松岡圭祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあれだけ壮絶な目をあって、悪を倒すことや復讐囚われていた紗奈が、最後の復讐を遂げるのではなく、「復讐しない」ことを選んだのが印象的だった。芦子という鏡像のような存在に出会って、またもや過酷な状況を経験して、自分を見つめ直してこちら側に戻ってこれたのはよかった。JKⅠでの衝撃が思いだされるからこそ、あのラストシーンは本当によかったなと思う。
紗奈は救われた。でもこの世界は救われていないのかもしれない。そのあたりは、次回作の高校事変で描かれるのかな。
「こっちに来ちゃいけなかった。逃げ延びたらもう関わるな」と言い残して生き絶えた存在、「復讐じゃなくあなたの人生を生きて。裏社会も不良たちも、わたしたち公安がなんとかしていく。あなたには失われた人生を取り戻してほしい。」と声を掛けた令和中野学校の諜工員。
諜工員=単純な正義でもなく、あちら側の存在もあちら側にいってしまったきっかけがあるのかもしれず、生まれついてのサイコパスという存在もあるかもしれず...人は何をきっかけに道を踏みはずしてしまうのか、あちらにいってしまった人は戻ることができるのか。それを受け入れる社会があるのか、それはどういう世界なのかなともおもう。 -
Posted by ブクログ
平成最大のテロ事件を起こした死刑囚の子供たちが主人公のダークヒロインシリーズ第16弾。
夏休み明けの初日。全国の小中高の学校で大規模な爆発が発生。瑠那と凜香が通う日暮里高校にも事前に爆破予告があり、校内を調べるとプラスチック爆薬が見つかった。2人の機転により最悪の事態は回避されたが、爆発騒動は新たな戦いの序章に過ぎなかった、というお話。
結衣に変わる新しい主人公・瑠那になって数作経ちましたが、今作では結衣と瑠那がいよいよ接触します。新旧主人公の絡みは胸熱で、そこを通じて瑠那の考え方がよく伝わってくるところが印象的でした。
敵はかなり狡猾で読んでいる途中、「あれ、これ詰んでない?」と思わされるくらいでしたが、瑠那が彼女らしさをもってそこを攻略していく爽快感が素晴らしかったです(バイオレンスなシーンはありますが)