あらすじ
令和中野学校に入学し、諜工員候補生となった燈田華南。先輩の桜澤美羽らとともに、犬吠埼近くの不審な古民家の監視任務に就く。そこでは東南アジア系の怪しい外国人コンビが、大量の新聞紙を外に運び出しては搬入する、謎の奇行を反復していた。古民家内に侵入した華南たちは予想外の事態に直面する。だがそれは余りにも苛酷な任務、優莉ファミリーとの激突の序章だった――。緊張が走る、Z世代の青春バイオレンス第2弾。
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Posted by ブクログ
今回はかなりのハードな痛モードでしたねぇ
結構スタイリッシュな戦いが続いていたので
顔をしかめたくなるような拷問系の痛みは久しぶりで
これまた生々しいものだから、読んでるこっちが痛くなってくる
まぁ、華南ちゃんはひょんな流れで中野に入りつつもしっかり馴染んで2年生
緩いまったんのハム予備軍活動で始まったかとおもったら
いきなり、あっちの妹が出てくるわ、姉は出てくるわで、
あれま、この頃のおはなしなのねと、あっちの方を思い出しつつふむふむと
で、こっちはみんはサラブレッドじゃないんで、やられまくりの怪我しまくり
これはこれで、なんか納得のリアリティを感じる所
そんなかなでも華南頑張るなぁっておもってたら、あのイベント、
なんとも、やるせないながらも、まさかの流れにこちらもびっくり
悲しみを乗り越え、新たなミッションとおもったら
なんとそれに関係してるってところが、ほんとなんともうまい流れ
まってましたって展開に心踊らせてると、なんと姉さん登場!!
あぁ〜、これが役者が違うってことか、って思わせる神展開となり
最後は、学園もののキラキララストシーン
なんか、まさに群像劇って感じで、こちらもなかなか次作が気になります。
どっぷり、松岡ワールドでした
ごちそうさまでした。
Posted by ブクログ
面白かったです
対優莉戦ってあるように、優莉姉妹との戦闘シーンあり
読んでて思ったのは、結衣の行動原理は本が変わっても変わってないのかな、ということ
その辺の感想は人それぞれみたいだけど
ここで終わってしまうような、また続きが出そうな、
出れば続きを読もうと思う
Posted by ブクログ
結構面白かった。展開が早くてどんどん次が気になった。美羽が死んだのは衝撃的だった。主人公と一緒にこれからも進んでくと思ったから。ただ、高校事変読んでないと分からないこともでてきて、困る。
Posted by ブクログ
高校事変シリーズの登場人物かチラホラと。
令和中野学校に所属する諜工員候補生の燈田華南と優莉結衣との闘いもあり、なかなか面白いですね。
シリーズものになりそうな予感がしますね。
Posted by ブクログ
謀工員の候補生となった華南。それは過酷な任務だった。そして、ついに優莉ファミリーと激突する事になり…
まだ結衣が高校生の頃だったのが新鮮でした。時系列が高校生の頃とリンクしていて、思い出しながら読み進めました。
スカウトされ、令和中野学校に身を置いた華南達の本当の意味での過酷な任務と、美羽だけの任務の違いに愕然としました。この出来事によって、高校事変23に繋がると思うとゾッとしました。全ての根源はここから始まったんですね…
今後どう優莉ファミリーと絡んでくるか楽しみです。
Posted by ブクログ
JK5巻よりは遥かによかった。ただ美羽をあっさり凄惨な死に方に追いやる意味は見出せない。凛香と結衣が敵として出てくるのは高校事変ファンとしては楽しめるんだけど、結局これもまた高校事変のサイドプロジェクトなのかよ?って疑念は拭えない。
後から作ったハムエッグの設定をどうやって過去の高校事変に組み込むんだよ?と思っていたら、敵キャラに「令和中野学校?新設定か後付けか?」と言わせてるのは笑った。松岡センセー開き直ってんなw
とりあえず追いかけはするけど、既存の高校事変を捻じ曲げてほしくないし、新しく登場した華南たち諜工員候補にもちゃんと物語を与えてほしい。
それにしても「ガラスに含まれるナトリウムが海水と反応して爆発」とか完全な虚構だろ。ガラスのナトリウムは酸化ナトリウムで安定していて海水には反応しないし、爆発を起こすなら金属ナトリウムでも莫大な量が必要。こういう高校事変的なノリは嫌いじゃないけど、素人にも分かるような適当な設定はやめてほしいな。
Posted by ブクログ
シリーズ第二弾。公安が運営する工作員養成学校の生徒たちの奮闘記。と言いつつ同作者の高校事変と同じ世界戦なので奮闘記なんて生易しいものではない。サブタイトル通り、同校3年生時点の優莉結衣が登場。その周りを主人公の華南とその仲間で迎え撃つ。要は高校事変を彩る登場人物の外伝的な内容だけど、シリーズ化出来る程に完成度が高い。読み終わったばかりでもう続きが読みたい。ていうか公安の卵だからってハムエッグって 笑
Posted by ブクログ
主人公華南を支える先輩の美羽、彼女の早期退場が悲しい。それも身内の裏切りによるものだった。そのような状況において、優莉結衣の暗殺計画。結局、結衣の懐の深さと強さ、そして結衣の凶悪説に疑問を抱くことになるのだが。ホンジュラスで結衣に戦場で生き延びるこつを叩き込んだ磨嶋と弥藤も登場。彼らの機転で一命を得た華南達。それにしても結衣の圧倒的強さが際立つ。いよいよ、優莉匤太vs優莉兄弟vsJKの紗奈vs令和中野学校の華南達の四つ巴の戦いの発展するのか。混沌としてきた物語に決着はつくのか。
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対優莉戦ってタイトルだからどんなん話だろうと期待して読んだらコラボと言うかスピンオフみたいな感じだった。千里眼のネタが少し出たりして高校事変を読んで無い人は置いてきぼりな展開だった。自分は千里眼も高校事変も読んでいるので楽しめましたけどね。
Posted by ブクログ
松岡圭祐著『令和中野学校Ⅱ 対優莉戦』は、知略と矜持が交錯する静かな戦場を描いた一冊である。前作が「陽」の物語だったとするならば、本作はまさしく「陰」の気配をまといながら、人物たちの内奥に潜む信念と葛藤を浮かび上がらせている。
表題に掲げられた“対優莉戦”という言葉が示すように、読者は派手な衝突や決戦を予感する。だが物語は、その期待を巧みに裏切り、真に問われるのは「敵を倒すこと」ではなく、「己をどう貫くか」という精神の攻防であることを示していく。その構図が緊張感と重層性をもたらし、ページをめくるたびに静かに胸を締めつける。
群像劇としての完成度も高く、それぞれの候補生たちが異なる正義と恐怖を抱えながら、国家という巨大な枠組みの中で自らの居場所を探す姿は、若者たちの“理想と現実のはざま”を鋭く描き出している。松岡氏特有の構成力と取材の深さが、単なるスパイアクションにとどまらない「人間のドラマ」へと昇華させている点は見事だ。
終盤にかけては、静寂の中に潜む覚悟と決断が重く響く。華やかさではなく、沈思の果てにある希望。その陰影が本作の魅力であり、シリーズを通して語られる「令和という時代の青年たちの生きざま」を象徴している。
読後には、勝敗や善悪を超えた、より深い問いが残る――「信じるべきものとは何か」「正義は誰のものか」。
『令和中野学校Ⅱ 対優莉戦』は、静かに燃える情熱と理性が織りなす、現代的な叙事詩である。
Posted by ブクログ
松岡圭祐『令和中野学校 II 対優莉戦』角川文庫。
シリーズ第2弾。
『高校事変』と『JK』、『令和中野学校』の世界観が密接につながり、さらには『高校事変』の方には『探偵の探偵』や『千里眼』、『鑑定士Q』の登場人物が関わり、全てのシリーズを読んでいないと面白さが半減しそうだ。
昔、映画とタイアップして文庫本を大量販売する『角川商法』というキャンペーンがあったが、松岡圭祐の方は自著の販売を拡大しようという『松岡商法』といった感じだ。現代最高峰のハードボイルド作家のマイクル・コナリーも『ハリー・ボッシュ・シリーズ』と『リンカーン弁護士シリーズ』、『ジャック・マカヴォイ・シリーズ』、『レネい・バラード・シリーズ』を融合させて、成功しており、松岡圭祐のやり方は間違ってはいない。
本作のタイトルに『対優莉戦』とあったので、『高校事変』の優莉一族の誰が絡むのか気になっていた。既に『高校事変 23』の方には『令和中野学校』が登場していたので、自然な流れではある。しかし、『令和中野学校』の謀工員候補生たちが優莉匡太らに立ち向かうのかと思えば、優莉凜香や結衣を敵対視し、結衣を暗殺しようとするのだから驚いた。
令和中野学校に入学し、諜工員候補生となった燈田華南は、先輩の桜澤美羽らと共に、犬吠埼近くの不審な古民家の監視を行う。その古民家では東南アジア系の怪しい外国人コンビが、大量の新聞紙を外に運び出しては搬入するという謎の奇行を繰り返していた。
古民家内に侵入した華南たちは家内に掘られたトンネルを発見し、内部を調査する。トンネルを進むと別な古民家へと辿り着く。その古民家に潜んでいたのは優莉凜香たちだった。
本体価格940円
★★★★