松岡圭祐のレビュー一覧
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購入済み
とても面白い!
1作目、2作目どちらも読ませて頂きましたが、今回はスケールが大きいお話しで、でもいつも通り読むうちに自分までハラハラしてしまって、、
一気に読み終えてしまいました。
個人的に松岡さんの書く美人主人公設定が好きです。脳内実写化してて楽しい!
自作も出たようなのでぜひ読ませていただきたいと思います
たまに出てくる時事ネタも好きです笑 -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編のグアムの探偵小説が5話収録されています。
いずれのお話もめまぐるしい展開と意外な方向へ転がる話に読む手が止まりません。
短編のタイトルは次の通りです。
1話 ソリッド・シチュエーション
2話 未明のバリガダハイツ
3話 グアムに蝉はいない
4話 ヨハネ・パウロ二世は踊らず
5話 アガニアショッピングセンター
なぜグアムの探偵とグアムがタイトルについているのか気になりましたが、なるほど探偵という職業に対する権限がアメリカならではなことに驚きました。
5話の話は、それぞれ独立した短編ですが、できれば最初から順を追って読んだ方が、登場人物の家族構成や性格が最終話に向かって理解が深まり、小 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初から最後まで面白かった。
ヒトラー、ヒムラー、ゲッペルズなどナチスの歴史上の人物と、円谷英二、原節子など実現した日本人が出てくる。
主人公の柴田彰は俳優志望もうまくいかずに特撮の道へ
戦前戦中戦後のリアルな描写が戦争の物悲しさを伝えてきた。
本当に日本軍は勝っているのだろうか…という
作中に出てくるハワイ・マレー沖海戦は現実に映画にもなっていて、Wikiを見たら寒天も本当に使って撮影していたそう。
彰がタイタニック号沈没のためにナチスにわたり、沈没のための道具を集めるところページにすると数ページだがここが一番盛り上がった。
寒天の用途も知ることができ、輸出制限がかかるというのがどうい -
Posted by ブクログ
日本は漢人のキリスト教徒を救出しますが、西太后は突然宣戦布告し、公使館区域からの24時間以内の退出を通告します。
援軍はなかなか到着せず、20万人の義和団と清国軍の前に、4000人の外国人とキリスト教徒の命がさらされます。
誇り高き日本人の活躍により、援軍が来るまでに持ちこたえることはできるのか。
北京の55日が克明に描かれます。
「日本人こそ最高の勇気と不屈の闘志、類稀なる知性と行動力をしめした、素晴らしき英雄たちである。彼らのそうした民族的本質は国際社会の称賛に値するものであり、今後世界において重要な役割を担うと確信している。とりわけ日本の指揮官だった柴五郎陸軍砲兵中佐の冷静沈着にして頭