松岡圭祐のレビュー一覧

  • ミッキーマウスの憂鬱

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    前半部分に特に多い、ディズニーの裏舞台小ネタはすごく面白かった。特にキャラの身長の話とか。

    主人公の性格は愚直すぎるし実際いるか?という感じだが、まあ許容範囲。

    物語の構成はシンプルで、主人公が成長しつつ、周りのキャラもサポーター的役割を果たし、組織にとらわれるお堅いお偉いさん方vs突飛で子供っぽいが正義(っぽい)ことを貫く現場の新人、みたいな構図もありきたりというかわかりやすい。特に手の込んだ構造になっているわけではないが、舞台をディズニーにしている新鮮さと、小ネタの質、成長ストーリーとしての王道を貫徹するあたりが評価できる。

    暑苦しいしちょっと世間知らずだなとは思うけどね。
    まあ物語

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    2025年07月18日
  • JK IV

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    この読み終わるまでに引き込まれる面白さは変わらない


    相変わらずの不幸さ加減は凄まじい
    訓練を受けていないとはいえ、ここまでの技術を得られたのは凄まじい執念なんだろうな

    いつか高校事変と令和中野学校と交錯する日が来るのかな...
    そうしたら面白いかも

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    2025年07月16日
  • 高校事変

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    設定とか無茶苦茶であり得ないだろっていう女子高生ハードボイルド戦士の殺戮劇。

    ごちゃごちゃ細かいこと考える人は読んだらダメな本ですね。

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    2025年07月14日
  • ミッキーマウスの憂鬱

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    21歳の主人公に、正直最初はイラッとしました。

    読み進めるたびに主人公のダメなところに
    イライラしてしまって、一瞬読むのやめようかな…
    とも思ったけど、読んでいくと主人公、急に成長するし
    夢の国の住人として頑張ろうとしちゃうし
    トラブルも救っちゃうしで、主人公やるじゃん!!

    偉い、よく頑張った!!って素直に感動。

    どこまでこの本の内容が本当なのか、真実なのかは
    分からないけれど、人間働いてると
    本にも出てきたような人間関係や仕事内容に疑問を
    感じたり、悩むこともあるよな〜
    初心って大事だよなって気付かされました。

    最後は、個人的にスカッとした場面が
    ちゃんと用意されていて気持ち良かった

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    2025年07月12日
  • 優莉匡太 高校事変 劃篇

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    優莉匡太が史上最悪のテロリストになるまでの物語

    矢崎美咲、友里佐知子、岬美由紀、市村凛など色々な人物との出会いが描かれている

    最初、こんな感じからどうやってあそこまでなったんだろうと思いながら読んでました

    面白かったです

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    2025年07月06日
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    シャーロック・ホームズのパスティーシュやパロディは数多あるが歴史上実在の人物を絡めたジャンルも数多ある。日本人作家だと夏目漱石辺りが出てくるが本書では明治の元勲伊藤博文が相棒役。盟友井上馨と共に若き日にロンドンでホームズ兄弟と会っており、ライヘンバッハの滝からの空白期間日本にいたという設定。イギリス人からしたらトンデモ本だが大津事件など歴史事件も含めて違和感なく書かれている。
    ホームズ兄弟とニコライ兄弟を対比させているのが本書の見どころではあるが個人的には伊藤博文と井上馨が歳を重ねてもやる時はやるバディ感が良かった。

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    2025年07月04日
  • 探偵の探偵 桐嶋颯太の鍵

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    軽いコミカルな内容を想像していたら暴力シーンや描写がかなりベビーで若干読むのがしんどかった。心の準備をして読むべし。

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    2025年07月03日
  • 高校事変 VI

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    圧倒的な面白さは相変わらず。
    2日くらいで読み終えてしまった。

    今回も優莉結衣の活躍が素晴らしい。
    そして、段々と人間味を帯びるという言葉が正しいのかわからないけれど、感情のようなものや愛情のようなものが随所に現れてきて、それに戸惑っている姿もなんだかとても胸に来るものがある。

    今回は、結衣がどうにもならないと諦めかけてしまうこともあるほどの大事が起こるけれど、そこでも結衣自身が救われて、難を乗り切る面もある。

    これからの展開も楽しみ。

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    2025年06月25日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 XI 誰が書いたかシャーロック

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    本作では李奈が直木賞にノミネート、渡英するシーンも。シリーズものでここ数巻は読みづらさを感じていたがホームズの作品が題材の本作は面白さを感じられた。

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    2025年06月21日
  • JK

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    タイトルがJKとなっていたので、よく調べもせず
    青春物かなと読み始めたら…余りのグロテスクさに
    びっくりしました。
    後で裏書を読んでみると、青春バイオレンス文学!とありました。
    確かにバイオレンスがたっぷりでした!

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    2025年06月19日
  • 令和中野学校

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    ネタバレ

    松岡圭祐好きに勧められて読んだ。女子版ハードボイルド系?時事ネタをうまく使って物語を展開するのはお得意のところだけど、やっぱりちょっと軽さを感じてしまって、するすると流れていってしまう。

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    2025年06月19日
  • 続シャーロック・ホームズ対伊藤博文

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    前作は史実とホームズ原作のスキマに上手く、はめ込んだ内容で現実味があったが今回は微妙なバランスが負に振れてしまった感じでちょっとムリあり。

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    2025年06月18日
  • JK III

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    面白かった...という感想は正しいのかな?

    世の中の少数なんだと思うが、このような状況にあるのかな?と感じてしまう
    もちろん、ここまで人がゴミのように扱われる事はないと思うが...
    そして想いだけでここまで身体を動かせる主人公もすごいと思う。ある意味「高校事変」と同じか、それ以上にすごいんだけど。

    シリーズはラスト一冊
    描写的に読むのがちょっとしんどいけど、読んでみようと思う

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    2025年06月16日
  • 令和中野学校

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    陸軍中野学校がモデル?って思える題名ですね。
    その実態は公安調査庁の下部組織的な諜工員養成所。
    松岡圭祐さんの新たなシリーズものになるんでしょうか興味深いです。

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    2025年06月14日
  • 黄砂の籠城(下)

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    うーん…「内通者だれー?」が話の中心になってしまっているのが残念

    日本人素晴らしい!
    このことを言いたいのだろうけど、柴中佐にしろ櫻井伍長にしろ、凄すぎで逆にピンとこない

    教科書でしか知らなかった「義和団」のことを知ることができたのはよかった

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    2025年06月13日
  • JK II

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    だんだんに話にのめり込んでいく、松岡マジックにハマってる感じです

    しかし、前巻より引き続きでまぁ人がバタバタと...

    ダンスのベースがあったとしても、死の淵(地獄からの生還)で、ここまで強くなるのか、と驚いてしまう

    現時点で折り返し、続きを読んでみようと思う

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    2025年06月06日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 X 怪談一夜草紙の謎

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    オチがそうきたかー、、
    と個人的には好みでない展開に。
    ストーリー自体は楽しいので自作も楽しみにしています。

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    2025年05月29日
  • ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 IX 人の死なないミステリ

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    このシリーズでは、作家についてはもちろん出版業界についても触れられているので、私たちが手に取る本ができ上がるまでの裏側を知ることができてとても興味深い。
    特に今作では流行りのジャンルについて扱われていて、それが出版業界(編集者)や作家さんの間でどのように扱われているのかを知ることができた。

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    2025年05月29日
  • 令和中野学校

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    新シリーズ。学校入学からかなりの短期間で即戦力に育つ違和感はあるものの高校事変と違うのは最初から仲間がいる。圧倒的な強さがない為危うい場面もありチームで協力して戦う様子が逆に新鮮。そして異臭騒動、道路の陥没、台湾有事等々時事問題も上手く絡められている。他シリーズとの連携はあるのか?

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    2025年05月21日
  • 催眠 完全版

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    ひと昔前は心療内科の疾病はまだまだだったのだなと思わされる作品だった。
    特に解離性同一性障害(多重人格障害)について最近はいろいろな作品で取りあげられていて、かなり詳しく突っ込んだものとなっている。先駆け的な作品なんだなと思った。

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    2025年05月19日