松岡圭祐のレビュー一覧

  • ヒトラーの試写室

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    松岡圭祐さんの本は面白い。
    たまたま、米内光政を取り上げた本を読んだ後だったので、第二次大戦に突入する日本そしてドイツ、イタリアとの同盟のきっかけのの知識があったので、なお面白く読めた。
    今の時代も超えそうだが個人のメンツ、上の顔色を伺うこと無く、本当に日本のことを考え、未来を導き出してくれるリーダーに巡り会いたい。
    極小に拘らず、大局を見極め、冷静、且つ、大胆で適格な行動を取りたいものです。

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    2019年11月26日
  • 高校事変 III

    mi

    購入済み

    とても面白い!

    1作目、2作目どちらも読ませて頂きましたが、今回はスケールが大きいお話しで、でもいつも通り読むうちに自分までハラハラしてしまって、、
    一気に読み終えてしまいました。

    個人的に松岡さんの書く美人主人公設定が好きです。脳内実写化してて楽しい!

    自作も出たようなのでぜひ読ませていただきたいと思います

    たまに出てくる時事ネタも好きです笑

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    2019年11月24日
  • 万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉

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    ネタバレ

    シリーズ最終巻。探偵になった小笠原と一度は別れ、友達に戻った莉子。だが、ムンクの叫び盗難事件を追ううちに、小笠原の目指す探偵の形を知り…
    読み終わるのが惜しくてなかなか手を付けられなかったけど、ハッピーエンドに胸が温かくなった。小笠原さんの根っこが変わってなくてよかった。コピアの名前のトリックには言われるまで気づけなかった。
    また数年したらシリーズ全巻読み返したい。

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    2019年10月24日
  • 黄砂の籠城(下)

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    清朝の西太后は宣戦布告を決断し、公使館区域からの24時間以内退去を通告する。20万人の義和団と清国軍の前に、外国人とキリスト教徒の命は風前の灯火となり…。世界から賞賛された日本の姿を描く。

    柴五郎が実在の人物であることは上巻冒頭の写真で知っていたけれど、ここまで称賛されるといま流行りの「日本人礼賛」のような気がしてくるのは疑い深すぎだろうか。でも物語はフィクションなのに、臨場感あふれて真実のように感じさせる佳作だったとは思う。
    (B)

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    2019年09月29日
  • 黄砂の籠城(上)

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    1900年春、北京では外国人排斥を叫ぶ武装集団・義和団が勢力を増し、外国公使館区域を包囲。足並み揃わぬ列強11カ国を先導したのは、新任の駐在武官・柴五郎率いる日本だった…。世界から賞賛された日本の姿を描く。

    義和団事件は世界史の教科書にも日本史の教科書にも写真付きで10行以上記述されるするほど歴史上の大きな事件。松岡圭祐にとって初めての歴史小説らしい。淡白な文体がこういう緊迫感のある出来事を描写するのには向いているようで、どんどんページを捲った。
    (B)

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    2019年09月29日
  • 探偵の鑑定II

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    ネタバレ

    獅靱会に拉致された莉子。故郷波照間島の住民を人質にとられ、望まない鑑定に応じながら助けを待つ。玲奈や須磨、小笠原が莉子救出のために動くが…。
    未読の「水鏡推理」シリーズの登場人物も出てきた。今度読もう。最後の亜芽里への莉子の対応が莉子らしく甘いなと思った。小笠原が変わってしまったことを悲しく思う莉子が切なかった。シリーズはあと1冊かな。次も楽しみだけど読み終わるのがさみしい。

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    2019年09月26日
  • 探偵の鑑定I

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    ネタバレ

    探偵の探偵玲奈と、万能鑑定士の莉子が出会う。人の死なない世界から、ハードボイルドな世界に来てしまった莉子はどうなるのか。
    私イチオシの桐嶋さんが大活躍してて、過去もがんがん出てきて嬉しかった。続きも楽しみ!

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    2019年09月19日
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    たいそう面白かった!
    すごい構想。大きな事件。
    歴史的事実との絡め方が上手すぎる。1つ解決したら、次々に……。引き込まれて一気読み。

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    2019年09月08日
  • グアムの探偵 3

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    ネタバレ

    グアムの探偵三巻に収録されている小説タイトルは下記になります。

    第一話 ワームホールへのタンデムジャンプ
    第二話 メモリアル・ホスピタルの憂鬱
    第三話 ラッテストーンは回らない
    第四話 スプレッド・ウィズSNS
    第五話 きっかけはフィエスタ・フードコート

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    2019年08月31日
  • グアムの探偵

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    ネタバレ

    グアムを舞台に日系人の祖父、父、孫の探偵たちが、事務所に持ち込まれたり、孫であるレイが巻き込まれたりした事件を解き明かしていく短編集。日本とは違い探偵も一部の捜査権限が与えられているグアムという舞台ならではの話が多く、グアムという場所が活かされている。一見無関係に思える描写もキチンと伏線になっているのが見所。

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    2019年08月27日
  • グアムの探偵 2

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    ネタバレ

    短編小説のグアムの探偵2巻の項目は、下記の通りです。
    第1話 スキューバーダイビングの幻想
    第2話 ガンビーチ・ロードをたどれば
    第3話 天国へ向かう船
    第4話 シュラトン・ラグーナ・グアム・リゾート
    第5話 センターコート@マクロネシアモール

    5話収録されており、第二巻では鬼気迫る状況に手に汗握るお話が多く、楽しめました。

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    2019年08月22日
  • グアムの探偵

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    ネタバレ

    短編のグアムの探偵小説が5話収録されています。
    いずれのお話もめまぐるしい展開と意外な方向へ転がる話に読む手が止まりません。

    短編のタイトルは次の通りです。
    1話 ソリッド・シチュエーション
    2話 未明のバリガダハイツ
    3話 グアムに蝉はいない
    4話 ヨハネ・パウロ二世は踊らず
    5話 アガニアショッピングセンター

    なぜグアムの探偵とグアムがタイトルについているのか気になりましたが、なるほど探偵という職業に対する権限がアメリカならではなことに驚きました。

    5話の話は、それぞれ独立した短編ですが、できれば最初から順を追って読んだ方が、登場人物の家族構成や性格が最終話に向かって理解が深まり、小

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    2019年08月17日
  • ヒトラーの試写室

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    ネタバレ

    最初から最後まで面白かった。

    ヒトラー、ヒムラー、ゲッペルズなどナチスの歴史上の人物と、円谷英二、原節子など実現した日本人が出てくる。

    主人公の柴田彰は俳優志望もうまくいかずに特撮の道へ
    戦前戦中戦後のリアルな描写が戦争の物悲しさを伝えてきた。
    本当に日本軍は勝っているのだろうか…という
    作中に出てくるハワイ・マレー沖海戦は現実に映画にもなっていて、Wikiを見たら寒天も本当に使って撮影していたそう。

    彰がタイタニック号沈没のためにナチスにわたり、沈没のための道具を集めるところページにすると数ページだがここが一番盛り上がった。
    寒天の用途も知ることができ、輸出制限がかかるというのがどうい

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    2019年08月12日
  • 万能鑑定士Qの謎解き

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    ネタバレ

    大陸から怒涛のごとく押し寄せる複製品の謎に挑む莉子。
    冒頭から莉子がいきなり北京語をぺらぺら操っていてびっくりした。そして後半に入る直前に差し込まれた【読者への挑戦by小笠原さん】もイイ。さすがタイトルが謎解き。犯人も真相も分からず読み進めたけど、いつものように読後感は爽やかだった。コピアの慧眼に唸る。

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    2019年07月04日
  • 黄砂の籠城(下)

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    日本は漢人のキリスト教徒を救出しますが、西太后は突然宣戦布告し、公使館区域からの24時間以内の退出を通告します。
    援軍はなかなか到着せず、20万人の義和団と清国軍の前に、4000人の外国人とキリスト教徒の命がさらされます。
    誇り高き日本人の活躍により、援軍が来るまでに持ちこたえることはできるのか。
    北京の55日が克明に描かれます。

    「日本人こそ最高の勇気と不屈の闘志、類稀なる知性と行動力をしめした、素晴らしき英雄たちである。彼らのそうした民族的本質は国際社会の称賛に値するものであり、今後世界において重要な役割を担うと確信している。とりわけ日本の指揮官だった柴五郎陸軍砲兵中佐の冷静沈着にして頭

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    2019年06月27日
  • 黄砂の籠城(上)

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    圧倒的史実による、ノンフィクション。
    明治33年春、北京で外国人排斥を叫ぶ義和団が勢力を増し、暴徒は街や教会を焼き討ち、外国公使館区域を包囲していきます。
    包囲された区域には、列強11ヵ国が籠城しています。
    足並みがそろわずバラバラの行動をしていた人々を先導したのは、駐在武官柴五郎中佐と、日本兵でした。
    義和団と清国軍が敵に回り、壮絶な戦いが火ぶたを切ります。

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    2019年06月26日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 III

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    元贋作者の錦織は、過去の帳消しを餌に怪しいツアーに参加した。地中海沿岸を巡りながら過去の偉人の粘土像を作り、アメリカに発送する日々。莉子は錦織の婚約者の恵玲梨と共に彼の行方を追うが…。
    うっかり先に探偵譚を読んでしまったので、今回のコピアがどっちのコピアだかわかってしまったけれど、コピアにたどり着くまで、コピアの手先が誰だか全くわからなかった。

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    2019年06月19日
  • 万能鑑定士Qの探偵譚

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    波照間に戻った莉子は偶然、横領の疑いをかけられた女性と出会う。小笠原に恋心を抱く彼女。莉子は自らの怖れを払拭して再び東京に戻ることができるのか。
    久しぶりに出てきた華蓮がコピアと話すシーンが印象的だった。ここまでにつながるエピソードを読んできたけれど、コピアの正体について疑ったことはなかった。張り巡らされた伏線すごい。読み終わるのが惜しくなるシリーズ。勇敢な小笠原さんもすてきだった。

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    2019年06月13日
  • グアムの探偵 3

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    ①ワームホールへのタンデムジャンプ、②メモリアル・ホスピタルの憂鬱、③ラッテストーンは回らない、④スプレッド・ウィズSNS、⑤きっかけはフェスタ・フードコート、やっぱりゲンゾーおじいちゃんが味があって大好き、レイにも恋人登場か、次回が楽しみ!

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    2019年06月04日
  • 黄砂の進撃

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    皆さんのような上手なコメントは書けませんが読み終わった備忘録に登録しました。

    この本を読んで日清戦争が気になったので今は日清戦争の本を手に取ってます。

    日本は、列強諸国から自国を守るために、アジア連合っつうのか、中国、朝鮮、日本で、列強に負けないグループを作りたかったんだよね。決して、黄砂の籠城、進撃の様な列強諸国みたいに植民地を作りたかったんじゃ無いんだよね。

    合間見られない国の関係に悲しくなる。

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    2019年06月02日