あらすじ
東京ディズニーランドで清掃のアルバイトをしている、永江環奈。ある日、彼女はテーマパークの顔として活躍するアンバサダーになれることを知り、挑戦を決意する。不可能だと言われながらも、周囲の応援を受け、夢に向かって前進する環奈。迎えた選考会当日は雨、さらに園内で大騒動が発生して。知られざる〈バックステージ〉を舞台に、仕事、家族、恋、そして働く者の誇りを描く、最高の青春小説。(解説・藤田香織)
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Posted by ブクログ
ディズニー行って今まではキャストのこと考えることなかったけど、これからはディズニー行ったらキャスト注文して見ちゃうな…
「いつもありがとうございます」って言いたくなっちゃうな
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泣けた。
前作との繋がりもありつつの、また違った視点のディズニーランドの裏側。
前作からの後藤さんも良かったけど、登場人物が良い人ばかりで、個人的に好きな小説でした。
Posted by ブクログ
こんなはずじゃなかったのに、思ってたのと違う、ってこと生きていく中でよくあることだと思う。そんな中でいかに変われるか、成長できるか、全部自分次第。どんな環境でも頑張る人は頑張る。環境のせいにせずに努力することが大切だと思った。
冷たいように思った吉島さんが、頑張れって応援してる姿見て涙…
アンバサダーにはなれなかったけど、それ以上に大きなものを得た主人公だった
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久しぶりにディズニーランドに行こうと思い、こちらを読んでみました。
後半から目頭が熱くなりました。
主役のお仕事に就いている方を観察してしまいそいです!がんばれーって。
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東京ディズニーランドで清掃のアルバイトをしている永江環奈。ある日、彼女はディズニーの顔として活躍するアンバサダーになれることを知り挑戦を決意する。不可能だと言われながらも周囲の応援を受け、最底辺からランキング第二位までになり、夢に向かって努力する主人公。
迎えた選考会当日は雨、さらに園内で大騒動が発生して主人公は自分の栄光を取るのか、仕事の誇りを優先するのか選択を迫られます。
前回のミッキーマウスの憂鬱の世界から16年後の世界が描かれて楽しくあっという間に読みけれます。前回主人公だった後藤大介はどの様に変わっているのか。
ディズニーランドのビシネスモデルもどの様に変わっていったのかもわかります。
ディズニーランドのバックステージを舞台にまたまた若者が仕事、家族、恋、働く者の誇りを描くハラハラドキドキの青春小説です。
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ディズニー好きの私にはとても楽しめた本でした。
よく聞くアトラクションや曲、キャストのコスチューム。ディズニーの色々なものを想像しながら楽しく読めました。
なんといっても前作の「ミッキーマウスの憂鬱」を読んでるからこそ楽しめる部分も良かった!
今の自分の仕事がこのままでいいのか?と悩んだ時に読むと色々考えさせられる本でした。
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シリーズ第二弾。
といっても、単独で読んでも十分面白いですね。
東京ディズニーランドで清掃員のバイトをしている、永江 環奈(19)。
心の葛藤や家庭の不和など、悩み事は多々尽きぬ日々。
そんなある日、テーマパークの顔とも言えるアンバサダーの募集を知り、挑戦することに。
清掃員は不可能と言われながらも、様々な葛藤と向かいながら、仲間の応援を背に、夢に向かって進む環奈。
やがて迎えたアンバサダーの最終選考会。しかし、その日、園内で発生した大騒動が...
果たして、環奈は最終選考会に間に合うのか?
あの東京ディズニーリゾートのバックステージを舞台に、仕事とは?家族とは?恋心とは?そして働く者の矜持とは?
とても面白い青春小説です。
Posted by ブクログ
ディズニーランドで働く者の物語の続編。
今度は清掃アルバイトの19歳、環奈が主人公。
前作から10数年後が舞台となっており、表現も今風で、物語はフィクションだが妙にリアル。
例えば、トヨタのヤリス、鬼滅の刃の禰豆子、ハリーポッターやインスタ映えに、コロナまで。
前作主人公、後藤の登場は続編が故の魅力。
経験を重ね、頼もしさすら覚える成長っぷり。
自己肯定感低めの環奈が、高い目標や夢を持ち、
苦難や葛藤を抱えながら頑張って働く成長物語に、読んでいて勇気をもらえます。
作中に登場するマジシャンは、「マジシャン」という
別作品にも登場とのことで、いつか読みたいです。
Posted by ブクログ
最高の青春小説という言葉に間違いない。
わくわくとハラハラが沢山で、最後は泣いた。
特に「お砂糖ひとさじで」と「魔法」あたりでは、読んでいて本当に魔法がかかったかのように気持ちが上がった。
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19歳の永江環奈は、東京ディズニーランドで、清掃のアルバイトをしている。ある日、テーマパークの顔として内外で活躍するアンバサダーになれることを知り、彼女は挑戦を決意した。不可能だと言われながらも、周囲の応援を受け、夢に向かって前進する環奈。迎えた選考会当日は雨、さらに園内ではゲストにかかわる大騒動も発生して。巨大施設の、知られざる〈バックステージ〉を舞台に、仕事、家族、恋、そして働く者の誇りを描く、最高の青春小説。
おかえり!
おかえり!と言いたくもなる、あの世界観が帰ってきた!!
うれしい!!!
前作を読んだのが青春真っ只中の学生時代でした。
社会人になった今、改めてミッキーマウスの憂鬱の世界観に、フィクションのバックステージに入り込むことができて、思い出補正も加わって終始泣きそうになりながら読んでいました。
ちょっとスレた主人公の声まで聞こえてきそうな丁寧な描写が、読み進めていく度に心地良く胸に響いてきます。
「一番好きな本」が更新されました!
Posted by ブクログ
前作「ミッキーマウスの憂鬱」のような心の揺さぶりはなかったけれど、最後は穏やかな幸せに着地して、安心しました。関連本に「マジシャン最終版」「イリュージョン最終版」があると知り、興味深い。
Posted by ブクログ
前作と違って、主人公が抱える虚無感や家族に仕事を理解されない空気にリアリティがあって良かった。
話が終盤に向かうにつれて盛り上がっていく感じがすごく楽しめた。
前作を読み終えてからすぐこの作品を読み始めたので、後藤が出てきた時テンション上がった。
Posted by ブクログ
今回は、冴えないカストの一人である女の子がアンバサダーを目指して頑張るストーリー。
オリエンタルランドの裏側が赤裸々に語られるというよりは、清掃仕事に対する偏見があったり、偏見と戦う主人公の姿であったり、現実世界である本社の人間であったり、就活本のようだと思った。
途中で恋愛が絡んできたら俄然読む気になって、自分は恋愛ものが好きなんだなと再確認できた本。笑
Posted by ブクログ
前作と同じく「思っていたのと違う」と感じているキャストが成長していって自分の仕事に誇りを持つまでの話です。
とても読みやすくどんどん読み進めてしまいました。最後はハラハラしました。
ゲストのためにできることをするというキャストの思いに感動しました。
どこまでが真実の話なのかは分かりませんが、ディズニーの裏側もちょっと知れて良かったです。
Posted by ブクログ
前作に続き、こちらもあっという間に読み終わり。
主人公の性格にもどかしくなりつつ、読み進めました。
最後の展開はとてもよかった!あとはミッキーマウスがとても気になりましたり笑
Posted by ブクログ
再読。改めて“夢の国”の裏側にある現実とそこで働く人たちの誇りに胸を打たれつつ裏方ツアーをおおいに楽しんだ。私達がいつ訪れても現実を忘れて楽しむことができるのはカストの環奈含め、そこで働くたくさんの人たちが世界観を壊さず頑張ってくれているからだと再認識。永江環奈の自己肯定感の低さや、直面する理不尽さや葛藤は実際の職場でもよくあることで共感しながら読み進めるが、楽しいだけの仕事なんてどこにもないと痛感。物語の結末は、夢物語ではなく現実をしっかり見据えたもので、それが逆に温かく心に残った。
Posted by ブクログ
前作に引き続き本作も良かったです。ドリーミー過ぎないエンドが、また味わい深くて良いですね。前作の登場人物が出て来たり、ファンをニヤリとさせてくれるシーンもありました。
ディズニーランドという誰もが知っている夢のテーマパークを舞台にした、この物語でしか味わえない現実と虚構が混ざり合う独特のワクワク感、堪らないですね。これはやはり、唯一無二の面白さだと思います。
Posted by ブクログ
美女と野獣のエリアや1作目の主人公たちが社員として話に出てきて、前回の数年後という設定がより楽しめた。個人的には家族との微妙な関係(特に母と)の筋書きと落とし方にやられた。世間体を気にする立場を押し付けてくる感じ、あ〜あるある、と。でも言い当てられてる部分もあってやるせなくなる。葛藤。ミッキーにまで八つ当たりしてしまうあたりが、常時夢心地ではいられない描写としておもしろかった
Posted by ブクログ
中学のときに読んで大好きだった
「ミッキーマウスの憂鬱の」続編。
夢の国で働く主人公が夢を追いかけて
悩みながらも進んでいく姿。
キラキラとした夢の国と
そこで働く人の現実の厳しさ…
ギャップが刺激的でおもしろい。
主人公が夢を追いかける中で、
周りの人との関わりがすごくキーになっていて、
やはり夢や目標は自分のものだが
自分ひとりで叶えるのは難しいよなと
読みながら思った。
支えられて今があることを忘れない人でいたい。
Posted by ブクログ
【今自分の職場やバイト先で悩んでいる人におすすめ】
ディズニーの裏側を書いた作品。
ゲストがディズニーを楽しんでいる裏ではキャストの人は苦労しているんだなって読んで思った。
ディズニーの綺麗な部分だけしか見たくない人は読まない方がいいかもだけれど、個人的には裏側も含めてディズニーってすごいなあって思えた。
自分も置かれた環境で花を咲かせてみよう。
Posted by ブクログ
続編!
でも、あんまり関係ないから、こっちだけでも問題なし!
ディズニーランドは、めっちゃ体育会系って言うのは聞いた事ある。
更に「ゲストの言葉は絶対だ!」 つまり、お客様は神様ってことね。
何でもかんでも、横文字使うのはなぁ〜
カーストディアルキャスト
→清掃員
パーキングロットキャスト
→駐車場の誘導係
色んなことしてくれる人は、芸達者な掃除のお兄ちゃんとかで、ええんとちゃうの?面倒臭いとしか思えんけどな。
でも、その別空間みたいなとこが、ディズニーランドなんかなぁ〜…
今回は、ここにカーストディアルキャストとして、働くバイトの環奈ちゃんが主人公。
バイトという準社員の立場に不満がありながら日々を過ごす。
ディズニースマイル(作り笑顔)で!
そうして、色んな事件があり、自身の仕事の重要性ややりがいを見出して成長していく。
イケメンの彼氏も出来て…(^-^)v
この作品では、前回と同様
準社員(バイト)
ゲストに夢を見せる。
正社員
夢の世界ではなく、実際の利益を徹底的に求める。(厳しい)
みたいな位置付けで、考えてるっぽいね。
確かに、利益追求しまくってる正社員に、夢の国を見せるのはムリかもしれん。
でも、利益追求が仕事の質が高いの?だから、正社員なの?
夢見せる方も重要でしょ!(ここ、全体の9割が準社員やったはず。)
あくまでも、役割が違うだけ!
その辺考慮しないと、ディズニーブランドだけで、人集めるのも限界きそう。
学生さんのバイトはともかく、本業に近い人たちは、希望者は、正社員でええんとちゃうの?
(今でも正社員の道あるみたいやけど、めっちゃ狭い門みたい。)
今、人手不足で、どうなってるか知らんけど、少なくとも、この作品の前作からの間には、あんまり改善してないんかな?
まぁ、ブラックとか、ニュースで色々やってるから、賃上げはしてそうやけど、ゲストだけやなく、キャストにも夢見せて欲しいとこやな!
もう、人口少なくなって来て、成り立たんようになるで〜!
お仕事小説として面白い!
まぁ、テーマパーク行くと人多いから、しんどいし、あんまり行かんけどね。
近所のユニバでええわ。それも、あんまり行かんけど。
ひらパーか!
Posted by ブクログ
清掃員の女性のキャストさんから見たオリエンタルランド。
家族から認めてもらえない仕事というのは本人にとってなかなかつらい。
結果ではなく無理そうなことにも挑戦する過程が大事
謎のカラス問題。
Posted by ブクログ
主人公の自己肯定感の低さにはびっくりしたけど
最終的には自分で決めて、自分の道を開いていったのがグッときたかな。
とても良い話だったけど
終始苦しい気持ちが多かったかな…
Posted by ブクログ
前作の主人公が出ていたり、
続きもの としても若さの葛藤を感じた
夢と魔法の国で、大変なことがあるけど
自分の居場所をみつけて進む姿が素敵だと思う
Posted by ブクログ
前作はとてもおもしろかった記憶があるのだが今回はそこまでではないかな。
特にアンバサダーを目指してそれがうまくいきだすあたりとか、指輪を探すあたりとか・・・。まさにディズニーっぽくて。
でも今回もディズニーランドの裏側が知れて、感心するやらびっくりするやらでおもしろかった。
Posted by ブクログ
いつの間にか続編が出ていて、これは買わねば!!と早速読んでみた。
まぁ前作読んだのが大分前だから、前作からの登場人物が出ていたのにすら気づかなかったけれども。
相変わらず、どこまで本当かわからない話だけれど、いやにリアリティはある。
特に、社員として経営しなければならないところの話とか。そうだよな、なんだかんだ言っても会社だもんな…と。
ディズニーは、アルバイトが凄いとよく聞くけれど、アルバイトだからこそって言うのがあるのだろうな。
環奈がどんどん人気者になっていく展開は見ていてまるでディズニーやん!って感じだった笑
そこから現実に戻されたとしても、そこで素晴らしいところが待っている。やっぱディズニーやなぁ。
ディズニーは、会社の先輩(男)が好きで良く連れて行かされてたなぁ。
もう行ってないけれど、僕の人生でディズニーに行くなんて事があると思えなかったのに、あぁして年に何度も行けたのは本当に貴重な経験で幸せだったなぁと。
Posted by ブクログ
170ページあたりまでは、
憂鬱
という言葉がピッタリというくらい。
どの登場人物や、組織にも
嫌な気持ちしかもてなかった。
たぶん、後藤は、
ディズニーランドで働くことに心からプライドをもっている
同じく準社員の藤木恵理
を見ることで
自分の立場、置かれている状況
などを客観視できたことによって
変わったのかなと思った。
どんな職場にも職種の違いや、できる仕事の
領域の違い、
正社員、準社員の違い
平社員、管理職の違いなど
現実的にはすごくたくさんの
見えない壁が存在する。
その見えない壁を感じたあと
信念をもって向上心をもちやっていくのか、
ただ諦めの気持ちで惰性で過ごすのか
と別れる気がする。
そんな、後藤や恵理の
ピュアな部分に触れた一部の人間は
また、自分の中の誇りに気付き
変わり始める。
憂鬱から始まったが
読み終えた時には
自分の中に誇りがあることは
どんな、地位や立場よりも
素敵な物をもっていることなのだと
気付ける1冊