松岡圭祐のレビュー一覧

  • 万能鑑定士Qの事件簿 0

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     万能鑑定士Qの新刊が読めるとは思いませんでした!しかも、グァムの探偵とコラボ!

     まだ店を開いたばかりなので、小笠原と出会う前なので出番無くて残念でした。
     自信の無い頃の莉子と無鉄砲なレイのコンビは中々良かったです。とても純粋で人を惹きつける魅力を持っているのに、本人はそれに気づかないけど、それも莉子の魅力なのかな。

     莉子と小笠原にもう一度会いたいです。

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    2020年09月27日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 0

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    いつまでも小笠原が一度振られてからヨリを戻した結末に不満を口にする読者がちらほらいるが、あれは莉子が都合のいい女ではなく現実的だという結論だ。フヌケな男に美人はくっつかない。いい教訓だと思う。いつまでも夢を見ていたいのならラノベだけ読みあさって中年童貞になればいい。本作はユーモアと謎解きのバランスもよく、まさに初期のQという感じだった。

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    2020年09月07日
  • 高校事変 VIII

    購入済み

    さらにとんでもないことに!?

    ついに、ここまで来ちゃいました!
    宇都宮が壊滅しちゃう―!?

    前々回でも触れられてましたが、田代ファミリーはパグェを通じ北朝鮮と繋がっており、その辺りの背景が今回大きく関わります。
    これ以上は書けませんが、今回もとんでもないスケールの話になっちゃいました(><)
    我らが結衣ちゃんの全裸シーンがあったりしてハラハラするんですが、今回もまたまたスッキリ痛快!緻密な構成で極上のエンタメ作品となっております!!


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    2020年09月01日
  • 高校事変 VII

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    主人公がこの物語の1番最初のところを話していた。
    この本は第7巻ですが、第一巻の前の事が書かれています。1-7巻が約7ヶ月間の話だと言うことを知って少しびっくりしました。
    ないように新型コロナウィルスなどの言葉が入ってきていますが大間を書き始めた時はこの言葉もなかったので作者が現在進行形でここに生きていてリアルタイムに物語を紡いでいるというのがわかりました。

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    2020年08月26日
  • 高校事変 I

    ネタバレ 購入済み

    手作りトラップが映える!

    高校ハイジャックアクションもの。
    テロリスト集団に育てられた少女結衣VS謎の武装兵グループという流れ。中盤辺りから結衣が消火器爆弾等で大活躍します。
    彼女はいわゆるクールな無愛想キャラですが、なんか実はいい人オーラを漂わせてます。ダイハードなどの有名映画をディスりながら戦うのが、なかなかニクイ演出。
    あと1巻では総理やSPを狙った銃撃の巻き添えで、生徒たちが大勢射殺されてしまいます。けどあの総理はこれから活躍しそう。

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    2022年09月29日
  • 探偵の鑑定I

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    ネタバレ

    「私になれるかな、人の死なない世界の人間に。」紗崎玲奈が凜田莉子に伝えた言葉。玲奈の理想は、相手への向き合い方や性格が正反対の莉子をモデリングすることなのか?これまで探偵としてどんな酷い手段を使ってでも対峙してきた玲奈。莉子と出会い、平和的解決を目の当たりにし、これまでの手段を見つめ直す。今回エルメスのバーキンを巡る詐欺事件がスマ・リサーチ社と獅靭会を巻き込む大事件に発展する。ターゲットは鑑定士・莉子。玲奈は莉子を守りきれるのか?その手段をどうするのか?玲奈は揺るぎない強さを見せつけるに違いない。

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    2020年08月11日
  • 探偵の鑑定II

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    ネタバレ

    「咲良、お姉ちゃん、今から帰るよ」、妹・咲良への弔いこそが玲奈の正義だ。ただ、以下の展開を誰が予想できただろうか?1つは鑑定士の莉子の救出を懸けた、スマ・リサーチ社と獅靭会との一騎討ちで、銃弾が飛び交うなか、玲奈、須磨、桐嶋、琴葉がヤクザを制圧したこと。玲奈の理想は「暴力、殺人のない世界の創造」であり、結果としてはその理想を手繰り寄せた。もう1つは添乗員・絢奈、水鏡瑞希が登場したこと。美人4主役のフルキャストに大興奮!松岡さんの粋な計らいに感謝します。玲奈ロスに数日間は悩まされるでしょう。正義の了!

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    2020年08月11日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 0

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    万能鑑定士Qシリーズは、完結してたからびっくりして速攻で購入して読んだ。控えめに言って最高。終わりであって始まりでもあるのが良き。もっと読みたいなぁ〜

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    2020年07月27日
  • ジェームズ・ボンドは来ない

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    とてもよかった。
    地方は存続のために、色々な取り組みをしている。瀬戸内海にある直島は、私自身アートの島として期待し訪問したことがあった。この本ではそれ以前からの話も含めて、007のロケ誘致の取り組みが描かれている。
    主人公はその誘致活動に積極的に参加しながら、地元のこと、自身の進路のこと、家族のこと、色んなことを考える。終盤では見事に成長しているなぁと感じられた。
    他の人にオススメしたい本であり、アートの島ではなく、素直に、直島を見に再度行きたいと思った。

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    2020年07月12日
  • 高校事変 VII

    購入済み

    現実と同時進行なところが凄い!

    ほぼ現実と同時進行の形をとっており、新型コロナウィルスが猛威を振るっているまさに現在の日本を舞台にしています。
    しかも、3月末に決定したオリンピック延期の話題まで取り上げているので、印刷の時間を考えたら完成させたのは4月中旬くらいなんではないでしょうか。。
    また、前回の予告で、今回は甲子園を話題の中心に据えるとのことでしたので、中止になったことを受けてどうするのかなあと思っていましたが、なんと!事件発生の伏線を昨年に持ってくることで解決していました!
    多分この辺りは、3月に急遽アレンジし直したんじゃないのかなあ。。で、コロナを踏まえた理屈の通ったストーリーになっているところが凄いです!

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    2020年05月30日
  • ジェームズ・ボンドは来ない

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    個人の勇気と善意が直島を救う。
    田舎感たっぷり時間はゆっくり流れ
    島の人は素直な性格。
    言えに言えないウソも人の夢を潰したくない、
    自分も一緒に夢を見たい気持ちから。
    ただ、行政は違う。言いだしっぺで、
    失敗したら、どうしようと人を想う前に
    自分のことを考える。
    日本人の善意に甘え何もせずに利を得るのは
    何者か……

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    2020年04月23日
  • 生きている理由

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    松岡さんの 歴史もの 好きですね。

    推理物も 面白いですが このジャンルも 最高です。

    主人公が 女性なので どうかと 思いましたが。

    いっきに 読むことが 出来ました。

    黄砂の籠城の 続きみたいな感じで

    今後の 作品が 楽しみです。

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    2020年04月06日
  • 高校事変 VI

    購入済み

    スピーディーさが痛快

    シリーズ通してスピーディーさが痛快でいつも新作を待つ状態です。
    実際にはあり得ないことも多いがそれが魅力になっていることも事実です。

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    2020年04月03日
  • ヒトラーの試写室

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    第二次世界大戦中の日本とドイツの映画界を舞台にした小説。
    実際にあった史実と実際に作られた映画、そして実在する人物が登場する。とても緻密で大胆な物語だった。映画の特殊効果が民衆の心理操作に悪用されるという設定は、現代のフェイクニュースに通ずるものがあり単純な過去の話として片付けられない重みを感じる。
    松岡圭祐という作家はどこまですごいのだろう。好きになったのは最近だが、これからも作品を楽しみに待ちたい(もちろん旧作も読んでいかないと)。

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    2020年03月13日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VIII

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    面白い!同シリーズの中で一番だと思う。ついつい先の展開が気になって、ゆっくりと味わえなかった。再読したい。

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    2020年03月12日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 II

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    力士シール編完結!
    力士シールとハイパーインフレが実は裏で繋がってるのにはびっくりでしたね。莉子の鑑定眼ほんと凄すぎるし何よりこの物語のこんなリアリティある事件事細かに設定できる作者さん領域がもはや神、、!!笑
    瀬戸内さん、いい人だと思ってたのに残念だったな、、立場が高くなると金に盲目になりそうですね、、世の中怖い

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    2020年03月10日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 I

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    島一番の天然劣等生が万能鑑定士になるまでの過程がすごい!力士シール編、これからどう展開していくか楽しみです

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    2020年02月20日
  • ヒトラーの試写室

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    松岡ファンとしては ハラハラ ドキドキで 一気に 読んでしまいました。

    歴史ものは 結果を知っているので ずるいとも 思いますが。

    でも 面白かったです。

    ナチスの最後
    長崎への 原爆投下。
    円谷さんの 戦後の 活躍など

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    2020年02月07日
  • 黄砂の籠城(下)

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    義和団事件。教科書では数行でしか語られないこの事件の詳細を知らずに生きてきたことを今、後悔している。

    本作の特徴は、東交民巷という限られた空間に籠城し、徐々に陣地が削られていくハラハラ感とそこで生じる各国の連帯、そして何より日本人の持つ本質にスポットライトが当てられている点にある。話自体はフィクションが多いとは思うが、柴五郎が国際的に勲章を受けたこと、1900年代の日本が本格的に列強の仲間入りしたきっかけになったという事実に変わりはない。そしてその取り上げ方に嫌味がないのがないのがさらに良い。※余談に近いが、近年、ナショナリズムの高揚を受け、日本でも日本人の凄さを誇張する番組が多い(日本人の

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    2020年01月07日
  • 瑕疵借り

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    瑕疵あり物件には様々な事情があり、法律上瑕疵を通知せずに済むには誰かが済む必要がある。そんな特殊な事情の物件を借りることを仕事としている人がいる。彼はなぜそんな仕事をしているのか、そしてそれぞれの物件はどうして瑕疵ありとなったのか...

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    2019年12月09日