松岡圭祐のレビュー一覧

  • 探偵の鑑定II

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    孤独だからよけいに温もりを求めるのか。
    それとも温もりを求めるがゆえに孤独をよけいに実感するのか。
    人はひとりでは生きられない。
    生きていようと死んでいようと、心の奥底で自分を支えてくれる人が必要だ。
    でも、死んでしまった相手とは話すことが出来ない。
    触れることも笑いあうことも出来ない。
    玲奈にとっての琴葉はもしかしたら代用品なのかもしれない。
    けれど、それが代用品でなくなったときが怖い。
    一度手にした温もりを手離すことは、きっと今以上に辛いことになるだろうから。
    琴葉の姉、その夫、その友人たち。
    事の是非なんて関係ない。
    ただその場の優越感に浸りたいだけ。
    誰かを虐げ面白がっているだけ。

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    2017年04月05日
  • 探偵の探偵II

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    1よりおもしろかった。引き続き何度ボコボコにされても不死身の可憐な少女。
    犯罪を犯す理由が本当に醜くて下らなくて吐き気がするんだけど、実際もそんなもんなんだろうなぁと思って本当に嫌気がさす。
    窪塚さん、あっさりの衝撃度。
    琴葉のお姉ちゃんの衝撃度もエグい。

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    2017年03月20日
  • 探偵の探偵IV

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    ネタバレ

    最終巻。

    ついにこのシリーズもこれでおしまい。

    ヒロイン玲奈の妹分である琴葉は何を目指したのか?
    そして、ヒロインのとる行動は?

    いつも以上の展開がありそうな出だしと、途中経過と。

    一応、死に神との決着はついてはいるものの、まだあったんだ、的な話ではあったが。

    いつも以上の読後感はちょっと薄かったかな。

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    2017年03月16日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 X

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    高校時代ずっと落ちこぼれだった莉子がどうやって万能鑑定士としてのスキルを身につけたのか。
    その過程が描かれている物語である。
    思考方法を変えるだけで莉子のように誰でもなれるとは思えない。
    きっとある程度の素質がもともと備わっていたということだろう。
    莉子が成長していくにつれ、瀬戸内は複雑な思いになる。
    万能鑑定士として優秀になっていけばいくほど、これから起こそうとしている瀬戸内の目論見が失敗する確立が増えていくだけなのだ。
    自分の手で対抗勢力を育てている・・・莉子のことは娘のように思っている。
    だからこそ、瀬戸内は莉子の成長を喜びながらも暗い気分になるのを止めることができない。
    社印をめぐって

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    2017年03月14日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VI

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    何手も先を読み、計算しつくされた犯罪を実行する。
    それが雨森華蓮・・・莉子を唸らすほどの「贋作詐欺師」だった。
    天才的な贋作者は同時に天才的な鑑定士でもある。
    莉子に匹敵するほどの才能がありながら、華蓮は犯罪者として生きてきた。
    それは彼女の人生観による。
    天才的な嘘つきがいつまでたっても疑われることなく信じられてしまったら。
    華蓮はそうやって、ずっと嘘をつきながら生きてきた。
    詐欺師になったのは華蓮にとっては必然だったのだろうか。
    誰かによって歯止めをかけられること。
    これってすごく大切なことかもしれない。
    悪いことは悪いと教えられて、ようやく人はことの善悪を知るようになる。
    莉子はそう考え

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    2017年03月14日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 V

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    高校時代にどうしようもないほど劣等生だった莉子。
    担任だった喜屋武先生にとっては、5年経ったいまでもひとりでは何も出来ない心配な生徒のままだ。
    何しろパスポートを持っているか、確認するために言ったのが
    「赤い表紙の小冊子だぞ」
    どれだけ莉子を子ども扱いしているのかよくわかるセリフだ。
    フランスに行っても莉子の周りでは相変わらず事件が起きる。
    ルーブル美術館で「モナ・リザ」に感じた違和感。
    同級生が勤めているレストランで起きた急性中毒事件。
    そして、幼児誘拐・・・。
    不良食材を混入させたのは誰か?
    莉子は喜屋武先生を伴い、友のために奔走する。
    そして突き止めた真実は、犯人自身も動機を思い違いして

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    2017年03月13日
  • 千里眼 完全版 クラシックシリーズ1

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    ネタバレ

    「万能鑑定士~」シリーズを読んでいたときから気になっていた作品。この巻の話は元航空自衛隊所属の臨床心理士が、国家転覆をたくらむ宗教団体の悪事に立ち向かうというあらすじ。主人公がおとなしい万能鑑定士シリーズとは違い、主人公の岬美由紀が陸に空にと大活躍。まるでハリウッドのアクション映画を見ているかのよう。現実との齟齬を気にせず、フィクションだと割り切って読めば非常に面白い。恩師だと思っていた人物が実は〇〇で、今後の話の展開にも関わってきそうな予感。続きは手に入れていないが、購入して読んでいきたいと思う。

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    2017年03月10日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 III

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    序盤では「音」に絡んだ謎を莉子が解き明かしていく。
    売上のいきなり落ちた人気ファッションショップ。
    英語が苦手な女子高生が取った満点のヒアリング。
    どちらも同じ人間が関わっていることがわかるのだが。
    ラストで知ることになる犯人の心情。
    過去の栄光にすがっていただけではない。
    その頃の輝きを、輝いていた自分を、取り戻そうと必死にあがいていただけなのでは?と哀しい気持ちになった。
    「可哀相な人」だけれど、彼を理解し、いつも支え続けてくれた人がいる。
    音楽家としての未来はもうないかもしれない。
    でも、今までとは違うかもしれないけれど、明るい未来があるような。
    そんなふうに思える結末でよかった。
    莉子

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    2017年03月10日
  • 千里眼 美由紀の正体 上

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    ネタバレ

    上下巻読み通しての感想
    ずっとこのシリーズを読んでいた者としては衝撃的な物語でした。
    はっきりとではないけれど、何となくかすかに「何かあるのでは?」と感じていた部分もあったので、「これだったのか!」と納得する面もあった。
    考えるよりも先に行動している。
    そんな美由紀が、この物語ではいつもとは少し違った様相をみせる。
    自分自身に対して不安を抱き始める場面では、「そんなに自分ひとりで背負おうとしなくても」と思いながらも、やっぱりその方が美由紀らしいと感じてしまった。
    美由紀以外のお馴染みのメンバーに見せ場があり、それぞれの立場で美由紀を助けようとする。
    伊吹をはじめ、藍や嵯峨、成瀬や蒲生までが登場

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    2017年03月05日
  • カウンセラー 完全版

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    ネタバレ

    晴れやかな授賞式の舞台。
    音楽教師としての実績を評価された響野由佳里は、文部科学省からその功績を称えられ表彰されることになった。
    音楽に対して類稀なる才能を持つ由佳里は、演奏を聴くだけで演者の精神状態を見透かすことができた。
    独自の信念に基づいた教育方針が認められたことで、由佳里にとってはまさに晴れ舞台となった授賞式だったのだが。
    些細なことから父親と口論となった由佳里は、家族との会食の場を途中で抜け出してしまう。
    別れた直後、家族が惨劇に遭うとも知らずに。
    由佳里の家族を殺害した13歳の少年の態度には納得できないものがあったけれど、もしかしたらあんなものかもしれない…という気もどこかでしてい

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    2017年03月05日
  • 万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉

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    ある程度読んでいたので、最終巻は読んでおこうかと。
    でも、途中抜けてるのは残念だ。はまりが少ない。
    しかし、波照間かぁ。

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    2017年02月23日
  • 万能鑑定士Qの短編集I

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    ネタバレ

    短編だからつまらないかな?と思ったけどそうでもなかった。1つ1つの物語はしっかりしてるし、雑学豊富で毎回勉強になります笑。

    いつも思うんだけど、こんなにお店を空けて大丈夫なのか。。。

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    2017年01月19日
  • 特等添乗員αの難事件 IV

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    読む順序を間違えたので話の展開がおかしくなってしまったけれど、それなりに楽しんだ。ただ、あまり活躍はしなかった印象。

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    2017年01月11日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XII

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    太陽の塔で起きた事件について莉子と小笠原が奔走。間にある不可解な仕事依頼も窃盗事件も繋がり、規模が大きくてラスト感があった。
    華蓮が出てきたシーンがよかった。
    妻があまりにも非常識で納得できなかったけど。
    推理編も今年中に読みます。

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    2017年01月11日
  • 特等添乗員αの難事件 II

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    目まぐるしくストーリーが展開するシリーズ2作目。登場人物の関係にも変化が見られているので、今後の展開も楽しみです。

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    2017年01月06日
  • 特等添乗員αの難事件 I

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    いつもながらこの人の著作は全体的に大げさだけど、娯楽として読むには手頃。あまり細かいところは気にしちゃいけません。

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    2017年01月06日
  • 探偵の探偵IV

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    ネタバレ

    4巻は復讐を遂げた後の諸悪の根源みたいなやつとの闘い。相手は暴力のプロじゃないから戦闘自体は楽勝。
    今回も雑学で勝つ。チタンは電磁波を通さない。
    3巻より面白かった。でもさんざん不法行為しまくっても警察が証拠がないと見逃すのが都合よすぎかな。
    主役と準主役の女がボッコボコにされても後遺症もなく元通りになるところがすごい。

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    2016年12月27日
  • 探偵の探偵III

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    ネタバレ

    やっと復讐相手にたどりつく、そしてピンチになるけどやっつける。最後の戦いはあっけない。
    相変わらず精神的に強いのか弱いのかどっちつかず。
    この巻では砂糖が大活躍。ちょいちょいはさんでくる雑学が売りかもしれない

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    2016年12月23日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 III

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    実家に帰省して持参した万能鑑定士Qの事件簿Ⅹ・事件簿Ⅺは読破したので、家にある事件簿Ⅻ・推理劇Ⅰ・推理劇Ⅱを飛ばして読んだ。
    その間に小笠原と莉子はもっと急接近したみたいで…気になる!
    英樹も中途半端に悪いことしたなら、罪を償えば良いのにと思ってしまった。逃げるよりかは良くないだろうか?愛してる人がいるなら、尚更ねぇ。
    小笠原と莉子の絡みがなかったのが、残念。

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    2016年11月30日
  • 万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉

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    ネタバレ

    間に【探偵の探偵】や【水鏡推理】など挟まっていて
    どれも同時進行みたいな感じで嫌だなってちょっと思ってた前にも書いたけどねもやもや
    Qシリーズ前作の【万能鑑定士Qの推理劇Ⅳ】はこれが最終巻なのかもって内容的だったんだけど、今回が最終巻だったみたい。
    モヤモヤ~で終わらなくて良かった。
    小笠原との事も仕事の事も良い終わり方だったと思う。結構長いシリーズだったけど(今数えたら20巻あった)
    登場人物も好きだったし好きなシリーズだった。
    今回は【特等添乗員の絢奈】や【探偵の探偵の玲奈】
    【水鏡推理の瑞希】などオールスターで出て来た。
    最後の方でバトンは瑞希にって繋がっていたのでこれからは水鏡推理がシ

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    2016年11月15日