松岡圭祐のレビュー一覧

  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    凶悪テロリスト・優莉匡太の四女、優莉凜香。姉の結衣を常に意識し、焦燥が混じった憎悪ばかりを募らせていた。苛烈な宿命を負った少女は生きることへの諦念を抱きつつ、一方で中学生らしいアオハルの日々を夢想した。たわいない会話で笑い合える友達、胸をときめかす淡い恋……そんな少しの希望を胸に、非情な現実に立ち向かう――。

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    2024年10月11日
  • 高校事変 VII

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    半年前の甲子園で起きたある事件が思わぬところにつながって……

    新型コロナウイルスが猛威をふるう春、春のセンバツ高校野球の中止が決まった。昨年の夏、優莉結衣は甲子園にいた。通っていた高校の野球部が大会出場を決めたのだ。甲子園では刑死した父が率いていた半グレ同盟に所属していた男と再会する。甲子園球場にひそむライフル魔と、スマホのアプリに犯人から届く奇妙なミッション。一連の事件が半年余りの時を経て警察の捜査対象となり、結衣を新たなる戦いへと導いてゆく。

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    2024年10月11日
  • 高校事変 VIII

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    始業式の日にはじまったのは、生きるか死ぬかのサバイバルゲームだった…。

    生徒や教職員が気持ちを新たにする始業式の日、犯罪史上最凶のテロリストを父に持つ優莉結衣が迎えたのは、心躍る新学期ではなかった。田代ファミリーが総力を結集し、酸鼻極まるサバイバルゲームを挑んでくる。突如行方をくらました男子生徒の謎、担任教師となった伊賀原の暗躍……。午前零時、“結衣狩り”が始まるかに思えたが、事態は思わぬ方向に転がりだす。武蔵小杉高校事変以来、最大規模の頂上決戦。その結末は?

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    2024年10月11日
  • 高校事変 IX

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    優莉結衣と田代勇次――血で血を洗う抗争の果て、二人は壮絶な一騎討ちに!

    フェリーでの激闘から数日。公安の監視を受けながら学校生活を送る優莉結衣は、船上で果たせなかった田代勇次との決着の日が近く訪れることを予感していた。多くを失い、手負いの獣と化した勇次は民家に潜伏し、復讐の機会を虎視眈々と狙う。威嚇、攪乱、陽動――ついに最終決戦の火蓋が切られた。血で血を洗う抗争の果て、宿命の2人は壮絶な一騎討ちに。果たして勝負の結末は?

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    2024年10月11日
  • 高校事変 14

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    梅雨の晴れ間の6月。凜香と瑠那が通う日暮里高校で体育祭が開催されようとしていた。それより少し前の放課後、瑠那宛てに怪しげなメモリーカードが届く。同様のものは、複数の闇カジノにもばら撒かれていた。当日は尾原輝男文部科学大臣が訪問視察することも報じられ、武蔵小杉高校事変と似通った状況に2人は危機感を募らせる。偶然か必然か、すべては仕組まれたことなのか――? 疑惑渦巻く魔の体育祭、ついに開幕!

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    2024年10月11日
  • 探偵の探偵III

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    正視できるか、これほどの悪を。乗り越えられるか、これほどの憎悪を!

    悪徳探偵を「駆除」するためにまったく手段を選ばない玲奈は、警察から24時間マークされることになる。玲奈は監視をかわしながら、自分と家族の人生を破壊した「死神」を追い続ける。ついに姿を現した「死神」の驚くべき正体とは。あまりに過酷な闘いに、玲奈の心は持ちこたえられるのか?

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    2024年10月11日
  • 高校事変 VI

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    修学旅行中に生じた最大の危機

    同級生からいじめの標的にされた結衣は、修学旅行中に宿舎を飛び出した。沖縄の裏社会を牛耳る反社会勢力と、規律を失い暴走する民間軍事会社。いつしか結衣は巨大な抗争の中心に投げ出されていた。

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    2024年10月11日
  • 高校事変 16

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    夏休み明けの初日。全国の小中高の学校で大規模な爆発が発生。瑠那と凜香が通う日暮里高校にも事前に爆破予告があり、校内を調べるとプラスチック爆薬が見つかった。2人の機転により最悪の事態は回避されたが、爆発騒動は新たな戦いの序章に過ぎなかった……。行方が分からなくなっていたあの女生徒も登場で、瑠那たちとの対立は激化。危機に次ぐ危機――果たして彼女たちの向かう先は!?

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    2024年10月11日
  • 高校事変 II

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    世間を震撼させた「武蔵小杉高校事変」から2か月――平成最悪のテロリストの次女・優莉結衣は新たな場所で高校生活を送っていた。そんな中、結衣と同じ養護施設に暮らす奈々未が行方不明に。さらに、多数の女子高生が失踪していたことも判明する。結衣は奈々未の妹に懇願され調査に乗り出すが、JKビジネスや特権階級の存在など、日本社会の「闇」の数々が浮かび上がってくる。

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    2024年10月11日
  • JK II

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    K-POPダンスが人気のユーチューバー「江崎瑛里華」。ある朝、投稿用動画の撮影中に川崎の暴力団、衡田組のチンピラが現れた。瑛里華の正体に気づいた男はナイフと銃で脅し、連れ去ろうとするが返り討ちに遭う。残されたバッグの中から犯罪計画と思われるメモを見つけた瑛里華は、自分を“幽霊”にしたヤクザたちの悪行を潰すため、記された日時に渋谷109に向かう。女子高生の聖地で、凄惨にして哀しい少女の復讐劇が始まる!

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    2024年10月11日
  • 高校事変 XI

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    卒業か死か――。本土最終決戦へ。

    慧修学院高校襲撃事件後、日本で緊急事態庁が発足。喫緊の問題を次々と解決に導いたことで、内閣支持率は急激に回復していた。国内が落ち着いたかに見える中、結衣の異母妹である凜香は「探偵の探偵」の紗崎玲奈の行方を追っていた。やがて結衣が帰国を果たし、緊急事態庁を裏で操っていた優莉架祷斗が本性を露わにしていく――。互いの思惑が交錯する中、本土最終決戦に向けて賽は投げられた。

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    2024年10月12日
  • JK

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    逗子の山中で発見された一家3人の焼死体。川崎にある懸野高校の1年生・有坂紗奈が両親と共に惨殺された。犯人は紗奈と同じ学校の同級生や上級生からなる不良グループであることが公然の事実とされたが、警察は決定的な証拠をあげることができず、彼らの悪行が止まることはなかった。しかし、1人の少女、高校1年生の江崎瑛里華が現れて事態は急展開をとげる。人気シリーズ「高校事変」を超える、青春バイオレンス文学!

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    2024年10月12日
  • 高校事変 15

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    巫女としての技術向上のため、夏期巫女学校に通うことになった瑠那。学校は山奥にあり、全国から多くの少女たちが集まった。四方を緑に囲まれ、十代女子ばかりが整列する風景は平穏そのものに見えたが、瑠那は辺りへの警戒を怠らなかった。実は直前、この学校に参加予定の女子高生から一通の手紙を受けとっていたのだ。そこに書かれている内容は、驚くべきことだった……。期間は25日。無事に講習を終えられるのか!?

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    2024年10月12日
  • 高校事変

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    優莉結衣(ゆうり・ゆい)は、平成最大のテロ事件を起こし死刑になった男の次女。事件当時、彼女は9歳で犯罪集団と関わりがあった証拠はない。今は武蔵小杉高校の2年生。この学校を総理大臣が訪問することになった。総理がSPとともに校舎を訪れ生徒や教員らとの懇親が始まるが、突如武装勢力が侵入。総理が人質にとられそうになる。別の教室で自習を申し渡されていた結衣は、逃げ惑う総理ら一行と遭遇。次々と襲ってくる武装勢力を化学や銃器のたぐいまれなる知識や機転で次々と撃退していく。一方、高校を占拠した武装勢力は具体的な要求を伝えてこない。真の要求は? そして事件の裏に潜む驚愕の真実とは? 人質になった生徒たちと共に、

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    2024年10月11日
  • 出身成分

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    この国に生を受けただけなのに、希望はどこにある――
    平壌郊外の保安署員クム・ヨンイルは11年前の殺人・強姦事件の再捜査を命じられた。犯人として収容されている男と面会し記録を検証するが、捜査の杜撰さと国家の横暴さを再認識するだけだった。実はヨンイルの父は元医師。最上位階級である「核心階層」に属していたが、大物政治家の暗殺容疑をかけられ物証も自白もないまま収容されている。再捜査と父への思いが重なり、ヨンイルは自国の姿勢に疑問を抱き始める。そしてついに、真犯人につながる謎の男の存在にたどりつくが……。

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    2024年10月12日
  • 高校事変 22

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    めぼしい新キャラも出てこないし中弛みかなと思ったけど、終わってみれば結衣が中心で大活躍する巻だった。久々に結衣の強烈なセリフが聞けた。なんとも初期を思い出させるようなシーンや懐かしいキャラが登場したり古くからのキャラが命を落としたりとラストに向かって物語が収束していく感じがする。伊桜里もついに覚醒し、ファンはこの後どうなるか引き続き楽しみにするしかないのである。

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    2024年10月07日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川

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    巻末の書評で認識、そうか、これは成長物語

    そういう視点で内容を思い返すと、なんかいろいろ合点がいく所あり
    最初読み終わったとき・・・あれ?なんか全然スッキリしねぇなぁって
    事件を解決することが主題だと認識して読んでいたけど
    これは、莉奈の成長の過程に事件の解決があるんだって思うと
    流れ、フォーカスされる場面にだんだん納得感というか、
    じわじわと、あぁ〜、そういえばそんな気分だったよねぇとか
    おっとここで一皮むけたなぁ〜、ってところがいたるところに

    正直、今回の芥川見立て殺人は・・・スッキリしてませんけど
    莉奈のここのところ抱えていた一皮むけたい感がスッキリしたので
    なるほど、これまた、ホン

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    2024年10月06日
  • 高校事変 21

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    ネタバレ

    結衣や凜香と袂を分けた瑠那は1人で伊桜里を守らなくてはならず、孤立無援状態。半グレの総本山へNPO法人のメンバーに青少年保護協力を依頼されるが…

    普通の生活を送らなくては伊桜里を守れなくて、やむなく通常の生活をしている瑠那が生きづらそうでした。そして、純粋無垢だからこその危うさがある伊桜里が、元凶の父に染まるのが恐怖になってきました。ラストの伊桜里のスマホの待ち受け画面が今後どう展開するかがキーポイントですね。もしかして父側に行ってしまう危うさが怖いです。

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    2024年10月05日
  • 高校事変 22

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    どこまで続く、親子喧嘩。とうとう、最後に結衣を最後まで信じていた八幡総理が壮絶な死を遂げる。 なかなか、今回は壮絶な戦い。次はどうなる?

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    2024年10月03日
  • 高校事変 21

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    シリーズ21
    優莉匡太の半グレと、瑠那と結衣の率いる半グレとの壮絶な戦いだった。
    そして伊桜里がやばい!優莉匡太に洗脳されてしまうのか!

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    2024年10月03日