シャーロック・ホームズ対伊藤博文

シャーロック・ホームズ対伊藤博文

913円 (税込)

4pt

ゴッド・オブ・ミステリー・島田荘司推薦! これは歴史の重厚に、名探偵のケレン味が挑む興奮作だ。シャーロック・ホームズが現実の歴史に溶けこんだ。いかに彼は目撃者のいないライヘンバッハの滝で、モリアーティ教授に対する正当防衛を立証し、社会復帰しえたのか。日本で実際に起きた大津事件の謎に挑み、伊藤博文と逢着する。聖典【シリーズ】のあらゆる矛盾が解消され論証される、二十世紀以来最高のホームズ物語。

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シャーロック・ホームズ対伊藤博文 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年09月25日

    面白かった!
    シャーロックホームズが、現実に存在していたら??というタラレバで伊藤博文と絡むお話。

    しかも実際の大津事件をもとにしており、
    本当にいてこんなことがあったら?とワクワクしながら読めた。

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    Posted by ブクログ 2022年03月29日

    ホームズと、実在の伊藤博文とのかけあい、そして実際にあった事件でのホームズの活躍。

    言葉はわからずとも、類まれな推理力でホームズが日本と溶け合っていくような感覚がとても面白かった。
    伊藤家との触れ合いの中で、ホームズの思考が変化していくのも興味深い。
    その流れも不自然ではなく、しっかりとした潮流の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月08日

    たいそう面白かった!
    すごい構想。大きな事件。
    歴史的事実との絡め方が上手すぎる。1つ解決したら、次々に……。引き込まれて一気読み。

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    Posted by ブクログ 2019年05月19日

    明治時代の大津事件を巡って伊藤博文とシャーロック・ホームズが事件に乗り出す。

    大失踪期間にホームズが明治の日本に滞在していたらと言うifのストーリーですが、大国ロシアとのやり取りや、日本、英国、ロシアを巡る極東情勢。何よりも法治国家は1日にしてならず。そう言った面白さを感じた一冊でした。

    タイト...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月22日

    ライヘンバッハの滝に落下した後の「大失踪期間」、ホームズはなんと日本に密航していた!ロシアと一触即発状態の明治政府を救うため、あの伊藤博文とともに壮大な謎に挑む!――このあらすじを聞いただけでもワクワクさせる内容だが、法治国家の矜持を作中で語らせるなど、メッセージ性もある。なにより伊藤博文が超カッコ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月04日

    これの面白さが分からない人は正典を読破してないか日本史に疎い。およそ完璧な日本版ホームズパスティーシュである。

    何が凄いかって、「最後の事件」「空き家の事件」の間にある矛盾をことごとく解消している事。ホームズはモリアーティが追い詰められたがゆえ逆上して滝に呼びだしたと思っているが、モリアーティはそ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月15日

    面白かった!映画にもしてくれないかな。
    実力行使、自力救済から法治主義へ。せめぎ合いながら進んでいく。
    ホームズが事実の中に出てきた。明治時代日本の大津事件。ホームズってほんとにいそうな気がするから…伊藤博文もかっこいい。
    クライマックス、松岡圭祐さんらしい面白さ

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    Posted by ブクログ 2022年09月12日

    シャーロック・ホームズと伊藤博文にまさか大津事件を絡めるなんて!更に終盤は予想外の展開に(ネタバレになるので書きませんが)。
    ストーリーテラーの松岡圭祐ならではの発想に加えて、全編シャーロック・ホームズへのオマージュに溢れた作品。ラストの終わり方もシャーロキアンは満足なのでは。

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月27日

    これを読んで痛感したことは、私って歴史を知らないな!!でした。
    シャーロックホームズに精通していなくても大体どんなキャラクターなのかを知っていれば読めますが、ホームズ作品を知っていれば尚楽しめると思いました。

    伊藤博文が女好きなエピソードは創作かと思いきや、どうやら史実だったらしいので、きっと武道...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月16日

    シャーロックホームズ作品を空想科学読本的なアプローチで解読する、、って感じのネタが随所に散りばめられている。
    そこに、伊藤博文、井上馨、大津事件、ニコライ殿下、そしてホームズ。表の顔と異なる地の部分。癖のある問題児盛り沢山。破綻なくミステリーに仕立てる手腕、素晴らしい物語です。

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