【感想・ネタバレ】水鏡推理II インパクトファクター 改訂完全版のレビュー

あらすじ

天才的なひらめきを持つ文科省・不正研究調査チームの水鏡瑞希。人工血管に関するノーベル賞級の論文が科学誌に掲載され、その研究リーダーが幼なじみの如月智美だと知る。若くして偉業を成し遂げ、注目を浴びる智美だが、自宅から実験ノートが盗まれ、論文に瑕疵が多いことから捏造疑惑が浮上する。智美に降りかかる災いの真相を探るため、瑞希は調査に乗り出す。研究機関に蔓延する不正の実態を暴く。下剋上ミステリ第2作。

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Posted by ブクログ

しっかりと取材してると思います 展開や設定はやや無理なところもありますがリアルなミステリーで面白かったですよ

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

【評価指標が真実を歪める】
研究成果の不正や捏造を暴く文科省職員・水鏡瑞稀。彼女が所属する不正研究調査チームが今回調査するのは、自己再生能力を有する人工血管の研究論文。その研究リーダーは、なんと幼馴染の如月智美だった――。

前作の短編形式から一転し、本作は長編作品。単純に研究不正を暴くだけでなく、瑞稀を取り巻く人間関係や組織の思惑も丁寧に描かれており、作品の印象は前作と少し異なります。(主人公以外は新顔ばかりなので今作から読んでもスンナリ読めます)

真相はどこにあるのか。この騒動はどのような結末を迎えるのか。関係者たちの思惑は複雑に絡み合い、瑞稀も八方塞がりの状況へ追い込まれていきます。それでも諦めない。組織の中では決して力のある立場ではない彼女の姿勢が、少しずつ周囲を動かしていく展開は見どころの一つです。

本作で特に印象的だったのは、副題にもなっている「インパクトファクター」という考え方。研究成果を評価するために作られた指標が、いつしか研究そのものを歪めてしまう。人類を前進させるための研究が、利権や研究費獲得のための競争へと変わり、不正や捏造を生み出していく構図には考えさせられますね。

不都合な事実を隠すことで一時的に利益を得られたとしても、その先に本当の進歩はあるのだろうか。本作は研究不正を描きながら、「評価とは何か」「成果とは何か」という問いが強烈に残る作品です。

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2026年06月02日

Posted by ブクログ

面白かったです

途中、メフィスト・コンサルティングが出てくるかと思ったけど、違う視点から物語がつながったのでよかったです

思わず高校事変と同じ世界線に来るのかと思った

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2026年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

改訂完全版2作目。このシリーズの特徴の一つとして、キャリア官僚による一般事務官に対する態度の悪さ、傲慢さがあると思っていますが、今回はだいぶマイルドになっている様な気がしています。自己修復するというFOV人工血管が科学誌に掲載されることになり、その研究リーダーが幼馴染の如月智美だと知る。若干25歳の大学院生である彼女は偉業を成し遂げ注目を浴びる様になるが、論文に瑕疵が多い事から捏造疑惑が…今回はタイやインドまでフッ軽で飛び回り問題解決。このシリーズは内容が理系的で難しいけど、落ち着いて読むには丁度いい。

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2025年06月26日

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