松岡圭祐のレビュー一覧
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平成最大のテロ事件を起こした死刑囚の子供たちが主人公のダークヒロインシリーズ第17弾。
これまで戦ってきたEL累次体の脅威は去らないまま、むしろその動きは予測がつかなくなり、特に大きな収穫を得られないまま月日が経っていた。そんなある日、瑠那は幼少期のできごとを驚きとともに思いだす。その記憶が端緒となって3人の前に差しだされた事実は、あまりに衝撃的なもので、そこから物語が大きく動き出す、というお話。
めちゃくちゃ大きく話が動きました!
新主人公になる前から含めての大伏線回収、から敵の正体が明らかになるのですが、正直この時の絶望感が半端なかったです。
特に瑠那が大きなショックを受けるシーンがあるのですが、このシリーズの主人公は超強いので、その主人公が本当にショックを受けると読み手も同じようにショックを受けてしまうことが分かりました。
ただ絶望を描くだけでなく、それを実際の出来事や団体に絡めることで没入させてくるのも面白かったです。 -
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松岡圭祐『JK VI』角川文庫。
このシリーズの第1巻を購入する際には多少の戸惑いがあった。表紙イラストには制服を着て壁を背に座り込む女子高生、タイトルはズバリ『JK』となれば、行きつけの書店の若い女性店員に変な目で見られそうだ。しかし、シリーズを読み続けている読者ならお解りかと思うが、『JK』とはジョアキム・カランブーこと優莉匡太のことなので、JKオジさんなどと呼ばれる心配は無くなった。
シリーズ最終巻である。有坂紗奈の長い長い復讐の旅はようやく終わる。
何時の間にか『JK』のシリーズに『高校事変』と『令和中野学校』の世界が交わり、予想外の展開を見せて来た。それだけにストーリーは大きな膨らみを見せ、最後の最後に感動の結末を迎える。
令和中野学校の諜工員候補生の納堂暮亜と東雲陽翔の2人が、公安警察の武関大輔、安賀の元で有坂紗奈ことダンス系ユーチューバーの江崎瑛梨里華が起こした大量連続殺人事件の捜査を行う。
その頃、有坂紗奈は恩河日登美と共に『JKの哲学』の著者であるジョアキム・カランブーこと優莉匡太が運営するアジトへと険しい山道をマイクロバスに乗り、向かっていた。
そのアジトはログハウスを増築した東南アジアのスラムのような巨大な施設で多くの不良のような格好をした少年たちが身を寄せて暮らしていた。
その施設の奥に進むと、紗奈と同世代の青年たちと出会う。紗奈はその青年たちに施設の奥で行われている特殊詐欺の現場を見せられ、施設から脱走することを提案される。
この後の怒涛の展開は読んでみてのお楽しみ。
本体価格920円
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ネタバレ平成最大のテロ事件を起こした死刑囚の娘・優莉結衣が主人公のダークヒロインシリーズの第12弾。
日本、そして世界を影で操り始めた最強最悪の優莉家・長男こと優莉架祷斗と主人公・結衣による最後の戦いを描いたお話。
最初からフルボルテージで、これまで結衣と関わったあらゆるキャラクター達が交差しながら物語が進んでいきます。
『高校事変Ⅷ』の時も思いましたが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のような高揚感が再びありました。しかも今回は死刑囚だった父親だけでなく、優莉チルドレンの母親にも焦点が当てられます。これが物語の伏線回収や、大波乱を引き起こすのでとても面白かったです。
ひとまず今作で結衣が主人公の物語は終わりを告げるのですが、優莉チルドレンの物語としては今後も続くようなので楽しみたいと思います。 -
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ネタバレ平成最大のテロ事件を起こした死刑囚の娘・優莉結衣が主人公のダークヒロインシリーズの第11弾。
最強最悪の優莉家・長男こと優莉架祷斗が日本を、そして世界を影で操り始めた中で結衣がただ1人それに抗っていく、というお話。
前作からパワーアップした結衣ですが、とにかく架祷斗が凶悪過ぎる。本当にこんな奴がいたらマジで世界が終わってしまうのでは?と思ってしまうくらいの強敵に、結衣が1人抗っていくものの無理ゲー。過去の主要キャラも死んでしまい、その先で衝撃の展開を迎えます。そこからさらに衝撃の展開を迎えたところで終わり、ボルテージMAXのところでお預けとなります。続編をすぐ読める状態にしておくことをオススメします! -
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2020年。シリーズ6弾。
いきなり沖縄での貧困家庭の残虐ストーリーだし。沖縄てそんなに貧乏なのか。
修学旅行で沖縄へ行った結衣ちゃん。ずっといじめられていたのだがここで意趣返し。宿を抜け出すと、米軍基地内の試験試験場に潜入。あいかわらずの大立ち回り。今回は末端ヤクザ、米国犯罪捜査局から視察にきた女性と一緒。少女たちも救う。同級生と恋人つなぎ?したり、
同級生と協力したり。大団円と思えば・・・結構おなかいっぱい、伏線いっぱいな巻よ。そのエピソードいる?てのは次巻以降でわかるのかな。
あ。凛香ちゃん、どんな目に合っても負けないのはすごい。そして謝る結衣ちゃん、姉なのに優しくできずごめん。この二人再強かも -
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ネタバレ平成最大のテロ事件を起こした死刑囚の娘・優莉結衣が主人公のダークヒロインシリーズの第8弾。
ここまで因縁が続いた半グレ組織が結衣に懸賞金をかけ、総力を結集し、酸鼻極まるサバイバルゲームを挑んでくる、というお話。
過去一のスケールと、これまでの登場人物(のうち生き残っている人達)も見事なまでにストーリーに絡んでくるあたりが『アベンジャーズ/エンドゲーム』に通じるところもあり、本当に面白かったです。
最終回でもいいくらいなのに(読んでいて「これはもう警察に捕まるだろ、、、」ってなります。これまでの作品もそうですが)、また最後の最後の終わり方でギャフンとなってしまうあたりも素晴らしい。
一方で、結衣を危険視する人達のことも理解できるというか、決してヒーローではない、結衣のカリスマ性が特に際立つ一作でした。 -
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あれまぁ、意外とちゃんと女子高生なんすね
10代はホント1年でぐんと成長する時期ですから
なんか、色々普通人の生活に触れて少しずつらしさを獲得していく結衣さんが微笑ましい限りでございます。
にしても、今回もバイオレンス全力でございまして、ちょっと相手方がなんだかチョロい感じと、何だこいつぅ〜ってので、いまいち張り合いない感じはありましたが
念願のあれも見つかり、これで高1は終わりかと思いきや・・・
まだまだ続くし、ん?おじいちゃん?的な流れも入りまして
まだまだ、楽しませてもらえるみたいで何よりです。
ってか、毎回、数日で転校するもんで、季節まだ・・・春じゃないか?
まぁ、続きが気になってしょうがない、高1の春なのでした。 -
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ネタバレ平成最大のテロ事件を起こした死刑囚の娘・優莉結衣が主人公のダークヒロインシリーズの第5弾。
1作目で結衣に命を救われたものの死直面したショックから不登校になっていた少女・澪と、過去に結衣の父が起こしたサリン散布事件で両親を亡くした少女・沙津希が見学に行った農業高校には不穏な気配がした。澪が身を案じて結衣を呼び出したところから、国家を巻き込む大きな戦いに巻き込まれていく、というお話。
どんどんスケールアップしていき、「今度こそダメなのか?」と思わせる匙加減が見事でした。結衣の過去もしっかり描かれた上で、これまでの伏線を多く回収して、しっかり物語上で裏切ってくるので、あっという間に読破してしまいました。
内容はめっちゃバイオレンスですが、どこかVIVANTに似たエンタメ性も感じられる一冊になりました。