松岡圭祐のレビュー一覧

  • 高校事変 XII

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     いよいよクライマックス。架禱斗と結衣の最後の戦いはハラハラしっぱなしでした。

     架禱斗の母親には驚きました。まさかな人物で。

     最初の頃はサイコパス気味だった結衣が、色々な人達と出会って少しずつ人間味を出して変わっていく姿に、助けられた人達が本当の意味で慕ってくれているのがとても救われた気がします。
     特に矢幡元総理が色々な意味で頑張ってくれた気がします。

     千里眼シリーズ未読ですが、これを機に読みたくなりました。結衣の母とはどんな人物なのかがとても気になりました。

     玲奈もようやく凜の呪縛から解放されて、これから穏やかに暮らして欲しいです。

     一段落しましたが、まだ13が始動なの

    0
    2022年05月19日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    松岡作品にしては解決ページがいつもよりも早いような…と思ったら流石でした。ただ、その分ドッタンバッタンでラスト読みづらかったな…

    0
    2022年05月19日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シンデレラの原典探しの大胆な仮説と最新技術であるテキストマイニングを組合わせた結論、事件の黒幕の暴き方は見事であるし、結末も若干の救いがあるもので良かったが少し回り道した印象がある。ヒロイン・杉浦李奈の成長は目覚ましく、今後は同作者の人気シリーズ「万能鑑定士Q」のように出版・書籍の知識を活かして事件解決に勤しむ予感がした。次巻も楽しみではある。

    0
    2022年05月17日
  • 高校事変 VII

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりの読書。
    久しぶりに読むと展開の心地良さが良いですね。
    前は、また同じパターンか、と思いましたが、
    間が空くと小気味よい展開ですね。
    次は頂上決戦か。

    0
    2022年08月23日
  • 高校事変 IX

    Posted by ブクログ

    ワンパターンなので、もうこのシリーズは読むのやめようかなと思いながら、会社の仲の良い人が貸してくれるので、ついつい読んでしまうこのシリーズ。冒頭から田代勇次の非道ぶりに腹がたちました。中盤までは、結衣がほぼ警察に隔離状態で、今回は結衣の派手な殺人劇はないなぁと思っていたら、後半からいつもの通り開幕。結末は、今回もお約束通りでした。

    0
    2022年05月15日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目

    前作は、本好きの自分にも(好みのジャンルでない引用が多かったので)正直ついていけないところが多かったが、今回は、横溝正史とかあって、少しは退屈しないで済んだ。

    それでも前半は、全く展開が読めないチンプンカンプン。謎解きに入ってからは一気読み。これが松岡小説。

    まぁ、次巻も読むことになるんだろうなぁ・・・

    0
    2022年05月15日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 I

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    事件簿・短編集に続く万能鑑定士シリーズ第一弾。
    彼女が上京時や瀬戸内店長から学習法を教わるシーンなどの過去のエピソードからの掘り下げのパートでシリーズのおさらいをしつつ、事件簿12巻で出てきた「コピア」と呼ばれる贋作者の登場などこれからの展開を予期する部分も多くとても面白かったです。
    ストーリーも過去のエピソードや角川社内で起きた事件の伏線を回収する所がとても気持ちよく、莉子の台詞の「鑑定は過去の価値を問いません」「いまどうあるかです」にもあるように、失敗してもまたやり直せるというメッセージが強く感じられた回だと思いました。また莉子と小笠原の恋路の行方もこれからもっと進展していきそうで楽しみで

    0
    2022年05月14日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

    Posted by ブクログ

    戦闘シーンもないし悪の組織も出てこないし純粋にミステリーを楽しめる。
    文学に関する豆知識も楽しい。これは『ビブリオ古書堂』っぽい。
    この系統でシリーズ化してほしい。

    0
    2022年05月13日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

    Posted by ブクログ

    作者が今まで作り上げてきた主人公とはちょっと違うけど、謎解きから最後のところは一気読みだった。

    なかなか面白かった。

    0
    2022年05月11日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ラノベ作家の杉浦李奈が、雑誌対談した新進気鋭の作家の盗作騒動に端を発した不可解な事件に巻き込まれていきます。
    李奈が事件を通して作家として、また探偵役としての度胸や思慮深さがついていくところに彼女の成長を感じさせます。死者も出るし、真相がやりきれないところはありますが李奈が真相を暴くことで犯人に救いを与えたのが印象的でした。
    出版界を巡るミステリなので商業主義な面にも触れられていてそのあたりも見どころです。
    作者の他作品のように一見関係無く見える事柄が組み合わさってトリックや真相が出てくる様子は面白いのですが、最後の謎ときから結末にかけてが若干早急な印象がありました。

    0
    2022年05月07日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シンデレラの元がこんなにあるとは
    知らなかった。

    全体的には、いつものように面白いし、
    あっという間に読み終わりました。

    RENは、李奈の調査能力や
    指示に従う事を
    何故こんなに信じられるのかが
    ちょっと疑問に残りました。

    「マドンナ達のララバイ」の伏線回収がいいね。

    0
    2022年05月03日
  • 万能鑑定士Qの短編集I

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    万能鑑定士シリーズ初の短編集。
    J.O.Aに出向した莉子が駒沢直哉とともに持ち込まれた依頼から仕組まれた犯罪や謀略を暴いていく。短編集のため、普段に比べても更にテンポが良い作品となっていて、読み飽きないのが良いところ。更に、小笠原を巡って莉子と瑠美の争いがあるところも物語が単調にならない工夫があってとても面白かったです。
    また、特等添乗員シリーズの主人公浅倉絢奈が登場しており彼女の活躍が分かる特等添乗員シリーズも読んでいきたいです。

    この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
    凜田莉子:佐藤聡美
    小笠原悠人:寺島拓篤
    宮牧拓海

    0
    2022年05月01日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル

    Posted by ブクログ

    李奈さん。

    相変わらず、
    事件に巻き込まれてますね。

    シチュエーションは、
    実際にはあり得ないと感じましたが、
    小説としては面白かった。

    優佳さんは、
    サブキャラとして今回も登場してますが、
    相変わらず何の役にも立ってない。

    GW中に、積読状態のⅣも
    読んでみます。

    0
    2022年05月01日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IV シンデレラはどこに

    Posted by ブクログ

    主人公李奈の成長度合いが読んでて凄みを感じる。

    こんな推論を堂々と冷静に言える?

    優しそうな雰囲気出しておいて、やること凄いのね。。

    この調子で本業の執筆も頼みますよー!

    0
    2022年04月28日
  • 出身成分

    Posted by ブクログ

    北朝鮮を舞台にしたミステリ

    出身成分と言う名の階級社会。抗うことができない絶対的な権力の中で、ある村で起こった殺人事件が真相解明に向けて捜査されていきます。

    北朝鮮であるが故に起こり得るストーリー展開に引き込まれるように読みました。

    脱北者の話をもとに書いているとのことで、北朝鮮の現状を想像しながら読むことが出来ました。

    0
    2022年04月27日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 II

    Posted by ブクログ

    杉浦李奈さんの性格の良さが伝わって、真実に迫りつつある中でも、ふんわりとした暖かさを感じます。
    Ⅰに続いて、今回も見事な追い込みでした。個人的には最後のページで救われた気になりました。次のⅢが楽しみです。

    0
    2022年04月24日
  • 高校事変 XII

    Posted by ブクログ

    ついに決着。長かった〜。

    武蔵小杉高校事変から始まり、日本全土を巻き込んだ、究極の兄弟げんか、長男・架祷斗と次女・結衣の戦い。

    最後の闘いの舞台は『森本学園』。
    『桜を見る会』『首相と夫人への忖度』『地中に埋められたゴミ』などなど、聞いたことのあるフレーズが…

    あの方々の顔が思い浮かぶ…

    しかも架祷斗の母親が、えー⁇

    すべてを自分のやったこととして、結衣を守った双子の姉・智沙子。血の繋がった姉妹としての愛が。
    結衣と凛香の姉妹も、最後には姉妹らしく。

    やっぱりヒロインは死なないんだねー。

    最終巻なのに、新巻の紹介が…
    確かに、最後の凛香、弘子のくだりは何か続きがありそうな感が…

    0
    2022年04月18日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

    Posted by ブクログ

    2作目を先に読んで、この作品を読んだ。
    予想外の結末に驚いた。
    流石松岡作品、自身の作家活動も作品には盛り込まれていることが想像される。
    この作品も他作品と同様今後もシリーズ化し三作目もに続くのだろうか
    昨年松岡圭祐作の「小説家になって億を稼ごう」が刊行された。
    作家松岡圭祐はいったいどのぐらい稼いでいるか、野次馬となり、想像してしまった

    0
    2022年04月15日
  • 高校事変 VI

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    安定感あるな。面白さも結衣の強さも。
    沖縄戦が終わるのに、まだ残ってるなーと思いきや、まさかの飛行機内で一戦交えるとはね。

    結衣の沖縄修学旅行に加え、武器商人を根こそぎしばく話でした。

    0
    2022年04月11日
  • 出身成分

    Posted by ブクログ

    あくまでもフィクションです。
    しかし取材に基づく作品であるため、知らなかったことが満載でした。
    私の中の普通とか常識からかけ離れており、恐怖を感じてしまいます。
    狭い世界で生きているのを思い知らされました。
    そして、最高のミステリーでした。
    未来が明るいことを祈ります。

    0
    2022年04月08日