【感想・ネタバレ】万能鑑定士Qの推理劇 IIIのレビュー

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ネタバレ

推理劇シリーズ第3弾。
雨宮華蓮の弟子とも言える存在が、罪を償うことが出来るという謎のツアーに参加させられた、贋作者・錦織のツアーの軌跡とそれを追いかける莉子・恵玲梨の2人からストーリーが展開される。錦織が贋作者であるにもかかわらず、人の良さというか、純粋な所がとても愛らしく感じられ、それが莉子が彼を見逃したのかと思いました。
ストーリーの肝であるトリックが本当に凄かった。粘土を使った作品を作らせたと思ったらその理由が希少な隕石をアメリカに輸入させるというものなのがとても意外だった。そしてそれを裏で手引きしていたのが「コピア」という存在で、どんどんと物語の核心に近づいているところが次の巻も読みたいと思いました。

この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
凜田莉子:佐藤聡美
小笠原悠斗:寺島拓篤
葉山翔太:中村悠一
雲津隼斗:小林裕介
雨森華蓮:日笠陽子
錦織英樹:櫻井孝宏
牧瀬恵玲梨:花守ゆみり
史部公嗣:内田直哉
奥根敬悟:榎木淳弥
川浦瑞穂:雨宮天
庭部仁志:鶴岡聡

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2022年06月11日

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海外が舞台というのがいつもと違って面白く、推理も満足。小笠原にもっと登場してほしかったけど、莉子と小笠原が離れていたこの時間が今後の関係性に良い影響を与えるのかなと思った。

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2020年12月13日

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元贋作者の錦織は、過去の帳消しを餌に怪しいツアーに参加した。地中海沿岸を巡りながら過去の偉人の粘土像を作り、アメリカに発送する日々。莉子は錦織の婚約者の恵玲梨と共に彼の行方を追うが…。
うっかり先に探偵譚を読んでしまったので、今回のコピアがどっちのコピアだかわかってしまったけれど、コピアにたどり着くまで、コピアの手先が誰だか全くわからなかった。

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2019年06月19日

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今回は小笠原さん全然出てこないで終了、しかしこんな関係のまんまで良いの?小笠原さん?前作から詐欺師の関わる話となってきて、コピアもまた登場してさらには莉子もコピアに目を付けられてしまう始末。しかし莉子格好いいですね、「正しくあるべき道へと向かったら、行く手にその人が立ちふさがった。ただそれだけのことなのだから。」そんなん言えませんてさて次作は絢奈の登場、ラテラルシンキングを早く楽しみたいです

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2014年03月04日

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面白くてあっという間に読み終えた。贋作者錦織の話。贋作の世界から足を洗おうと、錦織はある日自分宛に届いた地中海美術コンテストツアーへの招待状を持って、この不思議なツアーに参加する…。このツアーを仕組んだのは誰か?…ツアーの目的は?

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2018年02月03日

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ネタバレ

かなり久しぶりにこのシリーズを読みましたが、とても読みやすくて面白かったです。
恵玲梨のモデルは、HUNTER×HUNTERのパームかな?

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2017年06月06日

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実家に帰省して持参した万能鑑定士Qの事件簿Ⅹ・事件簿Ⅺは読破したので、家にある事件簿Ⅻ・推理劇Ⅰ・推理劇Ⅱを飛ばして読んだ。
その間に小笠原と莉子はもっと急接近したみたいで…気になる!
英樹も中途半端に悪いことしたなら、罪を償えば良いのにと思ってしまった。逃げるよりかは良くないだろうか?愛してる人がいるなら、尚更ねぇ。
小笠原と莉子の絡みがなかったのが、残念。

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2016年11月30日

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更生を誓って贋作士ばかりが集うツアーに参加する雨森華蓮の弟子、錦織。スペイン、イタリア、エジプト、ギリシャと駆け巡る。

バッハ、イエス・キリストの頭部を作ったり、飛行機に乗って世界を飛び回ったりと慌ただしい旅です。錦織の彼女は怒りの沸点が低い。面白いキャラなので、また登場しないかなと思いました。

今回は小笠原さんの影が薄いのが、残念でした。次回は、もっと活躍できるとよいですね。

推理劇と事件簿で何が変わったんだろう。

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2015年12月15日

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おっかねもちーーー!!笑

謎のツアー。勝てば天国負ければ地獄。
ミステリー要素が結構強くて、でも難しくなくて楽しめました。海外飛び回ってるのに、一つもそんな気分になれる描写がなかったのが惜しいけどね。

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2015年04月06日

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「あなたの過去を帳消しにします」。全国の腕利き贋作師に届いた謎のツアー招待状。凛田莉子に更生を約束した錦織英樹も参加に名乗りをあげた。婚約者のために人生をやり直すと誓った錦織だったが、待っていたのは不可解きわまる旅程だった…。雨森華蓮の弟子をも翻弄する何者かの企みを、莉子は暴けるのか!?スペイン、イタリア、エジプト、ギリシャを駆け巡るシリーズ最大規模の謎解き勝負。「Qの推理劇」シリーズ第3弾。(BOOKデータベース)

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2014年09月29日

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今回は日本を出て海外での謎解き
毎度のことながら、勉強になります
しかし、人がいいにも程が有るねぇ~、莉子さんよ〜

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2014年03月03日

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TCGの偽カードやご当地キティの偽物から製作者を突き止めて
社会復帰のための仕事を斡旋する約束を.
で,莉子の紹介だと勘違いして怪しい計画に加担してしまう贋作者と
音信不通になった婚約者を探す女性の手助けをする莉子.

まさか犯人がアイツだったなんて.
それにしてもアレの密輸が狙いだったなんてわからねぇよ.
ヒントがすくねぇ.

相変わらず莉子さんは可愛いわー.
でもこの可愛いわーな感想って絶対に表紙イラストに釣られてるよな.
なんて憎いイラストなんだ(褒め言葉.

で,偽造業界のドンみたいな存在に目をつけられた莉子.
今後の展開も気になりますねー.

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2014年01月14日

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いつも書いてる気がするけど、なんなんだろう、この安定感は。今回は地中海沿岸の国を飛び回る。追う側、追われる側と反映に場面転換するけど、それが追跡してる感じを出してて良かったと思う。なんだか、大物に目をつけられてしまったようだし、これから万能鑑定士Qはどうなってしまうんだろう。

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2013年12月17日

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相変わらず楽しく読めるこのシリーズ。今回は地中海沿岸の都市が舞台で、その描写も楽しかった。

話的には、前半の厚さに比べて後半があっさりって感じは受けた。

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2013年10月13日

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ネタバレ

万能鑑定士・凜田莉子が活躍する新シリーズ第3弾。
本作では残念ながら小笠原はほとんど活躍の場を与えられていない。莉子も自らの力だけで事件を解決に導いていないという意味では、偶然が重ならなければ物語は結末に至らなかったのではないかとも思え、かなりキーとなるポイントでご都合主義が顔をのぞかせている。
タにつまったのかどうかわからないが、本作でも相変わらず海外が舞台となっている。怪しい贋作家を集めたツアーは、地中海周辺の街を行き来しながら課題の彫像を製作させ、その都度出来の悪い一人を脱落させながら最後に残った一人を選ぶという。その裏に隠された真相は、意外なものだった。
黒幕が誰かということもさることながら、地域によってごろごろしているものが別の地域では高い価値を持つという、そのギャップをうまく利用しているという意味では、海外を舞台にせざるを得なかったのかもしれないが、安易に海外に出すぎていないか?
それにしても、凜田莉子は自分の店をどうやって切り盛りしているのだろう。本人が簡単な鑑定だと認識したものではお金をもらわず、しょっちゅう店を閉めてはお節介なほどあちこちに顔を出している。近しい人ならそういうものかと諦めるだろうが、あまり万能鑑定士Qを利用しない客は結局寄りつかなくなり、しょっちゅう店を閉めているという風評が広がればいくら活躍していても客足は遠のいてしまうのではないだろうか。というような、あらぬ心配をしてしまうのも、ファン心理ということなのだろうか?

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2013年09月08日

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莉子が贋作者のツアーを巡って世界中をかけ巡ります。シリーズの中では最も壮大なストーリーだった気がします。

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2021年11月07日

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贋作師に届いた招待状。まっとうに生きようと思っていたらついつい乗っかってしまうか。
外部と連絡を取れないようにされたところで、ヤバそうだけどね。

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2019年08月27日

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「あなたの過去を帳消しにします」。全国の腕利き贋作師に届いた謎のツアー招待状。凛田莉子に更生を約束した錦織英樹も参加に名乗りをあげた。婚約者のために人生をやり直すと誓った錦織だったが、待っていたのは不可解きわまる旅程だった…。雨森華蓮の弟子をも翻弄する何者かの企みを、莉子は暴けるのか!?スペイン、イタリア、エジプト、ギリシャを駆け巡るシリーズ最大規模の謎解き勝負。

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2018年05月29日

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読書録「万能鑑定士Qの推理劇3」3

著者 松岡圭祐
出版 角川文庫

p171より引用
“「二千五百年前、ギリシャの歴史家ヘロド
トスがカイロのピラミッドを訪ねたときに書
き残してる。観光客ばかりでうんざりっ
て」”

目次から抜粋引用
“千葉鑑定団
 音信不通
 素顔のキリスト
 アレクサンドリ
 旅程の半分”

 多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
 国道沿いのリサイクルショップの店長から
依頼され鑑定に訪れた主人公・凜田莉子。
鑑定したところ、精巧な海賊版と判断、莉子
は独自に調査を行うことに…。

 上記の引用は、エジプト・アレクサンドリ
アについての言葉。
今時の若者も、騒々しい観光客も、昔々から
人の生活というのは根本的には変わっていな
いのかも知れません。
 今回は世界中が舞台で、トラベルミステリ
な雰囲気が味わえるのではないでしょうか。

ーーーーー

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2018年01月17日

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ネタバレ

〇 評価 
 サプライズ ★★★☆☆
 熱中度   ★★★★☆
 インパクト ★★★☆☆
 キャラクター★★★☆☆
 読後感   ★★★★☆
 希少価値  ★☆☆☆☆
 総合評価  ★★★☆☆

 「推理劇」シリーズは,「事件簿」シリーズに比べ,ゲーム的な要素が強く,リアリティに欠ける。3作目は,海外芸術能力鑑定ツアーという謎のツアーが舞台。地中海の都市を回りながら,贋作を作る。「アメリカ横断ウルトラクイズ」のように,一番出来の悪い一人が脱落者し,その都市に残される。
 メディタレニアン航空の航空図を利用し,ルールに従って動くと,最後は,必ずモロッコのラバトに行くというトリックと,頭像の中に隕石を入れれば,アメリカの税関を突破できるというアイデアを生かすための設定である。
 最後まで計画を成功させるためでもあるが,今回の莉子の捜査は稚拙。ツアーがいるかどうかも分からないサルディーニャやアレクサンドリアに長く滞在したり,頭像の送付先であるニュージャージに長く滞在したりする。
 長期に滞在するが,ほとんど手掛かりを得られないという無能っぷり。恵玲梨の,怒ると我を忘れるという設定も謎
 ただ,読んでいるときは,いったいどういうオチを付けるのか,全く予測できなかった。リーダビリティの高さはさすが。真相は,そこまで驚けるものではなかった。真犯人になり得るのは奥根敬悟だけだったし。ここはミスディレクションとなる登場人物がほしかった。
 宝石鑑定トーナメントや,オークションを利用したブックメーカー騒ぎときて,海外芸術能力鑑定ツアー。事件簿シリーズは漫画チックすぎるかな。
 リーダビリティの高さを評価して★3で。

〇 メモ
〇 錦織英雄
 贋作者。贋作者A一七号。雨森花蓮の弟子
〇 牧瀬恵玲梨
 錦織英雄の婚約者。普段は清楚だが怒ると我を忘れる。
〇 史部公嗣
 周正天(中国の富豪)の代理人として謎のツアーに錦織達を誘い,案内している人物
〇 奥根敬悟
 海外芸術能力鑑定ツアーの参加者の1人。錦織と昔,一緒に仕事をしたことがある。
〇 川浦瑞穂
 ツアー参加者。紅一点。
〇 庭原仁志
 ツアー参加者。頭像作りで錦織のアイデアをパクる。
〇 水淵吉洋
 ツアー参加者。第2チェックポイントで最初に脱落する。
〇 池岡泰夫
 ツアー参加者
〇 徳江敏幸
 ツアー参加者
〇 沼崎順市
 ツアー参加者

 千葉鑑定団という店で,トレーディングカードなどの贋作が見つかる。錦織英雄が,もう一つの名前を得るために,保険証を手に入れようとして作った贋作だった。
 凜田莉子は,錦織英雄と牧瀬恵玲梨と話し,贋作から足を洗うように説得する。
 錦織のもとに,史部から謎のツアーへの誘いの手紙がくる。
 海外芸術能力鑑定ツアーと呼ばれる謎のツアーは,メディタレニアン航空を使って,地中海周辺の各国の都市を巡り,贋作を作成するというもの。優勝し,芸術スタッフになれば,過去の罪を償う裁判費用を全て負担した上で,毎年4000万円から6000万円までの報酬があるという。
 ツアーに参加することになった8人は,最初の目的地に向かうために,成田空港に行く。錦織の機転で,莉子と恵玲梨に最初の行先がバルセロナであることを伝える。
 バルセロナに着くと,次の行先が決まる。次の行先はサルディーニャ。錦織は騒ぎを起こし,次の目的地がサルディーニャであるという伝言を残す。
 サルディーニャで,ツアー参加者はイエス・キリストの頭像を作成することになる。
 莉子と恵玲梨もサルディーニャに着く。
 ツアー参加者はルールに従い,イエス・キリストの頭像を作り,ニュージャージにある店に送る。錦織,奥根,庭原の3人は,BBCが再現したものをモデルに作った。
 莉子と恵玲梨は,粘土を売っている店を手掛かりに,ツアーが居た場所に辿り着くが,既に,次の目的地,アレクサンドリアに向かった後だった。
 ツアー参加者は,第2チェックポイントでバッハの頭像を作ることになる。瑞穂は,早々に完成させ,政府筋の輸送ルートを利用して送付する。
 莉子と恵玲梨は,高価な切手が紛失した現場に出くわすが,莉子の機転で,回っている扇風機の羽に貼り付けられている切手を発見する。
 第3チェックポイントでは庭原仁志が脱落する。第4チェックポイントはアテネ
 アテネでは,徳江がツアーについてメモを取っていたことが,史部に気付かれ破棄される。
 莉子と恵玲梨は,エジプトでの切手騒ぎで警察と知り合いになり,ツアーの荷物の送り先を知る。そして,送り先であるアメリカ,ニュージャージに行く。
 アテネではツタンカーメンの頭像を作ることになる。瑞穂,錦織,奥根は政府筋の輸送ルートを利用。池岡が脱落する。
 第5チェックポイントもアテネ。クレオパトラの頭像を作る。
 莉子達は,ニュージャージの店で,第3チェックポイントで脱落した庭原と会う。
 第5チェックポイントでは奥根が脱落する。第6チェックポイントはアルバニアのティラナ
 莉子達は,ニュージャージの店に残っていた送付用の段ボールや,包装用の紙などのゴミを見せてもらう。
 第6チェックポイントでは徳江が脱落。第7チェックポイントはバルセロナ。バルセロナでは沼崎が脱落する。第8チェックポイントはナポリ。瑞穂が脱落する。そして,第9チェックポイントに向かう。
 ニュージャージの店にはナポリから卑弥呼の頭像が送付されていた。莉子は,梱包用の紙に残っていた跡からツアーの最後の3つの過程を見付け,ツアーの目的,最後の目的地を知る。
 真相。ツアーの最後の目的地はモロッコだった。どのように移動しても最後はモロッコのラバトに着くようになっていた。実行犯は奥根敬悟。犯行は隕石の密輸。頭像の内部に隕石を入れて送付してもアメリカの税関では見つからないことを利用したトリック
 莉子達は錦織を救出する。
 

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2017年12月08日

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ネタバレ

安定のおもしろさ。
とあるドラマの影響からか、本シリーズの校閲は事実確認が大変だろうなと思いながら読む。

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2016年11月10日

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ネタバレ

「海外芸術能力選定ツアー」に招待された童顔の贋作家の話。千葉に始まり、スペイン、イタリア、エジプトなどを巡るワールドワイドな展開。豹変する婚約者の彼女がやけにコミカル。

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2016年09月30日

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あるリサイクルショップに持ち込まれたカードから、
事件へと繋がっていく。

毎度の事ながら鮮やかな解決ぶり。
あと莉子の旅費は自腹らしいが、
見る限り鑑定代をもらっていない事が多いので、
どこから出てきたのかは気になる。

あと過去の美容師との恋とか。

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2015年12月05日

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「あなたの過去を帳消しにします」。全国の腕利き贋作師に届いた謎のツアー招待状。凛田莉子に更生を約束した錦織英樹も参加に名乗りをあげた。婚約者のために人生をやり直すと誓った錦織だったが、待っていたのは不可解きわまる旅程だった…。雨森華蓮の弟子をも翻弄する何者かの企みを、莉子は暴けるのか!?スペイン、イタリア、エジプト、ギリシャを駆け巡るシリーズ最大規模の謎解き勝負。

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2015年11月15日

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ちょっと内容的にはイマイチかなと。安定感はあるし、読みやすいし、なるほどと思うことは相変わらずなのだが。

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2015年09月18日

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手の込んだ謎解きで理解できずに飛ばした部分もあるけど、今回も安定の読後感のさわやかさ。

しかし、小笠原くんが殆ど出てこないのが不満。めっちゃ不満。

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2015年03月18日

Posted by ブクログ

推理劇シリーズ第3弾。
贋作家達に届いた世界ツアーの腕試し勝負。
婚約者が巻き込まれた恵玲梨のために莉子が真相解明に乗り出す。

5ヶ国を舞台に、そして真犯人の動機と、
これまでにないスケールで描かれているのは間違いない。
しかし、途中で冗長としてしまい、中だるみ感は否めない。
2人の視点から、物語が交互に写る内容も、
本シリーズでは新しい試みであっただけに少々残念。

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2014年08月19日

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詐欺を考える人はこんなにまどろっこしい方法を考えるんだろうか…。
そして主役二人組の恋愛の方がびっくりするほど進展しない。
(進んだと思ったらさがった?!みたな)

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2014年04月19日

Posted by ブクログ

謎解きの舞台は地中海へ。
鑑定士莉子の活躍もグローバル化!?

過去の作品群からするとスケールがぐーんと大きかった今作。
航路を使ったトリックはおもしろかったけれど
莉子の鑑定眼が生かされていないのが残念なところ。
悠斗も出番がなかったし。

っていうか
このふたりはいい加減じれった過ぎるよねぇ。

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2013年11月22日

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これまでと比べると伏線がはっきりと散りばめられている感じで、ミステリーの謎としては分かりやすい(きちんと考えればある程度の予測ができる)ものになっていたと思う。謎そのものの手の内が最初の段階で示されているので、後は主人公の莉子がどうその謎を解いていくかを純粋に楽しめれば良いのではないかと。
著者の文章やストーリー展開が軽快なので、イマイチ本格的なミステリーに思いにくい部分もあるが、あまり奇をてらったものでもなく、普通に楽しめると思う。
後は読み手が、ミステリーとして読むか、ライトノベルとして読むかだけかも。

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2013年08月29日

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