松岡圭祐のレビュー一覧

  • 人造人間キカイダー The Novel

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    原作のテレビ・シリーズをリアルタイムで観た世代です。
    懐かしい旧友に再会した気分を満喫しました。
    確かにラストが若干あっけなかったきらいはありましたが、
    ハカイダーを始め、ダーク破壊部隊のグレイサイキング、
    白骨ムササビ、原作以上に情けないザコ扱いのヒトデムラサキまで登場し、サービス満点で楽しめました。

    欲を言えば、ハカイダーとの確執と、ミツコとジローの種を超えたラヴ・ストーリーをもっと掘り下げて欲しかった。

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    2021年09月07日
  • 千里眼 堕天使のメモリー

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    ネタバレ

    松岡圭祐による千里眼新シリーズ第6弾。
    久々にメフィスト・コンサルティンググループが表舞台で岬美由紀と対峙する。しかも、さすがに神を自負するメフィストで、東京・新大久保の一帯だけに被害をもたらす人工地震まで起こしてしまうというハチャメチャぶりが千里眼シリーズらしさを醸し出す。
    「千里眼の水晶体」で冠摩ウィルスをばらまき、美由紀の友人・藍をふくむ不潔恐怖症の人たちを死の淵まで追いやった西ノ原夕子が再び登場し、突拍子もない行動を起こした末にメフィスト・コンサルティングのジェニファー・レインによってメフィストへの加入を打診される。夕子は美由紀への憎悪からメフィストと手を組もうとする。
    自己愛性人格障害が一つの大きなキーワードとなっているが、夕子が抱えるその病気を克服させるために美由紀がとる行動もまた突拍子もない。しまいにはたとえ古巣といえどもそんなに頻繁にいろんなことをして大丈夫なのと心配になるくらい、自衛隊を手足のように使う。
    これらの要素から、いろんな意味で旧シリーズのテイストに近い印象を受けた。一方で、ジェニファー女史のあまりの小物ぶりにもあんぐりとさせられた。旧シリーズのマリオン・ベロガニアのあっけなさと同じくらい本作では手応えがなく、この後どのようにメフィストが美由紀を困らせるのか、逆に心配になるくらいだった。

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    2014年03月18日
  • 千里眼の教室

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    高校がひとつの自治国家になった話。今回は意外とまとまってて楽しめました。きっと低所得者層に入るけれどちょっと楽しそう。

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    2014年03月17日
  • 千里眼 ミッドタウンタワーの迷宮

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    ギャンブルにはまって落ちていくひとたちが次々と過ちを犯してしまう話。友人の由愛香も泥沼にはまり、助けようとするけどまんまと引っ掛かって機密もばれそうになるという大ピンチに。今回は美由紀さんがものすごく凄いひとイメージはそこまでじゃなかったけれど周りの協力が凄かった。人脈もある点が発揮されてました。正直身ぐるみ剝されちゃってどうしようもないかなー思いましたが。

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    2014年03月15日
  • 千里眼の教室

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    ネタバレ

    松岡圭祐による千里眼新シリーズ第5弾。
    岐阜県の高校で生徒だけによる籠城から独立国宣言をへて、自治による運営がなされていく。一方でそれを取り巻く大人たちは高校生たちがなぜそんな行動に出たのかを理解しない。そんなすれ違いは、現実の世の中でも案外そこかしこでみられるのではないかと、自分の身にもつまされる展開だった。
    特に、随所で重要な役割を果たす生徒・五十嵐がパチンコが他の賭博同様、絶対に勝てないことを論文発表すると、総理大臣をはじめとする国家権力側がなりふり構わずに生徒を弾圧しようとするくだりは、主旨は違えど一昔前の学生運動を彷彿とさせる。そういう意味で、意外と現実の世の中は危うい土壌の上に成り立っているのではないかと空恐ろしくなった。
    相変わらず結末に至る過程は非常にご都合主義的展開で、事の真相についてもそんなことでそんなになるかよ!とツッコミを入れたくなるが、物語としてはやはり面白いことは間違いなく、相変わらずテンポよく読ませるのでついついページを繰る手が止まらなくなってしまう。

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    2014年03月13日
  • 千里眼の水晶体

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    夕子が口八丁手八丁で切り抜けていくところであゆこっぽい人出てきたなぁと思ったらまさかのメフィスト入り。厄介なひとがレギュラー入りしちゃいましたね。ダビデはもう出ないのかな。

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    2014年03月12日
  • 千里眼 ファントム・クォーター

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    相変わらず飛びぬけて万能な美由紀さんがひとりで国の危機を救っちゃいます。消えるミサイルさえ対空ミサイルで応戦し空中で爆発させるとか28歳とは思えません、フットワークの軽さという言葉ひとつで片づけられない行動力。マフィアの思惑など朝飯前ですねさすがです。

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    2014年03月07日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 III

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    今回は日本を出て海外での謎解き
    毎度のことながら、勉強になります
    しかし、人がいいにも程が有るねぇ~、莉子さんよ〜

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    2014年03月03日
  • 万能鑑定士Qの探偵譚

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    ネタバレ

    万能鑑定士Q、また新しいシリーズ探偵譚 がスタートしました。
    前作・推理劇の最後が今ひとつ、でしたし、
    今後、沖縄・波照間が舞台だと、事件も少ないし、どうなることだろう、と思ったのですが
    また莉子が復活、面白くなってきました。

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    2014年03月01日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 II

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    今回の小笠原はかっこよかったですね。
    莉子アイテニモあれくらいの勢いを持って欲しいもんです。
    絢奈を出す意味があったのか。。。だすならもうちょっと活躍させてほしかった。

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    2014年02月23日
  • 蒼い瞳とニュアージュ 完全版

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    美由紀とはまた違った視点から心理士の経験と知識で事件を解決に導くお話。宇崎さんを応援したくなります。アクション映画のようなスピード感のある流れで、さくさく読めます。二人にはまた事件を通してではなく再会してほしいですね。

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    2014年02月22日
  • 千里眼 背徳のシンデレラ 完全版 上 クラシックシリーズ12

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    ほぼ美由紀は出てこず、友里の人生を綴った日記を読み進めるだけで上巻は終わりです。波乱万丈、凄惨すぎてこんなに激動の日常を送っていたら自分が信じるいい方向に突き進んでも仕様がないのかもしれないと同情(されたくはないでしょうが)します。ダビデやマリオンと同期で天才たちの中に入ってこのままメフィストに従っていたら別の道もあったかもしれなかったですが、あっさりとわが道を突き進んでいきますね。極めつけあゆこの育て方の徹底ぶりが凄まじい。

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    2014年02月20日
  • 千里眼 背徳のシンデレラ 完全版 下 クラシックシリーズ12

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    あゆこが最後の最後に救われてくれてほっとしました。このまま死んじゃうんじゃないかとはらはらしながら一気に読んでしまいました。美由紀も蒲生さんもやっと一区切りつけてよかったですね。
    ただ、自分としては最後ダビデが空気を読んだためとはいえ、ちょこっとしか出ないところがさみしく、嵯峨くんが皆無すぎてちょっと切ないです。新シリーズでは出てくれる事を期待しています。

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    2014年02月20日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 II

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    ネタバレ

     今回は古本のお話でけっこう楽しかった! 例のミステリーを多少意識してるのかな?
     スピンがついてる=新潮文庫 は常識だよね!!!!!

     ちょっと救われない感じのラストも今までと一味違っててよかった。

     今回の小笠原くんは男でしたね。あと葉山警部補がけっこう好きだ。もっと出てくれないかな~。


    【メモ】
     不思議の国のアリス=愛ちやんの夢物語

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    2014年02月18日
  • 人造人間キカイダー The Novel

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    小説を書くには特別な才能が必要だと常々思っていますが、ジャンルを問わずに様々な分野の小説を書くというのは、さらに特別な才能が必要なのではないかと思います。今回読んだ一冊は、そんな「特別な才能」を感じさせてくれる一冊でした。

    "2014年映画化。石ノ森章太郎の伝説的名作が本格SF冒険小説となり蘇る。震災後の日本、二足歩行ロボット開発に革命的進化をもたらした研究者が姿を消した。時を同じくして、彼の娘である女子大生の周辺にあやしい男たちの影がちらつきだす。赤と青半身ずつという異形のアンドロイドはなぜ誕生したのか。『催眠』『万能鑑定士Qの事件簿』『ミッキーマウスの憂鬱』の松岡圭祐により生まれ変わった、驚異的な面白さを誇る長篇登場。(「BOOK」データベースより)"

     「人造人間キカイダー」は石森正太郎さん原作の特撮ヒーロー物で、昭和47年にテレビ放映が開始されました。「不完全な良心回路を持ち、善と悪の狭間で苦悩する人造人間」という設定で、ヒーローなのに苦悩するというところが他の変身ヒーロー物とは異なっていました。

     私も当然のことながら毎週楽しみに放映を見ていました。今でも主題歌をそらんじることが出来るぐらい熱心に見ていたんですよね。

     人造人間キカイダーは他のヒーロー物と違い、見てスカッとするというよりはキカイダーが苦悩するのを見て「大人はなんだか大変なんだな~」と思っていました。ある意味では、当時のヒーロー物としては異質だったんですね。

     松岡圭祐さんの小説は「催眠」や「千里眼シリーズ」でたちまち虜になってしまいましたが、その後「万能鑑定士Qシリーズ」や「ミッキーマウスの憂鬱」など、それまでのシリーズとは趣の異なる小説も素晴らしいなと思っていました。

     そこにきて今回の「人造人間キカイダーTheNovel」という、さらに趣の異なる作品を書かれているというのには驚かされましたし、その内容も非常に素晴らしくてグイグイと読み進めてしまいました。

     この作品の素晴らしいところは、私達のようなテレビでの放映を知っている世代が記憶しているキカイダーの世界を踏襲しつつ、現代のテクノロジーや実際にありうる近未来の技術などが織り込まれているところだと思います。

     そして何よりも素晴らしいのは、石森正太郎さんが描かれた「善と悪の狭間で苦悩する人造人間」という原作の設置がそのまま持ち込まれているだけではなく、それを松岡ワールドでさらに奥深いものに仕上げているところだと感じました。

     大人が読んでも子どもが読んでも楽しめる一冊。人間の業の深さや哀しさなども味わえる一冊です。

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    2014年02月08日
  • 万能鑑定士Qの探偵譚

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    前のシリーズ終わって残念…って思っていたら新刊!(≧∇≦)嬉しい!!今回はコピアと絡むし、私はすごく楽しめた。次はどんな事件が起こるのか次巻にも期待。

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    2014年02月02日
  • 特等添乗員αの難事件III

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    ネタバレ

     那沖が凌真の息子ではない疑惑が浮上した事件。
     ぶっちゃけ内容はあんまり覚えてないのだが、能登さんの言葉に妙に頷く。そうだよなあ。グレーなことが多すぎるよなあ。

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    2014年01月21日
  • 特等添乗員αの難事件 IV

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    今回も面白かったー。
    絢奈と那沖の恋模様が入る分、万能鑑定士Qシリーズより好き。恋愛の要素要らない人はイヤだろうけど…

    今回は恋のライバルが出てきて余計に面白かった(^^)
    ラテラル・シンキングの使い手が絢奈以外にも出てきたし、今回は登場人物が良かったかな( ^ω^ )

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    2014年01月19日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 III

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    TCGの偽カードやご当地キティの偽物から製作者を突き止めて
    社会復帰のための仕事を斡旋する約束を.
    で,莉子の紹介だと勘違いして怪しい計画に加担してしまう贋作者と
    音信不通になった婚約者を探す女性の手助けをする莉子.

    まさか犯人がアイツだったなんて.
    それにしてもアレの密輸が狙いだったなんてわからねぇよ.
    ヒントがすくねぇ.

    相変わらず莉子さんは可愛いわー.
    でもこの可愛いわーな感想って絶対に表紙イラストに釣られてるよな.
    なんて憎いイラストなんだ(褒め言葉.

    で,偽造業界のドンみたいな存在に目をつけられた莉子.
    今後の展開も気になりますねー.

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    2014年01月14日
  • 特等添乗員αの難事件 II

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    ラテラルシンキング(水平思考)の天才、浅倉絢奈に弱点発覚?血の流れないミステリーというコンセプトはそのままに、難事件解決のためにまた新たな発想が飛び出すのか!?
    好きなシリーズのひとつです。

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    2014年01月14日