松岡圭祐のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    シャーロックホームズという癖のある人間を違和感なくこの世界に落とし込めているのがすごいなと思います。
    複雑な国際問題も盛り沢山なのにしっかりと動機や犯人、結末もしっかりしていてシンプルに面白すぎました。
    国内や世界の歴史をもう少し知った時にもう一度読もうと思います。

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    2026年05月10日
  • 水鏡推理 改訂完全版

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    さすがの松岡圭祐、どうかなと思ったけど、普通に面白かった。
    愛想笑いしながら媚を売りたくなりそうなお偉いさん相手にズケズケ物申してくれる主人公が爽快。

    身内同士で『総合職だ』『一般職が』などと言い合うのがややtoo muchに感じるが、実際に国家公務員たちは内心ではそう思ってるのだろうとは思う。

    社会問題や国家予算について考えるキッカケにもなり、読んでよかった。新聞を隅々まで読みたくなった。

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    2026年05月10日
  • 高一事変

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    ネタバレ

    高一事変 は、「高校事変」シリーズの前日譚でありながら、単なる補完作品に留まらない勢いと熱量を持った一冊だった。まだ“最強の女子高生”として完成しきっていない優莉結衣の姿が描かれていることで、彼女の孤独や怒り、そして不器用な優しさがこれまで以上に強く伝わってくる。

    本作で特に印象的だったのは、結衣の若さだ。本編では圧倒的な強者として描かれる彼女が、ここではまだ15歳。周囲から偏見を向けられ、自分の居場所を探しながら、それでも理不尽には決して屈しない。その尖った危うさがむしろ魅力となっていて、「高校事変」シリーズの原点を見たような気持ちになった。

    松岡圭祐らしいテンポの良さも健在で、ページを

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    2026年05月09日
  • 高校事変 22

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    姉妹4人、それぞれにドラマがあり、久しぶりに長女結衣も活躍するという読み応えのある物語だった。
    また悲しい別れもあり、こんな激しい戦いの小説で不覚にも泣きそうになった。
    いよいよラスト1巻。
    思い切り気持ちを昂ぶらせてから、じっくり集中して読みたい。

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    2026年05月08日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 III

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    ネタバレ

    今回も凛田莉子が爽快に事件を解明する。
    記者小笠原目線が多いせいか、彼女の行動が困った人をほおっておけない人柄によるものということが強調されている気がした。もちろん、彼女はまったくそのことに気が付いていないというか、困った人を助けることを当たり前のように思っている節がある。
    だからこそ、万能鑑定士Qシリーズは、また次を読みたくなるのかもしれない。

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    2026年05月06日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 X

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    ネタバレ

    事件簿1と2の、後日譚と前日譚。
    少しずつ事実に近づいていく。でも、事実を明らかにすることが、本当によいことなのか。そう思わせておいて。
    でもやはり、悪いことは悪いこととして明るみになることが、人を幸せにすると思う。

    おもしろかった。

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    2026年05月06日
  • 高校事変

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    読み応え十分な、サバイバル?ストーリー。サバゲー好きならのめり込むこと間違い無しな銃器等がザクザク出場してくる。手製の化学兵器の描写もあり「もっと勉強しておけばよかった」と作者の意図していないであろう箇所に惹かれてしまった。

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    2026年05月05日
  • 高一事変

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    高校事変の一年前、結衣が高校入学後の事件。
    久しぶりに主人公として結衣が登場して、高校事変1の頃のような、すごく尖ってる結衣がなんだか懐かしかった。

    保護者ならぬ反故師と目される街の権力者。優莉匡太を優莉匡太たらしめた人物は誰なのか。
    優莉匡太 高校事変 劃篇で匡太になった経緯と、JK V でいまの匡太を動かしている存在が明らかになった記憶だけど、次作の高校事変でさらにエピソードが膨らむのだろうか。

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    2026年05月04日
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版

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    初めてのパスティーシュ!
    日本の作家さんが書くシャーロック・ホームズってどんな感じなんだろう? と正直合うか不安でしたが、とても面白くすんなりと世界観に没入できました
    推理ものとしても、ホームズの人間ドラマとしても、さらには虚実入り交じった歴史ものとしても楽しめて三度美味しい。散りばめられた正典ネタもファンにはたまらないです
    ひねくれたホームズが人の優しさの本質に触れてちゃんと言葉で表す姿にグッときました
    伊藤博文との絆、マイクロフトとの絆、そしてワトソンとの絆が改めて丁寧に描かれていて終盤はすこし泣けました
    いいものを読んだな〜という満足感が大きいです!

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    2026年04月28日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論

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    2026年4月26日
    主人公はいつも若手の美人
    なるほど、そうきたか
    コンプレックスは誰しも抱えている
    それをどう乗り越えるか
    犯罪で超えてしまう人間もいる

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    2026年04月26日
  • ミッキーマウスの憂鬱

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    私はディズニーランドもディズニーシーも行ったことがない。行ったことがある人が読んだらもっとリアルに感じられるかも。
    やたら元気な主人公は正直イライラしたけど、ディズニーの裏側を覗き見る感覚を味わえる本。
    仕事への情熱について色々考えさせられた。

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    2026年04月25日
  • JK V

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    有坂紗奈と優莉匡太がどのような状況で出会うのかとても楽しみに読み始めた。

    紗奈がジョアキム・カランブーを探すところからの序盤にはワクワクした。でも密室ミステリー系での出会いに少し物足りなさを感じた。

    紗奈を引き込むための優莉匡太と恩賀日登美の自作自演が妙に“らしく”なくて、いつになったら紗奈は「ネキ」のポジションに着くことになるんだろうと思っていたらキターーーーー!
    そういうことね。奪っちゃうのね。大事なものを...。自分たちの手は汚さず。

    高校事変とのリンク、どういう展開になるのか楽しみ♪

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    2026年04月22日
  • 高校事変 16

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    第16弾!!!!!!

    新学期の登校早々、いきなり、爆弾の解除〜♪
    次は、ロケットが飛んできて、それをプロジェクターを魔改造したレーザー砲で撃ち落とす!
    瑠那ちゃんも、凛香ちゃんも健在やわ。
    楽しそうな高校生活〜♪

    いじめっ子は、力で黙らせる!
    ただの力やない!
    生命をあっさり奪うような!
    今回は、瑠那ちゃんが、
    「一生に味わう以上の苦しみを全員にあたえてやりました」
    とさw_| ̄|○

    EL累次体の邪魔は続く〜!
    今度は、中国の核入り人工衛星をパクって、世界を牛耳ろうと!
    瑠那ちゃんらが、妨害せんように…
    おうちの神社が燃やされて…凛香ちゃんもハスミンも全校生徒も拉致られ、どうする瑠那ちゃ

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    2026年04月19日
  • 高校事変 18

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    物語はいよいよ最終章へ(?)
    前作にて衝撃的な登場を遂げた最強の黒幕 優莉匡太が表舞台へ。あらゆる言動から感じられるカリスマ性・圧倒的暴力・底知れぬ恐さが半端ない。本作もだし、この先主要人物もドロップアウトしていきそう。次作以降。子は親にどう対峙していくのか楽しみです。

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    2026年04月17日
  • 探偵の探偵IV

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    追っても追ってもたどりつけない。でもやっと。
    そして、1人じゃない。いろんな人がいて、たどりついた結末。
    目的を達成するために過ごした日々を通じて、玲奈の心も少しずつとけていってよかった。

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    2026年04月16日
  • ミッキーマウスの憂鬱

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    あの舞浜の夢の国を舞台に、バイト初日の主人公が奔走する話

    主人公の考えの甘さとか軽さにむかつきながらも、
    主人公といっしょに夢の国の裏側を見ていくうちに引き込まれていった

    作者バイトしてたのかなと思うくらい設定が作り込まれていたお仕事小説

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    2026年04月16日
  • JK V

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    ネタバレ

    まさか優莉匡太が出てくるとは。

    日登美も登場し、今まで高校事変とJKシリーズを読み続けてきた身としては受け入れられないような展開となって行く。

    匡太の人たらし感が存分に発揮され、紗奈を取り込むための壮大な仕掛けが動き始める。高校事変でネキとして登場した経緯が続いていくのだろうか

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    2026年04月15日
  • 探偵の鑑定II 改訂完全版

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    松岡圭祐『探偵の鑑定 II 改訂完全版』角川文庫。

    『探偵の探偵』と『万能鑑定士Q』との合体作の下巻。本作は『探偵の探偵』の完結編にして、『万能鑑定士Q』の最終巻となる『万能鑑定士Q ムンクの〈叫び〉』へ導く1作という位置付けのようだ。『万能鑑定士Q』を1作も読んでいない自分には少々負担である。

    読んでみると、スマ・リサーチの解散と紗崎玲奈の探偵業廃棄、『万能鑑定士Q』の閉店と結果ありきで作られたようなストーリーのように思った。そんな既定路線のストーリーを諸手を挙げて絶賛出来る訳でもなく、既定路線に乗せるための松岡圭祐の苦労だけが際立つような作品だった。

    ところで、『探偵の鑑定 I 改訂

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    2026年04月14日
  • 探偵の鑑定I 改訂完全版

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    松岡圭祐『探偵の鑑定 I 改訂完全版』角川文庫。

    『探偵の探偵』と『万能鑑定士Q』との合体作のようである。『探偵の探偵』は全巻読んでいるが、『万能鑑定士Q』は未読であるが、この程『探偵の鑑定』の改訂完全版が2巻まとめて刊行されたので購入した。

    探偵の探偵・紗崎玲奈と万能鑑定士・凜田莉子が共演するという思い企画であるが、『探偵の鑑定 I』と『探偵の鑑定 II』を刊行するにあたっては出版社と作者の思惑との食い違いなど様々なゴタゴタがあったようだ。詳しくは巻末に収録された書下ろしの『あとがきに代えて』で説明されている。

    読み始める前は『探偵の鑑定 I』と『探偵の鑑定 II』は独立したストーリー

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    2026年04月13日
  • 瑕疵借り

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    瑕疵物件と聞くと、事件性やホラー要素と勝手に関連付けてしまいそうだが、ひとえに"瑕疵"と言っても様々な瑕疵がある。

    題名とは裏腹に良い意味で裏切られた社会派ミステリーのような、ヒューマンドラマのような短編集だった。それぞれの短編から学べる予備知識もあり、読んでみて良かった。

    ①土曜日のアパート(原発関連死)
    ②保証人のスネップ(賃借人失踪)
    ③百尺竿頭(かんとう)にあり(謎の自殺)
    ④転機のテンキー(家族の不審死)

    主人公は瑕疵借りをしている藤崎達也だが、それぞれストーリーの後半くらいから登場する。
    基本は各話のゲスト視点で話が進み、亡くなる人との関係性など登場人物の

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    2026年04月09日