松岡圭祐のレビュー一覧

  • 万能鑑定士Qの事件簿 II

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    Ⅰからの続きになってます。前巻の最後に日本がスーパーインフレになり貨幣の価値がなくなってしまった原因の追求に奔走する凛田莉子。ちょっと間抜けな小笠原。結果は意外の展開に。兎に角読まずにはいられないストーリーです。

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    2018年07月16日
  • ヒトラーの試写室

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    この著者については、デビューされた直後にその作品を読み、うーん自分にはちょっと合わないかなあと感じてから遠ざかっており、以来本当に久しぶりに買ってみた。
    先入観を持っているわけではないと思うが、やっぱり文章を運ぶリズムや物語の構成とかが若干物足りなく、プロの小説家ならもう少し…などと偉そうにも感じたところはあったが、いや、十二分に面白い作品だった。
    まずは実在の人物の名前をポンポンと繰り出して興味をつなぎ、油断すると、あれ、これはノンフィクションだったっけ? と読み手が一瞬錯覚しそうなぐらい。
    悲惨の極みにまでは寄っていないが、それほどには戦時中の空気も生々しく描かれている。
    クライマックスか

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    2018年07月11日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 V

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    ネタバレ

    パリ編。今回小笠原君の活躍はないです。最初と真ん中にチョイ役で出るだけ。メインは高校時代の恩師・喜屋武先生とその時の同級生・楚辺。楚辺が勤める一流レストラン・ベランジュールで起きた食中毒騒ぎ。高校時代の凛子しかしらない喜屋武と楚辺の心配は何のその、たぐいまれなる頭脳と推理力で事件を解決していきます。
    もう少し犯人の動機が強い方がよかった気がするけど、ラノベだとちょうどいいくらいか?

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    2018年06月18日
  • 万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉

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    ついに最終回
    探偵の鑑定からの流れで、少々やさぐれ状態から始まりましたが、コピアとか過去メンバー勢揃いしつつフィナーレらしく、鑑定士エッセンス満載で面白かったです。
    最後はどうなるかと思った二人もしっかりオチがついて
    良い最終回でした。

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    2018年05月23日
  • 探偵の鑑定I

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    探偵の鑑定? まさかの万能鑑定士と探偵の探偵の連携
    人の死なないミステリーとバイオレンス一直線のコラボとはとても驚きでした。
    ちょっと、万能鑑定士のホンワカ具合が勝っていて、探偵側が浮いてる感もありましたが、そこはうまい感じで松岡トリビアが中和してくれ、物語としては意外とすんなり受け入れられ、グイグイ引き込まれる感じ一気読み的な感じでした。
    両シリーズの最終章へ向けての非常にうまい幕引き加減に感銘を受けます。

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    2018年05月12日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XI

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    瀬戸内から師事を受けた水無施瞬と莉子の勝負はどちらも実力が同程度。
    互いの考えの読みあいがとても面白かった。
    一見、悪役に見える水無施だが、親の為に寺を継いだことや売り上げを寄付していたことなど瀬戸内に行動が似ており、悪になりきれていない人物だった。
    次回以降にも莉子を助ける一人として登場してほしい人物だと感じた。

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    2018年05月05日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IX

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    ネタバレ

    モナリザ展の日本開催に向けて謎のトレーニングを受け、莉子の鑑定眼が失われるというこれまでにない危機に思わず焦りを感じてしまった。仕掛けを見れば大したことないように思えるが、莉子の弱点が垣間見えた話だった。
    小笠原と莉子の関係が少し進展したように見えてほほえましかった。

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    2018年05月05日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VIII

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    ネタバレ

    水不足を解決する画期的な技術を巡って台湾で莉子が活躍する話。
    台湾で莉子を含む波照間島出身三人娘がいろいろな場所に行く展開がメインで、技術のトリック自体は拍子抜けしてしまった。
    最後のアンパンマンには思わず笑ってしまった。

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    2018年05月05日
  • ヒトラーの試写室

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    最近の松岡氏は史実に基づくフィクションばかりで、時に重苦しそうなあらすじにいつ読もうかと長引かせてしまう。
    ナチスドイツの非道さは色々見ていたので、物語が進むにつれ、日本に帰れなくなった主人公の行く末にひやひやし、戦時中でも映画が作られていた余裕さに驚きながらも、目的を知れば切なくなる。
    目の前の仕事を必死でやり抜いている人間がいいように利用されるのは、この時代だからじゃない。いまも同じだ。
    ある種の戦争小説だけど、映画・特撮の視点から描かれるのは新鮮だし、小説的なトリックに、いかにも松岡氏らしいなと苦笑い。

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    2018年04月24日
  • 黄砂の進撃

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    これも面白かった。
    一つの史実を相対する両方の立場で書かれている作品だ。
    よく一冊の作品の中で交互に書かれている作品はあるが、これは片側だけで完結してある。
    前に読んだ「黄砂の籠城」と対になっている。
    両方を読むことによって内容も味わいも深まると思う。

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    2018年04月19日
  • 探偵の探偵III

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    ネタバレ

    いよいよ死神との対決!
    「こんなに嫌な人間がいるか?」っていうくらいに腹立たしい奴に、玲奈は立ち向かうわけなのですが、この物語としては琴葉との関係が重要になっています。
    まだシリーズは続くようなので、玲奈にとって救いのあるような終わり方を願っています。

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    2018年04月19日
  • 黄砂の進撃

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    『黄砂の籠城』と対をなす作品。義和団事件を中国人の視点から描いたもので、『黄砂の籠城』では中国人が人間扱いされていなかったのを見ると大いなる違いがある。
    歴史の事実を様々な視点から捉えることはとても重要ことだと思う。昨今、中国を貶す本が散見されるが、意味のない非難中傷はやめたほうがよい。その一方、この本の帯になるコメントのような一方的な中国礼賛も、同様にばからしい。

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    2018年04月18日
  • 黄砂の進撃

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    ネタバレ

    「黄砂の籠城」を中国側の視点から書かれているのがこの「進撃」。光緒帝が近代化をすすめようとしていたのに西太合は紫禁城に守られてどれだけ無知だったのだろうか。宣教師の横暴にどうにかせねばと農民が立ち上がったのが義和団。紅灯照の妖術も史実であり黄蓮聖母も実在したらしい。自己を見失いがちなとき、人智を超えた奇跡の存在を信じれば心の拠りどころができると導いてきた張徳成。りっぱだった。「籠城」ででてきた柴さんが莎娜と会話するくだりが今の日中関係はどうにかならないのかという作者の意図を感じた。

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    2018年04月15日
  • 生きている理由

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    ネタバレ

    清朝末期、粛親王善耆の14番目の王女顯仔が日本で川島芳子と名乗り、唯一の頼れる養父に、徹底的に猜疑心、反抗心を抑え込まれ、王女として生きるよう育てられた。玩具は全くフィクションだと思ったら「玩具を進呈する」という言葉は史実とのこと。少ない史実をふくらませて小説にしている松岡さんの筆力には感心してしまった。「人と関わって傷つくのが怖いから、自分のことを嫌いでいようとしている。でも本当は、生き方を選んだのは自分だとわかった。」生きている理由が愛する人によってみつけることができたのかな?続きが読みたい。

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    2018年04月14日
  • 黄砂の籠城(下)

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    柴五郎の言葉が心に突き刺さってくる。
    個人の基礎能力の育て方により、人間性を形成してゆき、瞬時の行動を作り出す。
    基礎能力の育成は育った生活環境であったり、指導であったりする。それは、基礎能力による読み書き、計算など当然に備わっている能力があり。親切で真面目で勤勉で信頼ができ気配りがきいていることにつながる。

    ラブロフがつぶやいた。「お前らとは戦争したくない」
    「俺もだよ」桜井は震える声でいった。「そんな馬鹿なことになるはずがない。そう信じている」
    「お前をどう憎めばいいかわからん。親切で、真面目で、勤勉で、信頼できて、気配りができて、低姿勢だ。ロシア人はひとつもない」
    「そんなことはない」

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    2018年04月11日
  • 黄砂の進撃

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    黄砂の籠城のB面

    腕っ節の強い飲んだくれの元船乗りの張徳成の成り上がりストーリー!
    物事の理解力と自分の言葉への置換、そして瞬時の判断力と周囲の思惑により、義和団の天下第一壇大師へと祭り上げられて行く。
    一方、清国の中枢と天津の情勢などにより何故宣戦布告へと向かっていったのかが描かれている。

    それと某宗教団体の大航海時代以降の布教活動への問題点も間接的に提起されている。


    何れにしても本作品は黄砂の籠城とついになる物語であり〜籠城を読んでいるか?読んでいないか?では面白みが全く異なる!!!


    張徳成は農民一人一人が学を身に付ければ世の中が良くなると本作で語っていたが、確かに現在の日本を

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    2018年04月08日
  • 黄砂の籠城(上)

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    千里眼のように読みやすいと思ったのに・・・
    漢字とカタカナが多く、出てくる名前も外人が多い。
    読みづらい!!
    が、しかし・・・
    面白い、面白い・・・

    日本人の心がつまった行動・・・
    日本人の謙虚であり勇気ある行動が認められるところは心がすーと、する。

    私だけだろうか、ビジネスの精神に通じるところがあると思うのは。

    「三十年と少し前、日本は武士の国だった。家には夫の帰りを待つ妻がいた。それが今では、夫がスーツを着て会社へ通い、妻も暇を見つけて工場で働く。私たちが数百年かけて獲得した近代的な社会制度から科学技術までを、日本人は一代もかからず学びとった。」
    「勤勉で勤労、集団を重んじ、貧しい生

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    2018年04月08日
  • 黄砂の籠城(上)

    購入済み

    日中戦争までの流れ

     日本が近代国家になる過程で、末期の清王朝と北京で列強と共に戦った、日本がある程度列強に認められた戦いであり、将来の日中戦争につながる籠城戦と思います。

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    2018年04月06日
  • 特等添乗員αの難事件 V

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    ネタバレ

    〇  評価
     サプライズ   ★★★★☆
     熱中度     ★★★★☆
     インパクト   ★★☆☆☆
     キャラクター  ★★★☆☆
     読後感     ★★★★★
     希少価値    ★☆☆☆☆
     総合評価    ★★★★☆
     浜宮絵梨子による社内でのいじめと鮫島親子による恋愛工作の2つのエピソードがメイン。それ以外にもラテラル・シンキングについてのエピソードやちょっとした雑学がちりばめられている。αシリーズの最終巻として読者サービスがびっしりという印象。熱中度は高く、最後まで楽しく読める。
     鮫島親子の企みがコミカルに描かれており、ラストの作品としては謎がやや小粒かな…と思っていると最後にひっく

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    2018年04月05日
  • 探偵の探偵II

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    ネタバレ

    前回からの続き。
    相変わらず怪我の絶えない主人公で、きっと映像化されないであろう過激な内容です。琴葉の姉夫婦にはがっかりさせられました。終わり方は玲奈の優しさを感じられつつも、とても悲しい終わり方ですね。

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    2018年03月31日