松岡圭祐のレビュー一覧

  • ミッキーマウスの憂鬱

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    ミッキーマウスと表題に入れて、東京ディズニーランドを舞台とした小説って書いていいんだ、というのが第1の感想。あくまでフィクションということでね。
    松岡圭祐氏の本は子供の頃から千里眼シリーズを読んでいたけど、大人になってからは久しぶりだった。仕事バキバキできる猫っぽい美人じゃない人が主人公なだけで珍しいなと思う。
    ストーリーはわかりやすい勧善懲悪系、会社の上層部は腐っているというよくあるパターン。短いし、現実ディズニーの番外編だと思うとさっくり読めていいと思う。

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    2026年02月11日
  • 続タイガー田中

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    ネタバレ

    007パスティーシュ続編、松岡圭祐は同様の作品がいくつかあるがどれも傑作である(記憶・記録してみる)
    ①シャーロック・ホームズが伊藤博文と(裏明治史)
    ②アルセーヌ・ルパンが明智小五郎と(黄金仮面再解釈)
    ③ヒトラーの試写室(プロパガンダ映画・試写、別の素顔)
    ④黄砂の龍城(進撃)(義和団の乱を視点を変えて新解釈)
    ⑤八月十五日に吹く風(終戦の日、もしも・・・)
    ⑥ウクライナにいたら戦争が始まった(リアルすぎ)
    共通するのは実際の事件・出来事と虚構の物語ではあるがシャーロキアンの様にヲタク的に物語を読み込み両者を邂逅させてしまう小説家の遊びなんだよね
    本書はドクター・ノオと執筆中に作者急逝とな

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    2026年02月10日
  • タイガー田中

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    ネタバレ

    007パスティにーシュもの、松岡圭祐は執筆の前提となる人間関係や事件の年代(と当時の世界で起きた事件・出来事)を種明かししてくれる、本書はレミング原作『007は二度死ぬ』のラストで①ボンドが火山の秘密基地でブロフェルドと対決して大怪我を負って記憶喪失になる②次の原作『黄金の銃を持つ男』では、突然ジャマイカに現れて記憶を取り戻しているが、その間の半年間が一切描かれていない(原作最大の矛盾点と松岡が考えた)この「空白の半年」を日本でボンドが失踪していた期間と設定、それからは細かな原作の小ネタ(オマージュ)が散りばめられているが、生憎の事に原作不案内で面白さが半減ですが、宿敵も「実は死んでいなかった

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    2026年02月10日
  • 高校事変 21

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    とうとう21まで来た。
    あと2巻でシリーズは終了する。
    相変わらず容赦なしに人の命が奪われるし、悪が蔓延るのは気分が悪い。
    その中で、迷いがなくなった瑠那の強さは少し気分が晴れた。
    結末が気になるし、読みやすいので23巻まで読むと思うが、ただの物語だと思っていなければ‥。
    感情移入するとしんどいなあ。

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    2026年02月06日
  • 万能鑑定士Qの短編集II

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    ネタバレ

    前回に引き続き5編からなる短編集
    それぞれテイストは異なるがストーリー自体はそれ程深くないため、気軽に読めそれぞれに良さが出ていた。
    展開は分かりやすかったが華蓮が久しぶりに登場する2話目は痛快であった。
    3話目はある男の行方不明事件と映画のエキストラがどのように交錯していくのか良かったし、4話目も最初の違和感をしっかり回収していた。

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    2026年02月01日
  • 万能鑑定士Qの短編集I

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    ネタバレ

    莉子が派遣先の質屋で起こるトラブルを解決しつつ信頼を得ていく。
    小笠原との間にライバル瑠美も登場するがこの短編集の中で終結してしまうので若干肩透かしをくらった感もある。
    各事件自体は相変わらず様々な知識を駆使してのもので感心させられる。気軽に読める短編集として良い出来である

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    2026年02月01日
  • 特等添乗員αの難事件 I

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    ずっと積んでいた一冊だったけれど、読み始めたらあっという間。テンポの良さは「万能鑑定士Q」と同じで、一日で読み切れる軽さがありがたい。

    ただ、主人公・浅倉絢奈の立ち位置は莉子とはまったく違う。ラテラル・シンキングという圧倒的な才能を持ちながら、そのせいで偏見を向けられる場面も多くて、読んでいてコレはキツイと感じる場面もありました。莉子が温かい環境で育ったのに対し、絢奈は真逆で、その対比がかなり効いている印象。

    とはいえ、直感で真相を切り開く爽快さはやっぱり気持ち良い。疲れている時に読むとスッと頭が軽くなるタイプのミステリ。

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    2026年01月26日
  • マジシャン 最終版

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    詐欺師の里親を持つ天才マジシャンの沙希。
    仕事に打ち込むあまり家族とすれ違いの生活環境になる刑事の舛城。
    この接点の無さそうな2人が、マジックを使った事件の操作で知り合い協力しながら解決していくお話!

    まず、普段テレビで見た事あるマジックのタネやトリックが解説されているが、余りにも単純だったり意外なトリック使われてて勉強になりました!
    そして、それらを使い詐欺を働く犯罪の内容にも驚きでした!

    この作品はマジシャンならではの視点と推理が面白く、驚きやなるほど!となる答えが好きになりました。
    また、謎解きだけでは無く、沙希が1人のプロマジシャンを目指し成長していく姿は応援したくなりました!

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    2026年01月25日
  • JK V

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    ネタバレ

    JK5というより優莉匡太 高校事変 劃篇 2。匡太の人を引き付ける能力と天真爛漫さで紗奈を篭絡していく感が否めない。自称公安の昌谷にしても鴻巣にしてもどこまでが本当の事で嘘なのかも解らないし、紗奈を自分のものにしたいがための匡太の自作自演と言う線も見え隠れする。中野学校も絡んできたのと日登美も登場(ただし小6)。小6って高校事変23巻の何年前の話、そして紗奈は23巻時点で何歳。それともう一つ、紗奈って巻が進むにつれ弱くなってるような、もっと不死身感と手刀で首を吹っ飛ばすサイボーグ感があったのだけれども。

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    2026年01月24日
  • 特等添乗員αの難事件 II

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    ネタバレ

    絢奈が強盗事件や姉:乃愛が巻き込まれた機長の急病事件、香港に逃亡した政治家の資金管理団体のスタッフの行方を追うなどのトラブルに巻き込まれる。
    全てにおいてラテラルシンキングで乗り越えるものの、ストーリー構成はやや浅い。その分、あまり深く考えすぎずに連続ドラマを観ているような感覚で絢奈の活躍を楽しむのが良いのだと思う。
    カジノチップの話や強盗団が逮捕される場面など随所で伏線が効いているのは読者として嬉しい限りである

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    2026年01月17日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 II

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    ネタバレ

    オークションハウスを利用した詐欺事件の全貌はやや分かりにくい面もあったが、あまり深く考えずにポイントだけを押さえていけば腑に落ちてくる展開。
    最初は莉子の能力を見くびっていた杏樹や蒼依、隅山などが莉子の能力を認めていく行はいつもながら爽快であった。
    最後の漢那親子の結末はバッドエンドであったが、時にこういった世知辛い終わり方も小説の中であれば意外性があって良いと感じた。

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    2026年01月16日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ

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    杉浦李奈の推論シリーズ第9弾です!

    今回は岩崎翔吾の件で因縁がある、鳳雛社の編集者から執筆依頼が来てというお話し。
    鳳雛社は文芸一筋の老舗で、作家憧れの出版社。

    今回はなんか全体的にドタバタしていて、それに振り回されてコメディみたいでした。

    人の死なないミステリってそういう事かって感心しました。

    私は個人的にお涙頂戴的なお話しは苦手です。
    なんで死んじゃうんだよって、こんなに頑張ったんだからハッピーエンドでいいじゃんって思っちゃうんですよね。

    苦手とか言いつつ読みますけどね。そんな話も。
    そしてミステリは殺人事件が起きる方が好きです。
    日常系ほっこりミステリも読みますけどね!

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    2026年01月09日
  • 高校事変 13

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    感想
    凛香が主役と思いきや、瑠那に座を奪われている!?

    そしてまさかの矢幡元総理が黒幕!?雲英も悪の予感。

    そして、異次元の少子化対策って、経済じゃないんだからw


    あらすじ
    凛香は日暮里高校に入学した。同学年には妹で余命いくバクもない瑠那がいた。彼女は神社で育てられ、身体も弱かった。

    一方で世の中では女子高生を狙った全裸殺人事件が多発していた。女子高生を誘拐して、子を産ませるマシーンに仕立て上げていたのは、恒星天球教の尊師だった奥田医師だった。彼は天才児を作り出すべく。少子化担当大臣と結託していたのだ。

    瑠那は実はこの天才ベビー計画で産み出されていた。中東で幼少期を過ごし、戦闘の才

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    2026年01月07日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VII レッド・ヘリング

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    杉浦李奈の推論シリーズ第7弾です!

    李奈の本の評判も順調で新居に引っ越しをした途端に、嫌がらせが始まり‥。

    古い聖書と国家的秘密まで絡んだ推理。

    嫌がらせが、理不尽すぎて悲しくなった。
    いつもの推理と違って李奈が蔑められているのか、嫌でした。

    せっかく小説家としてもうまく行きそうなのに。
    李奈は強くなってるけど。

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    2026年01月07日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川

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    作者のシリーズが好きで読んでます。
    最後まで真相がわからずハラハラしました。
    文学の見方は人それぞれですが、作者の解釈がありとても好きです。

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    2026年01月04日
  • ミッキーマウスの憂鬱

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    ネタバレ

    オリエンタルランド的にこれはOKなのか何より気になった。
    しかし、どの会社でも問題は起こるんだなと改めて思った。
    どこまでが事実でどこからはフィクションなのかわからなかったが、クルーがアトラクション止めておとがめなしというのは現実的ではないなぁと強く思った。

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    2025年12月25日
  • 優莉匡太 高校事変 劃篇

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    ネタバレ

    高校事変本編のフィナーレに繋がるピースが繋がったと思う、優莉匡太の生い立ち、現在に至るまでの流れが繋がるために必要な作品であったと思うが、優里佐知子の最後は千里眼で補填できるので良いが、瑠那の出生、ひとみと匡太の関係性も触れてほしかったので少し残念でしたが、JKⅤでのエリカの登場でシリーズ完結が早く読みたいと思いました。

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    2025年12月24日
  • 高校事変

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    ネタバレ

    すごい久しぶりの松岡圭祐。この方めちゃめちゃ作品が出るの早くて、別シリーズはついていけずに断念。それ以来、嫌いではないけどなんとなく敬遠してたけど、久しぶりに本作読みました。
    すごいシリーズ物でもう20巻以上もあるのに、チャレンジした理由は。。。
    物語の舞台の武蔵小杉に住んでるから他ならないです。ふとあらすじが目に入っしまったら、こりゃ読まなきゃと。本筋とはズレるけど、ローカルネタ多くて住民としてはニヤリ。

    さて、作品自体は流石の松岡さん、平和から急なスクランブル状態で一気に引き込まれました。
    登場人物多くて色々な側面から物語が書かれてるので、大作感でます。
    事件は全然解決する糸口が見えない

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    2025年12月21日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VII レッド・ヘリング

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    聖書を探せと無理難題を押し付けられて、受ける嫌がらせにムカッとしつつも李奈の周囲に助けられる事に安堵。李奈の急成長に驚いた!でも聖書の謎解き部分は流し読みしてしまった。聖書とある人物が繋がるとは思わず驚き。そして最後は…シンデレラストーリーになるか!?

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    2025年12月20日
  • ウクライナにいたら戦争が始まった

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    タイトルからしてノンフィクションと思ってしまうがどうやらフィクションとのこと。でも現実に戦争は起きているだけにここに描かれたような事が起きていた、いやまだ戦争は終わってないだけに進行形かもしれない。著者の他の作品も読んでいたので残酷な描写には慣れていたもののフィクションと割り切っていたので今回は何とも言えない気持ちになった。皮肉にも離婚危機にあった両親、この家族はウクライナでの経験でその後はどのようになっていったのか…女子高生の琉唯の人生観は確実に変わっただろう。

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    2025年12月18日