松岡圭祐のレビュー一覧
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ネタバレまさかの老いに引退を決意するシャーロック・ホームズ。
いや、確かに前作では生意気なヤツやなとか思ったけど、そこまで打ちのめされた姿は見たくないんや…。そこに届いた伊藤博文死亡の知らせ、そして見知らぬ女性からの仏像のメッセージ…。
前作から時間が経ったせいか、ホームズが自分の間違いというか、弱みを以前よりも認めることが出来てると思った。
あと、ワトソンとホームズの友情。
私は実際のホームズはあまりワトソンをを気にしていないのでは?と思っていたけど、そんなことはなかった。
まぁオリジナルのほうはどうか分からないけど。
あと、伊藤博文のほうも自重しない〜。山縣もサーベルを伊藤に渡したりして止める -
Posted by ブクログ
めっちゃ面白かったー。^_^
身近な道具を武器に変えてテロリストに立ち向かう姿は、正しく女性版ランボー。
時限爆弾を解除するシーンや、兵士を殺すシーンはリアルに想像出来て良かったです。
ストーリーが面白く、世界に引き込まれて次々と読んでいきました。
続編を読みたくなりました。
総理大臣がテロリストに襲われる所は、22年7月にあった安倍首相の暗殺事件を思い出しました。
オウムサリン、9.11以降テロが事件の中心になり、身近になっていく所が怖いと思いました。
本作のように学校がテロリストの標的にならないような世界になって欲しいですね。
気になったセリフは、
事件が解決し、SPの錦織と優莉結衣 -
Posted by ブクログ
かつて井上一夫がフレミングの遺族に差し止めを食らって、成しえなかった日本人作家による007後継小説、しかも上質サスペンスとして登場!こりゃもう快挙だ。正直、映画の007しか知らなくて「二度死ぬ」「黄金の銃」を読んだこともないような人はお呼びではない。あのボンドの詠んだ英文俳句を、タイガーが「二度死ぬ」で「字数が合わない」と翻訳を投げ出したのを、娘が「人生は 生きて死にして 二度かぎり」と575におさめた、この価値が分からない人間が読んで感想を書くなど言語道断。ホームズの大空白時代と同じ「ボンド洗脳時代」の謎の前後と、1963年の近代日本史と世界史を知るインテリにのみ通じる内容だ。この充実ぶり、
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Posted by ブクログ
読み始めたとき、あれ?これってJKなん?って
前巻の壮絶なラストで決着ついたね、って感じだったので
新章スタート?みたいな感じで、若い二人の慎まやかながら
幸せな日常話を堪能していたら
突然嵐はやってきたって感じで、話が急展開
でも、ちょっとミステリーな感じで今までのJKとのつながりは感じれず
ただ、公安が出てきてから・・・
おっと、やっぱりJKなのねッて感じで、そこからは怒涛の展開に
メインは今回の主人公(?)のクライム・サスペンスな感じでしたけど
だんだんJKことEEこと紗奈の怒涛のバイオレンスショーが開幕し
気がつけばどっぷりバイオレンスのど真ん中、血溜まりの中に立ってましたは・・・
高 -
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東京ディズニーランドで清掃のアルバイトをしている永江環奈。ある日、彼女はディズニーの顔として活躍するアンバサダーになれることを知り挑戦を決意する。不可能だと言われながらも周囲の応援を受け、最底辺からランキング第二位までになり、夢に向かって努力する主人公。
迎えた選考会当日は雨、さらに園内で大騒動が発生して主人公は自分の栄光を取るのか、仕事の誇りを優先するのか選択を迫られます。
前回のミッキーマウスの憂鬱の世界から16年後の世界が描かれて楽しくあっという間に読みけれます。前回主人公だった後藤大介はどの様に変わっているのか。
ディズニーランドのビシネスモデルもどの様に変わっていったのかもわかります -
Posted by ブクログ
読み始めて違和感を感じた。
結構なページ数を読み進めているのに肝心の主人公の有坂紗奈が出てこない...
地味なミステリーで終わっちゃうの?と若干物足りなさ(ストーリーにではなく李沢直也くんが前半の主人公ということに)感じながら読んでいると、いきなりキターー!紗奈ちゃん登場。
読んでるこっちが息苦しくなるぐらいの死闘が繰り広げられて、いやいや普通なら死んでるし...
そんな状況でも執念で復讐する凄さ。やってることは残酷で実際にそんなことまでできるの??と想像しにくい描写も沢山だけど面白い。
今作でも少しだけ高校事変とリンクさせてきたので次回作でどう繋がるのか...
楽しみだー♪