松岡圭祐のレビュー一覧

  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手

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    おぉぉ〜、今回はかなりやきもきさせられました
    初っ端から衝撃な事件で始まって
    いやいや、どう考えてもコイツラだろって思えど
    そこがなかなか崩れていかない
    なおかつ、あれま?定番登場?の沙友理さんが意外と引っ掻き回してくれて
    ん?っておもったら万能鑑定士Qが出てくるし・・・
    豪華キャストの共演で本筋進まんじゃんっておもったら
    立てこもり事件とかもう、一介のラノベ作家が遭遇するシチュじゃないところまで上り詰めて、さぁさぁ、どうするよって
    終盤もなかなかストレートに謎解きしてもらえずに、
    莉子ちゃんもアドバイスなのかよーわからん感じのサポートで
    読んでるこっちがじれったいわぁ!! って
    いよいよ真相

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    2024年07月06日
  • ウクライナにいたら戦争が始まった

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    ネタバレ

    地震で被害の後に、ウクライナへ。
    戦争が始まりそうで帰国しようとしたらコロナ感染で帰れず、戦争が始まってしまう。
    絶望的な状況になったところで、生き残る行動を重ねていく。
    生き残るには幸運や偶然もあったかもしれない。
    『生き残る判断、生き残れない行動』という本を読んだことがあるが、戦争では当てはまらないかもしれない。
    これは他人事ではない、いつか自分の身や家族に起こりうる可能性がある。
    後半は現実世界と小説の世界とを想像しながら、一気に読み進めてしまいました。

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    2024年07月04日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

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    期待のシリーズ!
    ミステリーでありがちなクローズドサークルですが、内容はありきたりではなく、犯人も予想外!
    人の欲望渦巻く結末まで一気読み必至です、、

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    2024年07月02日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

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    期待を裏切らないミステリー!
    今回のシリーズは駆け出しのラノベ作家が主人公という少し変わった設定。どうやって小説家とミステリを繋げるのかと思いきや、文学作品と繋げて展開され思わず一気読みしました!
    流れもテンポもストーリー自体ももちろん面白いですが、文学についても知識がついて、登場する作品を読みたいと思わせられました!

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    2024年07月02日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    いやぁ〜、ほんとなんでこんな展開が思いつくんだろうと
    毎回驚かされますが、今回もなんともよくこんな流れ考えましたねぇ
    ってただただ「へぇ〜」って感心させられた次第

    理系の自分は、文学研究ってなにしてんだ?って思ってましたけど
    こんな感じで文字で綴られる世界を紐解いていくって
    かなり知的で想像力が試される分野なんだなと思った次第
    そんななかでちゃんと科学的アプローチも今どきは実施されているってこと
    非常に興味深く読ませていただきました。

    まぁ、今回も李奈さんは、まぁまぁ危ない橋渡りつつも、
    最後はズバッと解決でスッキリ、その後フォローもなんともいい感じでした

    にしても、いつも本業では日の目

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    2024年06月25日
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    シャーロック・ホームズ・・・・・・と、伊藤博文!?
    なんだそれは!?
    と読み出したこの本、
    読んでびっくり、あまりにも面白い!!
    シャーロック・ホームズと伊藤博文、交わることがなさそうな2人が出会い、そして、深い関係を築いていく様子に感動しました。
    そのとき自分が正しいと信じてした行為が本当に正しかったのか。そんな葛藤もあり、人間的に揺れるホームズに今までにない魅力を感じました。
    衝撃の展開や、ホームズ、伊藤の友情。
    感動と興奮の嵐は最後まで止むことがなく終わって欲しくないと思う間もなく一気読みしてしまいました!

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    2024年06月22日
  • 瑕疵借り

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    瑕疵借り奇妙な間取りを読んで
    前作があることを知り読みました。
    こちらの方は新作とは異なり
    とても切なくてやるせない物件のお話ばかりで
    夢中になって読みました。
    亡くなった後に気づいても遅い。
    けれど藤崎はみんなの救いになる様な
    瑕疵借りさんでした。
    今周りにいる人を大事にしたいと
    改めて思わせてくれる小説でした。

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    2024年06月07日
  • 高校事変

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    読み始めた時はまさかこんなにロングシリーズになるとは思いませんでした。
    少しハードな内容ですが、読んで後悔はないですよ!

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    2024年06月04日
  • ウクライナにいたら戦争が始まった

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    言葉が出ない...

    2年前に戦争が始まって、テレビでその光景を観た時は恐怖でしか無かった。
    今でも北朝鮮が弾道ミサイルを発射する度、TV速報やニュースアプリの通知が届くと恐怖心は芽生えるけれど「今更、何ができるんだろう」と他人事のように思っている自分もいる。

    これが日本で起こったら...
    琉唯たちのように生きるために逃げ惑うことが出来るんだろうか?
    恐怖心だけは芽生えるけれど、じゃあどうすればいいのか?全く検討が付かない。
    完全に平和ボケだ...

    でも大好きな作家さんが作品として取り上げてくれたことに感謝したい。日本の女子高生目線で描かれたことで印象に強く残り、まだまだ戦争は続いているこ

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    2024年06月03日
  • 高校事変 13

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    新シリーズ、めちゃ面白かった。
    瑠那の生い立ちの設定は思いつかないしEL累次体という謎の組織も出てきてますますハードに。
    瑠那が天才すぎて結衣も凛香もかすんでしまった(^_^;)
    もちろん今後も楽しみ❢

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    2024年05月25日
  • 小説家になって億を稼ごう(新潮新書)

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     何か文章を書きたくて読んでみました。小説を思いつくところから出版、印税生活になった後まで網羅されている。小説を書いて収入を得るという大筋がイメージしやすい。特に執筆のはじめの一歩「想造」はすぐにでもできそうでいいなと思った。
     印税の交渉の仕方など、よく出版社が許したなというトピックもある。反面、編集者との付き合い方や映像化に際する心構えなど出版社から作家には指摘しづらいけどわかっていてほしい部分もちゃんと含まれていたのかなと思った。
     無理に意図を読み取ろうとするならば「印税の相場なんてググれば出てきてしまうのでそこは譲る分、メディアミックスなどは積極的に柔軟に受け入れてほしい。あと気に入

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    2024年05月24日
  • 高校事変 IX

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    ネタバレ

    時々優莉結衣に会いたくなる。でも会う時は田代勇次との決戦対決と知っている。極悪田代ファミリーの最後のひとりとなった勇次、かつての高校事変被害者長谷部宅を訪れ潜伏する。勇次により、長谷部夫妻は殺され、琴奈がナイフで自殺する。ここで結衣は勇次との最終決戦を覚悟する。勇次の目的の1つが、敷島和美の殺害である。結衣は田代ファミリーの重要証拠SDカードを武器に和美の奪還を狙う。いやーラストの勇次との対決は少し物足りない気もするが、ようやく終わった。これがシーズン1なのね。いったん終了して「JK」に行こうかな。⑤

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    2024年05月18日
  • 高校事変 VI

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    シリーズ第6弾。
    貧困ビジネスに切り込むはずが、修学旅行のついでに武器密売組織を壊滅、アメリカ人にも手を出しちゃった優莉結衣。
    この圧倒感。そして続きが楽しみになるこの中毒性。
    やめられない、止まらない。

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    2024年05月12日
  • 高校事変 19

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    前巻でラスボス登場ってことだったので
    今回は怒涛のかつて無い死闘が繰り広げられるのか?と思いきや
    ナイスな東京観光と相成りまして、存分に楽しませていただきました。
    なんか、ヒルナンデス見てるみたいな気分が少し・・・
    とはいえ、優利シスターズのバイオレンスどんと来いは健在なわけで
    日本で一番のあの場所でトム・クルーズもびっくりの戦いを繰り広げ
    前回からの流れよろしく最後は優利シスターズで萌なラストを迎えるという
    おじさんにはなかなかメシウマな展開でした。
    優利シスターズ以外にも今回はアレヤコレヤとみんないい味出してて
    新たな展開?を想起させるエッセンスも垣間見え、安心して楽しめた回でしたね。

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    2024年05月11日
  • JK

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    個人的に『2023年トップ』に挙げたい小説です。とにかく「面白いから読んでみて!」に尽きます。

    ヒロインのキャラが立っていること立っていること。ちなみにタイトルの「JK」は、女子高生という意味だけではありません。

    ただ、最初の方で起こる有坂家惨殺事件があまりに胸糞過ぎて、読むのが辛くなるかも。でもフラストレーションは徐々に回収されるのでご安心を

    脳みそが飛び散ったり、目玉を抉り取ったりしまくるし、性的描写もあるところに注意

    ストーリーがとてもシンプルで爽快、勧善懲悪の童話のようでもあります。テーマも明解。若い人にもお勧めしたいです

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    2024年04月27日
  • 瑕疵借り

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    保証人のスネップが1番好きです
    事故物件・瑕疵物件にまつわる短編集ですが、ホラー要素はなく様々な人の人生がつまっていました。
    なんか、切なかったな。でも、凄いいい作品でした。

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    2024年04月24日
  • 探偵の探偵III

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    9年ぶりの再読。

    ⅠとⅡは、大まかなあらすじしか覚えていなかったのに、この巻は、市村凛との直接対決シーンのインパクトが強く残っていて、再読してもハラハラ、ドキドキが味わえて面白かった-!

    再読して気付けたのが、市村凛以外の登場人物たちが、「高校事変」でも登場(活躍)していたことを知れて、嬉しくなった。また「高校事変」も再読しようっと!

    それにしても松岡圭祐さんって、それぞれの作品の登場人物を他作品にもリンクさせているから1度読んで終わりって気持ちにさせず、再読させて何度も楽しませる達人だなって思った。
    ほんと感服。

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    2024年04月21日
  • 探偵の探偵II

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    1に続き、こちらも9年ぶりの再読。
    やっぱり所々しか覚えていなくて、初読のような感覚で読み進められた。

    玲奈ちゃんって、強ぶったり冷静さを装ったり無謀な行動に出たりするわりに、結構すぐにボコボコに痛めつけられて、よく泣いたりと感情が不安定で、読んでて正直辛いなーって思うけれど、ある意味人間臭い、ただただ汚れのない素直な女の子なんだと読みながら「強くなれ!負けるな!」って応援してしまってる自分がいる。

    「高校事変」や「JK」のような爽快感は味わえないけど、地味だけど戦う女の子はやっぱカッコイイし面白い。

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    2024年04月14日
  • 高校事変 V

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    相変わらずの疾走感!!
    伏線回収もあってか今までのシリーズの中で一番面白かった。
    最後に最大の大逆転劇。
    さすがと思わずガッツポーズ(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧
    澪や沙津希との出会い。本当に良かった。

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    2024年04月07日
  • 高校事変 18

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    あら、御大登場・・・ってので、いよいよ全面対決
    第1、第2の刺客って感じで話進むのか?っておもったら
    ちょっと予想打にしない展開で、ゆるりと時は過ぎていき、
    ちょっと意外な展開だなって思ってたら
    あれ?なんか前もこんな感じのイベントあったよね?
    ってなところに、こんどはヒロインズ全員集合
    ありがたい豆知識を色々と教えていただいて、
    このまままったり頭脳戦か?っておもってたら
    待ってました、血で血を洗うバイオレンスの始まり始まり
    そこにこれまた、おぉ〜そういうことぉ〜っていう裏があり
    かなり激しい激戦を繰り広げて、
    いよいよ最後か?、さよなら結衣ちゃんっておもってたら・・・

    コンフィデンスマン

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    2024年04月05日