松岡圭祐のレビュー一覧

  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

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    なんというか、シンデレラストーリーだった。

    著作を模倣された、っていうことがたくさんの著者で起きて、それに巻き込まれた主人公が、全く別の件でシンデレラの原典が何なのかを調べないといけなくなる、というもの。
    全然別の話だと思っていたあちこちが最後に一つに繋がるところが面白い。
    あと、エピローグにあたる最終節が秀逸だと個人的には思う。

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    2023年10月06日
  • 高校事変 16

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    どこまでが事実で何処からがフィクションなのか松岡圭祐作品を読んでいるとわからなくなる
    今回もウクライナや過去の戦争を絡めて高校事変16を書き上げた
    いつものことだが、違和感を感じつつあっという間に読み終えてしまう
    松岡作品のすごいところだと思う
    17も楽しみだ

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    2023年10月04日
  • 高校事変 13

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    ネタバレ

    シビック政変を経て第三次矢幡内閣へ〜優莉結衣は大学生なったからちょっと後ろに下がり、高校に入学した狂犬な妹・凜香メインで新たな高校事変やるのかーーーと思ってたら優莉家六女きました。
    優莉家六女・杠葉瑠那は優莉結衣以上の逸材かもしれない…面白かったです。新シリーズ幕開け。
    あれね…結衣と瑠那はいろいろ考えて自分からは親しくしないようにするけど緊急時にカリスマ性を発揮してしまい慕われてしまったり、亜樹凪は下々と私みたいな区別をおくびにも出さずに親しみやすい空気だしたりしてるけれど、凜香は自ら仲間を求めている気がしてきました。わりとすぐ懐いてるので、裏社会に染まり過ぎてるだけで感覚は1番普通の子に近いのかも。
    ハスミン(たぶん陰でこう呼ばれとろうもん)、ほんとに単なる元自衛官の熱血教師なのか心配です。坂東さんもいつの間にか仲良い…良くはないな。
    瑠那に引っ張られて凜香もまだまだ成長できそう。良いコンビになるといいです。続きも読みます。

    “異次元の少子化対策”と経済音痴梅沢総理。時事ネタが早いです。
    EL異次体と黒幕も……結衣は約束守って真っ当になろうとしてるのに。

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    2023年10月04日
  • 瑕疵借り

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    「瑕疵借り」
    事故物件が起きた物件に一定期間入居し次の入居者への告知義務を軽減する人のことを指す隠語。
    告知義務が無くなるわけではない。

    どの物件にでも起こりうる事件。4篇の短編集。
    原発関連死、賃借人失踪、謎の自殺、家族の不審死…
    賃貸物件に住んでいる誰にでも明日訪れるかもしれないお話。

    面白かったです。
    勝手に表紙とタイトルからホラー系だと思って購入したんだけど、人情系でした。
    ホラーだと思って読み始めてしまったから、え?とはなったけどそんなことどうでも良いくらい心に染みました。

    色んな理由で入居した人、遺された人、託された人、名義人になった人。
    色んな人で色んな理由で色んな人生で、「瑕疵物件」ってだけで怪訝したりするけれど、その裏では何があったのかを考えるとそれはまた違う気がした。

    藤崎がなぜ瑕疵借りになったのか等の言及がないのもいいのかもしれないけど、この人を深堀した話があっても良さそうだと思った。

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    2023年10月03日
  • 優莉結衣 高校事変 劃篇

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    ネタバレ

    ホンジュラスからラストバトルの間に北朝鮮でも高校事変やってたらしい時点の優莉結衣のスピンオフ。
    北朝鮮でも結衣は周りに慕われてしまう…面白かったです。
    潜入してた工作員を装ってたときは優等生でもちろん中心人物、日本人だとバレて一時は反発されたけれど、それでもクラスメイトからも大人からも頼られたり心配されたりするのはカリスマ性がつよい。
    テ上士。こんな大人本当にかの国にいるのか??
    「“正しいことをやりたければ偉くなれ”」って『踊る大捜査線』の台詞だったような気がします。同級生の皆さんにはこの経験を大事にしたまま偉くなってほしい。

    終盤、弾道ミサイルに乗り込んで帰国するところは無茶苦茶するなぁ…とちょっと笑ってしまいました。機材の中国語が読めなくて、字面で「これっぽい」だったけどそれで上手くいくものなのですね。。
    結衣が日本の女子高生を完璧に装って「天才だ…」みたいに震えられてたのも面白かったです。現役や。

    矢幡元総理が銃撃たけど暗殺されなかったの、このシーンあるんだ…と思いました。統一教会の本部爆破も。
    ここも優莉結衣が必要でしたねぇ。「新展開?」って言ってた。

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    2023年09月28日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    ネタバレ

    優莉凜香、本編では優莉結衣に反発しまくってた困ったちゃんでしたが、中二病拗らせた可愛い妹じゃないか…と錯覚するズッコケっぷりでした。いつもと違う様子のおかしさ、アオハルか。
    基準がなんでも結衣姉なんだな。「これだ!」みたいになるけど、お姉さんみたいに決めの煽り台詞はなかなか言わせてもらえなくてキレる。
    ヨンジュの最期が分かっている状態で読むので、ラストの章切ない。ヨンジュもお姉さんだったなぁ。
    確かに、結衣もヨンジュも綺麗系で、凜香は可愛い系だった気がするのでそれも差に感じるのかも。
    それにしても「凜香お姉様」の破壊力凄かった。。

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    2023年09月27日
  • 高校事変 13

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    ネタバレ

    優莉家の6女の瑠那が登場。杠葉瑠那、名字が優莉姓ではなく名もないような神社で巫女として育ち難病の為幾ばくも無い命をもつ少女。四女の凜香と因縁の坂東刑事、初登場の自衛隊の元特殊作戦群の隊員で教師に転向した蓮實、10巻で人生を狂わされた雲英亜樹凪を加えて新章突入。はたして主人公は凜香なのか瑠那なのかそして瑠那の命は。結衣はゲスト出演? 気になるのは総理に返り咲いた矢幡総理の失踪と、新たな敵の出現。最後に矢幡総理が黒幕の様相を呈してきたが、矢幡総理は結衣の見方であってほしいという希望的観測がある。

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    2023年09月26日
  • 伊桜里 高校事変 劃篇

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    久々に結衣がたっぷり登場。物語のスケールは小さくなったけど、これくらいが丁度いい。ジェームスボンド級のド派手さは無くても。

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    2023年09月24日
  • 高校事変 13

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    この巻だけ何故か読み飛ばしていた
    これで流れが繋がった
    最新刊高校事変16が発売になったようだ
    松岡圭祐という作家の発想力やそのスピード、知識に改めて脱帽する

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    2023年09月18日
  • 高校事変 14

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    EL累次体って、本当の意味で弱者を切り捨てる国策結社のようだが、なんでそういう名前がついたのか、前作を拾い読み直してみたが、いまだよくわからん。

    亜樹凪はたぶん死んじゃいないと思うが・・・

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    2023年09月11日
  • 高校事変 16

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    ネタバレ

    やはり亜樹凪は生きていた。そして日暮里高校に爆破予告が届いて…

    結衣と瑠那の大きな違いが浮き彫りになった巻でした。高校事変に何度もなりそうだったのに、それを未然に防ぐ瑠那の活躍が見事でした。
    凜香も大分丸くなって良き姉として接しているのも感慨深かったです。

    結衣からしたら、瑠那ら甘いと見えるんでしょうが自分のポリシーを貫く姿が爽快でした。

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    2023年09月10日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ

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    ネタバレ

    早くもシリーズ9作目

    相変わらず巻き込まれてます。

    でも、今作はあまり大きな事件という訳でもなく
    回避もできたような気がします。

    まあ、ようやく売れっ子作家になれて
    よかったですね

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    2023年09月08日
  • 高校事変 14

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    ネタバレ

    ホンジュラスの死闘から帰還した元自衛官の蓮實が日暮里高校の体育教師になり、凜香と接するうちに自分の存在意義を見つけられると感じ始めていた。そんな矢先、3年の雲英亜樹凪が蓮實を頼ってきて…

    完全に亜樹凪の手に落ちた蓮實が別な意味で痛々しくて何とも言えませんでした。生真面目故に、ハニートラップに簡単に落ちてしまうのも納得でした。

    結衣の時は単独で闘う事が多かったけど、瑠那は凜香と共闘が出来ている分、孤独じゃないのが救いですね。

    蓮實の元婚約者の件はハラハラしましたが、上手くいって本当に良かったです。

    そして、亜樹凪はどうなったのか?行方が気になります。

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    2023年09月07日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手

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    ネタバレ

    ある作家になりすます為に関係者をまとめて殺すのに放火した。富への憧れでこんな大量殺人するのかと思いました。あとは李奈と莉子の共演がとても良かったです

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    2023年09月02日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ

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    なかなかミステリの要素が出ないな、と思いつつ、実は予想もしていない部分がどんでん返しなのかなと疑いつつ読み進めてもやっぱり予想してない部分だった。ただ、ミステリ要素はそれほど重要ではないのだろうね。本を愛する作者の思いが伝わるようだった。

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    2023年08月31日
  • 高校事変 VIII

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    ネタバレ

    田代ファミリーがなりふり構わず結衣の首に多額な懸賞金をかけてきた。深夜12:00スタートの結衣狩り。狂気とも思える原爆を持ち出す輩まで出てくる始末。そんななか優莉家の次男(篤志)と妹(凜香)と結衣が共闘。いがみ合っていても阿吽の呼吸の悠里兄弟。三人そろっての戦闘は破壊力抜群。田代ファミリーを返り討ちにするが息子の勇次は行方不明となる。総理、半グレ集団、弁護士、一般人等、結衣に関わった人達は一様に結衣を弁護する側に立つ。結衣に自覚はなくとも圧倒的なカリスマ性で人心を引きつける。次巻は田代勇次との最終決戦か。

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    2023年08月30日
  • 高校事変 16

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    ネタバレ

    今回は、巻き込まれるというよりも
    直接狙われてる。

    ロケットまでは、まあなんとか…

    でも、人工衛星って。

    テロ訓練といって人質を取るやり方は、
    上手い!と思うと同時に、
    生徒たちは最後まで訓練と勘違いしたままで
    被害が出なくてホッとしました。

    まあ、相手は300人ヤラレてるけどね。

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    2023年08月29日
  • 高校事変 13

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    新章突入。主人公チェンジ。大学に進学した優莉家の次女、結衣から、六女、杠葉瑠那へ。高一になった四女、凛香のアオハル。同級生の瑠那と留年したためにまだ3年の雲英亜樹凪。圧倒的に強く教育(更生)に熱心な元自衛隊特殊部隊の生活指導で凛香の担任、蓮實。連続する女子高生誘拐暴行殺人。さて今回の敵は誰か、登場人物たちはどう戦うのか。またもやバイオレンスな新章が加速する。高校事変は続くみたい。

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    2026年01月12日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VII レッド・ヘリング

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    シリーズ7作目。杉浦李奈の受難の物語。嫌がらせ、脅迫により始まった幻の聖書探索と研究本執筆。大きな負債、強引な社長、反社会的な関係会社が探す、希少だがあまり価値のなさそうな古本。その真の目的は意外や意外。謎解きは痛快。ありそうでたぶんないだろうと思われるお宝。それを小説の中でこうも見事にこれと結論づけてしまった著者の大胆さに脱帽。それに何より李奈が少しずつ売れてきたのがうれしい。次巻にも期待。

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    2026年01月12日
  • 高校事変 IV

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    ネタバレ

    今回は健斗という義弟のライフルによるバス運転手の銃殺と自身の自殺という知らせから健斗にかけられた嫌疑を晴らすため奔走する。そして韓国系の半グレ集団パグェとの抗争。パグェのアジトでもある清墨学園にて公安警察の監視役、梅田と綾野と共に死闘を繰り広げる。4巻目にてとうとう敵の輪郭が見え隠れしてきたと同時に結衣のアキレス腱ともいえる弱点も浮き彫りになりつつある。そしていろんな伏線の回収。こんなに次巻が楽しみなのは読メを始める何年か前に読んだ帝都物語1~10巻以来です。

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    2023年08月17日