松岡圭祐のレビュー一覧
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今回はなんか李奈の急成長ぶり?に度肝を抜かれて・・・
なんかあんまりミステリーらしいミステリー楽しめなかった感じ
まぁ、ネタ自体がちょっと今更そこまだ追いかけますか?
ってな人たちに巻き込まれ事故の李奈さんだったのでなおさらです
それにしても、どうしちゃったよ、前回のおかんとの和解といい
急成長甚だしくて、ちょっとドジっ子でも頑張るのを応援したい読者としては
なんかちょっと遠い存在になってしまった感じで・・・寂しい
どこか隙を見せてほしいところではあるが、意外と隙がどんどん埋まってしまって
隙らしい隙がもう見当たらなくなってしまった・・・
はぁ〜、なんかちょっと落胆の回でございました
話自体は -
Posted by ブクログ
ネタバレ「とんでもなく優秀な総理大臣」矢幡は国家と結衣を天秤にかけ、結衣の手を振り払った。
まぁ、閣僚からもアメリカからもやいやい言われたら弱いよね…というのはあるけど。もう限界だったのか。66だもんね…モデルの総理もまだいらした年齢とはいえ(てか今は80過ぎもいる政界、若かったんだなぁ……)。
「たとえ殺した相手がテロリストばかりだったとしても、私刑など許されないのが法治国家」というのはその通りなんだけれど、ここで完全に袂を分かつのかしら……そうです、20巻も進んでようやく優莉家は口にできたけれど、武蔵小杉高校に矢幡さんがきたところから間違いでした。
大戦末期ばりの戦術を繰り出す日本政府、今度は言っ -
Posted by ブクログ
今回の話は李奈の成長の物語でしたね。
作家としても、人間としても。
随分久しぶりに読みましたエクリチュールシリーズ。
このシリーズ気がついたら新刊が沢山出てるんですよね、この前までこの巻が最後だと思っていたらもうだいぶ新刊が出てるみたいで驚き。
出てくる出版社だったりが本物だったり印税の話がやたらとリアルだったりするのもこの話の特徴ですよね、本当に李奈が同じ世界に住んでいるような感覚になって。
そう考えるとこれのひとつ前の話はかなり冒険したストーリーだったなぁと思いますね……。
今回は親子の話がテーマだったのもあり友人の活躍が少なかったのがちょっと残念。
あの3人がめちゃくちゃにマニア -
Posted by ブクログ
ネタバレ続編も面白かったです。
探偵業を引退して田舎へ引っ込み養蜂業をしてたシャーロック・ホームズの元へ、思い出の極東の国から伊藤博文の訃報が届きます。
今回は相棒のワトソン博士も一緒に日本へ。
しかし2人に待ち受けていたのは驚愕の事実と、世界を巻き込む陰謀だった……というお話。
前作はシャーロック・ホームズの世界でのifだったけど、今作は歴史上のif。
前作からたぶん20年後くらいの日本で、同じく20歳年を取った登場人物たちが奔走するのはアツいです。
ドイツの企みを阻止するために、ホームズ、ワトソン、そして伊藤博文・山縣有朋・桂太郎という年配者が大立ち回り。
爆発炎上する靖国神社……
バリツの誤 -
Posted by ブクログ
ネタバレ改訂前の本は既読なのでお話は再読ですが、それでも熱くなる作品でした。
伊藤博文と井上馨が、ホームズに言われて聞き込みしに行くシーンにテンションが上ります。聞き込み相手を投げ飛ばす伊藤博文に、相手のもう1人の首元を仕込み杖から抜いた刀で狙う井上馨。春輔と聞多はやっぱり元長州藩士。
轟沈する9隻の軍艦で混乱している海での戦闘もハラハラでした。長州と言えど瀬戸内側の人なら船への奇襲もお手の物かもしれん。
齋藤一警部(だと思ってる)は今回もデキる警察で格好良かった。
「法で罰せられなければ暗殺という短絡的思考では、幕末に逆戻りではないか」…日本は巻き戻ってるのか。明治に、幕末に。考えている。