松岡圭祐のレビュー一覧
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クラシックシリーズということで、95%新作とありましたが、大筋(中国大陸の中で孤軍奮闘するハラハラドキドキ)は一緒というか、「そうそう、こんな話だった。。。」というのを思い起こしながら読んでいましたが、メフィスト・コンサルティングが仕掛けたマインドコントロールの謎も含めて、ディテールはほとんど記憶に残っていなかったので、改めて楽しめました。
旧作が2001年の作品で、あれから7年。人口は15億から13億。ディズニーランド問題など、中国の時事問題も反映されておりました。さすがに毒餃子事件は間に合わなかったようです。
(2008/3/12)
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主人公の岬美由紀があまり前に出ていない作品。
前半は岬のアクションが目立つが、
後半はほとんどが独立国家となった高校が舞台で、
主な視点や描写はその高校内の生徒になっている。
元自衛隊員の心理カウンセラーである岬が
自衛隊の所有物である戦闘機やらヘリやらを乗り回すのは
フィクション性が高いのだが、
物語のトリックが今回はそれを越えるくらい
あり得ないような気がした。
世界史Bの未履修問題や、自殺予告など
問題となっている時事的な情報は豊富に盛り込まれている。
トリックが現実的な可能性から逸脱してしまい過ぎている感は否めないが、
個人的に結構好きなタイプの話だったので満足。 -
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美由紀の友人が、ハイテクいかさまを使った愛新覚羅というギャンブル地獄に嵌められる。それを助けようとした美由紀が、友人のこっぴどい裏切りによって、最大の武器であった動体視力も封じられ絶体絶命のピンチに陥る。(2007/5/16)
今回の悪の組織は、日本のお隣の某大国の外交部門の下部組織。前巻の終わり方(ジェニファー・レインと西之原夕子の掛け合い)から、今度こそはのマインドシーク・コーポレーションの登場を期待していたのですが、またもや予想が外れました。
下部組織が外交特権を悪用して、仁義もへったくれもない悪の暴走なんですが、ここまでやっておいて、上部組織は知らなかったこともないだろう?! で、旗 -
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日本軍の生物化学兵器が地球温暖化の影響で暴れ出した。犯人とワクチン探しに大活躍する千里眼(ヒロイン岬美由紀)のお話。
犯人は、前作の読感で記した予想(悪の組織の本体登場)があったのですが、外れまして、前作よりもスケールが小さい小市民になってしまったのには残念。
エンタテインメントに徹して、前シリーズのメフィスト・コンサルティングをトコトン悪の組織として描ききるのであれば、割り切って読むことできただろうと思うのだが、小市民犯人の「盗人にも三分の理」の部分を先に出しておいて、最後には歪んだ性格を暴露して馬脚を現すパターンは、人間像描写に無理がありすぎて、ガッカリしてしまいます。
次作では、今 -
Posted by ブクログ
新シリーズ第1巻(The Start)でチラッとだけ出てきたというか、第1巻の中では、ほとんど意味を持たなかった秘密兵器と悪の組織との戦いです。
エンターテインメント小説は巻を重ねる毎に、新たな読者サービスが必要なんでしょうか。主人公には、ますます人間離れした能力が身についてきているようです。ネタバレになるから書きませんが、特に最後のシーンなんかがそうでした。
また、主人公がピンチに陥って、悪の立場からすると、ここで簡単に殺せたのに。。。という場面も、何故かラッキーは相変わらずです。
女性主人公が魅力的な女性だけに、男性が読むと何でも許せてしまう面もあるような。。。
初めて読む人や、女性読者か