松岡圭祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作が面白かったので、続編が出てると知ってこちらも読みました。
前作はホームズが「最後の事件」でライヘンバッハの滝に落ちて死んだと思われていた数年の間、実は日本にいた!しかも伊藤博文と協力して実際にあった事件を解決に導いていた!という話で虚実が実に見事に入り混じっててとても面白かったです。
本作はそれから数十年後、ホームズは田舎で引退生活を送っていたところ、日本から伊藤博文が暗殺されたという話を聞いて、その事件の謎を解きに再び来日するという話です。
引退→謎解きに入るのを印象づけるためか最初のくだりのホームズの衰え?ぶりが読んでて痛々しかったです。もう少しなんとかならなかったのか。。来日 -
Posted by ブクログ
最後まで読んで、タイトルの意味合いなんとなく理解
作家さん界隈も色々大変なんだなぁっと
それと、出版業界もなかなかいろいろとあれこれ多いんだなと
勉強になりました、多分普通に生活してたら絶対に知ることのない内容でしたは
確かに、商売ですからね、儲けてなんぼ、
そのためにはあれこれノウハウあるわけで
でも、売るために作られた物語は・・・なんか癪に障るなぁ
で、本編のほうは、ついに!!って感じで、感慨深くも・・・
売れない作家だからこそ応援したい・・・っていう
日本人特有の不憫びいきな感情が途絶えて、少し冷めちゃうかも
でもここまで来たら・・・このあとどうなる?が
まぁ、楽しみではあるわけ -
Posted by ブクログ
松岡圭祐『優莉匡太 高校事変 劃篇』角川文庫。
『高校事変』のスピンオフ。史上最悪のテロリスト優莉匡太のが如何にして誕生したのか、そして、匡太の巨大な帝国がどのようにして築かれたかが描かれる。矢幡美咲や友里佐知子との出会い、架禱斗、篤志、結衣や凛香の出生の秘密、匡太の死刑執行の裏側までが描かれる。
冒頭から登場する冴えない新入大学生の笹霧匡太が優莉匡太に変貌したのかと思っていたら、笹霧匡太の前に颯爽と現れ、匡太を助けながら、悪の道に引きずり込む大学生実業家の唐辺丈城が後の優莉匡太であることに驚いた。そして、ジョアキム・カランブーが唐辺丈城を文字った優莉匡太のペンネームであったとは。ジョアキ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作の衝撃を乗り越えて優莉姉妹+兄はワンチームとして凶悪地球人である父とその教え子たちと敵対します
敵か味方か峰不二子レベルの雲英亜樹凪も優莉一家の廻りをウロチョロ、さて毎回戦場になる所に結衣たちがワザワザ行くのは道理に合わないと思っていたが、結果を見れば今回だけは行って良かった・・・まさか科学モゴモゴ、政治の世界はEL累次体を巡る権力背景はハッキリしてきたが、老人の作りし呪物が国連特別臨時総会の場で「秘密結社EL累次体」とアメリカにバラされ、シビック政変含め今までの紛争が起きる危険な地域が日本だとラベルを貼られ世界中の非難を受ける
ジャンボリー『不変の滄海桑田』は三者三様の陰謀飛び交うイベン