松岡圭祐のレビュー一覧

  • 万能鑑定士Qの事件簿 0

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    ネタバレ

    莉子さんがお店を構えて間もなくの頃の話。

    シリーズが終わった、と思い、それまでの本を全部処分してしまって見返せないのが残念。(『グアムの探偵』も!)

    1・2 で力士シール、そのあとエメラルドの話だと思ってたけれど、
    本作をみると時系列では
    エメラルド ⇒ この 0 の話、バンクシー  
     (小笠原さんと出会ってない)
    ⇒ 力士シール なのですね。

    この後、横浜で開催のバンクシー展に行きました。 

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    2020年10月24日
  • 高校事変 VIII

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    ネタバレ

     ついに田代ファミリーと対決。
     深夜12時に結衣を狙ったサバイバルゲームが開始される。フライング的に狙われてハラハラしっぱなしでした。

     今まで対立していた凜香と篤志が結衣と共闘したのがスカッとしました。好きで兄妹になりたかった訳ではないけど、切ない関係ですよね。

     田代ファミリー崩壊により、最後の生き残り勇次との頂上決戦。次巻も早く読みたいです。

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    2020年10月20日
  • 高校事変 V

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    ネタバレ

    高校事変で不登校になった澪と銀座デパートで両親を失った沙津希は、編入先の見学で異常を感じ、結衣に助けを求める。

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    2020年10月10日
  • 瑕疵借り

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    何かを始めることは怖いことじゃありません。怖いのは何も始めないことです。
    (『保証人のスネップ』より)

    心理的瑕疵=怖い話だと勝手に思い込んでいた。
    なんだか怖い話が読みたい気分だったし。
    内容を確認せずタイトルだけを見て選び、いつまでたってもお化けが出てこないので変だ変だと思いながら読み続け、だけどそんなこともうどうでもいいっていうくらいよかった。4つの短編の中でわたしが一番悲しくて泣いてしまったのは『土曜日のアパート』の手紙のところで、でも他の3つ話もすごく切ない話だった。

    心理的瑕疵の意味をちゃんと調べたら「借り手が強い心理的抵抗を感じやすい条件があることを指す不動産用語」だそうだ。

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    2020年09月23日
  • 高校事変 V

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    今回は暴力シーンとかは軽めに感じました。
    でも、それが少し結衣の人らしさを表してるのかと。相変わらず後半はハラハラし出すと一気に読んでしまいます。
    どんどん伏線を回収してるところもすごいなと思います。

    0
    2020年09月22日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IX

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    莉子ちゃん、とうとう『モナ・リザ』と対峙?!いや、出会うほうか、ジョコンド夫人と。本物と贋作を見比べて感じるものがあるとかないとか、すごいなぁ。今回も壮大な事件だった。まさかあそこに行きつくとは!
    私ももう一度、ジョコンド夫人に会いに行きたい。

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    2020年09月08日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 0

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    万能鑑定士Qの事件簿がまた、読めるとは思いませんでした。
    小笠原と莉子が出会う前の話ですが、バンクシーの話、ゴッホの絵。そして、漢委奴国王印がグアムにあるという話が面白かったです。
    また熱海や大塚国際美術館の名前が出てきたりと美術館好きには楽しいかもしれません。
    恋仲になりかけたレイが最後に小笠原の事に言及しているのも面白かったです。

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    2020年09月06日
  • 高校事変 IV

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    シリーズ4作目。いままでの1~3作目でそれぞれ結衣が対峙した敵の裏にいた黒幕が明らかになります。
    そして、公安警察の監視要員とも共闘し、二人との絆もできてゆく結衣。少しずつ、孤高の殺戮者から「人」としての付き合いを深める(言い換えれば、今までは切り捨てられた他人に縛られてゆく)結衣が、これからその「絆(=しがらみ)」をどのように強さに転化してゆくのか、ますます目が離せません。

    父親が敵対していた半グレを支配する新たな「敵」と、その「指導者」の息子との関係性も気になり、次巻を読むのが待ち遠しいです。

    シリーズ当初の「結衣の戦闘技術が爽快!」という要素は変わりませんが、それだけではない主人公の

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    2020年09月01日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VIII

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    莉子ちゃん、台湾へ!幼なじみとともに故郷の島を守れるか?!
    ワクワクしながら読んだ。台湾の地理に詳しかったらもっと楽しめたかも。水族館は海洋館というんだ。知らずに台湾を旅したら間違えそう。相変わらずよく気がつく莉子ちゃんに感服。

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    2020年08月31日
  • 高校事変 VII

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    一年の間にずいぶんたくさんのことがあり、主人公は残酷な経験もたくさんしたけれど、人との関係を築く経験もたくさんしたことで、前に進むことが出来たんだな

    主人公にとって、ターニングポイントになるストーリー

    さらに今後の敵が未知で次の作品がどうなるのか…

    主人公がこれ以上傷つかなければ良いなと思わずにはいられない…

    一作づつ、人間らしいこころの動きが増えてきて本人の戸惑いに読んでる方も心うたれる

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    2020年08月26日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VII

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    金の延べ棒が変化?伏線がいろいろあって、金の延べ棒の話に至るまで楽しかった。出版社の壮絶な空気。。私には働けそうもないな(笑)夢のある人たちって素晴らしい。

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    2020年08月25日
  • 千里眼 シンガポール・フライヤー 下

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    作者松岡圭祐の調査力と先見性には目を見張る。
    本書が発行されたのは平成20年
    鳥インフルエンザが流行したのはそれよりかなり前だが、現在の新型コロナウィルスに置き換えても何ら違和感が無い。
    スーパーヒロイン岬美由紀もさらに進化した。

    0
    2020年08月23日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 0

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    久しぶりの万能鑑定士。
    凛田莉子と言えば、映画の影響もあって、自然と綾瀬はるかが目に浮かぶ。
    そんな万能鑑定士が駆け出しの頃のお話。

    もう一回全編読み直そうかなぁ。

    単純に蘊蓄お披露目の話ばかりなのだけど、それなりに楽しめる。

    話題のバンクシーを扱うあたり、マーケティング力は流石。

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    2020年08月22日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 I

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    最南端波照間島出身で高校までお馬鹿、容姿端麗凛田莉子。上京してリサイクルショップ社長に感動して覚えるやり方を教わり博覧強記の人に。ボンヤリ雑誌編集者とともに、まずは偽札事件に挑みます。

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    2020年08月16日
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    シャーロックホームズ作品を空想科学読本的なアプローチで解読する、、って感じのネタが随所に散りばめられている。
    そこに、伊藤博文、井上馨、大津事件、ニコライ殿下、そしてホームズ。表の顔と異なる地の部分。癖のある問題児盛り沢山。破綻なくミステリーに仕立てる手腕、素晴らしい物語です。

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    2020年08月16日
  • 瑕疵借り

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    ネタバレ

    短編が四つ。それぞれの主人公が、一人の瑕疵借りと出会い、前進する姿が描かれる。若干都合良い感はあるものの、救いがあり、ほろっときます。
    瑕疵借りの人の外見的イメージは米津玄師かな。

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    2020年08月16日
  • 千里眼の水晶体

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    岬美由紀の進化はどこまで続くのだろうか?
    夕子、ジェニファ.レイン
    ミッドナイトタウンの迷宮がたのしみた。

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    2020年07月31日
  • 千里眼 The Start

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    千里眼シリーズにはどういうものがあるか年次順に並べてみた。その結果クラッシックシリーズもまだ未読の書があることが判明した。新シリーズを読み終わた後,
    未読の作品を読もうと思う。The Startについては作者の斬新な発想を再認識できたし、最後のどんでん返しも面白かった。

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    2020年07月24日
  • 千里眼 優しい悪魔 下

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    順番を間違えてしまった。
    最後に読まなければならない優しい悪魔上下を最初に読んでしまうとは。クラシックシリーズを読み終え勢いで、何も考えず選択してしまった。
    まあ、これからThe Startを楽しもうと思う。

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    2020年07月21日
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    大日本帝国初代総理大臣の伊藤博文とコナンドイルの産み出した名探偵シャーロックホームズの夢の共演!!!


    伊藤博文
    総理大臣であったこと、暗殺されて死んだ事、維新三傑亡き後の日本を牽引した人、中国から一目置かれていたぐらいが自分の持っていた伊藤博文への知識
    本書を読んで女好きである事と奥さんが偉い事が分かった。

    シャーロックホームズ
    名探偵(コナンドイルの作品を読んだ事は無い)
    本書を読んで、どの名探偵よりも計算力、記憶力、推理力が凄い!探偵の見本!!!


    ホームズがライバルのモリアーティ教授を倒す場面から始まる。
    イギリス留学中の伊藤博文が幼少期のホームズを助けた事から、とある理由でホー

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    2020年07月12日