松岡圭祐のレビュー一覧
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購入済み
いつもこの作家には驚かされます
何度、電車を乗り過ごしたことか。
冒険野郎マクガイバー如く、その場にあるもので危機を脱する主人公。
4巻はあっという間に読み終わりました。
暴力的だが、納得がいく話でうまくまとまっています。
この主人公の行動力は見習いたいと、思います。
ぜひ、読んでみて下さい。 -
ネタバレ 購入済み
黄砂の籠城 上・下
今から100年少々前の戦時中の北京。
当時の列強国や日本、いろいろな背景がある中、全員が絶望的な中においても日本人の心の持ち方・芯の強さを改めて感じた本です。今も少なからず持ち合わせているだろうその「芯」を、自分自身でも大切にしていきたいと改めて感じた作品でした。
新たに取り入れるではなく、長い年月日本人には備わっていると思われるDNAのようなもの、だからこそ失う事なく維持し残りの人生を生きていたいとも感じました。ありがとうございました。 -
Posted by ブクログ
朋李に恋してたのかなぁ、莉子は。小笠原に出会う前だったけど、朋李と良い感じだったのでくっつけば良いのにと思ってしまった。そう思う程、朋李は良い息子だと思う。こんな息子欲しい。
ヤクザと対決って、莉子の度胸凄すぎ。普通の人なら、豪華客船に乗らないって。
楓と莉子の会話で涙。楓は父や莉子に複雑な心境を抱いているんだろうなと。特に父親に対して。自分の親が詐欺なんて働いたら悲しいし辛い。何で私に借金があることを言ってくれなかった、頼りにしてくれなかったんだと後悔する。でも、嫌いにはなれないっていう。父親の詐欺を解決してくれた莉子には感謝の念もあるし、このまま放っておいてくれたら変わらない日常があったの -
Posted by ブクログ
いや、これは面白かった(^o^
実際にあった出来事を小説化してるので、
あまり無責任に面白がるのもどうかとは思いましたが...
でも、小さな島の純朴な人たちが、
島の将来を真剣に考え、知恵を出し合って、
まっすぐに努力してる姿は素直に感動できる。
そのまっすぐさが空回りしたり、
人によって「先走って」しまい、
でも結果オーライだったり。
盛り上がって、落とされて、仲間割れあり、
責任の「なすりつけ合い」あり...
全ての人間模様がギュッと濃縮されている(^ ^
ハッピーエンドと言っていいのかよく分からない、
「ぐだぐだの」ラストがまたリアルで良い(^ ^
島民たちの努力とは全く関係な -
Posted by ブクログ
ネタバレ探偵の探偵でおもしろいじゃん「松岡圭祐」さんとなったんで、
読んでみるか?
でも、
長いシリーズだからなぁ。。。
と、
ずっと読もうか読まないかと迷っていた万能鑑定士シリーズについに手を出した!
現在読み終わってるのは、
万能鑑定士Qの事件簿1と2で9を読んでいる途中で、
特等添乗員αの難事件の1巻と、
この、
万能鑑定士Qの短編集です!
結果的に、
この短編から読んで正解!
これを読んでつまらなかったら万能鑑定士シリーズは合わないよ。
主人公「凛田莉子」が万能鑑定士。
自分のお店は飯田橋にありますが短編集は代官山の「ジャック オブ オールトレーダーズ」が舞台となります。
店長が香河崎 -
Posted by ブクログ
テレビで「人造人間キカイダー」をリアルタイムで観た世代です。
大変面白く読ませていただきました。
上手に現代に合わせた設定になっていますね。
無線LANを拾い、携帯電波を体内から発し、有機ELを身にまとい爽やかな青年に擬態する。
テレビでは説明不足だった半身が赤・青になっている理由、良心回路の構造、ギルの悪魔の笛の音がキカイダーに及ぼす機械的作用。
いや~上手い!
そして往年のファンが泣いて喜ぶギターを弾きながらの登場シーン。もう拍手喝采です。
最初の敵はグレイサイキング。ダブルチョップや大車輪投げまで出てきたのには笑いました。サービス精神満点ですね。
そして必殺技は「デンジエンド!」もう涙ち