【感想・ネタバレ】万能鑑定士Qの短編集IIのレビュー

あらすじ

美人鑑定家が奔放な知識で「人の死なない」コージー・ミステリに挑む、エンタメ・ノヴェルの先駆的ブランド〈Qシリーズ〉。総額8億円もの切手コレクションから1枚300万円の変わり種銀貨、満開のソメイヨシノまで、あらゆるアイテムにまつわる不可思議と、胸のすくような謎解き、驚くべき結末の数々。ついには凜田莉子の最大のライバル、雨森華蓮が出所し……。面白くて知恵がつく至福の読書、Qの短編集、大反響の第2巻!

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ネタバレ

万能鑑定士シリーズの短編集第二弾。
今回も面白かったです。今回の肝である雨森華蓮の出所回で、華蓮の人間性がよくわかる回で初登場した時とは比べものにならない人助けをするという所がとても驚きました。莉子が正攻法で人助けを行うのならば、華蓮は蛇の道は蛇のような形で人助けを行うこの対比が面白いと思いました。
そして最後の話は小笠原と莉子の関係が一段と進展していくので、一番このシリーズの中でキュンキュンさせられました。高級店よりも、そこにある幸せを感じ取った2人がとても尊いと思いました。

この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
凜田莉子:佐藤聡美
小笠原悠斗:寺島拓篤
葉山翔太:中村悠一
雲津隼斗:小林裕介
宮牧拓海:福島潤
嵯峨敏也:井上和彦
氷室拓真:緑川光
雨森華蓮:日笠陽子
天笠絢音:村川梨衣
熊切比乃香:徳井青空
鴨嶺智久:古川慎
沢木隆司:山下誠一郎
藤林徹也:駒田航
藤林俊平:土屋神葉
李海鳴:檜山修之
渡瀬直之:小松史法
真崎理恵子:伊藤静
笹倉沙季:進藤あまね
蜂島玄:麦人
溝塚琴帆:大西沙織
芳野里佳:前島亜美
坂城紫苑:黒沢ともよ
坂城比呂:神奈延年
坂城慧太:木村昴
坂城文哉:咲野俊介
田淵幸助:阪口大助
久富祥吾:下野紘
徳原和宏:金尾哲夫
浜川由貴:愛美

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2022年05月03日

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短編集だけに今回もサクッと読めた。華蓮の出所後初仕事は今までと違った事をしたけどこれも莉子のおかげなのかな?なんだか終わりが近づいてる感じがするけど次回は添乗員α!!楽しみです。

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2014年03月04日

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ネタバレ

良くタイトルを見ないで「Ⅱ」だけ見て借りたら全然違ったっていうオチです。知らなくても楽しめるものもあれば、絶対知っておくべきっていう話もあり。最初からやり直しですが、知らなくても面白かったので、これはシリーズ制覇しなければ、という意欲は沸きました。小笠原さん、ちょっとダメだった。ロブションがコンビニのクロワッサンに化けて、それでも幸せだと思ってくれるのは莉子だからです。とにかく、華蓮の物語を早く読みたい。

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2019年05月26日

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短編集ながら、このシリーズの面白さが凝縮していて楽しめました。気軽にサクサク読めるのも、この作家さんの良さですね。

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2018年11月12日

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ネタバレ

5つの短編集。雨森華蓮、嵯峨敏也らも登場し、スペシャル感あり。中国切手や一円銀貨など、収集心をくすぐられる話も。ヨゾラとの悲しい別離もあったけれど、その心の空虚さを埋めるように小笠原との距離は縮まった(のか?)。恵比寿ガーデンプレイスのジョエル・ロブションが懐かしい。

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2016年08月29日

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美人鑑定家が奔放な知識で「人の死なない」コージー・ミステリに挑む、エンタメ・ノヴェルの先駆的ブランド「Qシリーズ」。総額8億円もの切手コレクションから1枚300万円の変わり種銀貨、満開のソメイヨシノまで、あらゆるアイテムにまつわる不可思議と、胸のすくような謎解き、驚くべき結末の数々。ついには凛田莉子の最大のライバル、雨森華蓮が出所し…。面白くて知恵がつく至福の読書、Qの短編集、大反響の第2巻。(BOOKデータベース)

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2014年09月29日

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万能鑑定士短編集第2弾。全5話が収録される。
過去の登場人物達も多く登場し、シリーズのファン向けの作品。

1冊1話の長編ももちろん楽しめるが、
短編のボリュームでも十分と思えてしまう位、どれも良作。

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2014年09月26日

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華蓮や嵯峨先生、氷室先生など、次の出番はいつだろうと心待ちにしていた面々も登場。
記者としての小笠原が、意外に有能(失礼)と感じる部分がいくつかありつつも、恋愛面は…。
一応少しは進展、したのかな?

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2014年06月11日

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面白かったけど普通。
好き人とのデートができるように事件を解決しようとか、女の子している莉子の設定は好きではないが。

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2013年09月22日

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ネタバレ

万能鑑定士・凜田莉子が活躍する短編集第2弾。
本作の注目はあの天才贋作家・雨森華蓮がついに出所してくること。莉子は華蓮のことを気にかけており、何とかうまくやっていこうとするが華蓮はそんなお節介な莉子を疎ましく感じつつ、しかし放っておけない。そんな関係が何とも微笑ましく思える。
ここしばらくご無沙汰だった氷室准教授や嵯峨敏也なども登場し、小笠原との関係もぎくしゃくしながらもまた少しだけ進展する。
それにしても、小笠原は仕事の上でも以前とは比べものにならないくらいしっかりしてきた印象があり、莉子のスーパー賢女ぶりをさておいてもなかなかいいカップルになってきたのではなかろうか。

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2013年09月08日

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莉子も依然魅力的ですなあ~(^_^)

相変わらずいろいろなウンチクで楽しませてもらえました^_^

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2013年06月02日

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今回の短編集は、読んでいて犯人やトリックが想像しやすい内容だと思う。このシリーズは読んでいくうちに、必ずわかりやすいヒントを残してくれるミステリーなので、はじめて読む人にも優しい本だ。

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2013年05月27日

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相変わらず面白くてためになります。どれも秀逸ですが私が一番好きなのは、第二話です。華蓮さんカッコイイ。四話には私の好きなアノ人も登場され、嬉しい限りです。

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2013年03月16日

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諸々のシリーズ中一番面白かった。犯人の予想がついてもそれをどう解決していくかが面白い。個人的にしゃべり方が嫌いなキャラがでてこなかったのも読後感がよかった理由かも。

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2013年03月10日

Posted by ブクログ

短編集2作目も前作同様盛り沢山
華蓮に加えて嵯峨先生まででてきたとあっちゃあ、ファンサービスたっぷりである

でも、莉子と小笠原の関係が順調すぎて、本編のほうが逆に心配になる
まぁ、いいけどw

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2017年01月05日

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別々の物語の短編集。

莉子のライバルである雨森華蓮も登場する。

莉子と小笠原の関係は遅々として進まず。

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2024年08月06日

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短編集で話が繋がっていないので、空き時間を見つけて気軽に読めます。

「物理的不可能」
金券ショップの店員が、大きな取引を任されることになった。数億円の中国切手が忽然と消える。
そのトリックが全くわからなかったが、なるほど…!と納得。

「雨森華蓮の出所」
1円銀貨の鑑定の依頼があり、店舗で鑑定をする莉子。
そこに出所したばかりの雨森華蓮が現れて…。
華蓮の心の中にある苛立ちとか葛藤とか、そういうものに初めて触れたお話なのでは…?
読後感がとても良かった。
心温まる話。

「見えない人間」
莉子の高校時代の同級生が初登場。
一緒に映画のオーディションに参加することになったが…。
うーん。。。
いまいち私には、恐怖が伝わってこなかったし、何もかもが非現実的な話すぎて、感情移入できずじまいだった。

「賢者の贈り物」
泥棒一家のお話。物語は予想と違う方向に進んで、なかなか楽しめた。

「チェリー・ブロッサムの憂鬱」
チェリー・ブロッサム=桜にまつわるお話。皇居の桜が次々に枯れた謎を莉子が追う。モデルの髪の毛の話は、なんか無理矢理持ってきた感が強かったかな。。。

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2021年01月24日

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ネタバレ

短編集のⅡだけど、短いからか、先に読んだ方を憶えていなくって~中国の珍しい切手を京都から大阪にレンタカーで運んで中身をすり替えたのは…。出所した雨森華連は小さな無認可保育園を騙して珍しい1円銀貨を盗んだ古銭商に仕返し。閉鎖した小学校を外国の刑務所に見立てて映画を撮影しているらしいが、エキストラが大袈裟に処刑されるシーンばかりを撮っているのと、大金が入っていくると大言壮語する中年男性の失踪の関連は…。盗癖のある兄二人は盗品を売ってご満悦だが、妹は気が気でなく、目立たない盗品を持って警察に届けるが、警察の動きは鈍い。ソメイヨシノそっくりのサクラを開発した研究者は、ソメイヨシノにだけ効くウイルスを開発した~惚け掛けてるってことでしょうか?

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2019年12月06日

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美人鑑定家が奔放な知識で「人の死なない」コージー・ミステリに挑む、エンタメ・ノヴェルの先駆的ブランド「Qシリーズ」。総額8億円もの切手コレクションから1枚300万円の変わり種銀貨、満開のソメイヨシノまで、あらゆるアイテムにまつわる不可思議と、胸のすくような謎解き、驚くべき結末の数々。ついには凛田莉子の最大のライバル、雨森華蓮が出所し…。

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2018年05月29日

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読書録「万能鑑定士Qの短編集2」3

著者 松岡圭祐
出版 角川文庫

p118より引用
“ 華蓮はため息をついた。こうなることで
落ち着きを取り戻した自分がいる。たかが職
務を生き甲斐と断じる労働者をさんざん軽蔑
してきた。しかしどうやらわたし自身、その
例に漏れないらしい。”

目次から抜粋引用
“物理的不可能
 雨森華蓮の出所
 見えない人間
 賢者の贈り物
 チェリー・ブロッサムの憂鬱”

 多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
鑑定家を主人公とした、短編ミステリ小説集。
 金券ショップの店員が取引の為に豪邸へと
赴いた、保険会社の調査員まで同行させたそ
の取引の品は…。

 上記の引用は、主人公のライバルとも言え
る相手の胸の内。
人は仕事をすることによって真に人になれる、
というような意味の言葉を何かで読んだ気が
します。スマイルズの「向上心」あたりだっ
たでしょうか?このキャラクターの場合は贋
作作りですが、自分に出来ることをやり続け
るのが、自分の為だけでなく大切なのかも知
れません。
 前巻の短編集あたりから、また少し雰囲気
が変わったように感じます。特に今巻はそん
な気がするのですが、気のせいでしょうか。

ーーーーー

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2018年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〇 総合評価 ★★★☆☆
 万能鑑定士Qシリーズの2作目の短編集。1作目はジャック・オブ・オールドトレーダーズという質屋を舞台とするという緩やかなつながりがあったが,今作は,そのようなつながりはない。その分,作品はバラエティに富んでいる。雨森花蓮が登場する話があったり,「催眠」シリーズの登場人物である嵯峨敏也が登場する話があったり,莉子の高校時代の同級生である溝塚琴帆が登場したり。話づくりはさすがの読みやすさだが,トリックはチープ。「物理的不可能」は,トランクスルーという車の作りなどを利用したもの。「雨森花蓮の出所」はトリックらしいトリックがない,1円銀貨についてのうんちくだけの話。「見えない人間」は宝くじの当選と当選金を奪うために,外国の戦場だと思わせる映画のエキストラのようなものを使うというトリック。「賢者の贈り物」は,クレプトマニア(窃盗症)がテーマで本を利用して特定の数字を導き出すというマジック程度のトリック。チェリーブロッサムの憂鬱は,ウイルスによるソメイヨシノ絶滅の危機という松岡圭祐なら長編にでもできそうなテーマこれがこの短編集の白眉かな。通勤電車や寝る前に最適な作品。★3で。

〇 メモ
〇 第1話 物理的不可能
 金券ショップの店員鴨嶺智久が主人公。1万1762点の中国の希少な切手の取引に立ち会うことになる。総額は9億6000万円。あまりに高額な取引のため,ルシファ保険株式会社の沢木という人物が立ち会っている。運搬には最も信頼できると思っていた元警官の藤林徹也と俊平といういとこの兄弟に頼んだ。
 凜田莉子は鑑定士として取引に立ち会う。誰にもすり替える隙はないと思われたが,切手が偽物にすり替えられていた。
 真相は,藤林徹也と俊平の二人が犯人。京都のレンタカー屋でリアのガラスにフィルムが貼られている車を借りた。借りた車はトランクスルーであり,内部でトランクのモノに触れることができたのだ。
〇 第2話 雨森花蓮の出所
 万能贋作者の雨森花蓮が出所する。花蓮は,出所したあと,クロネコのヨゾラを引き取りに来て,莉子と再会する。今回の話は古銭にまつわる詐欺。莉子は,母親が笹倉保育園を経営しているという笹倉沙季という少女から,明治初期の1円銀貨の鑑定を依頼され,合計で,店での売値が300万円ほどになると鑑定する。しかし,沙季は蜂島コインという店の店主にだまし取られてしまう。花蓮は,ひょんないきさつから贋作を明治8年の1円銀貨の贋作を作り,蜂島コインから沙季の1円銀貨を取り戻す。そして,クリスマスプレゼントとして,1円銀貨を笹倉保育園に返した。
〇 第3話 見えない人間
 半月に一度,莉子は牛込署に呼ばれ警察から依頼を受けた品の鑑定をしている。莉子が警察で鑑定をしていると芳野里佳という女性が,行方不明になった父を探してほしいと依頼してきた。
 依頼の最中,莉子は高校時代の同級生である溝塚琴帆に再会する。琴帆は女優を目指しているがほぼ無職状態。琴帆は映画のエキストラのオーディションに莉子を誘う。
 芳野里佳の父は高額の宝くじに当選していた。その高額の金を奪うために,映画のエキストラを利用した詐欺をしていたのだ。アジアの危険な国に連れ去られたと思わせ,銀行の口座や暗証番号を聞き出そうとしていたのだった。莉子の機転に気付き,牛込署の葉山らが踏み込むことで解決した。
〇 第4話 賢者の贈り物
 嵯峨敏也が登場する。OLである坂城紫苑の兄二人は泥棒をしていた。紫苑は悩んだ末,兄たちの犯罪を警察に通報する。しかし,紫苑の兄たちが行った10数件の窃盗は,一つも被害届が出されていないという。真相は,紫苑の兄たちはクレプトマニア(窃盗症)だった。紫苑の父は,自ら窃盗に入る家を用意し,紫苑の兄たちに窃盗をさせ,それを知人に買い取らせることで小遣いを与えていたのだ。莉子と嵯峨は真相を解明し,嵯峨は兄弟のクレプトマニアを治療する。
〇 第5話 チェリーブロッサムの憂鬱
 ソメイヨシノが枯れ果てるという事件が起こる。新種のウイルスが原因だった。最初の1本のほか7本が感染し,11本に感染の恐れがある。感染力が非常に高いウイルスであり,全国の桜が絶滅の危機に瀕する。莉子は小笠原と恵比寿ガーデンプレイスのジョエル・ロプションというミシュラン三つ星のレストランで食事をする約束をしていたが,マスコミも大忙しで約束を果たすことは難しそうな状況だった。その後,ウイルスに感染した桜に火がはなたれれる。莉子は偶然に火が発生する前に立ち会い,火が付いた桜から枝を取る。その枝を准教授の氷室に調査してもらうと,5ミリほどの針らしきものがあった。莉子が捜査を続けると,浜川由貴という二課の警部補に目を付けられる。捜査の結果,桜から見つかった針を購入したのはステファン・コリンズというアメリカ人だった。ステファンから巣岡泰志という元芸能マネージャーにつながる。犯人は,ソメイヨシノにそっくりのショクショクザクラを生み出した,日本嘱植大学の久富祥吾准教授だった。久富が,ソメイヨシノを絶滅させ,ショクショクザクラを売り込むためにこの犯罪をしていた。ウイルスの保管場所はシルヴェーヌという美容院だった。小笠原と莉子は,事件を解決した後,桜が花びらを舞い散らせる誰もいないガーデンプレイスで缶コーヒーとクロワッサンでディナーをするというラスト

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2017年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編2作目。1作目よりももっとさくっと軽い感が否めない。雨森華蓮とか過去に登場した人物が。
このシリーズも残り3冊。

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2017年01月31日

Posted by ブクログ

総額8億円もの切手コレクションから1枚300万円の変わり種銀貨、満開のソメイヨシノまで、あらゆるアイテムにまつわる不可思議と、胸のすくような謎解き、驚くべき結末の数々。ついには凛田莉子の最大のライバル、雨森華蓮が出所し…。面白くて知恵がつく至福の読書、Qの短編集

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2015年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・物理的不可能
切手と車
う~ん。
おもしろいようでそうでもない。
これ読んで2巻は微妙と思った予感は的中。

・雨森華蓮の出所
そんなクリスマスプレゼント?!
丸くなっちゃったのかな?かな?

・見えない人間
でっかいんだかちっちゃいんだか

・賢者の贈り物
名作か?!
空、回ってないのか?
嵯峨さんも登場します!

・チェリー・ブロッサムの憂鬱
こういうの好き!
そんなフレンチ食べたいわぁ~!

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2015年08月05日

Posted by ブクログ

がっつり長編も好きだけど、短編集はサクサク軽く読めて良い。
華蓮をはじめ、いろんな人が出てきて嬉しいのだけど、やっぱ小笠原くん頑張れって感じ。

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2015年04月14日

Posted by ブクログ

短編集2作目。個人的には前作の流れのある短編集の方が好み。
事件簿12作、短編集2作を経て、次から推理劇シリーズに突入!ヽ(^o^)丿

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2014年03月27日

Posted by ブクログ

雨森華蓮も登場する短編集第二弾。
事件簿や推理劇が長編と言っても、短いので、あんまり短編集でも違和感がない。

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2013年07月08日

Posted by ブクログ

元々本シリーズの長編は中だるみ気味なのが、気になっていたので、このような短編集の方が、キリリとしまった感じで良い。雨森華蓮が、何気なく正義感を発揮するところが小気味いい。
ただし、いい加減ミステリー仕立てにしなくてもよいのではないかとも感じる。
あくまでも、ヒロインの活躍劇というテイストで押し切った方が、読んでいてスッキリするのではないかと・・・そうすると千里眼シリーズになっちゃうのか(汗)
小笠原くんがかなりしっかりしてきていて、頼もしくなってきたのが良かった。

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2013年04月01日

Posted by ブクログ

もともと、謎が謎ではなく、殆んどトリビア的な知識として、本来、関係のない主人公が何故か知りようのないことを知っているが故に、謎を解決できるという、ご都合主義シリーズであることは変わりないが、短編であるが故に、さらに拍車がかかり、全く関係のない話が実は謎に繋がっていたという話が、余りにもともとが短編であるが故に狭い世界という制約があるとはいえ、少々、やり過ぎである。前作の短編集は、まだ各短編を統一した店の話として繋いでいたので話としてはメリハリがあったが、本作では過去の登場人物を総ざらいする感で登場させ、なおかつ恋の進展により、終わるかと思わせても終わらないので、まだまだ続くのだろう。

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2013年03月17日

Posted by ブクログ

安定した面白さ。
シリーズどれを取って読んでも楽しめると思う。
直近の情勢が反映されていてそれも興味深いし。

安定しているだけあって(しかもいい意味で型にはまっている)連続で読んでしまうともったいない。
思い出した時に少しずつ読むのがこのシリーズにあっているのかな、と思う。

次読むのはまだ先…?

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2013年03月03日

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