタンガン渡されただけでやること理解するの株上がる。伊賀原先生は意味がわからなかったけれど。普久山先生は死亡フラグ立てまくりながら折ってたけど、伊賀原先生には難しかったですねぇ…田代槙人側についたのが運の尽き。
田代夫妻が死んだので(槙人を殺したのは結衣だけど、美代子を殺したのは里緒子。。)、遺った人たちは結衣側についてる。こりゃ警察の危惧が本物に、だけれど結衣は優莉匡太になることはない。
次男の篤志は対決するかと思ったら初めから味方のようなものだし、妹の凜香とはやっと本当に和解しました。更に下の妹の弘子はもう出てこないかもだし、結衣の双子の姉・智佐子も戦力にはならないので兄弟姉妹で共闘するのは篤志・結衣・凜香の3人だろうな。長男カイトも後々でてくるだろうけれど。てか匡太の名付けセンスが謎…認知してるから匡太が名付けしてると思ってるけど、キラキラネームとか新しめの名前つけてる子もいれば、昭和かなみたいな名前の子もいる。。
田代勇次は死んでないだろうし、人殺し部主将対決は今後の展開に。宮園弁護士も格好良かったです。嘉島姉妹もありがとう、日本にもダブル・ジョパディーみたいな制度あるのか。。梅田刑事と綾野刑事も小笠原署に飛ばされてるけど満足そう。良かった。 -
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ネタバレ「みんな浅い知識に基づいて、現実的に無理とか決めつけてる」「現実的ってなによ」…NCISのクレアさんの言葉に深く肯きます。事実は小説より奇なり、な事件の数々が起こっている現実見てると。。ミスター・ビーン似の社長が楽器ケースに入って国外逃亡も出来たくらいですので。
6巻の舞台は結衣さんの修学旅行先の沖縄。沖縄住みじゃなく一度行ったきりですが、こういう格差からくる社会問題あるんだろうなというリアルさは、仕事の関係でしみじみ感じます。わたしの職場はブラックですが裏社会ではありません。
沖縄暴力団と民間軍事会社を壊滅させる。今回の味方は三下ヤクザとNCISの新人捜査官。とうとう米軍関係者を個人的に引き込む…でも民族性の違いで分かりあえてはないようです。女子高生3人も一生懸命。
またいた凛香、「結衣姉ちゃんが負けるわけねえだろ」って喚いてて、お姉さんの事憎いけど英雄視みたいになってるのかなぁ。。これは結衣さん揺らされるな。
てっきり米軍基地内にある民間軍事会社の兵器試験場が山場(アパッチ2機同時撃墜)だと思っていたら、終盤にハイジャック事件もあるとは心が休まらない。今までで1番、大乱闘の範囲が狭いのでは?空中は逃げ場が無いので。
とうとう清墨学園の件もバレたし、人権派の宮園弁護士も結衣さんの真実を知ってしまいました。武器密輸ルート壊滅して組織が弱体化した田代親子がどうくるか。長女の智沙子さん、結衣さんと同い年だし母もDNAも同じってことはふたりは一卵性双生児なのかな。田代母のとこにいるのは心配な。続きも読みます。
「修学旅行ついでに国内反社の生命線を壊滅か」「世も末だな」。優莉家長男もまた敵対してるのだろうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ5巻…つくづくよかった。女子高生3人の銃声と爆風と火薬の香りがする友情ものと言っても過言ではない…。
結衣さんが武蔵小杉高校事変で圧倒的な軍事力を目にしても反撃しようと思ったきっかけが、初めて自分を信じてくれた友達のためだった、というのにこみ上げてくるものがありました。今まで、一緒に戦ってくれる同級生や大人の「仲間」はいたけど、初めて結衣さんの心に触れたのは澪さんと沙津希さんだけ。
そんな友達の澪さんが事変後に初めて連絡くれて、ピンチっぼいなら向かうしかない。
序盤で語られる優莉匡太が引き起こした銀座ビルサリン事件の描写辛かったです。あの場所で沙津希さんは両親を亡くし優莉という名前をしったけど、「恨んでる相手は死刑になった。結衣さんは彼らとは違う」と言って、澪さん程ではないかもだけど結衣さんのお友だちに。たくさん失ったからサリンを憎む、で気丈についていくのもよい。
澪さんのご両親との問答も良かった。心配と面倒事は御免だと優莉結衣は犯罪者だから信用できん…が渦巻く中、娘とその友人たちの言葉に心が動かされていく。ここで認識を改められるの、基本的には(余裕がない時じゃないと)娘を愛してる真っ当な親だなと思いました。
それにしても農業高校にサリンプラント建造して精製。田代槙人の傘下に、元優莉匡太の配下だった男たちや凛香さんまで入ってるとはね。。しかもそれが全て、結衣さんと凛香さんに罪をかぶせて抹殺して、ほらまだ危ないんですよ!と捜査の費用をがっぽりいただこうという算段ね。「生きてる価値のない大人は死になよ」
捏造を追求され、「優莉結衣の仕業じゃない」認定がついたので、結構な政界の大物が海に棄てられたわけですが、狩猟用のケージ→30ミリ目の防鳥網に知識がアップデートされました。やっぱりあみあみに入れて海に鎮めるのがお手軽に確実に処分できるのかな?
沙津希さんをあのビルで助けてくれたお兄さん(脳内でマブリーに変換)も只者ではなさそう。田代家の長男て言われても驚きはしないけど。