松岡圭祐のレビュー一覧

  • 蒼い瞳とニュアージュ 完全版

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    以前、初期作品を読んだとき、一ノ瀬恵梨香の臨床心理士には
    魅力を感じなかった記憶があるのだけど。
    あまりに千里眼の新シリーズが面白いので、これは、一ノ瀬恵梨香の方も、
    かなり面白くなってたらどうしよう…。と読み始め、一日で読破!!
    恵梨香の人間性が、前作より描かれていて、やはりテンポよくスピーディーで
    読みやすい展開の早さ。
    高速道路、ベンツで200?で逆走!破天荒さは岬みゆきに負けない。
    で、やっぱり信念があって、また、みゆきとは違う魅力が恵梨香にはあるのが、
    今回よく描かれてて。とてもとても面白かった。

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    2009年10月04日
  • 千里眼 堕天使のメモリー

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    キタね〜!
    「千里眼の水晶体」で出てきた不潔恐怖症をかかえる里佳子の夫
    の、妹。
    ややこしい・・

    新型ウィルスをばらまかれるのを防いだ岬みゆき、
    抗ウィルス剤を見つけ出したみゆき、
    が、そこへ看護婦の格好をした女に奪われてしまうのだ。
    それが夕子、
    しかし、人格障害の夕子は、本当は、みゆきに助けてほしかった。
    ウィルス剤より何よりも、自分を優先させてほしかった。
    けれど、みゆきは、現実に起きている目の前のことを優先させた。
    夕子は、抗ウィルス剤をみゆきに渡し、身投げをしてしまった。。。
    ところが、顔をかえられ、ハリウッドスターの目の前に行くという別のストーリーを残したまま
    続編には、夕子の姿

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    2009年10月04日
  • 千里眼の教室

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    岬みゆき千里眼シリーズには、珍しい学園もの!
    なので、とっても、楽しめた〜
    いきなり始まる脳外科医師、五十嵐が爆弾をしかけたといい
    岬みゆきが、交渉へと現れる。
    しかし、逃げる五十嵐、追うみゆき。
    この追いかけっこが、いつものごとく、ハンパないスケール^^;

    けれど、時間はやってきてしまった。
    しかけた場所は、五十嵐の息子の通う、工業高校だと分かるが
    岬みゆきが向かったときに、爆発してしまう。

    が、そのとき、教師たちは、何者かによって全員外に出されていて
    校内に残っていたのは、学生だけ。

    そして、何人かの学生たちが、高校を「国」として動かすことをはじめ
    イジメを排除し、優秀な人材は、部署

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    2009年10月04日
  • 千里眼の水晶体

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    これは「不潔恐怖症」にかかってしまった女性里佳子が飛行機の中で
    顔を洗いつづけて、おりられない状況になってしまったのだ。
    そこによばれたのが岬みゆき。
    難なく保護したみゆき。

    しかし、今度は森が燃えている・・・
    その放火犯は、自主したけれど
    里佳子の名をなのった女に頼まれたのだという・・・

    そんな頃、病院に次々と運ばれる患者たち、
    その中にはみゆきの友人、藍の姿も。
    新型ウィルスの発症だという、
    それも、「不潔恐怖症」の患者が次々と発症しているのだ。
    ふだん、必要以上にキレイにしすぎて免疫力が低下していて、ウィルスに
    かかりやすくなっていたのだ。

    その抗ウィルスの成分表を求めて岬みゆきは

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    2009年10月04日
  • 千里眼 優しい悪魔 下

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    あのひっとわ〜〜〜 あ〜くまぁっ!
    私おー・・・とりこにすうるっ!
    やさしい悪魔〜

    高校時代の生徒会長は「全キャン連 十勝支部会長」でした
    ※全キャン連(=全国キャンデーズフアン連盟)



    岬美由紀の「千里眼」シリーズです
    主役はもちろん岬美由紀ですが・・・
    今までのなじみの愛すべき悪キャラ「ダビデ」
    こいつ・・・美由紀の母親のような敵役
    いままで、お疲れ様・・新たな敵が次回作からでるのでしょうが
    こんなに愛せられるでしょうか

    読むべし

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    2009年10月07日
  • 千里眼 シンガポール・フライヤー 下

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    F1好きにはたまらない。ほんとのレースさながらの緊張感。2008年度のF1日本とシンガポールGPが楽しみになってきた(笑)
    セカンドシーズンっていううたい文句に相応しく新たな敵ノン=クオリア登場。
    またしても美由紀の恋は実らないけど、次があるぞ!
    最後は由愛香らしさを垣間見れて平和に戻ったって感じがする。それにしてもマクラーレンが最高入札(笑)

    シンガポール・フライヤー乗ってみたい。乗るときにはこの美由紀たちを思い出しながら。

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    2009年10月04日
  • 千里眼 The Start

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    本屋さんにフラリと立ち寄ったら、かわいい女の子の表紙が、
    3冊も並んでて、しかもタイトルが「千里眼」で興味津々。
    まとめて購入しました。

    読んでみたら、日本初の女性F15ライダーだわ、ランボルギーニーだわ、
    美人だわ、と有り得な過ぎる設定&展開にメロメロになりましたとさ。

    とってもファンタジックで夢想に耽るにはもってこいの小説シリーズです。

    シリーズ物って、本屋で見かけたら、迷わずに買えるから非常に楽です。

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    2009年10月04日
  • 蒼い瞳とニュアージュII 千里眼の記憶

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    <内容>
    神奈川全域で発生したベンツ盗難事件の調査に乗り出した一ノ瀬恵梨香。数百台の盗難車で描かれたスリーポインテッドスター・マークの謎とは…? 壮大な異常犯罪に立ち向かう恵梨香の過去の秘密がいま明かされる!

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    2009年10月04日
  • 令和中野学校II 対優莉戦

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    ネタバレ

    主人公華南を支える先輩の美羽、彼女の早期退場が悲しい。それも身内の裏切りによるものだった。そのような状況において、優莉結衣の暗殺計画。結局、結衣の懐の深さと強さ、そして結衣の凶悪説に疑問を抱くことになるのだが。ホンジュラスで結衣に戦場で生き延びるこつを叩き込んだ磨嶋と弥藤も登場。彼らの機転で一命を得た華南達。それにしても結衣の圧倒的強さが際立つ。いよいよ、優莉匤太vs優莉兄弟vsJKの紗奈vs令和中野学校の華南達の四つ巴の戦いの発展するのか。混沌としてきた物語に決着はつくのか。

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    2025年11月30日
  • 高校事変 15

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    第15弾(いつまで続くんやろw)

    巫女の技術向上の為に、夏期巫女学校〜♪
    どんな学校なんやろ?
    ググったら
    「ヤバい「巫女養成スクール」生徒を酒席の“接待要員”としてタダで動員。セクハラ被害も」
    みたいな記事が!w

    瑠那ちゃん、夏休みを利用して、巫女さんの学校へ!
    でも、これも予想通り仕組まれて…
    この作品は、常に、学校が潰れてしまう感じで、今度は、巫女さんの学校が!

    しかし、EL累次体は、政府、警察はおろか、宗教界にも及んでる〜

    まぁ、世界中にチカラを持ってる組織が、女子高生に完膚なきまでにやっつけられる訳はないはずなんやけど、勝つんやな。これが!

    勧善懲悪とは、程遠いやり方で、人

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    2025年11月30日
  • JK V

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    優莉 匡太劃篇を読んでから匡太の話をもっと読みたいと思っていた所なので凄く良かったです。ですが高校事変を読んで無い人からすると置いてきぼりな急展開だと思います。もう高校事変と令和中野学校を読んで無いと全く話が頭に入って来ない様な感じでした。

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    2025年11月27日
  • JK V

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    松岡圭祐『JK V』角川文庫。

    シリーズ第5弾。『高校事変』と『令和中野学校』、そして『JK』は何時の間にかボーダレスな世界観の中で互いにつながりを持ちながら物語が進行するようだ。『高校事変』には他に『千里眼』や『探偵の探偵』なども関連している。となると、松岡圭祐のシリーズ作品は一つとして読み逃せないことになる。

    我々は『高校事変』で、既に『JK』ことジョアキム・カランブーが優莉匡太のペンネームであることを知っているのだが、本作では江崎瑛里華こと有坂紗奈がフランス人のジョアキム・カランブーの正体を探り出すところから物語は始まる。

    本作で描かれる有坂紗奈と優莉匡太の邂逅は『高校事変』へとつ

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    2025年11月25日
  • JK V

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    ネタバレ

    『JKの哲学』の著者であるジョアキム・カンブラーについて知るために出版社を訪れた紗奈。そこから始まる脱出ゲーム。そしてまさかの(帯に書いてあるからいいよね?)優莉匡太の登場。紗奈が日登美から「ネキ」と呼ばれる様になるまでの物語。結果として今回の紗奈はあまり怪我がなく安心したが、そのかわりまたもや大切な人を失い、さらにはどちらの陣営につくかの分岐点だった。匡太のキャラはこんな感じだったのか?何が本当で何が嘘なのか?紗奈って『高校事変』の最初から・・・?まだまだ目が離せないという事の様ですね。

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    2025年11月25日
  • ミッキーマウスの憂鬱

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    ネタバレ

     東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドに、派遣として採用された後藤。美装部という、着ぐるみ管理の部門で働くことになり、テーマパークの裏側の世界を知っていく。

    【感 想】
     冒頭では、若さからなのか、身の程を弁えない振る舞いをする主人公に不快感を覚えるが、自分の役割を理解して成長していく姿に頼もしさを感じさせられた。
     ディズニーの裏側の描写は、ある程度予想通り。改めてあの世界観を作ってくれるキャストさんへ、感謝の気持ちが湧く。
     ディズニーに対する夢は少し壊れるかもしれないが、夢の部分と、そこで働くキャスト込みで、パークを楽しめるようになれるかも知れない。久しぶりに家族で行きたく

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    2025年11月22日
  • 続シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    前作で伊藤博文と共に大津事件を解決したホームズが再び日本にやってきた。寄る年波には勝てないのかなんだかしょぼくれたホームズがゴシップ紙の記者に言い負かされて隠居する冒頭部。そこへ盟友伊藤博文死去の報が届き……いやホームズ対伊藤博文て片方死んどんのかい!
    しかし、我々の知る歴史では伊藤博文は安重根に暗殺されたはずなのだが、「犯人は安重根ではない」と刻まれた謎の仏像がホームズの元に届きなるほど!伊藤博文の死の謎(真犯人)をホームズが解き明かすのか!?とわっくわくで読んでいたところ中盤に差し掛かかったあたりで「ハァ!?!?!?」
    当時の日本のみならず世界で起こった数々の事件、自然現象からホームズ作品

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    2025年11月20日
  • 高校事変

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    いつかブクトモさんから紹介していただいた作品です。
    読もう読もうと思いながら結構経ってしまいました。積読の消化と好きな作家さんの新作との優先順位って本当に難しいっすよね!?やっぱり気分が乗った時にダ〜〜っと読みたいんですよねー。今回積読の中から選ばれし本作!先ずはご紹介いただきありがとうございました♪純粋に夢中になりました。登場人物、設定、面白かったです。内容に関してはかなり無理のある話で、フィクションなんで、これも含めて楽しい読書時間でした。松岡先生の作品は『ミッキーマウスの〜』しか読んでこなかったので、毛色が全然違いすぎて、こんなに凄まじい事変なんて想像できなかったっす。前情報無し読書って

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    2025年11月19日
  • 高校事変 IX

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    感想
    ディエンファミリーはなぜメンパスを利用しなかったのだろう?

    これで結衣と田代との長い戦いも終わりか?


    あらすじ
    田代勇次は船から逃げ出し、琴奈の家に身を寄せていた。結衣は警察の厳しい監視の元で暮らしていた。結衣はストレス性発熱で倒れる。

    勇次は琴奈の両親を殺して、仲間の嶋倉医師から川崎のチンピラを紹介され、仲間にする。自分をコケにした教師の三井と結衣を殺そうと付け狙う。

    チンピラに無差別殺人をさせて、三井の居場所を聞き出そうとする。勇次と話していた看護師も勇次の味方で警察と結衣を警察署にはりつけにするための芝居だった。狙われた先生を結衣は救い出す。

    その後、勇次が探す田代ファ

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    2025年11月17日
  • 令和中野学校II 対優莉戦

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    対優莉戦ってタイトルだからどんなん話だろうと期待して読んだらコラボと言うかスピンオフみたいな感じだった。千里眼のネタが少し出たりして高校事変を読んで無い人は置いてきぼりな展開だった。自分は千里眼も高校事変も読んでいるので楽しめましたけどね。

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    2025年11月16日
  • ミッキーマウスの憂鬱ふたたび(新潮文庫)

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    今回は、冴えないカストの一人である女の子がアンバサダーを目指して頑張るストーリー。
    オリエンタルランドの裏側が赤裸々に語られるというよりは、清掃仕事に対する偏見があったり、偏見と戦う主人公の姿であったり、現実世界である本社の人間であったり、就活本のようだと思った。

    途中で恋愛が絡んできたら俄然読む気になって、自分は恋愛ものが好きなんだなと再確認できた本。笑

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    2025年11月15日
  • 高校事変 23

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    ネタバレ

    解説にもある様に、え?ここでこの人が出てくるの?と驚きでした。色々な作品が入り混じるこのシリーズ。クライマックス間近ですね。

    盲目的に優莉匡太を信じていた日登美が匡太の本質に気づき、次第に信念が揺らぎ始めた位から、優莉王国が崩れ始めた気がしました。

    ラストの人がどう絡んでくるか楽しみです。

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    2025年11月13日