松岡圭祐のレビュー一覧
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”バイオレンス×アオハル”という最高のマッドサイエンス。
大好きなシリーズの番外編。
もう展開もわかってるし、結末も予想つくのになんでこんなに面白いんだろう。
日常生活から吹っ飛ばしてくれるアクションならではの純粋な爽快感と、現実世界とリンクしていて全部がフィクションとは言いきれなさそうな真実っぽく疑ってしまう部分とが、すごく良いバランスで押し寄せてきて、全く飽きさせず捲る手を早める。
そして何よりも巻末の「高校事変13」の告知。蛇足でもなんと言われても良いから今はまたこの物語が読める嬉しさと期待しかない。
シリーズ愛読者はこのやりとりにグッときたはず。
「だけど…。結衣。戦闘経験者じゃ -
Posted by ブクログ
『探偵の探偵』の市村凛が登場。
この作品を読んだのが7年前。
うろ覚え状態に陥ってて、自分の記憶力にちょっとショック...
『高校事変』シリーズを読み終えたら別の作家さんの本を読もうと思っていたけど、“高校事変熱”が冷めないうちに『探偵の探偵』を読も。
にしても今回は、戦闘がハードすぎて、読んでて疲れた...。結衣ちゃんが死んでもおかしくないぐらいボコボコ、ボロボロになったら援護や救出の手が出てきて、その度に結衣ちゃんが再起するの繰り返しで、正直、無理があるなーと感じた。
でも376ページ~またまたいつものグッとくる場面に心が奪われる。結衣ちゃんは人と繋がりたい、認められたいんだなー。 -
Posted by ブクログ
2023年3冊目。
「女子高生×バイオレンス」の高校事変
シリーズのスピンオフ第二弾。
話の中、今まで明かされていなかった
主人公の空白の期間を綴った本作。
今回は北朝鮮が舞台。どこまでが事実で、
どこまでが創作なのか判別できないほど
リアリティの高さ。
それに加えて毎度お馴染みの時事ネタも
きっちり盛り込まれてます。違和感なく
統一教会の話を差し込んでくる隙のなさ。
リアリティさが持ち味の作家さんだと
思ってますが、流石の切れ味。
バイオレンスと謳ってるだけに、描写は
キツめです。この点さえクリアできれば
1巻目から読んでほしいシリーズです。
鵜呑みにはできませんが、日本国内の
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Posted by ブクログ
ネタバレ「モーセが手を海上に差し伸ばすと、主はひと晩じゅう強い東風で海原を退かせ、海底を陸地とされた。水は分離した」。
高校事変シリーズ最終巻、大団円。高校卒業出来ると思わなかった。良かったねぇ。高度1万メートルから生身で墜ちて生還出来るんだ…ググったら1万メートル超から墜落したけど生還したCAさんがいらした。
大団円じゃないな…日本は長男率いるテロ業者の統治下に置かれて滅亡しかけたので。現実には優莉結衣はいない。架禱斗っぽいのは出そうでこわい。
長男の母親…最終巻にて新キャラが結構な黒幕でした。新キャラって程でもないけど確かに今まで出てこなかったねぇ、矢幡総理のモデルにも武蔵小杉高校のときは気付かな