松岡圭祐のレビュー一覧
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スマトラでの大地震。
ものすごい財産を持った女性が、そのショックでPTSDに。
4年ものあいだ、面倒をみてきた弟が
岬美由紀に、カウンセリングを依頼。
ところが、弟の欲深さを知った美由紀は・・・。
その弟は、メフィストコンサルティングのダビデに依頼してしまう・・・。
日本に戻った美由紀は、嵯峨の患者の「ボタン恐怖症」の女性。順子を
交互にみることになり。
その女性の症状のきっかけは、無差別殺人を目撃したことだったため、
執拗にマスコミが追いかけてくる。
軽井沢へ療養がてら美由紀は、連れ出し、そこでマスコミの対応をすることで
順子は、自分の責任を果たしたいという思いからも開放されることになる -
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鳥にウィルスを拡散させるというテロが
なんとF1レーサーのチームにいるという
F1レーサーになってくれないかという無謀な願いにも岬美由紀は臆することなく。
その鳥というのが、渡り鳥で、
シンガポールから、日本へと渡る鳥を標的にしていることが分かるのだ。
富士スピードウェイ、日本GP決勝から始まるその戦い。
岬美由紀のいるところに、事件あり。
大雨の中で行なわれる、決勝。
アクセスも悪い会場には、大勢の観客。
岬美由紀が出場するとあって、その客は、ふだんより沸いている。
そして落雷。
レースを棄権してでも、人を助けようとするのが岬美由紀。
なんと大型バスを運転しだすのだ!
しかも、ほかの -
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くぅうう!
やった!
きた〜!
「ブラッドタイプ」を読んだときに、すでに岬美由紀と、一ノ瀬恵里香は、
つながりがあって。
いったい、どこで繋がっていたの〜!!?と
知りたくてたまらなかったのだ。
恵里香は、両親を事故で亡くしているんだけど、
この事故に関わっていたのが、美由紀の両親。
そこが、詳しく、この2冊目には描かれているのだ。
1作目で、みごとにベンツを大破させてしまった恵里香は
それでもベンツにこだわり、
中古で入手。
ところが盗難されてしまって、
追いかけていくうちに、とんでもない事故に巻き込まれ
PTSDとともに、恵里香の精神状態は極限まで追い込まれ
助けたネコが喋るように見 -
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小学館版を読んだ時から約3.5年経っており、お話のディテールは忘れていたものの、おおまかなあらすじは記憶にあったので、意外性とかハラドキ感はなし。それでも引き込まれて読みたくなるのは、さすがの松岡エンターテインメント。
ただ今回は、小学館版との違いがほとんどなくて、唯一クラシックシリーズとしての整合性の面で細部のつじつまあわせやってるだけじゃん。。。といった印象もあって、読感としては、小学館版を読んだ時のそれをそのまま転載しておくこととします。
>松岡ワールド三大シリーズ主人公の揃い踏みエンターテインメント小説として、安心して楽しめるお話でした。また人間物語としては、藍河という嵌められた -
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いきなりフランス軍機の機体の異常を見つけて
陸から車で誘導して、安全な場所まで誘導してしまうという
ちっかかりから、岬みゆきらしさ満載!
場面は、F1のレースにかわったりするのだけど
どうやら、ガヤルドって車を操りながら軍機を誘導してしまうほどの腕の岬みゆきなら
F1に出てしまっても違和感はないだろう。って?
なんと、レース会場からウィルスがばら撒かれるという情報が政府に入り
それを阻止するために、岬みゆきにF1に出場して犯人を見つけてほしいと頼むのだ。
鳥インフルエンザ、わたり鳥を利用してのウィルス散乱。
しかも、次の国はシンガポール、
そのわたり鳥の行き先は、【日本】
さあ!どうする!! -
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えーと、「催眠」が、全然、わたしにはあわなかった松岡圭祐です。
次があわなかったら、バイバイしようと思って「千里眼」を読み出そうとしていたのですが、角川の方で、新シリーズがはじまったということで、最新作の方が面白いだろうということで*1、こっちを読み始めました。
で、感想ですが、これは面白かったです。
まあ、やっぱり、キャラクター的にしっくりはこないところもあるんですけどね。主人公が、女の子(?)だから採点が甘くなっているのかもしれませんが。
相手の思考を表情から読み取るというのは、「催眠」に比べれば確かにリアルになったのかもしれませんが、あり得ないままです。
だいたいにして、人に本