感情タグBEST3
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一気読みでした。予想通りに近いのに夢中になってしまうのが、いつものことです。それにしても、編集者と小説家の関係は何とかならないのかな?これでいいのかな?
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彗星の如く現れた期待の新人・櫻木沙友理の出す本は全て100万部超えで、一躍時の人となる。その櫻木を発掘した出版社が新人作家を募集すると知り、李奈は友人の優佳と共に選考に参加する。見事審査を受かった二人は、瀬戸内海にある離島に招かれた。そこはかの有名な海外ミステリーの舞台の様な絶海の孤島で…
今回のテーマは「クローズドサークル」。
名前の通り、絶海の孤島で起こる殺人事件。そして櫻木からの不可解な課題。スマホも使えない、そして襲われるかもしれない恐怖。これらがハラハラしっぱなしでしたが、二転三転と変わる展開が予想もしないもので、シリーズの中で一番面白かったです。
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3巻目にして、ようやく引き込まれてきた感じです。
解説にも「…前作とは作風が一変…」とあったので、そういうことかと納得。
今回も、作家の苦悩や出版の裏事情が、フィクションとはいえ、とても生々しく描かれていて、読者としてはとても考えさせられるものがあった。
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杉浦李奈の推論第三弾。副題のクローズド・サークルという題名からして何が起こるのかとドキドキしながら読み進めていた。人がひとり亡くなり、犯人は誰かと考えるところで李奈と同じミステリー作家の友人の優佳と一緒にアイデアを出すところで、犯人は単独犯じゃなくこちら側に協力者がいないとできないとは思った。一度、李奈が謎解きして、こういう結末なんだと納得仕掛けたのだがここで終わりではなかった。複数で共犯事件の場合はお互いの牽制のために証拠を残しておく。なるほど。一気に読んでしまった。
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無人島でのクローズドサークルによる見えない犯人との攻防かと思いきや、身内に犯人がいたという種明かしは驚きでした。作家のリアルな有名になるまでの道のりの険しさなども知れてとても面白かったです。
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読んでいると、どこかで読んでいた経験があるような内容(そして誰もいなくなった、、、)と錯覚しつつ、ツマラナイかもと思ってしまいました。しかし最後の数ページで色々と騙されました。
結論は面白かったです。このシリーズを読むたび、もっと文学書の知識があれば、更に面白く読めたのかなと。オススメします。
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孤島の島で殺人事件が発生して、見えない犯人に怯える感じのよくあるクローズドサークルものだった。
前作までは、1人死ぬくらいだったのが急にテンポが変わったので新鮮だった。けど、ラストはいつも通りの展開になり読者の裏をかいた感じが良かった。
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クローズドサークルものはいくつか読んだことがあるが、読んだことないタイプのオチだった。
読み応えがあるのになんだか軽い。
でも、一巻完結型ではなく、少しずつ主人公の成長が見えるのが良かった。
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李奈さん。
相変わらず、
事件に巻き込まれてますね。
シチュエーションは、
実際にはあり得ないと感じましたが、
小説としては面白かった。
優佳さんは、
サブキャラとして今回も登場してますが、
相変わらず何の役にも立ってない。
GW中に、積読状態のⅣも
読んでみます。
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シリーズ3作品目。
一番面白くてハラハラしたかも。
一作目から主人公杉浦李奈の成長が
著しいですね。本当強くなったなぁ〜。
なんと4月に4作品目が刊行との事。
本当執筆スピード尋常じゃないですね。
でも毎回濃厚で面白い。
本当作家さんって天才ですね。
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Ⅰ、Ⅱと少し変わって話が拡張した印象。
とにかく今回はキャラクター達が動く動く。友人の那覇優佳の存在は李奈にとって心強かったでしょう。
今回はあまり出てこなかったけど、レギュラー化されてきたキャラクター達のポテンシャルの高さに驚かされると同時に、どこまでその能力が引き出されていくか、今後の作品が楽しみ!
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孤島における殺人・クローズド・サークルとして
始まり、殺人せざるを得ない状況下における即興
共謀が謀られたのは、小説家ばかりという特殊な
性格ゆえ列車における殺人のような色付けがなさ
れた(アガサ・クリスティの名作両面焼き)
誘導とはいえ、人様の計画を読み解いた李奈も作
家としての悲哀を骨身にしみこませているからだ
彼女も被害者と言うべきだと思う(´・ω・`)
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クローズド・サークル。
ミステリーファンなら基礎の基礎と言える、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』を彷彿とさせるタイトル。
もちろん中身も。
この本歌取りめいた物語だが、そもそも集められた原因は「櫻木沙友理」というとんでもなく売れに売れた作家の後継者選びだった。
櫻木は誰なのか。
その謎解きと、そもそも櫻木はいるのか。
『金田一少年の事件簿』を思い出す。
売れない作家たちの運命やいかに。
終わり方は一回でわからず、数ページ戻ってもう一度読んだ。
なるほど、櫻木は「いた」。
ちょっと解決シーンが急ぎ気味だったかなという印象と、李奈の最後のセリフが蛇足、のような気もするが……。
古今東西のクローズド・サークル本へのオマージュが効いている。
さて、この物語、実はVに続いていく。
ⅢとⅣの読む順番は入れ替わっても問題ない。
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前の2作とは少し毛色が違う感じ? 後半で話が転々とひっくり返るから何が出版社の思惑で何が作家たちの仕組んだことだったのかわからなくなってきた。
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シリーズ第3作。新星ミリオンセラー作家の櫻木沙友理を発掘した出版社の新人作家募集にラノベ作家の杉浦李奈と友人で作家の那覇優佳は参加する。2人は揃って合格し瀬戸内海のリゾートアイランド汐先島に招待される。合格した小説家8人と櫻木沙友理・編集者・カメラマン・世話係の計12人が絶海の孤島で事件に巻き込まれる。
前2作では探偵役に徹した李奈が今作で事件の禍中に放り込まれる。文芸色を薄めミステリを前面に小説家の苦悩を描く。絶妙な違和感と伏線、事件の真相が2転3転し緊迫感が漂うクローズドサークル。
★★★✩✩ 3.0
Posted by ブクログ
今作に関してはクローズドサークルで展開されるが故に展開に惹き込まれず、若干惰性で読んでいたところはあった。アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」や「オリエント急行の殺人」へのオマージュ、最後のどんでん返しは良かったが、1作目同様ラストが早急な印象。