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悪を征伐
添乗員が旅行先で自分だけ別行動なんてありえない話、まして九人の客で添乗員が三人!
のっけからありえないだらけの状況、何が飛び出すのかどんな話しが進むのかワクワクして読み進めた不思議な物語でした。
読み終えた時には勧善懲悪でスッキリして次の7巻目が早く読みたいです。
Posted by ブクログ
この作品こそ「特等添乗員αの難事件」シリーズ最高傑作。これほど満足し感動したのは1作目以来。
「世界に一つだけの花」が色んなグループにカヴァーされる話が浮かんでは消えた韓国。これは本当の話で「らいおんハート」とかはカヴァーされてるのに「オンリーワン」を謳うあの名曲はカヴァーされてない。そこの洞察こそ、本作をシリーズの中で特別な物にしてる。
ソウル市内の地理、K-POPのペンの特徴、番組観覧と、およそ生半可な知識では書けない徹底した内容。未成年のまま練習生としてソウルに送り込まれる日本人が増えている現状への危惧、何もかも現代を反映している。
なおK-POP嫌いの中高年が爪弾きにされたと感じて酷評する傾向があるが、これは22歳が主人公の話だ。本当の添乗員がババアしかいないと主張したところで、シリーズ第1巻から若い添乗員しか出てこない。今更そこに文句を言うとは読者とも思えない。
この絢奈ら3人がツアー客のために奔走する姿は美しい。こんなに温かい添乗員は他にいない。
シリーズでは絢奈は「閃きの小悪魔」であって、ずるい思考を遺憾なく発揮する。1巻から敵を嵌めていたし、2巻でもツアーを抜け出してマカオのカジノでヤクザと渡り合っている。もともと現実を超越した添乗員なのだから特等添乗員なのであり、ババアばかりの現実の添乗員と一緒にされても(しかも6巻でかよ)困る。
なお莉子もQシリーズが連続刊行してた6年間は、四季が何度巡ってもずっと23歳。αシリーズも4年間ずっと22歳だった。しかもすべての作品は刊行年の設定。7年経って22歳はおかしい?そんな人はシリーズに向いてない。
Posted by ブクログ
今回はK-POPアイドルの養成所がテーマ。
NiziUとかのアイドル人気に便乗して、中小の悪徳芸能事務所が練習生を大量に抱えているという問題から話はスタートします。若い日本人の少女が、ダイエットによる栄養失調や足の怪我で衰弱しているのに手当てされず監禁状態から、韓国の警察に救出されます。そんな状況のため、韓国ツアーが制限される見込みになります。
韓国ツアーに制限がかかる前の駆け込みツアーで、ラテラルシンキングが得意な朝倉絢奈と同僚の妃華莉、美波の3人でツアーを率いるけれど、個性豊かなツアー客とともに、早々に激しめのトラブルに巻き込まれていくお話です。婚約者の那沖さんも要所要所で活躍します。
今回も時事ネタ満載。コロナは少し落ち着きつつある世界線です。まさか、こんなにアイドルの実グループ名出してくるとは。K-POP好きの生態も紹介されてます。K-POPに興味のない人は、そうなんだ、と思いながら読めるし、好きな人は、きっと頷きながら読めるんじゃないかと思います。
こんなにトラブル多すぎるツアー、絶対に参加したくないなと思いながら読んでました。解決方法も、わりと今時。
正直、このシリーズ読むの久しぶりすぎて色々忘れてたんですが、ちゃんと登場人物の位置関係を説明してくれるので、すっと入り込めました。表紙のイラスト、いつもより派手な印象って思ったのですが、それも会社からの指定での装いでした。
久々だけど、楽しく読めました。
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