松岡圭祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最後のあたりまで読んで、シンガポール・フライヤーは、そういう意味だったのね。。。ということで、本上巻は、タイトルの説明編でした。
超人的な動体視力のおかげで、他人の表情(不随意筋の動き)から感情が読めてしまう。衝撃的な過去の経験で精神障害を引き摺りながらも、悪の兆候を見たからにはほっておけない性格で、次から次へと事件解決です。
超人ぶりがますます現実離れしてきている部分とか、悩みや葛藤のくだりが少々くどすぎるようにも思えます(凡人に言わせりゃ、見なきゃいいのにの一言で終わってしまいそうな悩みです)が、一気読みしたくなるほどに面白い、一級のエンターテインメント小説です。
下巻も一気読みした -
Posted by ブクログ
杉浦李奈の推論シリーズ第1弾です!
松岡圭祐さんの作品、久しぶり(25年くらいぶり)に読みました!
『催眠』が映画化された時に、原作として読んだのが最初で、吾郎ちゃんファンだったので映画も見たけど、怖かった印象が強い。
この作品はブク友さんが読んでいて読んでみたいとなって選びました。
李奈がラノベ作家だということと、表紙の耽美なイラストでライトミステリーだと思って読み始めましたが、めっちゃしっかりしたミステリー!
太宰と芥川の事とか文学的なネタも多数。
李奈の成長の物語。
主人公が成長するお話は大好きです!
このシリーズもたくさん出てるのでゆっくり読んでいきたいと思います!
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Posted by ブクログ
JK5巻よりは遥かによかった。ただ美羽をあっさり凄惨な死に方に追いやる意味は見出せない。凛香と結衣が敵として出てくるのは高校事変ファンとしては楽しめるんだけど、結局これもまた高校事変のサイドプロジェクトなのかよ?って疑念は拭えない。
後から作ったハムエッグの設定をどうやって過去の高校事変に組み込むんだよ?と思っていたら、敵キャラに「令和中野学校?新設定か後付けか?」と言わせてるのは笑った。松岡センセー開き直ってんなw
とりあえず追いかけはするけど、既存の高校事変を捻じ曲げてほしくないし、新しく登場した華南たち諜工員候補にもちゃんと物語を与えてほしい。
それにしても「ガラスに含まれるナトリ -
Posted by ブクログ
ネタバレネキ!お前か!!みたいな衝撃はありつつ、今度こそ優莉匡太の決着が付くのか…と思ったセミファイナル巻でした。
生き延びる縁となった本の作者だったら崇拝してるだろうし分からなくもないけど、シェアードユニバースこうくるかと。でも、彼女は「暴力的な男…ブッコロ」が根底にありそうだからまだわからん。JK最新刊でその辺あるんだろうか?
亜樹凪に続いて、日登美までも匡太について行けなくなる展開はびっくり。
凛香と同じ瞬間湯沸かし器にしてたけど、やっぱり頭いい瑠那タイプだったのか。「匡太さんは女に弱い」に行き着いたのは、匡太側では日登美だけみたいだし。
匡太はもはや時代遅れなんじゃないか…?もよかった。
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Posted by ブクログ
感想
半グレ天国なんてめちゃくちゃな世界になってきた。
最後に結衣のまさかの大逆転!
あらすじ
日本では緊急事態庁が発足し、内閣支持率も景気も回復していた。葉瀬中は結衣の姉の智沙子によって襲われたが、結衣のせいにされる。
市村凛は自分を刺した紗崎玲奈を狙い、凛香に殺させようとする。緊急事態庁に仕切られた日本は今や半グレ天国だった。玲奈は妹を殺され、自分も恥ずかしめを受けて、凛に復讐したに過ぎなかった。凛香が玲奈を襲おうとしたところ、結衣が現れて凛香を倒す。
加イ斗は、ISを使って日本の弱みを握ろうとしていた。結衣は智沙子の元に向かう。智沙子と戦っている間、加イ斗が放ったウェイ兄弟が結