松岡圭祐のレビュー一覧

  • 優莉結衣 高校事変 劃篇

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    ”バイオレンス×アオハル”という最高のマッドサイエンス。

    大好きなシリーズの番外編。
    もう展開もわかってるし、結末も予想つくのになんでこんなに面白いんだろう。
    日常生活から吹っ飛ばしてくれるアクションならではの純粋な爽快感と、現実世界とリンクしていて全部がフィクションとは言いきれなさそうな真実っぽく疑ってしまう部分とが、すごく良いバランスで押し寄せてきて、全く飽きさせず捲る手を早める。
    そして何よりも巻末の「高校事変13」の告知。蛇足でもなんと言われても良いから今はまたこの物語が読める嬉しさと期待しかない。
    シリーズ愛読者はこのやりとりにグッときたはず。


    「だけど…。結衣。戦闘経験者じゃ

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    2023年02月02日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    ネタバレ

    結衣の妹・凛香のスピンオフ。

    結衣よりも非常になれず、年相応の幼さも少し残している所が凛香の魅力ですね。
    結衣視点だと精一杯背伸びしてる感じがしてましたが、凛香なりのポリシーが今回垣間見れた気がします。

    淡い恋の可愛らしい所がちょっと意外でしたが、ユノには幸せになって欲しいです。

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    2023年02月01日
  • 探偵の探偵II

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    唯一の味方と言える人が亡くなってしまいました。玲奈さんが心配。琴葉のお姉さんの所業はちょっといただけないな。

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    2023年01月31日
  • 高校事変 X

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    『探偵の探偵』の市村凛が登場。
    この作品を読んだのが7年前。
    うろ覚え状態に陥ってて、自分の記憶力にちょっとショック...
    『高校事変』シリーズを読み終えたら別の作家さんの本を読もうと思っていたけど、“高校事変熱”が冷めないうちに『探偵の探偵』を読も。

    にしても今回は、戦闘がハードすぎて、読んでて疲れた...。結衣ちゃんが死んでもおかしくないぐらいボコボコ、ボロボロになったら援護や救出の手が出てきて、その度に結衣ちゃんが再起するの繰り返しで、正直、無理があるなーと感じた。

    でも376ページ~またまたいつものグッとくる場面に心が奪われる。結衣ちゃんは人と繋がりたい、認められたいんだなー。

    0
    2023年01月29日
  • 優莉結衣 高校事変 劃篇

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    2023年3冊目。

    「女子高生×バイオレンス」の高校事変
    シリーズのスピンオフ第二弾。

    話の中、今まで明かされていなかった
    主人公の空白の期間を綴った本作。

    今回は北朝鮮が舞台。どこまでが事実で、
    どこまでが創作なのか判別できないほど
    リアリティの高さ。

    それに加えて毎度お馴染みの時事ネタも
    きっちり盛り込まれてます。違和感なく
    統一教会の話を差し込んでくる隙のなさ。

    リアリティさが持ち味の作家さんだと
    思ってますが、流石の切れ味。

    バイオレンスと謳ってるだけに、描写は
    キツめです。この点さえクリアできれば
    1巻目から読んでほしいシリーズです。
    鵜呑みにはできませんが、日本国内の

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    2023年06月11日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    結衣の妹、凜香のスピンオフエピソード、ということになるんだが、ちょっと格が違うと言うか無理やり主人公に仕立てた感があった。

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    2023年01月25日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手

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    タイトルの「信頼できない語り手」で最初から犯人を公言しているようなものであったのに、それが却ってひっかけかもしれないと妄想させながら、最後のネタバラシまで一気に引っ張ってくれたのは、流石としかいいようがない。

    0
    2023年01月25日
  • 高校事変 VII

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    ★3.5
    ちょっとトーンダウン
    前半はスロウペース
    後半はいつものペース
    コロナの世の中も見せ、アパマンも出てくるとは、いつも世情を反映させたり登場させてるのは面白い

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    2023年01月25日
  • 高校事変 XII

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    ネタバレ

    「モーセが手を海上に差し伸ばすと、主はひと晩じゅう強い東風で海原を退かせ、海底を陸地とされた。水は分離した」。
    高校事変シリーズ最終巻、大団円。高校卒業出来ると思わなかった。良かったねぇ。高度1万メートルから生身で墜ちて生還出来るんだ…ググったら1万メートル超から墜落したけど生還したCAさんがいらした。
    大団円じゃないな…日本は長男率いるテロ業者の統治下に置かれて滅亡しかけたので。現実には優莉結衣はいない。架禱斗っぽいのは出そうでこわい。
    長男の母親…最終巻にて新キャラが結構な黒幕でした。新キャラって程でもないけど確かに今まで出てこなかったねぇ、矢幡総理のモデルにも武蔵小杉高校のときは気付かな

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    2023年01月24日
  • 千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮

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    ネタバレ

    トンデモ設定が多すぎるし詰め込みすぎだし、なんかあやふやにされたところもあったし、トランプのところは全然理解できなかったけど笑、スピード感とアイディア力はさすが。エンタメとしてはとてもよい。

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    2023年01月24日
  • 高校事変 V

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    あれやらこれやらが繋がって、これはⅠを読んでから読まないと。
    今までの結衣の行動を知っていると集約した感じ。
    でもまだ次がある、どうなっていくんだろう。

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    2023年01月22日
  • 探偵の探偵

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    『高校事変』から松岡圭佑にはまり他作品も読んでいる。映像化されていたというこちらは北川景子がチラつきながら。ピッタリだ。そして映像の初回も後追いで見たら原作に忠実のようだ。全て見たいけど有料なので…機会があったら見ようと思う。松岡圭佑の小説を読むといろんな業界のことが垣間見れる。面白い、エンタメとして楽しめる上、知識も身につく気がする。
    それにしても玲奈というヒロインのは今後どうなるのかやはり気になってシリーズ完結まで読みたい。

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    2023年01月22日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    高校事変を読んでいないと、少しわからないと思うところもあるが、高校事変では書かれていないところがあり、面白かった。

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    2023年01月21日
  • 高校事変 III

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    ネタバレ

    前回からの続きかと思ったら、登場人物は続いてるけど内容は違った。
    舞台は場所が変わり、どこに連れていかれるのか、その先でどうなっていくのか引き込まれた。
    どんどん読んじゃってあっという間。

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    2023年01月21日
  • JK

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    前半の暴力シーンは読むに耐えない辛いものだったけれど後半の報復に期待してなんとか読んだ。極悪な輩に同情はしない、抹殺されて当然だ。紗奈の変貌には驚くがエンターティメントとして楽しめた。『高校事変』といい著者が描く女子高生の圧倒的強いヒロインに憧れる。巻末の解説に書かれていることに同感。映像では難しいだろう内容に読書で楽しめたことに感謝したい。

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    2023年01月14日
  • 高校事変 VIII

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    優莉結衣を始末するためだけに、とうとう原爆まで登場。背筋がゾッとした。

    敵対視していた兄弟姉妹とも助け合って、田代ファミリーや半グレ集団と闘うシーンは、いい感じだった。

    一卵性双生児の姉の存在が世に出たことで、今までのアリバイが崩れ、とうとう逮捕されるかも!?とハラハラしたけど、結衣に命を救ってもらった人たちの結衣を守ろうとする行動に胸が熱くなった。

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    2023年01月13日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手

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    「信頼できない語り手」という副題ですが、本来の意味とはちょっと違うものですね
    言ってしまえば、嘘つきは誰だです

    本巻では、3巻の登場人物と親交を深め、万能鑑定士が登場します(これも著者の得意技)
    話を聞く人物と都合よく知り合えていくのは、ご愛嬌

    ミステリーとしては割と正統な感じですが、「出版業界の事情」を知らないと絶対に解けないトリックです

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    2023年01月10日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VII レッド・ヘリング

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    今回は主人公である李奈がある人物からもたらされた依頼を断ったことから、嫌がらせを伴う騒動に巻き込まれるところから始まります。脅迫者の正体は判明する一方で本来の目的の理由が、ある歴史上の人物の名前が出されてしまったことで見えてしまったところはありますが、そこからの難題を李奈が一人で乗り越えていくところが爽快でした。またいつも通り書籍関係に対する知識なども学べて実践できるものもあったので面白かったです。

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    2023年01月07日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    4巻は、松岡さんらしさ全開の作品
    一見、荒唐無稽な話なのですが、お得意のうんちく盛り沢山で説得力を持たせています
    この怪しさが、やっぱり松岡作品ですよね~

    ストーリーは、ちょっと破綻気味・・・

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    2023年01月05日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 II

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    力士シールから偽札事件への展開が見事です。日本経済が破綻してハイパーインフレに陥いる。その危機を救うのが万能鑑定士Qであった。

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    2022年12月31日