松岡圭祐のレビュー一覧
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購入済み
やっぱり派手!
相変わらずフットワークの軽さを最大限に活かした時事ネタ取り込みが良いですね。
前作のクライマックスからの詰め込み過ぎ感も無く一気読み。
"高校"事変だけに終盤への加速が半端ないですね。次回は田代親子、邪悪ティーチャー、
優莉チルドレン入り乱れての総力戦? -
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ネタバレ玲奈の物語は終わっていなかった。
続編の存在を知り、迷わず購入しました。
前作に続いての一気読みです。
自らの危険を顧みず、例え命の危険に身を晒そうとも引けない信念がある。
惜しむのは玲奈と共にDV被害者の救出に出た窪塚が亡くなったこと。
途中、警察を辞めたら探偵に...的な発言があり、玲奈と行動を共にしていくものだと思っていた。
確かに行動を共にし、玲奈と共に半グレ集団に立ち向かい、身を挺して被害女性を庇う。
いや、お前はそんなとこで死んじゃダメだろって言うのが正直な思い。
しかし、物語の完結に向け最愛の妹を死に追いやった犯人に加担した悪行探偵「死神」の影を今作でとらえた。
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Posted by ブクログ
短編集。
莉子が代官山の洒落た質屋に出向するお話。
この短編集は、その質屋を舞台に繰り広げられる。
現実でも、鑑定家が質屋に出向して継続的に鑑定業務をしたりすることなんてあるだろうか…。
普段と違う場所が舞台になっているので、読んでてワクワクした。
全般的にとても楽しめた。
「凜田莉子登場」
質屋を訪れる客は良い客ばかりではない。
高級ブランド品の偽物を持ち込み、買い取らせようとする悪い客もチラホラ。
偽物を見抜く目を持つことも養わなければならないので、日々勉強が必要。
質屋の仕事は思いのほか大変だ。
偽物ばかりを店に持ち込む男性客のお話。
「水晶に秘めし詭計」
質屋に持ち込まれた水晶の立 -
Posted by ブクログ
前作「探偵の鑑定」のラストで起こったことから始まる「万能鑑定士Q」シリーズ完結であり、今回はムンクの「叫び」をめぐる話。いつも通り莉子が知識と思考法を駆使して解決するだけでなく、他の登場人物たちとのやり取りで救われるところや、小笠原さんの奮闘が描かれています。不可解な事件への手がかりの出し方や登場人物が右往左往する辺りは若干の回り道を感じますが、作中で提示されていた事柄が解決に向けてまとまっていく様子は小気味よいのと、今までの作品で莉子によってトリックを暴かれた者の更正や小笠原さんとの関係にも、キチンと明言されるところは最後までよかったと思わせる内容でした。おなじ作者の方の「水鏡推理」シリーズ
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目、今回は海外が舞台となりました。
矯正施設への転向を指示され、施設の見学に向かう途中に拉致された結衣は、気づくと熱帯林の中にある「学校」にいました。
体罰やいじめが「規則」として行われている特異な環境からの脱出を図る結衣の戦いが始まります。
これまでの2作と異なり、拉致されていた700名以上の生徒が結衣とともに戦うという新しい展開を見せ、結衣のカリスマ性が引き立つ反面、その影響力の大きさに大人たちが慄然とする姿も描かれています。
前半部分では打つ手が全くなかったように思える状況でしたが、機転を利かせて挽回してゆく姿は圧巻でした。
決して「正義」であるとは言えない、殺人を肯定する -
Posted by ブクログ
ネタバレ出会った事のないストーリー、展開で非常に楽しみながら、又、同時にいろいろ考えながら読み終えた。
主人公である玲奈(黒髪ロングの笑わぬ美少女)が訪れたのは須磨が運営する探偵学校。
頭も良く若くて美しい玲奈がなぜ探偵学校に入学したいのか?
彼女は探偵の全てをしりたいと言い、同時に探偵にはなりたくないと言う。
独自に玲奈を調べた須磨は彼女の父親の不倫、母親が精神科に入院している事を知り、探偵学校で学ぶ真の理由である妹の咲良に起こったストーカー殺人事件を知る。
直接的な死の原因を作ったのはストーカーであり、誘拐犯の岡尾で、咲良は廃棄物処理場の焼却炉内で岡尾と共に焼死体で見つかった。
ストーカ -
購入済み
すっきり
すっきりとした読み応えでした。
人間離れしているが、ある意味人間味のある主人公でした。
生かすか、殺すか、主人公の主観で判断しているところにダークヒーローな感じを受けました。でも、好きです。 -
Posted by ブクログ
よく調べてあるじゃない~波照間島の一番の問題は生活用水で、莉子も少しずつ寄付している。波照間出身の竹富町議員がメールに気がついて台湾に飛び、12億円で淡水化技術を買う約束をしてきたが、それを聞いた莉子は怪しいと思い、早稲田の准教授にも相談し、石垣に飛んだ。しかし町は取り合ってくれず、やむなく台湾に波照間の同級生3名と渡った。場所に辿り着いても住民は知らないと言うし、それらしい倉庫ももぬけの殻。浄水と書いて現地の人に見せると台北に行けと言われる。手がかりを求めて台北に移動し、シェラトンホテルの日本語が話せる従業員とその祖父の協力を得て警察にも繋がったものの、実際の詐欺被害が起きていない内は具体的