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『十六夜月』がヒットしたことで作家としてのステージが上がった李奈。三十階建て駅前マンションに引っ越し、気持ちを新たに次作に取り組む中、担当編集者から妙な頼み事をされる。ベテラン作家・丹賀源太郎が開いていた文学塾の閉塾に伴って催される宴に出席して欲しいというのだ。しかも依頼主は極端かつ急進的で差別主義的な思想を前面に出した長編小説がベストセラーになっている源太郎の息子だという。2人に面識もなく、塾にも関係のない李奈は戸惑うものの渋々参加を了承する。果たして開かれた宴席は、奇妙なものだった……。
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Posted by ブクログ
ついに大成された李奈先生、のっけは小説家事情を垣間見ることができて
あんなに苦労してきたから、この喜びはひとしおだねぇって
親心な展開でございまして、ホントよく頑張ったねぇっと
あぁ、ただ、まぁまぁ最近度がすぎる事件への関与具合というか
引き寄せ体質は・・・まぁ、これはエンタメなんでねと
で、今回もまた事件引き寄せ体質全開で、それもまたそうなんすか?
って、ちょっと週刊誌とかで雰囲気感じてるその手の業界の慣わしを
実体験って感じで、下世話な心がムクムクしながら進み
あれ? なんだか見立て事件発生、でどうなるこのあとって思っていたら
なんと!! 死んどるんかい!!って展開に
そこからの謎解き展開はかなり薄めで
今回は親子の確執的なところがメインだったのですねと感じております。
なので、まさに李奈先生の成長譚でございまして、
今回も一側向けた李奈先生なのでした。
にしても、マトリョーシカ状態でどこまで本編?ってなるラストの展開は
ほんとにちゃんとそうなったの?と、不安を掻き立てられモヤッたのも事実です。
今回も、松岡先生(実は組織?)の作品堪能いたしました、
ごちそうさまでした。
Posted by ブクログ
杉浦李奈の推論シリーズ第10弾です!
今回は『怪談一夜草子』にそっくりな事件。
でも、それをわかるようにやってないので見立てではなさそう。
李奈はベストセラー作家になり、前よりちょっと広いお部屋にお引越し。
それでもあまり変わらない李奈がいい!
不思議な事件だったけど、ちょっと強引さもあったかなぁと思う。
事実は小説よりも奇なりなのであるかもだけど‥。まぁ、小説だけど。
最後の白濱瑠璃創作の部分、めっちゃ良かった笑
なんか李奈が違う意味でカッコよく(おかしく)なった?
違和感ありありなのに、そんなのもアリかなあと思った。
親からの自立と親との和解、両立するのは難しいのかもしれない。でもいい関係でいるのが理想だよね。
李奈も親といい関係でいられるといいなぁと思う。
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