松岡圭祐のレビュー一覧
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ネタバレこちらの時間軸では、田代勇次が生存している……ということは「高校事変」も優莉結衣がJKの頃なのか。
バーのアキオ、田代ファミリーじゃなくてディエン・ファミリーにみかじめ料払ってればよかったのにね…そういう問題じゃないけど。
2つのシリーズ、合流を望んでたけど難しそう。。
誰もが孤独に耐えられるわけではない…16歳ならとくに。
「それはわかるけど、今、寂しい」と思ってさ…でもそういう人を魔は呼んでるんだと思う。魔が差す、みたいな感じだったもんな千鶴ちゃん。かなしい。
依茉ちゃんも悲しい…ミヅキの罪深さがすごい。
「被害者にも落ち度が」系の人たちに、「本当に??」と詰め寄りたいです。ノコノコつい -
Posted by ブクログ
ライヘンバッハの滝でモリアーティと
死闘を繰り広げたホームズは
自分が死んだことにして身を隠す。
英国の目のある国にはどこにも行けず
行き場に困った彼に兄が提示したのは
いまだ未開の地と思われている東国・日本だった…。
異国の地で、かつて知り合った
伊藤博文を頼ったホームズだったが
ロシア皇太子が襲撃された
大津事件とかかわり合うことに。
はたして蓄積された知識のない国で
ホームズは事件の真相を探り当て
日本とロシアの開戦の危機を止められるのか?
この著者で、このネタ。
おそらく私好みで面白かろう…というわけで、大正解。
ホームズのパスティーシュでもあり
大津事件の真相という歴史ミステリに -
Posted by ブクログ
おやおや。
まさか5年以上経って続きが出るとは。
有名な「空白の期間」に実は来日して
伊藤博文と親交を持っていたホームズ
…という前作を踏まえての続き。
あれから月日は流れ
引退して養蜂に勤しむホームズのもとに
伊藤暗殺の訃報がもたらされた。
その惜別の会への招待状をもらった彼に
「暗殺の真犯人は別にいる」とほのめかす
怪しい女が近づいて…。
妻帯者になったワトソン先生と
距離感を感じているホームズの気持ちが
この旅でまた少し変わっていくのも良いね。
事件のほうは、明治初期の権謀術数渦巻く中
そこはエンタメ・ミステリっぽく
あっ!と驚く仕掛けもあって
この作者らしい
フィクションとフィク