【感想・ネタバレ】ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月20日

書店業界を舞台にした作品だった。
作家ならあるあるのんだろう事が書かれていて新鮮だった。
特に、書き進め方で追憶とかは省いたりしているところだったり。
主人公の成長にも期待したい作品でした。
高校事変の優利では無いけど、どんどん化けてほしい。

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Posted by ブクログ 2021年11月08日

これが表面的な蘊蓄しかないとか言ってる人は、ほんとに本の知識がないよね。
今回のは文学の知識がない人にもわかるようなストーリーになってるけど、知識がある人には幾つかの隠されたヒントがわかるようになってる。例えば井上靖の「ある贋作家の生涯」について、教授が論文を酷評したとのくだりがある。「ある贋作家の...続きを読む生涯」を読めばわかるが、本物の芸術家とは何なのかという核心に迫った部分だけ、教授は読み違いをしている。なぜそこが理解できなかったかと言えば、もともと本人が創作のなんたるかを判っておらず、「ある贋作家」に出てくる贋作家の元作家への思いを誤解しているからだ。これは最後の真相にも結びついてくるし、実は李奈が教授に疑いを持った最初にして最大のきっかけはここである。終盤の謎解きが急に思える人は「ある贋作家の生涯」「夏の砦」を読むといい。
辻邦生の「夏の砦」を(本来は)模写の課題に選んだ学生は、そこに描かれる冬子の芸術への思いに純粋に共感しているからで、そこを理解できない教授は表層的に受けとるしかなかった。
これら2作は読んでいればより深くこの物語が判るが、知らなくてもミステリの概要は理解できるようにしてある(知識がなきゃ判らないように書かれてたら万人に理解できないだろう。文句言ってる人はそうしてほしいのだろうか?)。そこを「蘊蓄の部分は邪魔で、それがなくてもミステリは理解できる」って、そりゃそういう風に書いてあるからそうなってるだけで、実際には出てくる書名を読んだ方がより楽しめる。先入観抜きに読む事をお薦めする。

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Posted by ブクログ 2021年12月15日

 ラノベ作家の李奈は新進気鋭の売れっ子作家・岩崎と対談する事に。これがキッカケで次作の帯に推薦文を貰う事ができたが、発売直前に岩崎の盗作疑惑が持ち上がり白紙になってしまい…

 人の死なないミステリーかと思いきや、文学×本格ミステリーでした。

 幼少期に家族と上手くいかずに本の世界へ入り込んだ李奈...続きを読むだったけど、心配で側に来てくれる兄とは違い、両親は口先だけっぽくて微妙な気分でした。

 引っ込み思案な李奈が、無理やりノンフィクション作家へ足を踏み込む過程でどんどん強くなっていくのが頼もしかったです。

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Posted by ブクログ 2021年11月27日

思ったよりずっと面白かった。終わりも感動的だった。この人、ほんとに一人なのかな.知識が幅広すぎないか。

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Posted by ブクログ 2021年11月06日

松岡さん。
本当に色々なジャンルを書きますね。

千里眼
Q
α
ミッキーマウス
高校事変
etc

今回は、芥川や太宰から最近のコンビニ人間などの文学論など、こんな話も書けるんだと愕きました。

これも、シリーズ化するのかなぁ?
と思って巻末を見たら、
2021年12月21日に発売予定

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Posted by ブクログ 2022年01月21日

多作な作家さんで、次から次へと新しいシリーズが始まるし、どのシリーズが終わったのか、よく分からなくて、最近では気にしていなかったのだけど、2作目が出たところで、このシリーズの存在を知り、文学をテーマにしているとのことで、つい手を出してしまった…
今シリーズの主人公はラノベ作家の李奈。
新進気鋭の話題...続きを読むの作家・岩崎翔吾と雑誌の対談で知り合ったことで、最新刊の帯を書いてもらうが、発行直前に岩崎に盗作疑惑が持ち上がり、李奈の新刊のプロモーションもとん挫することに。
そんな中岩崎が失踪するが、盗作されたと訴える側の行動も怪しいことから、李奈がこの真相のルポを書く為に取材することになるが、どんどん不可解な事件に巻き込まれていく。
誰が何のために、手の込んだ盗作騒動を起こし、殺人事件まで起こしたのか?
「文学ミステリー」と名付けられているので、ちょこちょこ出て来る文学の蘊蓄が、あまり本編には関係ないようでうざい。
「鑑定士Q」などを読み慣れていると、あまりにあっさり容疑をかけられている人たちが死んでしまうと引く。
太宰や芥川のうんちく話も、そんなに必要だとは思えず・・・引きこもりの設定の李奈も全然そんなことなく、作品自体のブレを感じる。
とりあえず1作だけ読もうかと思ったけど、つい2作目も買ってしまった…

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Posted by ブクログ 2021年11月27日

作品として極めて良いわけではないが、作中に散りばめられた文学を敬する記述に好感を持てる
嬉しくて勧めたくなる作品

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Posted by ブクログ 2021年11月16日

今回は文学界の蘊蓄話。
ラノベ作家が大ヒット作を出版し話題の新進気鋭の作家と対談する事に。それをきっかけに次回作の推薦文を書いてもらう事になったのだか、出版直前に盗作騒動が発生し頓挫。
その後、盗作の疑いをかけられた作家が行方不明になり、成り行きで行方を探し、盗作騒動の謎を探ることになったのだが・・...続きを読む

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Posted by ブクログ 2021年10月27日

とりあえず続きに期待。

読み始めた時、主人公はややヘタレのような感じだったけど、色んな事を調べるうちに最後は事件の犯人と立ち向かう。途中では精神科医より向精神薬を処方してもらってたのが終わりには人が変わったかのような状況。

話自体は面白い視点だったな。

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