あらすじ
ベストセラー作家になっても変わらない日々を送る李奈 。いつものようにコンビニバイトを終えて自宅マンションに帰り着くと、そこには担当編集の菊池と同い年の小説家、優佳の姿が。じれた様子の2人ら“ある賞”の候補になったことを知らされる。加えてその後、コナン・ドイル著『バスカヴィル家の犬』の謎の解明を英国大使館から依頼される。その謎とは? いったいどんな目的で? そして、気になる賞の行方は……。
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Posted by ブクログ
おぉぉ〜、ついに!! って感じで、始まったとおもったら
ん? バスカヴィルの犬? コナン・ドイル?
まぁ、いつものことながら、なかなかに驚きの展開
でも、まだコンビニバイトをやめない李奈の、
庶民感が閑話休題な感じで心地よきなわけで
物語は、日本を越えて、世界を相手にするレベルになり
ついに来たぜ!!とおもったら・・・あらまどん底
でもそこからのカウンターが今回は心地よかったです
ページにして残り20ページぐらいの大逆転
で、最後にそっちはどうなったん? ってところで終わるところがまた憎い
次巻で結果わかるんですよね? 松岡先生
Posted by ブクログ
主人公の杉浦李奈がどんどん有名作家になっていく。
今回の事件の規模は大きい。シャーロックホームズのバスカヴィル家の犬が盗作かどうか。その鑑定に絡み、作家は大きな犬に襲われる。
こんな壮大な疑問に結論が出せるのかと疑問だったが、犬は犬で解決。ホームズも、なるほど、この形でオチがつくのかとすっきり爽快な終わり方。
面白かった。
Posted by ブクログ
ついに直木賞候補。
ついにシャーロック・ホームズ。
どんどんスケールが大きくなりますね。
ホームズものにもいろんな謂われがあるなんて初めて知りました。
ただ楽しく読んじゃってたよ…
Posted by ブクログ
面白かった!いろいろな豆知識もあり、著者の博識ぶりには脱帽です。パンダの数え方なんて、今まで生きてきた中で考えてもみなかったなぁ…今回はコナン・ドイルのバスカヴィル家の犬について。翻訳本ビジネスについての場面では、今問題になっている原作者と脚本家の話題が頭をよぎったり…ちなみに私が過去に読んだバスカヴィル家の犬は大沢在昌翻案の本でした(笑…もちろんそれも面白かったですが、それはまた別の話…
Posted by ブクログ
表紙を見て、ムム…Q様再登場と思ったら、悲しいちょい役で残念にもほどがある。その上、一人で海外まで行かせるは 、天下一の文学賞の候補にまでするは、李奈キアンはハラハラ、ドキドキで呼吸困難。
Posted by ブクログ
今回はコナンドイルの「バスカヴィルけの犬』の謎の解明を頼まれる李奈。国内だけではなく、イギリスにまで行くなんて、スケールが大きくなりましたね。しかも、万能鑑定士Qこと莉子も世界で仕事する様になるとは驚きでした。
直木賞ノミネートまでいくのも驚きですが、結果がどうなったのか、次巻が待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
「はい、杉浦です」
今作は、李奈さんが直木賞候補になっており、
シリーズ序盤に比べて
だいぶ売れて知名度があがってます。
いやー、よかった。
本書は、「バスカルヴィル家の犬」の
原作者が誰かの謎解き
冒頭に「パスカルヴィル〜」の
ナタバレを含むとあり、
先にそちらを急いで読みました。
ネタバレ回避後、
ようやく本書を読む事が出来ましたが、
別に気にしない人もいるかも。
何カ国の専門家にも謎解き依頼をしていたけど
今回は日本人である李奈さんだから
解けた謎かも。
次回作を楽しみにしてます
Posted by ブクログ
本作では李奈が直木賞にノミネート、渡英するシーンも。シリーズものでここ数巻は読みづらさを感じていたがホームズの作品が題材の本作は面白さを感じられた。
Posted by ブクログ
海外へ調査に行く、それがイギリスともなるとそれなりに費用がかかる。ベストセラー作家になる以前の李奈にはとうてい無理な謎解きだ。
シリーズの始まりから謎解きの対象や範囲に矛盾がない。すごい。
現実の出来事のように書いているが
小説にしたら、〇〇ページ
というのが、当然その通りなわけで、2回とも笑えた。
受賞か否かの発表が寸止めという終わり方も良かった。
Posted by ブクログ
今回はコナン・ドイル著の「バスカヴィル家の犬」が著者の創作であるかどうかの謎解きを英国大使館から依頼される。
一方、季奈の新作が直木賞候補になってその賞の行方も気になるところで、実は謎解きと交錯していたり、最後の謎解き会場にはウィリアム皇太子まで登場するというサービスぶり。
それにしてもやはり、季奈の成長スピードが速すぎる!