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Posted by ブクログ
松岡圭祐『高校事変 IX』角川文庫。
シリーズ第9弾。武蔵小杉高校事変から始まったダークヒロイン優莉結衣の闘いはまだまだ続く。
平成最大のテロ事件に関わり、死刑となった父親を持つ優莉結衣とベトナムから帰化し、韓国系極悪半グレ集団『パグェ』を操り、武器の密輸に関わっていた父親を持つ田代勇次という2人のアウトロー。
父親の呪縛から逃れようとしながら孤独な闘いに挑む優莉結衣と父親を超える悪の王に君臨使用とする田代勇次の2人の間についに決着の時が来るのか。
前作で激闘が繰り広げられたフェリーから辛くも脱出した田代ファミリーの唯一の生き残り、田代勇次は優莉結衣への復讐の機会を虎視眈々と狙う。これまでの田代勇次とは全く違う冷徹さを見せ、新たな半グレや不良たちを仲間に引き入れ、執拗に結衣の命を狙うのだ。
このシリーズの面白さの要因は女子高生でありながら、孤独な闘いに挑む優莉結衣というヒロインの魅力にある。何度痛め付けられても立ち上がり、再び闘いに臨む姿はかつてミステリー界を震撼させたスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』のリスベット・サランデルにも似ている。
また、シリーズを通じて整合性のある一貫したストーリーというのも面白さの要因の1つになっている。無論、優莉結衣が大量殺人者でありながら、罪を逃れ続けているという小説ならではの荒唐無稽な所はある。
さて、本編の方はあと3巻を残すばかりになったが、まだもう少しの間は楽しめそうだ。先頃、妹の優莉凛香を主人公にしたスピンオフ作品も刊行されたようなので、本編を読み終えたら、そちらにも手を伸ばしたい。勿論、既に購入済みである。
本体価格800円(古本540円)
★★★★★
Posted by ブクログ
感想
ディエンファミリーはなぜメンパスを利用しなかったのだろう?
これで結衣と田代との長い戦いも終わりか?
あらすじ
田代勇次は船から逃げ出し、琴奈の家に身を寄せていた。結衣は警察の厳しい監視の元で暮らしていた。結衣はストレス性発熱で倒れる。
勇次は琴奈の両親を殺して、仲間の嶋倉医師から川崎のチンピラを紹介され、仲間にする。自分をコケにした教師の三井と結衣を殺そうと付け狙う。
チンピラに無差別殺人をさせて、三井の居場所を聞き出そうとする。勇次と話していた看護師も勇次の味方で警察と結衣を警察署にはりつけにするための芝居だった。狙われた先生を結衣は救い出す。
その後、勇次が探す田代ファミリーのデータが入ったメンパスを求めて、元自宅の武蔵小杉に向かう。結衣はメンパスを見つけ出し、廃墟となった武蔵小杉高校で勇次の最後の仲間と戦う。勇次との一騎打ちを制し、ディエンファミリーにメンパスを渡すことで結衣の無実も証明される。
Posted by ブクログ
勇次!生きてたか…
やはり、しぶとい…
しかし、結衣と勇次。
敵同士とはいえ、親ガチャか何か知らんけど、運がないといえばそうかも?
あんまり、運のせいにするのは、好きちゃうけど、ここまでの親はそうおらんと言えばおらん。
でも、親離れ出来てない、精神的に未熟な大量殺人者は困る。
結衣ちゃんも、精神的にやられて熱出てたけど、いざ始まるとイキイキとして…
結局のところ、お前ら、他人巻き込まんと、自分らだけで好き勝手、殺し合いでも何でもしとき!がオチか…
また、好き勝手出来そうで、精神的に病むのはなさそうやね結衣ちゃん!
巻き込まれんと、傍観者で見る(読むか…^^;)のには、スキっとして面白いので、これからもよろしくお願いします〜(^_^)v
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