松岡圭祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ライヘンバッハの滝でモリアーティと
死闘を繰り広げたホームズは
自分が死んだことにして身を隠す。
英国の目のある国にはどこにも行けず
行き場に困った彼に兄が提示したのは
いまだ未開の地と思われている東国・日本だった…。
異国の地で、かつて知り合った
伊藤博文を頼ったホームズだったが
ロシア皇太子が襲撃された
大津事件とかかわり合うことに。
はたして蓄積された知識のない国で
ホームズは事件の真相を探り当て
日本とロシアの開戦の危機を止められるのか?
この著者で、このネタ。
おそらく私好みで面白かろう…というわけで、大正解。
ホームズのパスティーシュでもあり
大津事件の真相という歴史ミステリに -
Posted by ブクログ
おやおや。
まさか5年以上経って続きが出るとは。
有名な「空白の期間」に実は来日して
伊藤博文と親交を持っていたホームズ
…という前作を踏まえての続き。
あれから月日は流れ
引退して養蜂に勤しむホームズのもとに
伊藤暗殺の訃報がもたらされた。
その惜別の会への招待状をもらった彼に
「暗殺の真犯人は別にいる」とほのめかす
怪しい女が近づいて…。
妻帯者になったワトソン先生と
距離感を感じているホームズの気持ちが
この旅でまた少し変わっていくのも良いね。
事件のほうは、明治初期の権謀術数渦巻く中
そこはエンタメ・ミステリっぽく
あっ!と驚く仕掛けもあって
この作者らしい
フィクションとフィク -
Posted by ブクログ
松岡圭祐『高校事変 20』角川文庫。
ついにシリーズ第20巻。今回も描き下ろし。一体、何巻まで続くのだろうか。毎回、毎回、帯に『必読の最高傑作』と似たような文句を目にするような気がするのだが、そこまで過剰に宣伝しなくとも良いのにと思ったりもする。恐らく19巻まで読んだ人は20巻、21巻と読み続けるのは間違いないのだ。
最高傑作かというとそうでもない。これまでとおおよそ同じようなパターンなので、飽き飽きするのだ。
今回は優莉匡太の娘たちが小笠原諸島の無人島で自衛隊と死闘を繰り広げるのだが……
優莉匡太への批判を封じる言論弾圧を実施するために、週刊誌の編集部を襲撃し、テレビ局を占拠した日登