松岡圭祐のレビュー一覧

  • 特等添乗員αの難事件 I

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    論理的思考で解決しないので、しっくり来ない部分もあるが、発想が奇抜で自由奔放で面白い。万能鑑定士同様、劣等生の逆転劇はとても爽快。

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    2018年10月12日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 I

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    ロジカル・シンキングにラテラル・シンキングの添乗員。
    添乗員も別シリーズがあるようで楽しみ。小笠原さんとの関係も緩く進んで、事件もラストはハッピー。事件簿シリーズに引き続き楽しめそう。

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    2018年10月12日
  • 探偵の探偵III

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    死神への復讐が終わって、ストーリー的には一段落。でも、対探偵課が色んな探偵事務所に創設され、琴葉が実姉を守ったことによる精神的なダメージから、二人がどう復活していくのかが楽しみ。

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    2018年10月12日
  • 探偵の探偵IV

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    悲しみで生きる意味を失ったに見えた紗崎玲奈が自分を取り戻し、琴葉を許し受け入れていくストーリー。これで完結は寂しいけれど、何とも嬉しい結末にほっ。

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    2018年10月12日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IX

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    映画化されたモナリザの話。結構違っているところも多くてびっくりだったけど、以前登場した詐欺師の女の子も登場していて、楽しく読めた。

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    2018年10月12日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VIII

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    今回は本当にギブアップかと思ったけど、諦めない気持ちからの一発逆転ホームラン。葵に結愛の同級生トリオに、台湾で知り合った美鈴さんが加わって、文化の違いも散りばめてあって楽しく読めた。同級生達と再開して、それぞれの持ち味と成長を互いに愛せるのがうらやましい。

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    2018年10月12日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VI

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    万能贋作者と言う発想がユニークで面白い。華蓮と莉子の対決の行方にもワクワクしたが、ラストで華蓮がちょっぴり償って見せたところはほっこり和めてよかった。

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    2018年10月12日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VII

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    今回はマルサから依頼されての潜入捜査。宝石泥棒にはがっかりだったけど、大きな詐欺が告発できた上に、罪には問われたけどきっと気持ちは救われたであろう城ケ崎社長と新天地で元気に活動し始めるイザベルの社員達にが思い浮かんでうれしくなった。盗作騒ぎではスカッとしたな。

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    2018年10月12日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 V

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    初の海外編。事件そのものも面白かったが、マナーの違いなど、トレビア満載なのが面白かった。ラストでの恩師からの卒業証書にほっこり。

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    2018年10月12日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IV

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    嵯峨さんのシリーズも読んでいたので楽しめた。ラストで嵯峨さんの偽物であることがわかったけど、どこかで本物とガッチリタッグを組んで事件解決して欲しい。
    映画の話に懐石料理の話とトレビア満載で楽しく読めた。

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    2018年10月12日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VI

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    ネタバレ

    莉子と雨森華蓮の出会う巻。万能贋作師の華蓮が次に手を出そうとしている贋作とは何か?莉子は華蓮の犯罪を未然に防ぐことができるのか。
    コミックで読んでいたエピソードだけれど、文章で改めて読むとまたおもしろい。普段あんまり反りがあっていない小笠原のことを葉山が励ますシーンにぐっときた。

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    2018年07月09日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 V

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    ネタバレ

    フランス旅行に向かう莉子と,莉子を心配してついてきた高校時代の恩師の喜屋武先生。そして高校時代の同級生のレストランで起こる事件を莉子は解決できるのか。
    喜屋武先生いいなあ。最初は莉子を心配してたけど、ちゃんと莉子のことを認めてくれたのが嬉しかった。
    動物愛護家にとってフォアグラという食べ物が与える影響を考えると切なくなった。

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    2018年06月22日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IV

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    ネタバレ

    カウンセラーの嵯峨先生と莉子の初対面の回。嵯峨先生の出ている作品は前に読んだことがあって、それに比べるとチャラいなあとは思ったけど、最後の最後まで嵯峨先生の正体に気づけなかった。

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    2018年06月18日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 II

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    ネタバレ

    日本を襲ったハイパーインフレの嵐。鑑定をすり抜ける偽札の存在により、紙幣は紙切れとなり、物価は高騰した。
    実際にこんなインフレが起こったらどうしようと思った。
    雑誌が休刊となっても、雑誌記者としてのプライドを失わず、事件の真相を追いかける小笠原はかっこいい。

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    2018年06月11日
  • 探偵の探偵III

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    ネタバレ

    警察にマークされながらも、死神の手がかりを掴んだ玲奈。しかしその正体は意外な人物だった。
    私、桐嶋さんが怪しいと思ってたんだけど、疑ってごめんなさい。本物の死神はもっと狡猾で性格が悪くて虫唾が走る人物だった。
    最後の琴葉の変わり方が悲しくもかっこよかった。

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    2018年06月08日
  • 探偵の探偵II

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    ネタバレ

    妹の死に関係する悪徳探偵に「死神」という名をつけ、行方を追う玲奈。残された手がかりからDV被害者たちがシェルターから集団脱走した事件に辿り着くが…。
    警察にも玲奈と話が通じる人間がいたことに驚いた。相変わらずのバイオレンスさで主人公の生傷が絶えない。

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    2018年06月07日
  • ヒトラーの試写室

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    ネタバレ

    最近の松岡氏の作品は、近代史もの・史実に基づく話になり
    『黄砂の籠城』は読むのはかなりつらく
    『生きている理由』は冒頭でやめてしまいました。
    そもそも歴史小説は苦手なので、松岡氏の作品でなければ見向きもしてないはず。

    本作はタイトルからして、ヤバそうだし…としばらく躊躇してましたが
    読み始めたら一気読みに近かったです。
    ヒトラーに円谷英二、原節子、と有名どころの方が登場します。
    円谷英二の下で特撮技術を学んだ柴田は、タイタニック号沈没のシーンを撮るためにドイツに呼ばれ
    …どこまで史実で、どこからフィクションなのかわかりませんが…
    この戦争で、ドイツ、日本、長崎がどうなるかわかっているだけに

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    2018年06月07日
  • 探偵の探偵IV

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    ネタバレ

    他のシリーズと比べると、感情移入のし難い主人公でした。とりあえず一区切りつきましたが、新章があるのですね。

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    2018年05月26日
  • ヒトラーの試写室

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    昭和10年頃からスタートし、終戦までの時代背景
    タイトル通り日本とドイツは日独伊同盟を結ぶような関係だったわけで
    それは娯楽としてもそうだし。というわけで
    架空の人物ながら、実際いたらすごいなーとか思いを馳せながら読んだ本。
    特撮といえばこの人、円谷氏。
    その下で技術を身につけて単身ドイツへ行く彰。
    日本でも、そしてドイツでもプロパガンダ映画を作って
    その制作スタッフとして働くわけで
    ドイツでの暮らし、当時の特撮をより本物に見せる難しさ。
    あとは沢山のスタッフの人たち、ナチス将校、ゲシュタポ。
    今の時代、フェイクニュースなのかそれとも本物のニュースなのか
    情報が溢れすぎているけども
    本当のこと

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    2018年05月14日
  • 黄砂の進撃

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    ネタバレ

    『黄砂の進撃』から読みはじめましたが、前作『黄砂の籠城 上・下』を読んでいなくてもとても楽しめました。
    これを機会に前作も読んでみようと思います。

    歴史小説はどちらかというと苦手なジャンルでしたので、読み進むのに苦労するかと思いきや、意外にも物語にのめり込んで読むことができました。

    多くの民衆を統括するのに宗教的な思想がいかに重要か理解し、悪いと思って行使する立場の人と、その圧倒的な力を信じて立ち向かう純粋な民衆がとてもかわいそうで涙腺が緩みました。

    戦いで大勢の人々が簡単に殺されていく怖さに、途中読む手がゆっくりにもなりましたが、平穏な日常を取り戻すために戦う、力なき人々の思いと国を統

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    2018年04月17日