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Posted by ブクログ
松岡圭祐『高校事変 XI』角川文庫。
残るはこのシリーズ第11弾と次の第12弾、スピンオフのみ。シリーズはいよいよ佳境に入った。
シリーズを重ねる度に過激になる暴力描写とうねるように複雑に絡み合ったストーリー。半グレ組織が日本政府を牛耳ろうとする辺りは、今の日本政府と旧統一教会との関係にも似ている。予想も出来ないことが普通に起きる今の世の中。
日本の政治家は金と権力の亡者であり、ばれなければどんな悪事を働いても良いと思っているようだ。そんな半グレ組織と日本政府に優莉結衣はどんな闘いを挑むのか。
冒頭に前作の慧修学院高校襲撃事件後、ホンジュラスに残った優莉結衣に降りかかった危機的な状況の描写がある。
本編に入ると、葉瀬中学校に現れた優莉智沙子による過激なスプラッター映画さながらのシーンが描かれる。一方で結衣の妹の凛香は母親の市村凛の仇である『探偵の探偵』紗崎玲奈の行方を追っていた。
慧修学院高校襲撃事件後、日本に緊急事態庁が発足し、経済や北朝鮮の拉致問題を始めとする喫緊の問題を次々と解決したことで、内閣支持率は急激に回復していた。
しかし、緊急事態庁を裏で操っていたのは優莉架祷斗であり、日本政府の弱味を握り、骨抜きにしようと画策していたのだ。
ホンジュラスから舞い戻り、凛香の前に現れた結衣は……
『高校事変』と『探偵の探偵』とが繋がって来て、さらには『千里眼』まで……
そして、まさか結衣が……
いよいよ最終巻は頂上決戦。
本体価格800円
★★★★★
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小説・文芸
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