松岡圭祐のレビュー一覧
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ネタバレうわ〜ここにきてこんな事って……と愕然とする巻でした。
結衣がこんなに取り乱した事ってないと思うので事の重大さがわかります。凛香みたいに喚き散らせる性格だったらそうしたかっただろうな、でも妹たちの前だからと一生懸命抑えたんだろう。「明るくなる前に帰って」は切なかった。。
凛香も、瑠那と2人になると明るく振る舞い出すから、妹に心配させないようお姉ちゃんは強くいないとと思ってるのかも…切ない。
「俺たち兄弟みたいなもんだろ」と言ってくる新キャラも続々出てきてましたが、優莉家にとっては父親が匡太なのが嫌でたまらないから逆効果でしかないと思う。日登美以外は退場したけど、こういう人もまたわんさか出てく -
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ネタバレ優莉家七女(公的には六女)の伊桜里ちゃんががっつり登場。16巻でハスミンから「妹が入学してこようとしてる」みたいに言われてた子だよな…
結衣に助けられるまでの境遇がつらい。
里親に虐待され学校では苛めに会い、でも優莉家の教育()を受けてないから対処する術もなく耐えまくる日々。
伊桜里ちゃんは「一度死んだけど、結衣お姉ちゃんのおかげで生き返った」って思ってるから結衣に絶対的な信頼を置いてるのを、結衣は心良く思ってなかったみたいだけれど、生き抜く力や方法、目標もできたんだから良いのでは。。
優莉匡太や周りの薫陶を受けてなくても鍛錬でこうなるってことは、優莉家は皆さんなんらかの素質があるのか?っ -
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高校事変シリーズは、物凄く展開早くて、あっという間に読んでしまう。
何かすぐ映画化とかしれそうだけど、シリーズ長いからなぁ。
万能鑑定士的に、シリーズのどこかだけとかなりそう。
今回の舞台は、ついに海外。
結衣が、拉致?され、多くの学生たちが集う、学校という名の、ある目的をもって集められた集団の中に。今回は、結衣ですら、反応出来ないような敵がいたり、ピンチも多々あるけれど、流石そこは優莉結衣、見事にすり抜ける。
敵も巨大になって来ており、段々と変わってくるのは、結衣にも仲間の様な存在が。共に一つの敵に立ち向かい、脱出をする。
その仲間たちもまた良くてねぇ。
人間味を帯びてきているいうと言葉は -
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ネタバレ探偵の探偵シリーズの番外編となる作品。
今回の主人公は紗﨑玲奈の先輩である桐嶋が主人公となる。ストーカーの被害から救った女性が殺害されてしまい、そして彼女の敵を取るために動き出したら、そのウラにある大きな陰謀に嵌っていくというストーリー。探偵の探偵シリーズよりも暴力や性描写が多く含まれていてハードボイルドさが増していると感じました。前シリーズでは淡々とした印象であった桐嶋が曽篠姉妹を護ろうと泥臭く奮闘していく姿がとてもかっこよかったです。そしてギリギリの限界まで追い詰められてからの佐﨑玲奈の登場はとてもしびれ、今までの敵達がやられていく姿はとてもカタルシスを感じられて良かったです。高校事変シリ -
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「瑕疵(かし)」= 傷、欠陥。不動産業界では、いわゆる「訳あり物件」です。業者には、次の入居者への告知義務があるとのこと。
本書の表題でもある「瑕疵借り」は、瑕疵物件に短期間住み、(瑕疵の事実は消せないまでも)瑕疵自体を解明し、価値を回復させる人物だそうです。
心理的瑕疵という内容からして、怪奇現象系のホラーを予想しましたが、切なく心温まる、不思議なミステリーという印象でした。4編の連作短編で、瑕疵借りである藤崎達也の、瑕疵の解明が物語の要になっています。続編も出ているようですね。
4編とも、先の住人と関わった主人公が登場します。赤の他人だったり遺族だったり様々で、やや設定に無理は -
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松岡圭祐『ウクライナにいたら戦争が始まった』角川文庫。
日本人女子高生の凄絶な体験を描く実録的ノンフィクション風ノベル。
平和呆けした日本。自然災害への危機意識はある程度あるが、戦争への危機意識は相当低い。日本が米国の庇護下にある以上はいつ何時、ロシア、中国に攻撃を受けるか解らないし、北朝鮮のミサイルによる攻撃も油断出来ない。米国ですら自国の国益のためなら日本を見限り、再び武力支配に転じる可能性がある。
本作はそんな平和呆けした日本を嘲笑うかのように、日本の女子高生がウクライナに滞在中にロシアの軍事侵攻に巻き込まれるという恐ろしい物語である。
ロシアのプーチンがウクライナが自国の一部で