【感想・ネタバレ】黄砂の籠城(下)のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年04月16日

いやー、面白かった!

各国の公使館職員やその家族4,000人を20万人の義和団から守るために戦った連合軍兵士たち。

その中でも規律性、献身性などの特性を発揮してリーダーシップを取った日本軍の活躍が素晴らしいです。

もちろん物語ですので、事実とは異なりますがスリリングなストーリー展開と読後感が気...続きを読む持ち良い。

松岡圭佑さんの作品で一番好きです♪
息子に読ませたい。オススメです!

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Posted by ブクログ 2022年12月28日

上巻を読んだあとすぐに読みました。
ほんとにもう最高です!!

教科書ではサラッと記載されてた義和団事件がこんなにも濃密で、大きな事件だったなんて知りませんでした。だからこそ、小説としてのこしていくことって偉大であり大切なことなんだなと思いました。もちろん脚色とかはしてるでしょうけど、それによって人...続きを読むの記憶に事件が残るのであればオールオッケーです!

下巻では櫻井伍長がどんどんどんどんカッコ良くなっていく様子が描かれていて、私はとても満足です。元々責任感のある人でしたが、戦争の経験や戦場においての人との関わりによって、あらゆるものを背負う人間となっていった姿がもう感動ものですよ!人のために行動できる、そして自分の愚かさを省みることのできる素質があった櫻井伍長は、私の目標です。まだまだ自分は自分のための行動ばかりでお子ちゃまですが、いつかは人のために行動できる、まっすぐな大人になっていきたいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月18日

柴五郎と櫻井伍長は終始格好良く、ロシア軍ラヴロフとの友情や開放後の吉崎のユーモアも良い。日本軍は終始英雄的で、百田尚樹もビックリなほど日本人として誇らしい描かれ方だ。一方、中国とは距離を置きたくなるし、米英の無礼さと腹芸も唾棄したくなる。今もそんな国民性の片鱗が報じられているから。
他、2ヶ月もの籠...続きを読む城の食糧難の怖さの描写も上手い。
ところでナフカへの報酬である清の札束、おそらく軍に没収されただろうから後で奪い返す算段だったかもしれないが、もし全部焼却処分してたら密偵を止めるか炙り出すかできたのではないか。

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Posted by ブクログ 2022年06月14日

実際の事件がベースの冒険活劇。
非常にテンポが良く、歴史上の人物も、敵も味方もとにかくものすごく存在感を示しながら動き回る。
映画にしたら良いと思うが、難しいだろう。

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Posted by ブクログ 2022年03月21日

著者松岡圭祐の歴史書2冊目
今回も作者の歴史観と知識の豊富さに感銘した
今、ウクライナとロシアが全世界の最も重要な事だ
この作品を読みながら、
ウクライナが義和団事件の取り囲まれた北京在外公館区域、義和団がロシアとどうしても結びつけてしまう
柴五郎中佐はウォロディミル・ゼレンスキー
ウクライナの大統...続きを読む
プーチンは誰になるのだろう
第三次世界大戦などということも言われ出している昨今、柴中佐早く出てきてくれとつい思ってしまう

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Posted by ブクログ 2021年04月17日

義和団事件。1900年に清国で起こったキリスト教徒及び外国人を殲滅せんとする義和団と連合国軍隊との闘いを描いた作品。史実に基づいており、連合国軍隊を纏め、世界から賞賛された柴五郎とその部下、櫻井伍長の緻密な戦略策定、勇敢にして沈着冷静な行動、常に謙虚な態度等、日本人の本質、諸外国と比して勝る長所が的...続きを読む確に指摘されており改めて日本人のアイデンティティを考えさせられた。実に秀逸な作品。

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Posted by ブクログ 2020年12月18日

めちゃくちゃ面白かった。久しぶりに、本を読みながら息を詰めていた。緊迫感のある内容はもちろんんこと、「歴史に立脚している」というか、作者もかなり調べたらしく、リアリティのある内容なのが刺さった。手に汗握る系、割と好きだわ!右翼が絶賛しそうな本でもあるなぁと思ったんだけど、石破茂氏、これを推してるのか...続きを読む〜(趣味としては合うけど政治家として推してるのか〜と思うとなんとも。だって黄巾側の意見は一切無い本だからね。黄巾側の視点の「黄砂の進撃」買った。)

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Posted by ブクログ 2020年01月07日

義和団事件。教科書では数行でしか語られないこの事件の詳細を知らずに生きてきたことを今、後悔している。

本作の特徴は、東交民巷という限られた空間に籠城し、徐々に陣地が削られていくハラハラ感とそこで生じる各国の連帯、そして何より日本人の持つ本質にスポットライトが当てられている点にある。話自体はフィクシ...続きを読むョンが多いとは思うが、柴五郎が国際的に勲章を受けたこと、1900年代の日本が本格的に列強の仲間入りしたきっかけになったという事実に変わりはない。そしてその取り上げ方に嫌味がないのがないのがさらに良い。※余談に近いが、近年、ナショナリズムの高揚を受け、日本でも日本人の凄さを誇張する番組が多い(日本人の技術を見せつける番組や世界に住む日本人を探す番組など)が、その表現自体が日本人の本質、謙虚で真面目、表に立たずとも裏で支えることを美徳とする性質に反しているという皮肉に満ち溢れていると感じる。

また、主人公の櫻井伍長の変化(青年の成長というべきか)も見所の一つ。当初は列強と肩を並べるには彼らと同じ土俵で同じ武器で戦うべきだと考えるも、籠城を通して、柴中佐からの影響を受けて、日本人らしさで信頼を勝ち取ろう、そして日本人であることに誇りを持てるようになる。ロシア兵のラブロフとの関係(いがみ合いから信頼し合う戦友に)の変化がその象徴。また、前半は村田銃へ文句を言っていたが、後半はマシンガンが手に入る状況下でも村田銃を握りしめ続けたのもその一つだろう。

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Posted by ブクログ 2019年09月29日

清朝の西太后は宣戦布告を決断し、公使館区域からの24時間以内退去を通告する。20万人の義和団と清国軍の前に、外国人とキリスト教徒の命は風前の灯火となり…。世界から賞賛された日本の姿を描く。

柴五郎が実在の人物であることは上巻冒頭の写真で知っていたけれど、ここまで称賛されるといま流行りの「日本人礼賛...続きを読む」のような気がしてくるのは疑い深すぎだろうか。でも物語はフィクションなのに、臨場感あふれて真実のように感じさせる佳作だったとは思う。
(B)

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Posted by ブクログ 2019年06月27日

日本は漢人のキリスト教徒を救出しますが、西太后は突然宣戦布告し、公使館区域からの24時間以内の退出を通告します。
援軍はなかなか到着せず、20万人の義和団と清国軍の前に、4000人の外国人とキリスト教徒の命がさらされます。
誇り高き日本人の活躍により、援軍が来るまでに持ちこたえることはできるのか。
...続きを読む北京の55日が克明に描かれます。

「日本人こそ最高の勇気と不屈の闘志、類稀なる知性と行動力をしめした、素晴らしき英雄たちである。彼らのそうした民族的本質は国際社会の称賛に値するものであり、今後世界において重要な役割を担うと確信している。とりわけ日本の指揮官だった柴五郎陸軍砲兵中佐の冷静沈着にして頭脳明晰なリーダーシップ、彼に率いられた日本の兵士らの忠誠心と勇敢さ、礼儀正しさは特筆に値する。十一ヵ国のなかで、日本人は真の意味での規範であり筆頭であった。私は日本人に対し、ここに深い敬意をしめすものである」 ー 312ページ

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Posted by ブクログ 2019年02月03日

義和団事件の籠城から援軍を迎えるまでの後半。あまりに壮絶なな戦い、激しい攻防と策略のやりとり。実にスリリングで一気読みした。対となる黄砂の進撃も読まずにいられない。

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ネタバレ購入済み

黄砂の籠城 上・下

2017年05月06日

今から100年少々前の戦時中の北京。
当時の列強国や日本、いろいろな背景がある中、全員が絶望的な中においても日本人の心の持ち方・芯の強さを改めて感じた本です。今も少なからず持ち合わせているだろうその「芯」を、自分自身でも大切にしていきたいと改めて感じた作品でした。
新たに取り入れるではなく、長い...続きを読む年月日本人には備わっていると思われるDNAのようなもの、だからこそ失う事なく維持し残りの人生を生きていたいとも感じました。ありがとうございました。

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Posted by ブクログ 2022年10月07日

義和団の乱は名前だけ知っていても、大変な事件だったことも柴五郎なる英雄の事も全然知らなかった。その柴五郎が、サー・マクドナルドによる日英同盟の締結の支えとなったことも。

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Posted by ブクログ 2021年04月17日

面白かった
史実を下書きとしたアクションエンターテイメントストーリ
義和団事件をベースに実在の人物芝五郎の活躍を描く物語

いよいよ下巻です。
義和団は徐々に包囲を狭めてきます。
そして、日本が先陣を切って、漢人キリスト教徒を救出。
そんな中、西太后はついに義和団を鎮圧もせず、外国公使館から24時間...続きを読む以内退去を通告。
いよいよ、戦争状態に陥ります。
さらには、外国公使館内で行われる暗殺。
誰がスパイなのか?
そんな中、建設される巨大砲
その攻撃力により、いよいよ窮地に陥ります。
そして、クライマックスへ
という展開です

もちろん、エンターテイメントとしてのお決まりの結末ですが、最後まであきらめない姿、日本人としての矜持を感じさせる物語です。

とっても満足、すっきりです。

歴史の授業でわずかに覚えている義和団事件の裏に、こんな物語があったと思うと
とても熱くなります。
どこまでが史実かはわかりませんが、このエンターテイメントは楽しめました。

お勧め!

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Posted by ブクログ 2021年02月14日

歴史の授業で習った記憶が無いが、柴五郎がとても好きになった。模範となる人物像であった。
内容はとても面白い

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Posted by ブクログ 2021年01月06日

1900年春、北京の東交民巷で起きた籠城戦(義和団事件)を、史実に基づき描いた物語。

本書の冒頭は2017年春、商談のため北京を訪れていた櫻井海斗は困難な取引を請け負っていたが、先方の重役であるエリック・チョウ(イギリス人と中国人のハーフ)は何故か好意的で、日本人であるあなたがたと仕事がしたいと言...続きを読むう。更に彼は、まさにその場で起こった義和団事件について語り、櫻井は高祖父である櫻井隆一やその上官である柴五郎が残した功績について知る。

本編では、義和団の暴徒化から始まり、外国公使館区域である東交民巷に列強11カ国(ベルギー、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、アメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、オーストリア=ハンガリー、日本)が義和団や清政府により籠城戦を余儀なくされ、各国同盟千数百人VS義和団およそ二十万という絶望的な闘いを、多くの犠牲者を出しながら援軍が到着するまでの二ヶ月間闘い抜く。
その中でも、柴五郎中佐や櫻井隆一ら日本人の存在感は大きく、その知性や勇気だけでなく、敵に対しても思いやる仁の心を持ち合わせていた。





国民性からか、忘れられていた日本人の誇りを取り戻させてくれる一冊。

この本をきっかけに、知らなかった義和団事件の内容や、柴五郎という偉大な先人について知ることが出来た。

自慢しない謙虚さも大切だが、日本人なのに世界に誇れる日本の功績があまり知られていないことに疑問を持った。教科書を作り直した方がいいと思う。

内容では、冒頭に登場した櫻井海斗の物語が、後半にも出てきて過去と繋がる展開を期待したが、義和団事件で終わってしまったのは少し残念だった。

しかし、籠城戦後半に明かされる裏切り者の存在や、櫻井のライバル的立ち位置にあったロシア兵のラブロフとの共闘、童貞か!とツッコミたくなるような櫻井の硬派な性格など、史実だけでも面白いストーリーがより魅力的に描かれていて、充分楽しめる内容だった。

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Posted by ブクログ 2020年11月08日

義和団事件をこんなにも深く知ったのは、初めて。歴史の授業で単語を習っただけ。でも、キリスト教の布教を理由に人民を弾圧してきた西洋人もあり、義和団側のいい分も良くわかる。自国に外国人や異教、文化がはびこるわけだから。歴史のストーリーは、勝ったものの視点が軸になる。真相は。

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Posted by ブクログ 2020年01月28日

清の時代に起きた義和団事件で、清に取り残された日本人をはじめとした各国外国人の戦いを描いている。がっつり戦争もののはずなのに、エンターテイメントとして面白く、最後まで勢いよく読めた。松岡さんは義和団事件を清の側から描いた本も描いているそうなので、機会があったら読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2019年02月09日

義和団事件の名前は知っていても、北京の一角でこのような籠城戦が起きていたことは知らなかった。男の生き様と友情に心震え、ページを繰る手が止まらない一冊。
ただ、この事件の後の日本軍の北京駐留が、その後の歴史で、盧溝橋事件を経て日中戦争へとつながっていくことも、忘れてはならないだろう。

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Posted by ブクログ 2019年01月28日

松岡圭祐著。氏がこういう歴史小説を書いているとは知らなかった。
上下巻を一気に読んでしまうだけのリーダビリティはあった。やや鼻につく演出はあるし、主人公のラブ・ロマンスが誰かと始まりそうで何も始まらずに終わってしまい、物足りなさもある。あとプロローグで出てきた主人公の子孫が、その後エピローグも含めて...続きを読む全く登場しないのは、いかがなものか。
まぁ面白いといえば面白いかな。重厚さはないけど。

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Posted by ブクログ 2019年01月08日

黄砂の籠城上巻からの続き。上巻からのスピード感を失わずに、最後まで物語は駆け抜けていきました。櫻井伍長がかっこよすぎますし、柴中佐とこの2人のタックが素敵でした。
この作者の他の作品も読みたくなりました!

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Posted by ブクログ 2018年12月16日

面白かったですが、よく書きすぎなのが、恥ずかしいなとも思います。それは、自分がそこまで敬われる人間ではない、託してもらった未来に、ふさわしい人間になってないからだと思うからでしょう。

途中、櫻井伍長が言っていた「偶然、この環境に日本人が適用しやすかったのでは」ということを、わたしも感じていたので、...続きを読む柴中佐の言葉は特に心に染みました。教育の賜物。子や孫の誇りを守るために。もともと、多様性を受け入れていた国民性。

時代の流れで、得たもの、失くしたものは様々あったでしょうが、取捨選択を、間違えずに行くのは難しいなと思いました。

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Posted by ブクログ 2018年04月11日

柴五郎の言葉が心に突き刺さってくる。
個人の基礎能力の育て方により、人間性を形成してゆき、瞬時の行動を作り出す。
基礎能力の育成は育った生活環境であったり、指導であったりする。それは、基礎能力による読み書き、計算など当然に備わっている能力があり。親切で真面目で勤勉で信頼ができ気配りがきいていることに...続きを読むつながる。

ラブロフがつぶやいた。「お前らとは戦争したくない」
「俺もだよ」桜井は震える声でいった。「そんな馬鹿なことになるはずがない。そう信じている」
「お前をどう憎めばいいかわからん。親切で、真面目で、勤勉で、信頼できて、気配りができて、低姿勢だ。ロシア人はひとつもない」
「そんなことはない」
「いや。お前らは立派だよ。ほかの誰よりも」

 君らは何が正しくて何が間違っているか、客観的に取捨選択ができる。なにごともきちんと取り決め実行に移す。君たちの本質は正道にあると思う。

きみに学ぶ素質あったからだ。学ぶ素質があったのは、日本人だからだ。

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Posted by ブクログ 2018年03月27日

読んでいて先が気になるがなかなか進めない。
籠城の場面の展開が遅く感じる。
ある意味籠城の辛さが伝わりもする。
徐々に陣地が狭くなり、物資や兵士も少なくなっていく展開は読んでいて何とも言えない暗い気持ちになる。
その影響か援軍が到着し状況が一気に反転してもスカッとした気持ちにはなれず、如何にか守れた...続きを読むんだという思いになる。
下巻は柴中佐の聡明さより、櫻井伍長の成長が伝わってくる感じがした。
少し欲を言えば物語の最初であった現在の北京の話に再度絡ませてもらうと面白みが増すような気がする。

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Posted by ブクログ 2018年03月15日

陸軍士官学校第3期の柴の同期には、秋山好古大将がいる。
1899年(明治32年)10月の陸軍中佐進級。1900年(明治33年)3月、清国公使館附を命ぜられる。同5月、義和団の乱。1907年(明治40年)11月、陸軍少将に進級。1912年(大正元年)9月、重砲兵第1旅団長。翌1913年(大正2年)8月...続きを読む陸軍中将に進級。1914年(大正3年)5月、第12師団長に昇進。1919年(大正8年)8月、陸軍大将に進級する。同年11月、台湾軍司令官に進み、1921年(大正10年)5月の軍事参議官を経て1922年(大正11年)11月より待命、翌年3月に予備役被仰付となり、1930年(昭和5年)4月に退役。1945年(昭和20年)、太平洋戦争敗戦後に身辺の整理を始め9月15日に自決を図る。墓所は会津若松市・恵倫寺。

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Posted by ブクログ 2018年03月14日

下巻は一気読み。

スパイは誰なのか、さきごまで焦らされたり、この状況下の中でこそ芽生えた信頼に胸を熱くし、最後の杉山さんのご遺体の手の中にあったものに切なくなり。

こんな歴史的事件があったことも知らなかったので、それも踏まえていい勉強になりました。

2018.3.14

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Posted by ブクログ 2019年08月16日

3.9 後半は、惹きつけられるようなハラハラドキドキの連続。どれが、史実でどれが創作なのかわからなくなる。歴史とは、勝者がつくるものといっているのがよくわかる。教科書では1行で終わる史実がこんなに奥深い話になるのに驚く。

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Posted by ブクログ 2019年05月14日

歴史的にその重大さを見過ごされがちな義和団事件について、物語を通して深く肉薄できたことは嬉しい。だが、日本の偉大さを掲揚したいという著者の思惑が、主人公や登場人物の台詞の端々に感じられ、内容の深さを誇る純文学ではなく、安いナショナリズムプロパガンダの一冊に成り下がっていると思った。ストーリーの構成も...続きを読むあまく、せっかく現代に生きる孫の話から始まっているのにもかかわらず、結局最後まで現代に視点が戻ることもなく、只の切り口になっているのがおしい。

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Posted by ブクログ 2018年06月08日

どこまでが史実・事実かは分からないが、ミステリ的な要素もあり戦闘シーンも緊迫感あり戦争の過酷さも伝わってきた。うまくまとまった感じ。

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Posted by ブクログ 2018年03月08日

上巻から少し時間が経っての下巻。
上巻のレビューにも書きましたが、無知な私はこんな歴史があった事も知らず、全て初めて知ることばかり。

確かにここで書かれている日本人は凛としていて賞賛されるのも頷ける、とは思うのですが
敵国から見たらどうなのでしょうか。
人を傷付けることを前提とした戦争で、善悪を問...続きを読むうことがそもそもナンセンスな気も。

松岡圭吾の新たな一面を見た一冊。

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Posted by ブクログ 2018年03月06日

義和団事件の中、国際舞台での日本の活躍を描いた作品。日本人の美徳というか、そういう精神を描きたかったのだとは思うけど…いかんせん文体が冗長的というか、淡々と描かれることに緊張感をあまり感じない文体。
内容は悪くないけど何とも読後スッキリはしない。

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