松岡圭祐のレビュー一覧

  • ウクライナにいたら戦争が始まった

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    怖い…物語序盤は不穏な空気が流れつつも、母親のダル絡みが気になる程度だったが、中盤から急展開。主人公の琉唯一家は東日本大震災を福島県で経験しているが、命の危険に晒された状態で冷静な判断力を持つなんて事はできる筈もなく。最初は琉唯の印象が素っ気ない感じで某兄妹の次女に雰囲気がそっくりなんて思っていたけど、今回はどこにでもいそうな女の子だった。銃弾が飛び交い、血飛沫を浴び、人間だったものを乗り越えてなんとか隣国ポーランドへ避難する事ができた。忘れてはならないのは、この蛮行が現在進行形で行われているということ。

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    2024年09月18日
  • 続シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    ネタバレ

    探偵業を引退したシャーロック・ホームズの元に伊藤博文の訃報が届くところから始まる物語。ホームズ宛に「惜別の会」への招待状が届くが、同時に謎の女性から「伊藤博文を殺したのは安重根ではない」というメッセージを受け取る。ワトソン君を伴いいざ日本へ。今回も実在した各国要人とホームズが絡み、あたかもホームズが実在していたかの様なリアリティがあり、楽しい読書時間だった。もういろんな事があり過ぎて、お腹いっぱいの大満足です♪

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    2024年09月18日
  • 高校事変 20

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    今回もバイオレンスだったわ!冒頭、雲英亜樹凪が登場。そして優莉匡太一派は出版社を襲撃。結衣たち4姉妹に加えて、元閻魔棒の瀧島たちやその他元半グレたちが、林間学校として夏休み期間中に無人島に集められた。そこへ恩河日登美が仲間を引き連れ現れる。内ゲバを避け、やむ無く共闘する形となる。対する相手は矢幡政権が指揮するEL累次体の残党。矢幡首相は苦渋の決断。こりゃますます今後の展開がわからなくなってきた。2024年8月、9月と立て続けに続編が刊行予定。最後は瑠那のほっこりエピソード。凛香が少し成長した。

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    2024年09月18日
  • 高校事変 21

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    久しぶりに瑠那が主人公の今回も怒涛のバイオレンス笑。半グレ集団の総本山とされる連峰に乗り込んでドンパチ。それはもうリズミカルに半グレ集団がバタバタと屠られる。結衣の「このところ弱くない?」の心配も杞憂だったね。瑠那のピンチにはしっかり結衣、凛香が駆けつけた。凛香のアオハルもちょっとあった

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    2024年09月18日
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版

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    「対」とタイトルに付いてるけど、特に戦うわけではなく共闘する感じだった。
    まぁ当たり前といえば当たり前ですが。
    少年のホームズと青年の伊藤博文が出会い、時間が経って、ホームズが日本に密航してきて、伊藤博文と一緒に大津事件の謎に挑む、そんな話だった。
    伊藤博文めっちゃ強い。私は、伊藤博文はホームズの名推理を脇から見てるだけ、とかそんな感じかと思ってたんだけど、投げ飛ばすわ、飛び込むわ、剣も使うわ…こんな武勇に優れた人やったっけ?まぁ幕末の暗殺地獄を生き抜いてるんだから、ある程度は出来ないと生き残れないよな。

    そして、井上馨。伊藤博文と一緒に聞き込みに行って、ヤンチャして帰ってくるとか、元気なお

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    2024年09月09日
  • 続シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    前編ではライへンバッハの滝でモリアーティとの対決のあとの行方不明期間に実は日本にきており、そこで伊藤博文と再会する、というストーリー。続編の今作では、伊藤博文暗殺され、その謎をシャーロックが解くというストーリー。伊藤博文のかっこよさ、日本滞在時のシャーロックの性格の良さ、美化されてる感じはあるけど、むちゃくちゃ面白い。
    木像を配った人に関して、シャーロックに渡しにイングランドまで行ったのは、現実的に無理やろ!そんな長い期間不在にはできないやろ!ひとりで行ったん!と納得いかんわあと思ったので、★ひとつ減らしてます。

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    2024年09月07日
  • 続シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    ホームズが、伊藤博文の死に謎を抱き、再び日本に来日するという続編。後半は、そうきたかという展開でしたが、世界観に引き込まれました。

    前作からホームズや、作中のIFの人物たちも歳を重ねたなという印象。ワトソンの活躍も嬉しいけど、ふたりとも来日時に60手前。

    山縣有朋やチャーチル首相も登場するなと、当時のスーパースターたちが集結。ドイツも巻き込み、いつの間にか、日本の中で、世界を巻き込んだ大事件に発展。

    老齢な域に差し掛かろうとする2人(3人)てすが、人生にはいつまでも成長があるという言葉が良いですね。

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    2024年09月07日
  • 高校事変 20

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    父親と対決するものだと思っていたのに
    まさか、八幡総理と対立して
    自衛隊と戦うとは。

    予想外の展開でした。

    しかも、日登美と協業するとは…

    次回が楽しみ。
    ※既に購入済み

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    2024年09月05日
  • 高校事変 21

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    今回は瑠那が主人公。少年少女が匡太に捕まっているということで彼らを助けたいというNPOから山奥まで連れて行って欲しいという依頼を受けたたが、断ったものの彼らを見捨てることができず、ついて行く。そこで、山奥で分かれたあと伊桜里が匡太に捕まったようなメッセージが。そして、伊桜里の元に行くが、特に捕まっている気配はない。そこに今度は先のNPOから借金とりのヤクザが彼らをつかめえに行くのでまた着いてこいと依頼が。彼らとまたNPOが踏み込んだ山へ行くと半グレテロ軍団が待ち構え乱闘へ。絶体絶命と思われたところに、結衣が登場、大乱闘。とうとう大部分を絶滅して、次の回。来月は22巻。ここからは3部作で最終結末

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    2024年09月02日
  • 高校事変 19

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    東京スカイタワーがハイジャックされ、人質となった同級生の救出に向かった4人姉妹のお話。

    相変わらず、よくもこんなシナリオや仕掛けを考えたもんだ!(スパコン富嶽のAIはどうかと思ったが…)

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    2024年09月02日
  • 高校事変 20

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    ネタバレ

    結衣の良き理解者であった矢幡総理がやむにやまれず、国と結衣を天秤に掛ける暴挙にでた。そして最後の最後で選択を誤り、優莉匤太の思惑にはまってしまった。前巻の凛香の「クソ親父も結衣姉も似たもの同士だからよ。どっちに魅了されるのかのちがいでしかねえんだろ」の言葉通り、匤太についてゆけない者達が結衣に魅了されてゆく。日登美も結衣に魅了されつつあるし。国を滅ぼしかねない親子喧嘩が始まろうとしている。次巻が待ち遠しいとおもっていたら8月末に21巻、9月末に22巻と刊行予定だそうで、瑠那、伊桜里、篤志の動向が気になる。

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    2024年09月01日
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版

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    歴史上の出来事を題材に、余白の部分をホームズが上手く補っていました。題材になった大津事件を知るきっかけにもなり、事実と比べるのも非常に勉強になりました。
    また、ホームズの日本に対する感覚や描写が細かく描かれており、本当に実在したのではないか?と錯覚してしまいました。

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    2024年08月31日
  • 優莉凛香 高校事変 劃篇

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    凛香が好きになる作品です。
    結衣ねーちゃんには当分勝てそうになさそうで、ヨンジュとはねーちゃん以上に仲良くなってるとこが微笑ましい

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    2024年08月31日
  • 高校事変 21

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    『高校事変21』

    優莉匡太に憧れ、集まる未成年たち。その隠れ家となっているのは、臥龍岡連峰にある半グレ同盟の総本山。

    未成年者たちの解放を訴えるNPO法人に臥龍岡連峰の総本山への道案内を頼まれる瑠那…
    臥龍岡連峰で待ち受ける半グレ同盟予備軍…

    一方、伊桜里は学校、施設で孤立していた。そんな伊桜里の前に現れたのは…

    今回は瑠那がメイン。
    結衣も凛香もなかなか出てこない…
    確かに結衣の言うとおり、最近の瑠那は、弱くなっていた。『回を重ねるごとに弱体化…』
    が、再び最強無敵の瑠那に。
    あれだけ苦戦した饗庭をあっという間に。
    これなら恩賀日登美にも大丈夫かもと思わせる。

    優莉匡太半グレ同盟対

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    2024年08月31日
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版

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    82点。

    どこからフィクションでどこまで史実に基づいてるのかわからないくらい良く書かれていたと思う。
    時代小説みたいなものは読んだことがなかったからこれはどうだろうと思っていたらそういう感じではたぶんない?ので読みやすかった。
    ホームズも博文もキャラが立っていて良かった。それぞれが少し改心したり心情の変化も感じられて読んでいて退屈しなかった。続編もあるようなので読んでみたい。
    少し長めだったのが大変だった。

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    2024年08月28日
  • 高校事変 21

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    松岡圭祐『高校事変 21』角川文庫。

    早くも21巻。そして今回も決着までは辿り着かず、不穏な空気を残したまま結末を迎える。今回は瑠那と伊桜里しか登場せず、瑠那だけで優莉匡太の半グレ同盟との過酷な闘いを乗り切るのかと思えば、終盤にしっかりと結衣と凛香も登場する。

    来月には22巻が刊行されるようだが、優莉姉妹と優莉匡太の闘いに決着が着くのだろうか。


    優莉匡太を死刑から救い出した教誨師の義父母の神社に戻った瑠那は、周囲の生徒や教師からあからさまに避けられながらも日暮里高校に通っていた。同じ高校の1学年下には妹の伊桜里も居たが、同級生に優莉匡太の娘であることを知られ、陰湿な虐めに合っていた。

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    2024年08月27日
  • 高校事変 X

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    今回こそは駄目かと思うシーンが多々。
    そこから生き残る結衣。
    新しい後ろ盾となりそうな2人を加え、長男との闘いに臨んでいく

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    2024年08月26日
  • 高校事変 21

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    面白かった。いつもの高校事変よ。今回は結衣と凛香は出ないで瑠那巻かと思ったらこうやって登場するのか〜。痺れちゃったよ。高校事変はヒーローものなんだなってのが今回わかったわ。伊桜里がどうなるかも気になるし続きも楽しみ。

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    2024年08月25日
  • 高校事変 20

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    もう20巻目かー

    とうとう国家との対決にまで発展。
    八幡さんの裏切りが残念で仕方ない...
    まったく総理の器ないやん...
    権力を使ったただの殺人者やん...

    ここまで来るとこのシリーズの終わり方が全く予想もつかない。父親と対決して終わりなのか、国家と対決して終わりなのか。
    次巻も楽しみ♪


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    2024年08月24日
  • 高校事変 21

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    つい惰性で読んでいる。今回は瑠那が主人公か。そして伊桜里が、ダークサイドに落ちそうな予感。
    「次巻より最終3部作」って一番後ろのページに書かれてたけど、ということは24巻目がラストになるってこと?ほんまかいな。

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    2024年08月24日